JP3164095U - 折畳みコンテナ - Google Patents

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【課題】耐久性、耐荷重性を具備し、且つ簡易に組み立てられる折畳みコンテナであって、特に複数のプラスチック平板から構成されるプラスチック段ボールの折畳みコンテナを提供する。【解決手段】底板2と、底板に一体形成され切込を形成し折返し可能な一対の第1側板3と、上端部に切込を形成し折返し可能とし、下端部に係合片を備える一対の第2側板4と、底板に一体形成され係合片4bと係合可能な係合孔を備える係止板6と、第1側板及び第2側板の各上端部に固着されるフレーム8と、隣接するフレームを連結する上部コーナー部材9と、第1側板における両端部に固着される柱部材7とを備え、底板、第1側板及び第2側板は、2枚の向き合う面板に挟まれるコア材が連設して配置されるハニカム構造のプラスチック段ボール片から構成され、折畳み状態にてフレームの下端部と係止片の上端部とが当接するように偏平状に折畳み可能として折畳みコンテナを構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、耐久性、耐荷重性を具備し、且つ簡易に組み立てられる折畳みコンテナに関するものである。
従来から、紙製の段ボールと比較し、耐水性、耐久性等を有するものとしてプラスチック段ボール箱が工業製品、日用品等の収納や運搬等に広く使用されている。当該プラスチック段ボール箱を使用し、製品を輸送或いは搬送する際に使用される折畳みコンテナであって、底板に係止板を一体に設け、係止板に面ファスナーを取り付けて、側板との係脱を可能としたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。これにより、煩雑な係止操作を必要とする係止機構を設けることなく、側板を底板に強固に係止できるものである。
実用新案登録第3098273号公報
しかし、当該折畳みコンテナにあっては、波状のプラスチック製中芯を接着したプラスチック段ボール、若しくは非発泡のプラスチック板から形成されるものである。また、別途柱部材等の補強がされているものでもないので、運搬等の際に、折畳みコンテナを積み重ねた場合には、下方に位置する折畳みコンテナにおける側板等が湾曲してしまう虞があり、必ずしも耐荷重性に優れたものではない。更に、使用されるプラスチック段ボールの材料の性質上、極度に湾曲した側板にあっては、元の形状に戻らない場合もあり、再度の折畳みが困難となる虞もある。
そこで、本考案はこのような問題点を解決するものであって、耐久性、耐荷重性を具備し、且つ簡易に組み立てられる折畳みコンテナであって、特に複数のプラスチック平板から構成されるプラスチック段ボールの折畳みコンテナを提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本考案の請求項1に記載の考案の折畳みコンテナは、底板と、前記底板に切込を設けて前記底板の上方へ折返して一体形成され、垂直方向における略中央部及び上下端部に垂直方向と直交する切込を形成し折返し可能な一対の第1側板と、前記底板における前記第1側板を有しない両側縁部にて、垂直方向における上端部に垂直方向と直交する切込を形成し折返し可能とし、下端部に係合片を備える一対の第2側板と、前記底板における前記第1側板を有しない両側縁部にて、前記底板に切込を設けて前記底板の上方へ折返して一体形成され、前記係合片と係合可能な係合孔を備える係止板と、前記第1側板及び前記第2側板の各上端部に固着されるフレームと、隣接する前記フレームの両端部を直角に連結する上部コーナー部材と、断面形状を略コ字形状として2枚の狭持片及び連結片にて形成され、前記第1側板における両端部に固着される柱部材とを備え、前記底板、前記第1側板及び前記第2側板は、2枚の向き合う面板に挟まれるコア材が連設して配置されるハニカム構造のプラスチック段ボール片から構成され、折畳み状態にて前記フレームの下端部と前記係止片の上端部とが当接するように偏平状に折畳み可能としたことを特徴とするものである。
また、本考案の請求項2に記載の考案の折畳みコンテナは、請求項1に記載の折畳みコンテナにおいて、前記柱部材における前記連結片を前記狭持片の外側方向へ延設して設けた当接片が、組み立てた状態において前記第2側板における両端部と当接するものである。
