JP2018047952A - ダンボールパレット及びその組立方法 - Google Patents

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【課題】十分な強度を有しつつ現場での組立が容易に可能であると共に、収容スペースの低減やコストダウンが可能なダンボールパレット及びその組立方法を提供する。【解決手段】出荷時において、天板10と桁カバー30とは予め一体にシート状に形成されていると共に、トラス桁50は切り目付き折り曲げ線53が付されたダンボールシートとして展開形成されており、当該切り目付き折り曲げ線53は、折り曲げ線53aと貫通長孔である切り目53bとが交互に形成された直線であり、使用時において、トラス桁30はダンボールシートを折り曲げることにより複数の三角形が連結形成され、その長辺を天板10側に配置して桁カバー30に収容されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ダンボールパレット及びその組立方法に関し、特に、ユーザーが現場で容易に組み立て可能なダンボールパレット及びその組立方法に関するものである。
近年、荷役作業等の際、フォークリフトやハンドリフトの爪を差し込んで持ち上げるパレットの素材として、社会的な環境意識の向上と相俟って、100%リサイクル可能な環境に優しい素材であるダンボールが注目されており、種々のダンボールパレットが提案されている。(特許文献1,2参照)
例えば、本発明者により提案された特許文献1には、天板、底板、三角桁、台形桁、ハ字形の開口固定板等を用いて、強度の向上等を図ったダンボールパレットが開示されている。
また、特許文献2には、主板に形成された切欠部を介して筒体内に挿入された楔状部材を用い、この楔状部材を内立板と支持板の連設部に形成された切欠部に係合させ、楔状部材の先端に形成された切込部により隣接する内立板を挟持した桁部材を有するダンボールパレットが開示されている。
特開2014−231389号公報 特開平10−101078号公報
しかしながら、特許文献1に記載された先行技術では、桁と天板又は固定板とを接合する際に、位置合わせや接合信頼性を確保することが困難な両面接合(両面接着)が必要となるため、パレットメーカーの工場内にて専用の接合装置等により接合(接着)し一体に組み立てて出荷する必要があった。
また、特許文献2に記載された先行技術では、上記と同様な問題に加え、長方形のトラス桁の形状を維持するため、トラス桁に差し込む楔状部材が別途必要となり、構造が複雑となると共に、位置合わせ等の組立作業性の低下及び組立工数の増加に伴うコストアップといった問題が生じていた。
一般に、三角桁の場合は、強度的に不十分であり、また、台形や長方形等の方形桁の場合は、シートを折り曲げて所定の形状を形成しても強化ダンボールシートの弾性復元力により、その形状を維持することが困難であり、いずれも実用に供し得ないといった問題が生じていた。さらに、開口ハ字型の固定板では桁を安定して保持することが困難であり、結局、上記桁を天板又は固定板に両面接合する必要が生じていた。その結果、完成品としてのパレット全体の容積が大きくなり(嵩張り)、搬送スペースや保管スペースが低減できないといった問題が生じていた。
そこで、本発明は上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、十分な強度を有しつつ現場での組立が容易に可能であると共に、収容スペースの低減やコストダウンが可能なダンボールパレット及びその組立方法を簡易な構成で安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るダンボールパレットの一実施形態は、複数枚のダンボールシートを積層形成した天板と、前記天板の少なくとも両端部下面に張り付けられた桁カバーと、前記桁カバーに収容され、複数の三角形が連結した台形状に形成されたトラス桁とを備え、出荷時において、前記天板と前記桁カバーとは予め一体にシート状に形成されていると共に、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線が付されたダンボールシートとして展開形成されており、使用時において、前記トラス桁は、前記ダンボールシートを折り曲げることにより複数の三角形が連結した台形状に形成され、その長辺が前記天板側に配置されて前記桁カバーに収容されていることを特徴とするものである。
