JP4240229B2 - 段ボール製パレット - Google Patents

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この発明は、輸送する物品を載置し、フォークリフト等を用いた荷役作業に供する段ボール製パレットに関するものである。
例えば、下記特許文献1には、両面のデッキボード間に複数のブロックを縦横に間隔をおいて配置し、デッキボードとブロックとを固着した段ボール製パレットにおいて、前記ブロックとして、帯状の段ボール板を折り重ねた積層体を箱体に収納したものを使用し、この箱体をデッキボードに接着したものが記載されている。
登録実用新案第3071028号公報
しかしながら、上記のような段ボール製パレットでは、荷役作業時に、フォークリフトの爪等がブロックに衝突すると、ブロックがデッキボードに対してずれることがあり、物品が不安定になるおそれがあった。
そこで、この発明は、堅固な構造で安定して物品を運搬できる段ボール製パレットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、両面のデッキボード間に複数のブロックを縦横に間隔をおいて配置し、デッキボードとブロックとを固着した段ボール製パレットにおいて、前記ブロックとして、帯状板を角筒状に折り曲げた外枠材と、貫窓を有する帯状板を両端から巻き込んだ中枠材と、帯状板を多重に折り重ねた内詰材とから成り、外枠材に中枠材を貫窓が開口するように挿入し、その貫窓を介して中枠材に内詰材を差し込み、外枠材及び中枠材から内詰材を突出させたものを使用し、内詰材の突出部をデッキボードに形成した差込穴に嵌合させたのである。
また、前記パレットにおいて、ブロックでは、外枠材の上下の開放端面と中枠材の2個の貫窓の向きが一致して、貫窓がブロックの天面及び底面で開口するようにし、内詰材を上下いずれの方向からも差し込めるようにして、組立性を向上させたのである。
さらに、前記パレットにおいて、ブロックでは、内詰材と外枠材の間に、中枠材の貫窓の側枠部分を介して空間を設け、緩衝性を向上させたのである。
また、前記パレットにおいて、デッキボードに切込を入れて各ブロックに対応する位置に折曲片を設け、この折曲片をブロックの内側に折り曲げてデッキボードに前記差込穴を形成し、折曲片が中枠材と内詰材との間に挟み込まれるようにしたのである。
また、前記パレットにおいて、デッキボードを複数枚積層して貼り合わせ、ブロックに接するデッキボードの差込穴を、重なり合うデッキボードで塞ぐことにより、内詰材を差込穴から抜け止めしたのである。
さらに、前記パレットにおいて、物品を載置する上層のデッキボードの周囲に端受板を設け、この端受板を起立させて、デッキボードの剛性を向上させたのである。
このような段ボール製パレットでは、ブロックの外枠材及び中枠材から突出する内詰材がデッキボードの差込穴に嵌合し、また、デッキボードの折曲片を中枠材と内詰材との間に挟み込んでいるので、ブロックとデッキボードとが一体化され、荷役作業時にブロックがデッキボードに対してずれることがなく、堅固な構造となり、物品を安定して運搬することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製パレットは、図1及び図2に示すように、上側3枚のデッキボード1と下側2枚のデッキボード2の間に、複数のブロック3を縦横に間隔をおいて配置し、デッキボード1,2とブロック3とを固着すると共に、積層したデッキボード1,2のそれぞれを貼り合わせた構成とされている。
上側のデッキボード1のうち、物品を載せる上層のデッキボード1は、周囲に端受板4を設け、一対の端受板4に取手穴5を設けたものとされ、中層のデッキボード1は、打抜穴や切込がなく、ブロック3に接する下層のデッキボード1は、各ブロック3に対応する位置に変形H字形の切込を入れて一対の先細りテーパ状の折曲片6を設け、その折り曲げに伴い差込穴7を形成したものとされている。
下側のデッキボード2のうち、ブロック3に接する上層のデッキボード2は、ブロック3を避けるように打抜穴2aを設け、各ブロック3に対応する位置にH字状の切込を入れて一対の折曲片6を設け、その折り曲げに伴い差込穴7を形成したものとされ、地面に接する下層のデッキボード2は、上層のデッキボード2の打抜穴2aに一致する打抜穴2aを設けたものとされている。
ブロック3は、図3及び図4に示すように、各1個の外枠材8及び中枠材9と、4個の内詰材10とから構成される。外枠材8は、帯状板を二重に巻回して貼り合わせ、四角筒状としたものであり、中枠材9及び内詰材10は、それぞれ図5(a),(b)に示す帯状板のブランクから形成される。
図5(a)に示す中枠材9のブランクでは、基板11の両側に外側板12、巻込板13乃至15、内側板16及び重合板17が順次連設され、内側板16と重合板17の境界は半切罫線とされている。基板11には貫窓18が設けられ、巻込板13乃至15には連続的に貫窓18が設けられている。
図5(b)に示す内詰材10のブランクでは、基板19の両側に外側板20、頂板21及び内側板22が順次連設され、一方の内側板22には半切罫線を介して重合板23が連設されている。外側板20には切込によりロック片24が設けられ、内側板22及び重合板23には切欠部25が形成されている。
上記ブランクから中枠材9を組み立てるには、図3に示すように、基板11から両側の外側板12を起立させ、巻込板13乃至15を巻き込むように折り曲げて、巻込板14同士を突き合わせると共に、重合板17を折り返して、外側板12の内側に内側板16及び重合板17を順次重ね合わせる。このとき、内側板16及び重合板17の突起が貫窓18の端縁に係合し、形状が安定する。
また、内詰材10を組み立てるには、基板19から両側の外側板20を同方向へ折り曲げ、外側板20から頂板21及び内側板22を巻き込むように折り曲げて、外側板20の内側に内側板22を重ね合わせると共に、重合板23を折り返して、2枚の内側板22の間に挟み込み、ロック片24を切欠部25に押し込んで保形する。
このように組み立てた中枠材9は、図4に示すように、外枠材8に天面及び底面で貫窓18が開口するように挿入する。そして、貫窓18を介して中枠材9に4個の内詰材10を2個ずつ上下から差し込むと、外枠材8及び中枠材9から内詰材10が上下に突出する状態となる。なお、内詰材10は、中枠材9に予め差し込んでおくのではなく、デッキボード1,2にブロック3を取り付ける際に中枠材9に差し込む。
上記各部材を使用して、図1に示す形態にパレットを組み立てるには、図6及び図7に示すように、差込穴7を有するデッキボード1,2の間にブロック3を挟んで接着し、折曲片6をブロック3の内側に折り曲げ、デッキボード1,2の差込穴7及び貫窓18を介して、4個の内詰材10を2個ずつ上下から中枠材9に差し込み、折曲片6が中枠材9と内詰材10との間に挟み込まれるようにする。
このとき、折曲片6は、先細りテーパ状となっていることから、中枠材9と内詰材10との間に容易に差し込むことができ、また、差込穴7の両側縁がV字状に張り出した形状となって内詰材10を押圧するので、内詰材10は脱落しないように仮保持される。
そして、各層のデッキボード1、2をそれぞれ順次重ねて貼り合わせると、内詰材10が差込穴7から抜け止めされて、図1に示すように、四方差しの段ボール製パレットの組み立てが完了する。
このような段ボール製パレットでは、ブロック3の外枠材8及び中枠材9から突出する内詰材10がデッキボード1,2の差込穴7に嵌合しており、また、デッキボード1,2の折曲片6を中枠材9と内詰材10との間に挟み込んでいるので、ブロック3とデッキボード1,2とが一体化され、荷役作業時にブロック3がデッキボード1,2に対してずれることがなく、堅固な構造となり、物品を安定して運搬することができる。
また、図1に示すように、上層のデッキボード1の周囲に設けた端受板4を起立させると、荷崩れが防止されると共に、デッキボード1の捩じり剛性も向上し、偏った荷重が作用しても、変形しにくくなる。
また、図7に示すように、ブロック3において、内詰材10と外枠材8の間に中枠材9の貫窓18の側枠部分が介在して空間ができるので、落下時等における衝撃を吸収することができ、物品の保護性が向上する。
そのほか、このパレットは、紙管等の異種材料の部材を用いることなく、全ての部材が段ボールシートを打ち抜いて形成されているので、少数の工程で容易に製造でき、製造コストを抑制することができる。
この発明に係る段ボール製パレットの組立状態を示す斜視図 同上のパレットの分解斜視図 同上のブロックの分解斜視図 同上のブロックの組立状態を示す斜視図 (a)中枠材のブランクを示す図、(b)内詰材のブランクを示す図 ブロック取付部の縦断側面図 ブロック取付部の縦断正面図
符号の説明
1,2 デッキボード
2a 打抜穴
3 ブロック
4 端受板
5 取手穴
6 折曲片
7 差込穴
8 外枠材
9 中枠材
10 内詰材
11 基板
12 外側板
13,14,15 巻込板
16 内側板
17 重合板
18 貫窓
19 基板
20 外側板
21 頂板
22 内側板
23 重合板
24 ロック片
25 切欠部