また、本考案の請求項3に記載の考案の折畳みコンテナは、請求項1又は請求項2に記載の折畳みコンテナにおいて、組み立てた状態において、折畳みコンテナの内側に位置する前記第2側板の面に固着される一対の補強板を備える
ものである。
また、本考案の請求項4に記載の考案の折畳みコンテナは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の折畳みコンテナにおいて、第1側板及び第2側板における切込は、一定の間隔を有して切込箇所を複数とする、若しくは、熱溶融して断面形状を略V字形状とするものである。
本考案の請求項1に記載の折畳みコンテナでは、ハニカム構造のコア材が連設して配置されるプラスチック段ボール片を採用するので、耐荷重性を向上させることができる。これにより、別途部材を設けることなく、底板から係止板を延設することができるので、底板の強度を維持した状態で、折畳みコンテナの部品点数を削減することができる。
また、第2側板を係合させる係止板を底板と一体にして形成したことから、底板を面一状にすることができる。これにより、折畳みコンテナをベルト搬送機等により搬送させる際においても、煩雑な係止操作を必要とする係止機構がライン上の他部材に引っ掛かる虞がなくなる。
また、第1側板の両端部に柱部材を設置したので、折畳みコンテナが組み立てられた状態においては、4箇所の各コーナー部に柱部材を有することになり、耐荷重性に優れたものとすることができる。これにより、運搬等の際に、折畳みコンテナを積み重ねた際にも、下方に位置する折畳みコンテナにおける第1側板及び第2側板が湾曲してしまうのを防止することができる。従って、折畳みコンテナの折畳み作業が煩雑となる虞もなくなる。
また、折畳み状態においては、係止板の上端部が、フレームにおける外側片の下端部と当接するので、組み立ておよび折畳みを繰り返し行っても折畳み状態を常に均一に保つことができる。更に、係止板の上端部にて荷重を分散させることができるので、折畳み状態においても耐久性、耐荷重性に優れたものとすることができる。
本考案の請求項2に記載の折畳みコンテナでは、請求項1に記載の折畳みコンテナにおいて、柱部材における連結片を狭持片の外側方向へ延設して設けた当接片が、組み立てた状態において第2側板における両端部と当接するので、第2側板における下端部の係合によっても、第2側板が折畳みコンテナの外側方向へ抜け出すのを防止することができるが、当接片が第2側板の両端部と当接することにより、更に補強的に抜け出しを防止することができる。
本考案の請求項3に記載の折畳みコンテナでは、請求項1又は請求項2に記載の折畳みコンテナにおいて、組み立てた状態において、折畳みコンテナの内側に位置する前記第2側板の面に固着される一対の補強板を備えるので、耐荷重性に優れたものとすることができる。
本考案の請求項4に記載の折畳みコンテナでは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の折畳みコンテナにおいて、第1側板及び第2側板における切込を一定の間隔を有して切込箇所を複数とする場合には、切込箇所の強度を向上させることができる。これにより、繰り返しの折畳みにおいても、耐久性を向上させることができる。更に、切込箇所の断面形状を略V字形状に熱溶融して設けた場合には、各側板を折り返す等の際に、誤って指を挟む虞を軽減することができる。
本考案の実施例における折畳みコンテナの分解斜視図である。 本考案の実施例における折畳みコンテナを組み立てた後の斜視図である。 本考案の実施例における図2の折畳みコンテナの一部省略A−A拡大断面図である。 本考案の実施例における図2の折畳みコンテナの一部省略B−B拡大断面図である。 本考案の実施例における折畳みコンテナにおける第1側板に柱部材を(a)取り付ける前の一部省略拡大斜視図、(b)取り付けた後の一部省略拡大斜視図である。 本考案の実施例における折畳みコンテナの折畳み状態を示す斜視図である。 本考案の実施例における折畳みコンテナの組み立て及び折畳み途中の状態を示す斜視図である。 本考案に使用されるプラスチック段ボール片の拡大斜視図である。 本考案に使用される別のプラスチック段ボール片の拡大斜視図である。
