JP2005188252A - 紙管を利用したパネル体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 廃棄される紙管の再利用を図りながらなお且つ従来の紙管を用いたパネル体に比較しても低コストに製造できるパネル体を提供することを目的とするものである
【解決手段】 円筒状若しくは半割り円筒形状の多数の紙管(5)(20)同士を、その管軸方向がパネルの面方向と同方向となるようにして互いに並列し、且つ、それら紙管(5)(20)同士を相互に接合してパネル本体(6)(21)とするもので、必要によりパネル本体(6)の1面又は両面に表面板(7)を張り付ける。また、フォークリフト用パレット(19)とする場合、パネル本体(21)の下側に紙管脚(22)を設けて、フォーク挿入用の空間(23)を形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、紙管を利用したパネル体であって、特に建築物や構築物の壁、床、天井、フォークリフト用のパレット等として用いられるものに関する。
パネルの構成要素として紙管を利用することは公知であり、例えば、特許文献1及び4には、短尺に切断した紙管をX方向・Y方向に並列状に配列しコアとし、そのコアの表裏両面に面材を張り付けたパネル構造が開示されている。また、特許文献2には、ハニカム状のコアを芯材としたパネルにおいて、同じく短尺に切断した紙管をそのコアの一部分に強化材として配置することが開示されている。
更に、特許文献3及び4では、紙管を短尺の支脚として使うことによって、その支柱によって形成される空間部にフォークリフトの爪を入れるようにした、フォークリフト用のパレットが開示されている。
特開平6−234174号公報 特開平7ー172437号公報 特開2000ー142698号公報 特開2003ー40268号公報
紙管は古くから用いられている製品であって、その用途は、大きく分けて繊維用紙管、紙用紙管、その他巻取り用紙管、容器に分けられる。繊維用紙管は、繊維を巻き取る際の芯材として用いられるものであり、工場で製造された繊維をロール状に巻き取った状態で製品として出荷される。紙用紙管は、製紙を巻き取る芯材として用いられるものであり、製紙工場で製造された紙をロール状に巻き取った状態で出荷される。その他巻き取り用紙管は、フィルムやテープ等を巻き取るためにも用いられる。
従来、これらの紙管は、使用後は、一部、短尺になった紙管同士をホッチキスで接続するなどして再利用している例もあるが、その殆どは廃棄処分されているのが現状である。
他方、上記特許文献に示されるように、紙管を短尺に切断してパネルのコア材として利用し或いはパレットの支脚としての利用することによって、繊維用紙管や紙用紙管の再利用を図ることが出来るという点で、資源の節約に資することが出来、又、廃棄品を使用することでコストを抑えることが可能となる。
しかしながら、紙管を短尺に切断して多数並列する場合、切断や多数並べるための作業手間を考えると、必ずしもコスト的に有利とは言えない。また、ハニカム構造体に部分的に補強材として入れるものでは、ハニカム構造体と紙管という2種類の材料を使うことになり、工程が複雑となってやはりコスト高となりやすい。
この発明は、廃棄される紙管の再利用を図りながらなお且つ従来の紙管を用いたパネル体に比較しても低コストに製造できるパネル体を提供することを目的とするものである
上記の課題を解決するため、この発明のパネル体は、円筒状若しくは半割り円筒形状の多数の紙管同士をその管軸方向がパネルの面方向と同方向となるようにして互いに並列し、且つ、それら紙管同士を相互に一体に接合してパネル本体としてなることを特徴とする。この場合、請求項2の発明では、パネル本体の1面または両面には表面材を張り合わせるものが提供される。
また、前記パネル体を形成する構造用紙管の内径よりも僅かに小さい外径を備えた接合用紙管を備え、この接合用紙管の一端を前記構造用紙管の一端へ挿入するとともに、同じく接合用紙管の他端を他の構造用紙管の一端へ挿入して、それら構造用紙管の端部同士を接合してなるものが提供される。その際、構造用紙管の周面に、紙管長手方向に沿ってフラットに形成して、そのフラットな面を他の紙管若しくは表面板等へ重ね合わせるようにすることが考えられる。
この出願の請求項5の発明では、パネル本体の端部又は中間部或いはそれらの双方に、木材、金属若しくは樹脂からなるか又は紙管を複数重ねた補強部を配置してなるものが提供される。
また、この発明のパネル体は、建築又は構築物における壁、天井又は床として用いられるものである。
パネル体同士の接合部においては、一方のパネル体より突設させた接合用紙管を他方のパネル体の構造用紙管の端部等の接合用穴へ挿入して、パネル体同士を接合するように構成してなるものが提供される。
