JP2006016030A - 紙製パレット及びその桁部材 - Google Patents

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晋哉 並木
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Abstract

【課題】木製やプラスチック製のパレットと同程度の耐荷重強度、耐久性を備え、且つ低コストで容易に作製可能で、廃棄処理も容易な紙製パレット用桁部材を提供する。
【解決手段】外面板3,3’を下面板1の左右側縁に立ち上げ、上面板5,5’を下面板と平行になるよう折り曲げ、内面板7,7’を外面板と平行になるよう折り曲げると共に、外面板3,3’と内面板7,7’の間に、各折畳み板9,9’、11,11’、13,13’を折り重ね状態で収容して、下面板1上に角柱状の左右の脚部40,40’を組み立てた後、左右の係合孔41,41’と隙間42に係止部材50を差し込んでその組み手手状態を維持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多層段ボール等の板紙により作製される紙製パレット及びその桁部材に関する。
従来から、段ボール等の板紙からなるデッキボードの下面に、段ボール等の板紙からなる所要数の桁部材をフォーク受け入れ用の隙間をあけて並列状に貼り付けてなる二方差しタイプの紙製パレットや、短寸状の桁部材を少なくともデッキボードの四隅に貼り付けてなる四方差しタイプの紙製パレットが知られている。
この種紙製パレットは、軽量で安価に作製でき、しかも、廃棄の際の分解(解体)に手間がかからず、且つリサイクル性にも優れるため、木製又はプラスチック製のパレットに変わって普及してきている。
ところで、この種紙製パレットにおいては、デッキボード上に載せられた荷物の荷重に対する耐荷重強度が不足し、桁部材が押し潰されたり、或いは、荷積みや荷降ろしの際に挿し込まれたフォーク爪が支点となってデッキボードが折れ曲がってしまうなどの問題が未だに残されている。
このような問題を解消するには、デッキボードや桁部材を形成する板紙として、多層段ボールを複数枚貼り合せたものを用いたり、或いは特許文献1、2などに開示されるように、耐荷重強度に優れ、木製の板材と同等の撓み強度が得られる構造の桁部材を用いることが考えられる。
実開平7−28025号公報 特開平7−172438号公報
しかし、多層段ボールを複数枚貼り合せた板紙を用いてデッキボードや桁部材を作製したり、前記特許文献に開示されたような複雑な構成の桁部材を用いる場合、作製や組み立てに手間が掛かると共に紙材の使用量が多くなるので、木製やプラスチック製のパレットよりも製造コストが高くなる虞れがある。
本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされたもので、木製やプラスチック製のパレットと同程度の耐荷重強度、耐久性を備え、且つ低コストで簡単に組み立て可能な新規な紙製パレット用桁部材を提供することを課題とする。また本発明は前記課題に加え、廃棄処理も容易である紙製パレット用桁部材を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る紙製パレット用桁部材は、
矩形状の下面板(1)と、その左右側縁に折線(2,2’)を介して連設された外面板(3,3’)と、それら外面板の外縁に折線(4,4’)を介して連設された上面板(5,5’)と、それら上面板の外縁に折線(6,6’)を介して連設された内面板(7,7’)と、それら内面板の外縁に折線(8,8’)を介して連設された第一の折畳み板(9,9’)と、該折畳み板の外側に折線(10,10’、12,12’)を介して順次連設された所要数の折畳み板(11,11’、13,13’)を備えた一枚の板紙(100)の要所の折り曲げにより組み立てると共に、その組み立て状態を係止手段で維持してなり、
前記外面板(3,3’)を折線(2,2’)に沿って下面板(1)の左右側縁に立ち上げ、上面板(5,5’)を折線(4,4’)に沿って下面板と平行になるよう折り曲げ、内面板(7,7’)を折線(6,6’)に沿って外面板と平行になるよう折り曲げると共に、外面板(3,3’)と内面板(7,7’)の間に、前記各折畳み板(9,9’、11,11’、13,13’)を折線(8,8’、10,10’、12,12’)で折り曲げた折り重ね状態で収容して、前記下面板(1)上に角柱状の左右の脚部(40,40’)を形成したことを特徴とする(請求項1)。