以下、本考案の実施の形態における折畳みコンテナを図面に基づいて説明する。
本考案の実施例に係る折畳みコンテナ1を図1から図7に基づいて説明する。折畳みコンテナ1は、底板2、第1側板3、第2側板4、補強板5、係止板6、柱部材7、フレーム8及びコーナー部材9とを備えている。
底板2、第1側板3、第2側板4及び補強板5及び係止板6は、図8に示すように、ポリプロピレン樹脂を原材料とし、一体に成形されたプラスチック段ボール片P(商品名:テクセル(登録商標)、岐阜プラスチック工業株式会社製)からなる。プラスチック段ボール片Pは、内側面P1及び外側面P2の並行する面板を有し、当該面板の間隙にはハニカム構造のコア材P3が連設して配置される。
図1に示すように、底板2、第1側板3、係止板6は連設して一体に形成される。第1側板3は、底板2における一対の両端部に切込を設けて、底板2の上方へ折返し可能に一体形成される。第1側板3の下端部には切込3aが垂直方向と直交するようにして設けられる。更に、第1側板3における垂直方向の略中央部には切込3bが、第1側板3における垂直方向の上端部には切込3cが、同様にして設けられている。これにより、第1側板3は、切込3bを有する略中央部より底板2側に向かって折り畳むことができる。
係止板6は、底板2における第1側板3を有しない側の一対の両側部に切込を設けて、底板2の上方へ折返して一体形成される。係止板6には、後述する第2側板4の係合片4bと係合可能な係合孔6aが形成される。係合孔6aの個数は、少なくとも2個以上設けることが係合における強度の向上に繋がるので望ましい。
第2側板4は、図1に示すように、底板2における第1側板3を有しない両側縁部に配置される。第2側板4における垂直方向の上端部には、切込4aが垂直方向と直交するようにして設けられる。第2側板4の下端部には、折畳みコンテナ1の外側方向に突出する係合片4bが設けられる。係合片4bは、係止板6の係合孔6aに対応して設けられる。図1及び図2に示すように、切込4a近傍における第2側板4の上方中央部には、取手10が設置される。
図4に示すように、折畳みコンテナ1の内側方向には、補強板5が第2側板4に固着される。補強板5の上端部は、第2側板4における切込4aの形成位置と一致するように設けられる。これにより、図6及び図7に示すように、第2側板4は、切込4aを有する上端部より底板2側に向かって折り返すことができる。補強板5における下端部及び両端部は、第2側板4における下端部及び両端部と同寸法とされる。第2側板4の強度が十分な場合には、補強板5を不要とすることもできる。
図1、図2及び図5に示すように、第1側板3の両端部には切込み3bを境界にして上下2箇所に柱部材7が設置される。柱部材7は合成樹脂で形成され、2枚の狭持片7a及び連結片7bにて略コ字形状に構成される。2枚の狭持片7aの間は間隙7cを構成する。狭持片7aの外側方向であって連結片7bの一端部には、当接片7dが僅かに延設して形成される。
このようにして形成される柱部材7は、図5(b)に示すようにして、第1側板3における端部を柱部材7における間隙7cに挿嵌して、ホットメルト等を用いて固着される。このとき、第1側板3における切込3a、3b及び3cにて折返しを可能とする為、上方に固着される柱部材7の上端部は、切込3cと同程度の垂直方向にて固着されることが望ましい。柱部材7の下端部は、第1側板3における切込3bにまで亘るものである。
一方、第1側板3における端部の下方に固着される柱部材7の上端部は、第1側板3における切込3bと同程度の垂直方向にて固着されることが望ましい。図2に示すように、当該柱部材7の下端部は、第1側板3における切込3aにまで亘るものである。いずれの柱部材7においても、当接片7dが折畳みコンテナ1の内側方向に位置するように固着される。また、柱部材7の別仕様として、当接片7dを設けない形状とすることもできる。
図1から図3に示すようにして、第1側板3の上端部には、断面が下向きに略コ字形状のフレーム8が挿嵌して固着される。フレーム8は合成樹脂で形成され、内側片8a及び内側片8aより僅かに長い外側片8cが上端面8bによって連結されている。
図1、図2及び図4に示すようにして、第2側板4の上端部には、第1側板3における上端部と同様にしてフレーム8が挿嵌して固着される。このとき、切込4aは、外側片8cにおける下端部よりも上方に位置することが望ましい。