ここで、長辺とは、台形状に形成されたトラス桁の平行な対向辺のうち、長いほうの辺をいうものとする。
このように構成した場合には、出荷時においては、構成部材をシート状に形成して収容スペースの削減を可能とすると共に、使用時においては、現場での両面接合を不要とし、ユーザーが必要な時に必要な分だけ十分な強度を有するダンボールパレットの現場での簡易な組立が可能となる。
また、本発明に係るダンボールパレットの別の実施形態は、複数枚のダンボールシートが積層形成された天板と、前記天板の下方に配置された底板と、前記天板と前記底板との間に介装された桁カバーと、前記桁カバーに収容され、複数の三角形が連結して形成されたトラス桁とを備え、出荷時において、前記桁カバーは、前記天板及び前記底板と予め一体にシート状に形成されていると共に、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線が付されたダンボールシートとして展開形成されており、使用時において、前記トラス桁は、前記ダンボールシートを折り曲げることにより複数の直角三角形が連結した長方形状に形成され、前記桁カバー内に挿入収容されていることを特徴とするものである。
このように構成した場合には、出荷時においては、構成部材をシート状に形成して収容スペースの削減を可能とすると共に、使用時においては、現場での両面接合を不要とし、ユーザーが必要な時に必要な分だけ十分な強度を有するダンボールパレットの現場での簡易な組立が可能となる。また、ダンボールシートを折り曲げることだけで所定の構造のトラス桁の形成及びその形状保持を可能とし、当該トラス桁を桁カバー内に挿入するだけでダンボールパレットを組み立てることができるので、積載荷重性能、曲げ荷重性能、作業性の大幅な向上に寄与することができる。
また、前記トラス桁は、展開状態において、一枚のダンボールシートの幅方向両端部に複数のタブが形成されていると共に、幅方向中央部には、前記タブに対応する切り込み孔が形成されており、かつ、奥行き方向に沿って略均等間隔の複数の前記切り目付き折り曲げ線が形成されているとよい。
このように構成した場合には、出荷時においてはシート状であり、使用時においては、現場での簡易な組立を可能とし、かつ、十分な強度を確保すると共に、経年的に安定して形状を維持することができるトラス構造の桁を簡易な構成で容易に実現することができる。
また、前記切り目付き折り曲げ線の前記折り曲げ線の長さは、200〜300mmであると共に、前記切り目の長さは、前記折り曲げ線の長さの1〜2倍であるとよい。
このように構成した場合には、折り曲げ作業を容易にすると共に、ダンボールシートの割れを防止しつつ、折り曲げ後の形状維持を可能とする。
さらに、前記切り目の長さは、前記折り曲げ線の長さの1.5〜2倍であるとよい。
このように構成した場合には、乾燥状態でもダンボールシートの割れを未然に防止することができる。
さらにまた、前記桁カバーは、前記天板に接合される接着部と、当該接着部の両端から延在するカバー部とを有し、前記カバー部は前記トラス桁の外形形状に倣うように折り曲げ可能に形成されていると共に、接着部からみて左右対称に形成されているとよい。
このように構成した場合には、現場での接合作業性及び接合信頼性の向上を図ることができる。
以上において、前記天板及び前記トラス桁を形成するダンボールシートは、複両面ダンボールであるのに対し、前記桁カバーを形成するダンボールシートは、両面ダンボールであるとよい。
このように構成した場合には、十分な強度の確保と作業性の向上を実現することができる。
本発明に係るダンボールパレットの組立方法の一実施形態は、複数枚のダンボールシートを積層形成した天板と、前記天板の少なくとも両端部下面に張り付けられるシート状の桁カバーと、前記桁カバーに収容される台形状のトラス桁とを用い、出荷時において、前記天板と前記桁カバーとは予め一体に形成しておくのに対し、前記トラス桁は、予め折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線を打ち抜き加工したトラス桁シートとして形成し、使用時において、前記トラス桁シートを前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、複数の三角形が連結した台形状のトラス桁を作成し、その後、台形状のトラス桁の長辺を前記天板側に配置して前記桁カバー内に収容し、前記桁カバーの突き合わせ端部を粘着テープやステッチャー針にて接合してダンボールパレットを作成することを特徴とするものである。