このように構成した場合、矩形状の一枚の板紙(100)を、その左右両側から中心に向けて各々直角方向に折り曲げていく簡単な作業で、中央に隙間(42)を残して、角柱状の左右の脚部(40,40’)を有する耐荷重強度、耐久性に優れた桁部材(a)を容易に組み立てることができる。
前記係止手段として、前記左右の脚部(40,40’)の上面側に設けた左右一対の複数の係合孔(41,41’)及び前記左右の脚部(40,40’)間の隙間(42)と、
前記係合孔(41,41’)に挿脱自在に差し込まれる左右の差込片(51,51’)及び前記隙間(42)に挿脱自在に差し込まれる中央差込片(52)を備えた複数の係止部材(50)からなる係止手段をあげることができる(請求項2)。
この場合、各係止部材(50)を左右の脚部(40,40’)の上面側に差し込むだけの簡単な作業で桁部材(a)の組み立て状態を維持できるので、前述の効果をより実効あるものとし得る。また、各係止部材(50)を左右の脚部(40,40’)から引き抜くだけで桁部材(a)を分解することができるので、廃棄時の手間を軽減することができる。
また、本発明に係る紙製パレット用桁部材は、
矩形状の下面板(1)と、その左右側縁に折線(2,2’)を介して連設された外面板(3,3’)と、一方の外面板(3)の外縁に折線(4)を介して連設された上面板(5)と、該上面板の外縁に折線(6)を介して連設された内面板(7)と、該内面板の外縁に折線(8)を介して連設された第一の折畳み板(9)と、該折畳み板の外側に折線(10、12、14、16、18、20、22、24、26)を介して順次連設された所要数の折畳み板(11、13、15、17、19、21、23、25、27)を備えた一枚の板紙(100’)の要所の折り曲げにより組み立てると共に、その組み立て状態を係止手段で維持してなり、
前記外面板(3,3’)を折線(2,2’)に沿って下面板(1)の左右側縁に立ち上げ、上面板(5)を折線(4)に沿って下面板と平行になるよう折り曲げ、内面板(7)を折線(6)に沿って外面板と平行になるよう折り曲げると共に、外面板(3)と内面板(7)の間に、前記各折畳み板(9、11、13、15、17、19、21、23、25)を折線(8、10、12、14、16、18、20、22、24、26)で折り曲げた折り重ね状態で収容して、前記下面板(1)上に角柱状の脚部(40”)を形成したことを特徴とする(請求項3)。
このように構成した場合、矩形状の一枚の板紙(100)を直角方向に折り曲げていく簡単な作業で、中央に隙間の無い、角柱状の脚部(40”)を有する耐荷重強度、耐久性により優れた桁部材(a’)を容易に組み立てることができる。
前記係止手段として、前記他方の外面板(3’)を前記上面板(5)又は前記内面板(7)に貼り着ける貼り着け手段をあげることができる(請求項4)。
この場合、外面板(3’)を上面板(5)に粘着テープ等で貼り着けたり、外面板(3’)を内面板(7)に接着剤で貼り着けるだけの簡単な作業で桁部材(a)の組み立て状態を維持できるので、前述の効果をより実効あるものとし得る。また、粘着テープ等を剥がしたり、外面板(3’)を内面板(7)から剥がすだけで桁部材(a)を分解することができるので、廃棄時の手間を軽減することができる。
本発明に係る紙製パレットは、前述の桁部材を、段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に所要数取り付けてなり、前記各桁部材がデッキボード(b)の幅方向に対し略全長にわたる長さを備え、これら桁部材を並列状に配設して二方差しタイプに形成したことを特徴とする(請求項5)。
この場合、前記桁部材による効果を奏する二方差しタイプの紙製パレットを容易に得ることができる。
また本発明に係る紙製パレットは、前述の桁部材を、段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に所要数取り付けてなり、前記各桁部材がデッキボード(b)の幅方向に対し略全長にわたる長さを備えたものを適所で切断した短寸状に形成され、それら短寸状の桁部材を少なくともデッキボードの四隅部に配設して四方差しタイプに形成したことを特徴とする(請求項6)。
この場合、前記桁部材による効果を奏する四方差しタイプの紙製パレットを容易に得ることができる。
また本発明に係る紙製パレットは、前記デッキボードの下面に、金属薄板からなる所要数の補強桟を、所定の間隔をあけて前記桁部材と直交する方向に沿って取り付けてなることを特徴とする(請求項7)。
この場合、前述の効果に加え、補強桟により補強されて耐荷重強度、耐久性により優れた紙製パレットを容易に得ることができる。