このように上端部にフレーム8が固着される第1側板3及び第2側板4は、図2から図4に示すように、フレーム8の両端部を上部コーナー部材9によって直角に支持して、熱溶着によって固着されている。
上部コーナー部材9は、図3及び図4に示すように、内側片9a、内側片9aより僅かに長い外側片9c及び両者を連結する上端面9bからなり、略h形状の断面形状を有するように形成される。
上部コーナー部材9の断面形状を略h形状とし、上端面9bより上方に外側片9cを延設させることから、上方に載置される別の折畳みコンテナがずれるのを防止することができる。
外側片9cにおいては、フレーム8における外側片8cと略同等の寸法を有することが望ましい。これにより、図4に示すように、第2側板4における切込4aは、上部コーナー部材9における外側片9cの下端部よりも上方に位置する為、第2側板4を折り返す等の際に、切込4aに誤って指を挟む虞がなくなる。内側片9aにおいては、フレーム8における内側片8aと同程度の寸法を有してあればよいものである。
上述の説明による上部コーナー部材9の係合においては、熱溶着によるものであるが、部材の係合、弾性を利用した狭持によるもの或いは、樹脂製のリベット等を用いてかしめることもできる。
このようにして構成される折畳みコンテナ1は、図2、図6及び図7に示すようにして組み立てられ、又は折り畳まれる。
始めに、組み立て方法について説明する。図6に示すように、折り畳まれた状態において、折畳みコンテナ1の上部を上方へと持ち上げると、図7に示すように、切込3bを介して内部に折り畳まれていた第1側板3が起立する。後に、第1側板3を垂直に起立させた状態で、図2に示すように、折り畳まれている第2側板4を下方へ押し下げる。最後に、第2側板4を折畳みコンテナ1の外側方向へ押圧して、第2側板4における係合片4bを係止板6における係合孔6aへ係合させることで、折畳みコンテナ1は組み立てられる。
当該状態において、第1側板3に設置された柱部材7における当接片7dと第2側板4の両端部は当接した状態となる。係止板6と第2側板4の係合によっても、第2側板4が折畳みコンテナ1の外側方向へ抜け出すのを防止することはできるが、当接片7dが第2側板4の両端部と当接することにより、更に補強的に抜け出しを防止することができる。
次に、折り畳み方法について説明する。図2に示すようにして組み立てられた折畳みコンテナ1における第2側板4の下方端部を内側へ押圧して、係合片4bと係合孔6aの係合箇所を解除し、折畳みコンテナ1の上方へ折り畳む。次に、図7示すように、第1側板3における切込3bにて、第1側板3を内側へ屈曲させる。これにより、図6に示すように、折畳みコンテナ1は折り畳まれる。
このとき、図6に示すように、係止板6の上端部が、フレーム8における外側片8cの下端部と当接するので、組み立ておよび折畳みを繰り返し行っても折畳み状態を常に均一に保つことができる。
以上、説明した本考案の実施例に係る折畳みコンテナ1によれば、ハニカム構造のコア材P3が連設して配置されるプラスチック段ボール片Pを採用するので、耐荷重性を向上させることができる。これにより、別途部材を設けることなく、底板2から係止板6を延設して一体に成形することができるので、底板2の強度を維持した状態で、折畳みコンテナ1の部品点数を削減することができる。
また、第2側板4の上端部における切込4aを上部コーナー部材9における外側片9cの下端部よりも上方に位置するように設けたことから、第2側板4を折り返す等の際に、切込4aに誤って指を挟む虞がなくなる。
また、第1側板3の両端部に柱部材7を設置したので、折畳みコンテナ1が組み立てられた状態においては、4箇所の各コーナー部に柱部材7を有することになり、耐荷重性に優れたものとすることができる。これにより、運搬等の際に、折畳みコンテナ1を積み重ねた際にも、下方に位置する折畳みコンテナ1における第1側板3及び第2側板4が湾曲してしまうのを防止することができる。従って、折畳みコンテナ1の折畳み作業が煩雑となる虞もなくなる。
また、折畳み状態においては、係止板6の上端部が、フレーム8における外側片8cの下端部と当接するので、組み立ておよび折畳みを繰り返し行っても折畳み状態を常に均一に保つことができる。更に、係止板6の上端部にて荷重を分散させることができるので、折畳み状態においても耐久性、耐荷重性に優れたものとすることができる。