このように構成した場合には、出荷時においては、構成部材をシート状に形成して収容スペースの削減を可能とすると共に、使用時においては、現場での両面接合を不要とし、ユーザーが必要な時に必要な分だけ十分な強度を有するダンボールパレットの現場での簡易な組立方法を提供することができる。
また、本発明に係るダンボールパレットの組立方法の別の実施形態は、複数枚のダンボールシートを積層形成した天板と、前記天板の下方に配置した底板と、前記天板と前記底板との間に介装した長方形状の桁カバーと、前記桁カバーに収容されるトラス桁とを用い、出荷時において、前記桁カバーは、前記天板及び前記桁カバーと予め一体にシート状に形成しておくのに対し、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線を打ち抜き加工したトラス桁シートとして形成し、使用時において、前記トラス桁シートを前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、複数の直角三角形が連結した長方形状のトラス桁を作成し、その後、長方形状のトラス桁を前記桁カバー内に挿入収容してダンボールパレットを作成することを特徴とするものである。
このように構成した場合には、出荷時においては、構成部材をシート状に形成して収容スペースの削減を可能とすると共に、使用時においては、現場での両面接合を不要とし、ユーザーが必要な時に必要な分だけ十分な強度を有するダンボールパレットの現場での簡易な組立方法を提供することができる。また、積載荷重性能及び曲げ荷重性能を増大させると共に、シートを折り込むだけで長方形状のトラス桁の形状を保持し、作業性の大幅な向上を図ることができる。
また、前記トラス桁シートには、一枚のダンボールシートの幅方向両端部に複数のタブが形成されていると共に、幅方向中央部には、前記タブに対応する切り込み孔が形成されており、かつ、奥行き方向に沿って略均等間隔の複数の前記切り目付き折り曲げ線が打ち抜き加工されており、前記トラス桁シートの幅方向両端部から中央部に向かって巻き込むように、前記タブを前記切り込みに差し込んで前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより前記トラス桁を作成してもよい。
このように構成した場合には、出荷時においてはシート状であり、使用時においては、現場での簡易な組立を可能とし、かつ、十分な強度を確保しつつ経年的に安定して形状を維持することができるトラス構造の桁を現場にて容易に組み立てることができる。
さらに、前記桁カバーは、前記天板に接合される接着部と、当該接着部の両端から左右対称に延在するカバー部とを有し、出荷時において、前記接着部と前記天板とを予め一体に形成し、使用時において、前記カバー部を前記トラス桁の台形状の外形に倣うように折り曲げて収容し、粘着テープやステッチャー針にて固定してもよい。
このように構成した場合には、現場での接合作業性及び接合信頼性の向上を図ることができる。
以上において、前記天板及び前記トラス桁を形成するダンボールシートは、複両面ダンボールであるのに対し、前記桁カバーを形成するダンボールシートは、両面ダンボールであるとよい。
このように構成した場合には、十分な強度の確保と作業性の向上を実現することができる。
本発明に係るダンボールパレット及びその組立方法によれば、十分な強度を有しつつ現場での組立が容易に可能であると共に、収容スペースの低減やコストダウンが可能となる。
本発明の実施形態1に係るダンボールパレットの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態1に係る天板及び桁カバーの取付け状態を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係るトラス桁シートの展開図であり、(a)は展開図、(b)は引き出し線Bで示される領域の部分拡大図である。 本発明の実施形態1に係るトラス桁の組立状態を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係るダンボールパレットの全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係るダンボールパレットの構成を示す模式図であり、(a)は組立状態を示す模式的断面図、(b)はトラス桁の構成を示す模式的斜視図である。 本発明の実施形態2に係るトラス桁シートの展開図である。 本発明の実施形態2に係るダンボールパレットの変形例の構成を示す模式的断面図である。