本発明以上説明したような構成としたので、木製やプラスチック製のパレットと同程度の耐荷重強度、耐久性を備え、且つ低コストで簡単に作製可能な新規な紙製パレット用桁部材と、それを備えた新規な紙製パレットを提供することができた。
また、桁部材を簡単に分解することができるので、使用後の解体作業を容易に行え、廃棄処理やリサイクル性をも考慮した地球環境にやさしい紙製パレットとして提供することができるなど、多くの効果を有する。
以下、本発明の実施形態の例を図面を参照しながら説明する。
図1に示す紙製パレット用桁部材aは、図2に示す一枚の板紙100を両側から折り曲げて左右の脚部40,40’を組み立てると共に、その組み立て状態を複数の係止部材50で維持してなる。
板紙100は、多層段ボールなどの紙材からなり、矩形状の下面板1と、その左右側縁に折線2,2’を介して連設された外面板3,3’と、それら外面板3,3’の外縁に折線4,4’を介して連設された上面板5,5’と、それら上面板5,5’の外縁に折線6,6’を介して連設された内面板7,7’と、それら内面板7,7’の外縁に折線8,8’を介して連設された第一の折畳み板9,9’と、該折畳み板9,9’の外縁に折線10,10’を介して連設された第二の折畳み板11,11’と、該折畳み板11,11’の外縁に折線12,12’を介して連設された第三の折畳み板13,13’を備えている。
そうして、図3に示すように、前記外面板3,3’を折線2,2’に沿って下面板1の左右側縁に立ち上げ、上面板5,5’を折線4,4’に沿って下面板1と平行になるよう折り曲げ、内面板7,7’を折線6,6’に沿って外面板3,3’と平行になるよう折り曲げると共に、外面板3,3’と内面板7,7’の間に、前記第一〜第三の折畳み板9,9’、11,11’、13,13’を折線8,8’、10,10’、12,12’で折り曲げた折り重ね状態で収容することで、下面板1上に角柱状の左右の脚部40,40’を備えた桁部材aが組み立てられる。
前記左右の脚部40,40’の間には隙間42が形成されると共に、各脚部40,40’の上面側には左右一対の複数の係合孔41,41’が形成されている。
各係合孔41,41’は、板紙100の所定箇所に開穿された開口41a,41b,41c、41a’,41b’,41c’により形成されている。
前記左右の脚部40,40’の組み立て状態を維持する係止部材50は、多層段ボールなどの紙材により、図1、図4中に示すように、前記一対の係合孔41,41’に挿脱自在に差し込まれる左右の差込片51,51’と、前記隙間42に挿脱自在に差し込まれる中央差込片52を備えた略T字形に形成されている。
このような構成になる本例の桁部材aは、板紙100を両側から折り曲げて左右の脚部40,40’を組み立てた後、図1,図4に示すように、それら脚部40,40’の上面側の各係合孔41,41’部分に、夫々係止部材50を差し込むことで、各脚部40,40’の組み立て状態を維持してなり、各脚部40,40’の上面側(上面板5,5’)を、デッキボードの下面に接着剤などで貼り着けて、紙製パレットを構成するものである。
図5に、上記桁部材aを取り付けてなる紙製パレットAの一例を示す。
この紙製パレットAは、デッキボードbの下面三箇所に、前記桁部材aを所定間隔毎に並列状に配設した二方差しタイプのパレットであり、桁部材aと直交する補強桟cを備えることでその耐荷重強度、耐久性をさらに向上させている。
デッキボードbは多層段ボールなどの板紙からなる四角形板で、その下面に、前記桁部材aが、隣り合せる桁部材a同士の間にフォーク挿入用の隙間をあけて並列状に複数貼り付けられている。
それぞれの桁部材aの上面側(上面板5,5’)には、補強桟cが抜き差し自在に差し込まれる差込孔となる凹部60,60’が、所定間隔毎に形成されている。各凹部60,60’は、板紙100の所定箇所に開穿された開口60a,60b,60c、60a’,60b’,60c’により形成されている。
補強桟cは、所定の金属材、例えばメッキ鋼板などの金属薄板を、凹凸状の断面になるよう成形したスチール板からなり、前記凹部60,60’に抜き差し自在に差し込まれて、各桁部材aと直交する状態で、デッキボードbの下面に着脱可能に装着されている。
図6には、本発明に係る紙製パレット用桁部材の他の態様を示す。この例の桁部材a’は、図7に示す一枚の板紙100’を折り曲げて脚部40”を組み立てると共に、接着剤によりその組み立て状態を維持してなる。