Claims (6)

  1. 両面のデッキボード1,2間に複数のブロック3を縦横に間隔をおいて配置し、デッキボード1,2とブロック3とを固着した段ボール製パレットにおいて、前記ブロック3として、帯状板を角筒状に折り曲げた外枠材8と、貫窓18を有する帯状板を両端から巻き込んだ中枠材9と、帯状板を多重に折り重ねた内詰材10とから成り、外枠材8に中枠材9を貫窓18が開口するように挿入し、その貫窓18を介して中枠材9に内詰材10を差し込み、外枠材8及び中枠材9から内詰材10を突出させたものを使用し、内詰材10の突出部をデッキボード1,2に形成した差込穴7に嵌合させたことを特徴とする段ボール製パレット。
  2. 請求項1に記載の段ボール製パレットにおいて、ブロック3では、外枠材8の上下の開放端面と中枠材9の2個の貫窓18の向きが一致して、貫窓18がブロック3の天面及び底面で開口するようにしたことを特徴とする段ボール製パレット。
  3. 請求項1又は2に記載の段ボール製パレットにおいて、ブロック3では、内詰材10と外枠材8の間に、中枠材9の貫窓18の側枠部分を介して空間を設けたことを特徴とする段ボール製パレット。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の段ボール製パレットにおいて、デッキボード1,2に切込を入れて各ブロック3に対応する位置に折曲片6を設け、この折曲片6をブロック3の内側に折り曲げてデッキボード1,2に前記差込穴7を形成し、折曲片6が中枠材9と内詰材10との間に挟み込まれるようにしたことを特徴とする段ボール製パレット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の段ボール製パレットにおいて、デッキボード1,2を複数枚積層して貼り合わせ、ブロック3に接するデッキボード1,2の差込穴7を、重なり合うデッキボード1,2で塞ぐことにより、内詰材10を差込穴7から抜け止めしたことを特徴とする段ボール製パレット。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の段ボール製パレットにおいて、物品を載置する上層のデッキボード1の周囲に端受板4を設け、この端受板4を起立させたことを特徴とする段ボール製パレット。
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