以下に、本発明に係るダンボールパレットの一実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1は本実施の形態に係るダンボールパレットの基本構成を示す模式図であり、図2は本実施の形態に係る天板及び桁カバーの取付け状態を示す模式図である。また、図3は本実施の形態に係るトラス桁シートの展開図であり、図4は本実施の形態に係るトラス桁の組立状態を示す模式図である。
<実施形態1>
図1に模式的に示すように、本発明に係るダンボールパレット1は、天板10と、複数の桁カバー30と、複数のトラス桁50とを備えており、両面接合を不要として現場での簡易組立を可能とするために、上記各部材が、それぞれ1枚のダンボールシートから形成可能となっている。なお、本実施の形態に係るダンボールパレット1に適用される積載荷重は、500kg未満であることが好ましい。
天板10は、予め所定の大きさにカットした強化ダンボールシートを2枚から3枚積層して貼り合せた厚いボード状に形成されている。なお、本実施の形態において、上記強化ダンボールシートしては、両面ダンボールの片側に片面ダンボールを貼り合わせた、いわゆるダブルタイプの複両面ダンボール(AB段:8mm)であり、ライナーはK7かK6、中芯はMM180が用いられている。
桁カバー30は、図2に最も良く示されるように、天板10に接着される接着部33と、一対の折り曲げカバー部35,35とから形成されており、接着部33の長さは、後述する台形状のトラス桁50の長辺(台形の平行な対向辺のうち長い辺)と同等な長さに設定されている。なお、本実施の形態では、出荷前の工場内にて、予め上記桁カバー30の接着部33を天板10の下面(少なくとも幅方向両端部下面であり、本例では、両端部下面及び中央部下面の3箇所)に接着し、天板10と桁カバー30とを一体にシート状に形成しておく。また、図中、中央部の桁カバー30は、明瞭化のため、トラス桁50を収容する前の開放状態を示している。
このように折り曲げカバー部35,35を左右対称に形成することにより、トラス桁50を収容して桁カバー30を接合する際(左右の折り曲げカバー部35,35でトラス桁50を覆って折り曲げカバー部35,35の端部37,37を突き合わせて粘着テープSTやステッチャー針にて封止する際)、トラス桁50を包み込みつつ、その中心部にて支持することができ、現場でのトラス桁50の位置合わせ等の作業性や接続信頼性の向上を図ることができる。
上記桁カバー30は、現場で容易に折り曲げ可能なように、2枚(表・裏)のライナーに波型の中芯原紙を貼り合わせた、いわゆるシングルタイプの両面ダンボールであって、天板10に比し、薄い(例えば、B段:3mm、又は、E段:2mm)ダンボールシートであることが好ましい。
なお、上記桁カバー30は、折り曲げ可能な可撓性のある部材であれば、例えば、プラスチックシート等を用いることもできるが、リサイクル性を考慮すると、天板10やトラス桁50と同様な材質のダンボールシートであることが望ましい。
トラス桁50は、図3(a)に模式的に示すように、出荷時においては、1枚の矩形状(本例では、1100×710mm)のダンボールシート51(以下、トラス桁シートと称する)として展開形成されている。このトラス桁シート51には、長手方向(以下、奥行き方向と称する)に沿って、6本の切り目付き折り曲げ線53が打ち抜き加工されており、7個の短冊状部材55が区画形成されている。
上記切り目付き折り曲げ線53は、図3(b)に拡大して示すように、折り曲げ線53aと細長い貫通孔である切り目53bとが交互に連続するミシン目状の直線(罫線)であり、折り曲げ線53aの長さとしては、200〜300mmであることが好ましい。一方、切り目53bの長さは、折り曲げ線53aの長さの1〜2倍(すなわち、200〜600mm)であることが好ましい。基準である折り曲げ線53aが200mmより短い場合には、トラス桁シート51が割れやすくなり、300mmを超えると、トラス桁シート51を折り曲げる際の作業性が悪くなり、また、折り曲げた際の強化ダンボールシート51の弾性復元力が強くなってトラス桁50の形状が維持できなくなるからである。