板紙100’は、多層段ボールなどの紙材からなり、矩形状の下面板1と、その左右側縁に折線2,2’を介して連設された外面板3,3’と、一方の外面板3の外縁に折線4を介して連設された上面板5と、該上面板5の外縁に折線6を介して連設された内面板7と、該内面板7の外縁に折線8を介して連設された第一の折畳み板9と、該折畳み板9の外縁に折線10を介して連設された第二の折畳み板11と、該折畳み板11の外縁に折線12を介して連設された第三の折畳み板13と、該折畳み板13の外縁に折線14を介して連設された第四の折畳み板15と、該折畳み板15の外縁に折線16を介して連設された第五の折畳み板17と、該折畳み板17の外縁に折線18を介して連設された第六の折畳み板19と、該折畳み板19の外縁に折線20を介して連設された第七の折畳み板21と、該折畳み板21の外縁に折線22を介して連設された第八の折畳み板23と、該折畳み板23の外縁に折線24を介して連設された第九の折畳み板25と、該折畳み板25の外縁に折線26を介して連設された第十の折畳み板27を備えている。
そうして、図8に示すように、前記外面板3,3’を折線2,2’に沿って下面板1の左右側縁に立ち上げ、上面板5を折線4に沿って下面板1と平行になるよう折り曲げ、内面板7を折線6に沿って外面板3平行になるよう折り曲げると共に、外面板3と内面板7の間に、前記第一〜第十の折畳み板9、11、13、15、17、19、21、23、25、27を折線8、10、12、14、16、18、20、22、24、26で折り曲げた折り重ね状態で収容することで、下面板1上に角柱状の脚部40”を備えた桁部材a’が組み立てられる。
この例の桁部材a’は、外面板30’を内面板7に接着剤で貼り着けることで脚部40”の組み立て状態を維持してなるもので、脚部40”の上面側(上面板5)を、デッキボードの下面に接着剤などで貼り着けて、紙製パレットを構成するものである。
この桁部材a’により前述の紙製パレットAを構成する場合は、前記同様、その上面板5に、補強桟cが抜き差し自在に差し込まれる差込孔となる凹部60”が所定間隔毎に形成される。各凹部60”は、板紙100’の所定箇所に開穿された開口60a”〜60e”により形成される。
図9には、前述の桁部材aを適所で切断した短寸状の桁部材a”を備えた紙製パレットA’を示し、この紙製パレットA’は、デッキボードbの四隅部とその中間部位に桁部材a”を配設して、四方差しタイプに構成されたものである。また、この紙製パレットA’は前述の補強桟cを備えておらず、よって、各桁部材a”は、前述した凹部60を備えていない。
この例の桁部材a”は、図1又は図6に示すような長尺状に組み立てた桁部材a,a’を所定長さに切断して形成しても良いし、図10(イ)に示すような予め短尺状とした板紙100”で組み立てたものを組み立てて得た、(ロ)示す短尺状の中間部材200を所定箇所で切断して形成しても良い。
それ以外の構成要素は前述の実施形態例と同様なため、図中に上記と同一の符合を付すなどして、重複する図示及び説明は省略する。
以上、本発明の実施形態例を図面を参照して説明したが、本発明に係る紙製パレット用桁部材及び紙製パレットは図示例に限定されず、例えば、前記桁部材a,a”の係止手段として桁部材a’と同様に接着手段を用いたり、桁部材a’の係止手段として桁部材aと同様に係止部材50を用いたり、また、紙製パレットAにおいて補強桟cのないものとしたり、紙製パレットA’において補強桟cのあるものとしたり、それに合せて桁部材の適所に凹部を形成する、形成しないなど、その他、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において種々の変更が可能であることは言うまでも無い。
本発明に係る桁部材の実施形態の一例を示す斜視図。 図1に示す桁部材の展開状態になる板紙の斜視図。 図1に示す桁部材の組み立て途中状態の斜視図。 図1の(x)−(x)線に沿う拡大断面図。 本発明に係る紙製パレットの実施形態の一例を示す斜視図で、(イ)は平面側、(ロ)は底面側を示す。 本発明に係る桁部材の実施形態の他例を示す斜視図。 図6に示す桁部材の展開状態になる板紙の斜視図。 図6に示す桁部材の組み立て途中状態の斜視図。 本発明に係る紙製パレットの実施形態の他例を示す底面側の斜視図。 本発明に係る桁部材の実施形態の他例に係り、(イ)は展開状態になる板紙の斜視図、(ロ)は組み立て後の切断前の斜視図を示す。
符号の説明
A,A’:紙製パレット
a,a’,a”:桁部材
1:下面板
3,3’:外面板
5,5’:上面板
7,7’:内面板
9,9’、11,11’、13,13’、15、17、19、21、23、25、27:折畳み板
40,40’,40”:脚部
41,41’:係合孔
42:隙間
50:係止部材
51,51’:左右の差込片
52:中央差込片
100,100’,100”:板紙
b:デッキボード
c:補強桟

Claims (7)