ここで、本実施例における各切込箇所においては、一端面の面板を残して他端面より切込が設けられている。当該切込箇所では、連続的に切込を設けるものであるが、連続的ではなく断続的に切込を設けることもできる。これにより、切込箇所の強度を向上させることができる。よって、繰り返しの折畳みにおいても、耐久性を向上させることができる。更に、切込箇所の断面形状を略V字形状に溶融して設けることもでき、各側板を折り返す等の際に、誤って指を挟む虞を軽減することができる。
補強板5においては、ハニカム構造のプラスチック段ボール片Pに限られることはない。例えば、図9に示すようなプラスチック段ボール片Qを採用することもできる。プラスチック段ボール片Qは、内側面Q1及び外側面Q2の並行する面板を有し、当該面板の間隙にはリブQ6が所定の間隔に設けられている。また、当該リブQ6同士の間隙は貫通孔Q3を構成する。ここで、リブQ6は、内側面Q1及び外側面Q2の間隙において、貫通孔Q3によって構成される中空押出構造体のことをいう。また、内側面Q1及び外側面Q2と直交するように複数のリブQ6が配列される端面Q4では、ハーモニカの吹き口のような形態となり、リブQ6に沿う側の端面Q5では、当該面板の間隙に壁面となるような形態となる。補強板5にプラスチック段ボール片Qを採用する際には、強度面からリブQ6が垂直方向と平行になるように配置することが望ましい。その他の波状のプラスチック製中芯を接着したプラスチック段ボール、低発泡のプラスチック板、若しくは非発泡のプラスチック板等を採用することもできる。
1 折畳みコンテナ
2 底板
3 第1側板
3a、3b、3c 切込
4 第2側板
4a 切込
4b 係合片
5 補強板
6 係止板
6a 係合孔
7 柱部材
7a 狭持片
7b 連結片
7c 間隙
7d 当接片
8 フレーム
8a 内側片
8b 上端面
8c 外側片
9 コーナー部材
9a 内側片
9b 上端面
9c 外側片
10 取手部
P プラスチック段ボール片
P1 内側面
P2 外側面
P3 コア材
Q プラスチック段ボール片
Q1 内側面
Q2 外側面
Q3 貫通孔
Q4、Q5 端面
Q6 リブ

Claims (4)

  1. 底板と、
    前記底板に切込を設けて前記底板の上方へ折返して一体形成され、垂直方向における略中央部及び上下端部に垂直方向と直交する切込を形成し折返し可能な一対の第1側板と、
    前記底板における前記第1側板を有しない両側縁部にて、垂直方向における上端部に垂直方向と直交する切込を形成し折返し可能とし、下端部に係合片を備える一対の第2側板と、
    前記底板における前記第1側板を有しない両側縁部にて、前記底板に切込を設けて前記底板の上方へ折返して一体形成され、前記係合片と係合可能な係合孔を備える係止板と、
    前記第1側板及び前記第2側板の各上端部に固着されるフレームと、
    隣接する前記フレームの両端部を直角に連結する上部コーナー部材と、
    断面形状を略コ字形状として2枚の狭持片及び連結片にて形成され、前記第1側板における両端部に固着される柱部材とを備え、
    前記底板、前記第1側板及び前記第2側板は、2枚の向き合う面板に挟まれるコア材が連設して配置されるハニカム構造のプラスチック段ボール片から構成され、
    折畳み状態にて前記フレームの下端部と前記係止片の上端部とが当接するように偏平状に折畳み可能としたことを特徴とする折畳みコンテナ。
  2. 前記柱部材における前記連結片を前記狭持片の外側方向へ延設して設けた当接片が、組み立てた状態において前記第2側板における両端部と当接する請求項1に記載の折畳みコンテナ。
  3. 組み立てた状態において、折畳みコンテナの内側に位置する前記第2側板の面に固着される一対の補強板を備える請求項1又は請求項2に記載の折畳みコンテナ。
  4. 第1側板及び第2側板における切込は、一定の間隔を有して切込箇所を複数とする、若しくは、熱溶融して断面形状を略V字形状とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の折畳みコンテナ。
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