なお、トラス桁シート51が割れやすくなる乾燥状態(湿度40〜50%)を考慮すると、切り目53bの長さは、折り曲げ線53aの長さの1.5〜2倍(すなわち、300〜600mm)であることがより好ましい。
また、トラス桁シート51の短手方向(以下、幅方向と称する)の両端部には、奥行き方向に沿って、複数(本例では、3個)のタブ57が外側に突出して形成されており、中央部の短冊状部材55の幅方向両端部には、上記タブ57と対応するように、差し込み口(切り込み孔)59が形成されている。なお、本実施の形態において、上記トラス桁シート51としては、天板10と同様な、複両面ダンボール(AB段:8mm)であり、ライナーはK7かK6、中芯はMM180が用いられている。
そして、使用時(組立時)に、トラス桁シート51を、切り目付き折り曲げ線53に沿って両端部から中央部に向けて巻き込むように折り曲げながら、それぞれのタブ57を対応する差し込み口59に差し込んで、突き合わせ部分60を粘着テープSTやステッチャー針で固定することにより、図4に模式的に示すような、略正三角形が3個連結したトラス構造のトラス桁50が形成されるようになっている。すなわち、タブ57、差し込み口59、所定の切り目付き折り曲げ線53を有するトラス桁シート51を折り曲げ線53に沿って折り込んでいくことにより、所定の高さ(例えば、90mm)を有する台形形状(トラス構造)を経年的に安定して保持することができるトラス桁50を現場にて容易に組み立て作成することが可能となる。また、本実施の形態に係るトラス桁50は、3個の三角形が連結したシンプルな構造であるため、高強度を得つつダンボールの使用量を削減することが可能となり、コストダウンに寄与することができる。
そして、このトラス桁50の長辺を天板10側に配置し、天板10の下面に予め貼り合せてある桁カバー30内に収容し、折り曲げカバー部35,35を折り曲げて包み込んだ後、折り曲げカバー部35,35の突き合わせ端面37,37を粘着テープSTやステッチャー針で固定してダンボールパレット1を完成する。
このように、その形状を安定して維持できるトラス桁50の長辺を天板10側に配置して桁カバー30内に収容することにより、パレット1全体の安定性と十分な強度を確保しつつ現場での両面接合を不要として、ユーザーによるダンボールパレット1の組立を容易に可能とする。
<実施形態2>
次に、本発明に係るダンボールパレットの別の実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、図5は本実施の形態に係るダンボールパレットの全体構成を示す模式的斜視図、図6は模式的断面図、図7は本実施の形態に係るトラス桁シートの展開図である。
本実施の形態に係るダンボールパレット1Aは、先の実施形態における天板、桁カバー、及び底板を予め一体に形成しつつ折り畳み可能に形成したものであり、先の実施形態と同様な機能を有する部材には、同様な符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に模式的に示すように、本実施の形態に係るダンボールパレット1Aは、天板10、複数の桁カバー30A、複数のトラス桁50A、底板70を備え、出荷時には、構成部材をシート状に形成可能としつつ、使用時(組立時)には、作業性の向上及び耐荷重性能(積載荷重:500kg以上1ton以下)や折り曲げ強度の増大を図ったものである。
具体的には、図6(a)に模式的に示すように、天板10と底板70との間に複数の中空直方体(断面長方形)形状の桁カバー30Aを設け、図6(b)に模式的に示すような直方体形状のトラス桁(4個の直角三角形を連結したトラス桁)を対応する桁カバー30Aの前後方向から挿入可能としたものである。
天板10は、先の実施の形態と同様に、予め所定の大きさにカットした強化ダンボールシート(ダブルタイプの複両面ダンボール)を2枚から3枚積層して貼り合せた厚いボード状に形成されている。
本実施の形態において、長方形状の桁カバー30Aと底板70は、シート状に折り畳み可能なように、2枚(表・裏)のライナーに波型の中芯原紙を貼り合わせた、いわゆるシングルタイプの両面ダンボールにて形成されている。
そして、出荷前の工場内にて両面接合装置等を用いて、天板10と底板70との間に、複数の桁カバー30Aを配置(本例では、両端部下面及び中央部下面の3箇所)し、天板10、桁カバー30A、底板70とを一体に予め両面接続(接着)して折り畳み、先の実施の形態と同様に、シート状に形成しておく。