  1. 段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に取り付けられて紙製パレットを構成する桁部材(a)であって、
    矩形状の下面板(1)と、その左右側縁に折線(2,2’)を介して連設された外面板(3,3’)と、それら外面板の外縁に折線(4,4’)を介して連設された上面板(5,5’)と、それら上面板の外縁に折線(6,6’)を介して連設された内面板(7,7’)と、それら内面板の外縁に折線(8,8’)を介して連設された第一の折畳み板(9,9’)と、該折畳み板の外側に折線(10,10’、12,12’)を介して順次連設された所要数の折畳み板(11,11’、13,13’)を備えた一枚の板紙(100)の要所の折り曲げにより組み立てると共に、その組み立て状態を係止手段で維持してなり、
    前記外面板(3,3’)を折線(2,2’)に沿って下面板(1)の左右側縁に立ち上げ、上面板(5,5’)を折線(4,4’)に沿って下面板と平行になるよう折り曲げ、内面板(7,7’)を折線(6,6’)に沿って外面板と平行になるよう折り曲げると共に、外面板(3,3’)と内面板(7,7’)の間に、前記各折畳み板(9,9’、11,11’、13,13’)を折線(8,8’、10,10’、12,12’)で折り曲げた折り重ね状態で収容して、前記下面板(1)上に角柱状の左右の脚部(40,40’)を形成したことを特徴とする紙製パレット用桁部材。
  2. 前記係止手段が、前記左右の脚部(40,40’)の上面側に設けた左右一対の複数の係合孔(41,41’)及び前記左右の脚部(40,40’)間の隙間(42)と、
    前記係合孔(41,41’)に挿脱自在に差し込まれる左右の差込片(51,51’)及び前記隙間(42)に挿脱自在に差し込まれる中央差込片(52)を備えた複数の係止部材(50)からなることを特徴とする請求項1記載の紙製パレット用桁部材。
  3. 段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に取り付けられて紙製パレットを構成する桁部材(a’)であって、
    矩形状の下面板(1)と、その左右側縁に折線(2,2’)を介して連設された外面板(3,3’)と、一方の外面板(3)の外縁に折線(4)を介して連設された上面板(5)と、該上面板の外縁に折線(6)を介して連設された内面板(7)と、該内面板の外縁に折線(8)を介して連設された第一の折畳み板(9)と、該折畳み板の外側に折線(10、12、14、16、18、20、22、24、26)を介して順次連設された所要数の折畳み板(11、13、15、17、19、21、23、25、27)を備えた一枚の板紙(100’)の要所の折り曲げにより組み立てると共に、その組み立て状態を係止手段で維持してなり、
    前記外面板(3,3’)を折線(2,2’)に沿って下面板(1)の左右側縁に立ち上げ、上面板(5)を折線(4)に沿って下面板と平行になるよう折り曲げ、内面板(7)を折線(6)に沿って外面板と平行になるよう折り曲げると共に、外面板(3)と内面板(7)の間に、前記各折畳み板(9、11、13、15、17、19、21、23、25、27)を折線(8、10、12、14、16、18、20、22、24、26)で折り曲げた折り重ね状態で収容して、前記下面板(1)上に角柱状の脚部(40”)を形成したことを特徴とする紙製パレット用桁部材。
  4. 前記係止手段が、前記他方の外面板(3’)を前記上面板(5)又は前記内面板(7)に貼り付ける貼り着け手段であることを特徴とする請求項3記載の紙製パレット用桁部材。
  5. 請求項1〜4の何れか記載の桁部材を、段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に所要数取り付けてなる紙製パレットであって、前記各桁部材がデッキボード(b)の幅方向に対し略全長にわたる長さを備え、これら桁部材を並列状に配設して二方差しタイプに形成したことを特徴とする紙製パレット。
  6. 請求項1〜4の何れか記載の桁部材を、段ボール等の板紙からなるデッキボード(b)の下面に所要数取り付けてなる紙製パレットであって、前記各桁部材がデッキボード(b)の幅方向に対し略全長にわたる長さを備えたものを適所で切断した短寸状に形成され、それら短寸状の桁部材を少なくともデッキボードの四隅部に配設して四方差しタイプに形成したことを特徴とする紙製パレット。
  7. 前記デッキボードの下面に、金属薄板からなる所要数の補強桟を、所定の間隔をあけて前記桁部材と直交する方向に沿って取り付けてなる請求項5又は6記載の紙製パレット。
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