トラス桁50Aは、図7に模式的に示すように、先の実施形態と同様に、出荷時においては、1枚の矩形状(本例では、1100×850mm)のトラス桁シート51Aとして展開形成されている。このトラス桁シート51Aには、奥行き方向に沿って、8本の切り目付き折り曲げ線53aが打ち抜き加工されており、9個(9列)の短冊状部材55Aが区画形成されている。
先の実施形態と同様に、上記切り目付き折り曲げ線53は、折り曲げ線53aと細長い貫通孔である切り目53bとが交互に連続するミシン目状の直線(罫線)であり、折り曲げ線53aの長さとしては、200〜300mmであることが好ましい。一方、切り目53bの長さは、折り曲げ線53aの長さの1〜2倍(すなわち、200〜600mm)であることが好ましい。なお、トラス桁シート51Aが割れやすくなる乾燥状態(湿度40〜50%)を考慮すると、切り目53bの長さは、折り曲げ線53aの長さの1.5〜2倍(すなわち、300〜600mm)であることがより好ましい。
また、トラス桁シート51Aの幅方向両端部には、奥行き方向の2列に渡って、複数(本例では、各列3個)のタブ57が形成されている。具体的には、両端部(最外列の短冊状部材であり、組立後の直角三角形の斜辺に相当)には、外側に突出するタブ57aが形成されており、その内側の列の短冊状部材には、シートに切り込みを入れた切り込みタブ57bが形成されている。
一方、両端部から3列目の短冊状部材55Aには、その内側に上記タブ57aと対応するように、差し込み口(切り込み孔)59aが形成されおり、中央部の幅広の短冊状部材55Aの中央部には、上記切り込みタブ57bと対応するように、差し込み口(切り込み孔)59bが形成されている。なお、中央部の差し込み口(切り込み孔)59bは、両側(2個)の切り込みタブ57bが挿入可能なよう、差し込み口(切り込み孔)59aに比し、幅広に形成されている。本実施の形態において、上記トラス桁シート51としては、天板10と同様な、複両面ダンボール(AB段:8mm)であり、ライナーはK7かK6、中芯はMM180が用いられている。
そして、使用時(組立時)にトラス桁シート51Aを、切り目付き折り曲げ線53に沿って両端部から中央部に向けて巻き込むように折り曲げながら、それぞれのタブ57a,57bを対応する差し込み口59a,59bにそれぞれ差し込むことにより、図6(b)に模式的に示すような、直角三角形が4個連結したトラス構造のトラス桁50Aが形成されるようになっている。
すなわち、本実施の形態に係るトラス桁シート51Aによれば、所定の切り目付き折り曲げ線53に沿って折り込みながら、タブ57a,57bを対応する差し込み口59a,59bに差し込んでいくだけで、所定の高さ(例えば、90mm)を有する直方体形状(断面長方形状)を保持することができるトラス桁50Aを現場にて容易に組み立てることが可能となる。
そして、このトラス桁50Aを桁カバー30A内に収容(挿入)することによりダンボールパレット1Aを完成する。
このように構成したトラス桁50Aでは、直角三角形が4個連結した直方体形状(断面長方形状)のトラス構造であるため、垂直方向の支持桁(支持箇所)50Aが4本(3カ所)となり、台形状のトラス桁に比し、さらなる積載荷重の増大が可能となる。また、直角三角形の斜辺50Aが筋交いの役割を果たすので、より安定してトラス形状を維持することができる。
さらに、本実施の形態では、トラス桁30Aを天板10と底板70とで挟み込む構成としているので、垂直方向の積載荷重のみならず、水平方向の曲げ荷重に対しても強度を増大させることができる。
<変形例>
次に、本実施の形態に係るダンボールパレット1Aの変形例を図8に示す。この変形例では、複数のトラス桁50Aの収容空間を有する凹凸状の桁カバー30Bと、桁カバー30Bの幅方向両端部と接続(接着)可能なよう、対応する幅方向両端部が折り曲げられて立設された折り曲げ接着部70Bを有する凹状(皿状)の底板70Bとが一体に形成されている(以下、桁カバー30Bと底板70Bとを一体に形成したユニットをスキッドユニットSUとも称する)。さらに、スキッドユニットSUの上部を覆うように、天板10が接着されている。そして、これら天板10、凹凸状の桁カバー30B及び底板70Bは、両面接合装置等を用いて工場内にて予め両面接続(接着)されている。
スキッドユニットSUを構成する桁カバー30A及び底板70のそれぞれは、2枚(表・裏)のライナーに波型の中芯原紙を貼り合わせた、いわゆるシングルタイプの両面ダンボールにより形成されている。一方、天板10は、先の実施形態と同様な、両面ダンボールの片側に片面ダンボールを貼り合わせた、いわゆるダブルタイプの複両面ダンボールにて形成されている。
このように構成した場合には、天板10、桁カバー30B、底板70Bをより一体的に形成することができる。また、天板10を省略して、スキッドユニットSUの天地を逆転させることにより、簡易型のスキッドタイプのダンボールパレットとして用いることもできる。
なお、上述した実施の形態では、奥行き方向に渡って延在する3個のトラス桁(二方差し用トラス桁)50を例示したが、トラス桁50の長さを縮小して(例えば、200mm程度)、奥行き方向及び幅方向の両端部、中央部に三箇所ずつ配置(計9箇所)した四方差し用トラス桁としてもよい。
以上説明したように、本発明に係るダンボールパレット及びその組立方法によれば、各構成部材を1枚のダンボールシートより形成可能とし、工場出荷時には、天板10、桁カバー30(30A)、トラス桁50(50A)といった構成部材をシートの状態で出荷することが可能となり、搬送費用や保管費用を大幅に削減することができる。加えて、トラス桁50を桁カバー30にて包み込んで支持する、又は、トラス桁50Aを単に桁カバー30A内に挿入する構成としているので、使用時(組立時)には、各構成部材の両面接合(両面接着)を不要として、ユーザーが必要な時に必要な分だけ必要な場所にて、ダンボールパレット1(1A)を容易に組み立て可能とすると共に、作業性の大幅な向上を図ることができる。また、積載荷重に応じて、所定のトラス桁シート51(51A)を用いることにより、経年的に安定し、かつ、十分な強度を有するトラス桁50(50A)を現場にて容易に組み立て作成することができる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において多様な変更もしくは改良を加え得るものである。例えば、トラス桁50の下面に底板70を接合する等、上述した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1,1A ダンボールパレット
10 天板
30 桁カバー
33 接着部
35 カバー部
37 突き合わせ端面
50,50A トラス桁
51,51A トラス桁シート
53 切り目付き折り曲げ線
53a 折り曲げ線
53b 切り目
55,55A 短冊状部材
57 タブ
59 差し込み口
60 突き合わせ部分
70 底板

Claims (12)

  1. 複数枚のダンボールシートが積層形成された天板と、
    前記天板の少なくとも両端部下面に張り付けられた桁カバーと、
    前記桁カバーに収容され、複数の三角形が連結して形成されたトラス桁と
    を備え、
    出荷時において、前記天板と前記桁カバーとは予め一体にシート状に形成されていると共に、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線が付されたダンボールシートとして展開形成されており、
    使用時において、前記トラス桁は、前記ダンボールシートを折り曲げることにより複数の三角形が連結した台形状に形成され、その長辺が前記天板側に配置されて前記桁カバーに収容されていることを特徴とするダンボールパレット。
  2. 複数枚のダンボールシートが積層形成された天板と、
    前記天板の下方に配置された底板と、
    前記天板と前記底板との間に介装された桁カバーと、
    前記桁カバーに収容され、複数の三角形が連結して形成されたトラス桁と
    を備え、
    出荷時において、前記桁カバーは、前記天板及び前記底板と予め一体にシート状に形成されていると共に、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線が付されたダンボールシートとして展開形成されており、
    使用時において、前記トラス桁は、前記ダンボールシートを折り曲げることにより複数の直角三角形が連結した長方形状に形成され、前記桁カバー内に挿入収容されていることを特徴とするダンボールパレット。
  3. 前記トラス桁は、展開状態において、一枚のダンボールシートの幅方向両端部に複数のタブが形成されていると共に、幅方向中央部には、前記タブに対応する切り込み孔が形成されており、かつ、奥行き方向に沿って略均等間隔の複数の前記切り目付き折り曲げ線が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のダンボールパレット。
  4. 前記切り目付き折り曲げ線の前記折り曲げ線の長さは、200〜300mmであると共に、前記切り目の長さは、前記折り曲げ線の長さの1〜2倍であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のダンボールパレット。
  5. 前記切り目の長さは、前記折り曲げ線の長さの1.5〜2倍であることを特徴とする請求項4に記載のダンボールパレット。
  6. 前記桁カバーは、前記天板に接合される接着部と、当該接着部の両端から延在するカバー部とを有し、前記カバー部は前記トラス桁の外形形状に倣うように折り曲げ可能に形成されていると共に、接着部からみて左右対称に形成されていることを特徴とする請求項1 ないし5のいずれかに記載のダンボールパレット。
  7. 前記天板及び前記トラス桁を形成するダンボールシートは、複両面ダンボールであるのに対し、前記桁カバーを形成するダンボールシートは、両面ダンボールであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のダンボールパレット。
  8. 複数枚のダンボールシートを積層形成した天板と、前記天板の少なくとも両端部下面に張り付けられるシート状の桁カバーと、前記桁カバーに収容される台形状のトラス桁とを用い、
    出荷時において、前記天板と前記桁カバーとは予め一体に形成しておくのに対し、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線を打ち抜き加工したトラス桁シートとして形成し、
    使用時において、前記トラス桁シートを前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、複数の三角形が連結した台形状のトラス桁を作成し、
    その後、台形状のトラス桁の長辺を前記天板側に配置して前記桁カバー内に収容し、前記桁カバーの突き合わせ端部を接合してダンボールパレットを作成することを特徴とするダンボールパレットの組立方法。
  9. 複数枚のダンボールシートを積層形成した天板と、前記天板の下方に配置した底板と、前記天板と前記底板との間に介装した長方形状の桁カバーと、前記桁カバーに収容されるトラス桁とを用い、
    出荷時において、前記桁カバーは、前記天板及び前記桁カバーと予め一体にシート状に形成しておくのに対し、前記トラス桁は、折り曲げ線と細長い貫通孔である切り目とが交互に形成された切り目付き折り曲げ線を打ち抜き加工したトラス桁シートとして形成し、
    使用時において、前記トラス桁シートを前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより、複数の直角三角形が連結した長方形状のトラス桁を作成し、
    その後、長方形状のトラス桁を前記桁カバー内に挿入収容してダンボールパレットを作成することを特徴とするダンボールパレットの組立方法。
  10. 前記トラス桁シートは、一枚のダンボールシートの幅方向両端部に複数のタブが形成されていると共に、幅方向中央部には、前記タブに対応する切り込み孔が形成されており、かつ、奥行き方向に沿って略均等間隔の複数の前記切り目付き折り曲げ線が打ち抜き加工されており、
    前記トラス桁シートの幅方向両端部から中央部に向かって巻き込むように、前記タブを前記切り込み孔に差し込んで前記切り目付き折り曲げ線に沿って折り曲げることにより前記トラス桁を作成することを特徴とする請求項8又は9に記載のダンボールパレットの組立方法。
  11. 前記桁カバーは、前記天板に接合される接着部と、当該接着部の両端から左右対称に延在するカバー部とを有し、
    出荷時において、前記接着部と前記天板とを予め一体に形成し、
    使用時において、前記カバー部を前記トラス桁の外形に倣うように折り曲げて収容し、粘着テープやステッチャー針にて固定することを特徴とする請求項8に記載のダンボールパレットの組立方法。
  12. 前記天板及び前記トラス桁を形成するダンボールシートは、複両面ダンボールであるのに対し、前記桁カバーを形成するダンボールシートは、両面ダンボールであることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載のダンボールパレットの組立方法。

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