更に、この発明の別のパネル体は、フォークリフト運搬用のパレットして用いられるものである。そして、このように、フォークリフト用パネル本体として用いられるものにおいて、半割円筒形状の紙管をその割り面が下向きとなるようにして水平方向に並列接合して形成され、そのパネル本体の下面に、前記紙管の長手方向とは直角な方向の複数の紙管脚を間隔を置いて設けて、パネル本体下側にフォークリフトのフォーク挿入空間を形成してなるものであり、その際、紙管脚の下面間に跨るようにして底板を張り付けてなるものが提供される。
更に、請求項11の発明では、上記の紙管、接合用紙管、紙管脚の全部又は一部が廃材を再利用したものである。
この発明では、まず、筒状若しくは半割り円筒形状の多数の紙管同士をその管軸方向がパネルの面方向と同方向となるようにして互いに並列し、且つ、それら紙管同士を相互に一体に接合してパネル体としてなるものであるから、紙管を短尺にしてその管軸がパネルの面に対して直角な方向に多数並列してコアを構成させるものと異なり、紙管の切断や切断した紙管同士の接着などの手間が大幅に削減され、製造コストを低減できる。
また、所定の長さに足りない紙管は、紙管同士をその端部間に小径の接続用紙管を挿入しながら接続延長するので、短い紙管を無駄にすることなく有効利用できるとともに、ホッチキス等で接続するものに比較して強度もはるかに高くなる。
また、紙管の外周面に平面部を設けて、この平面部において、他の紙管或いは表面材と接合するようにしているため、安定して重ねることが出来るとともに、それらを接着などによって接合する場合でも、強固に接合できる。
この出願の請求項5では、部分的に木材、金属若しくは樹脂からなるか又は紙管を複数重ねた補強部を配置しているので、より強度の高いパネル体が得られる。
請求項7の発明では、パネル対同士の接合を、一方のパネル体より突出させた接合用紙管を他方のパネル体の構造用紙管の端部へ挿入して行うようにしており、接合部分にも紙管を用いるので別途特別の接合部材を用意する必要がない。
また、この発明のフォークリフト用パレットにおいては、半割り円筒形状の紙管を並列したパネル本体の下面を直角方向の複数の紙管脚で連結しており、これらが紙管で構成されることによって軽量でしかも充分な強度を備えたものが得られる。
更に、この発明の建築物用、フォークリフト用パレットとしても用いられる紙管は、いずれも繊維用、紙巻き取り用紙管の廃棄用品を全部若しくは一部に利用することができ、このようにすることによって非常に安価に製作することが出来る。
図1〜図5は、この発明のパネル体を、住宅等の建築物の壁、床等に用いる場合の実施形態を示している。
図1において、(1)は直線部分に用いられる直線用壁パネル、(2)はコーナー部分に用いられるコーナー用壁パネルであり、それら壁パネルによって組み立てられた壁体(4)の上に、2階その他の上部階の床パネル(3)が取り付けられる。
上記において、各壁パネル(1)(2)(3)はいずれも、図2〜図4で示すように、基本的に紙管(5)(5)…を多数並列したパネル本体(6)と、そのパネル本体(6)の表面に張り付けた表面板(7)とからなる。
紙管(5)は、断面が中空円筒形状のものを用い、図5でも示すように、予めその外周面に、長手方向に延びる1又は複数の平面部(8)(8)…を、円周方向に間隔を置いて形成してある。この実施形態では、円周方向に等間隔をおいて4個の平面部(8)(8)…を形成しており、平面部(8)と平面部(8)との間には、円周部(9)が残されている。
平面部(8)は、元々円形の紙管(5)外周面を、長手方向に削り落として形成するものであるが、その削り落とす厚みを適宜変えることによって、その平面部(8)の幅を変更することが出来、深く削るほど幅は大きくなり、後で述べるように、隣接する紙管(5)同士を接合する際及び表面板(7)と接合する際の接合強度も高くなる。しかし、逆に、深くしすぎると紙管(5)周壁の厚みが薄くなって紙管自身の強度が低下する。そのため、削り取る深さは、紙管(8)の強度低下の限界を越えない程度とする。
更に、平面部(8)と平面部(8)との間には円周部を残しているが、強度低下を容認できるなら、そのような円周部を残すことなく完全な四辺形とすることも可能である。また、逆に、紙管(5)同士の接合及び表面板(7)との接合に差し支えなければ即ち充分な接合強度が得られるなら、紙管(5)同士の接合面及び面材との接合面の一方若しくは両方の平面部(8)は必ずしも設ける必要はない。
そして、図5で示すように、互いに平行状に隣接する紙管(5)(5)の平面部(8)(8)同士を、接着剤(10)で接着しながら接合して、平面状に一体となったパネル本体(6)が形成される。このように形成されたパネル本体(6)の表裏両面に、合板、段ボール紙又はその他の材質からなる表面板(7)を、接着剤(10)で接着してパネル体が形成される。このとき、パネル本体(6)の表裏両面側には、紙管(5)同士を接合するのに用いた平面部(8)とは直角な方向の残りの平面部(8)が対面しており、この平面部(8)へ表面板(7)が、接着剤(11)で接着されて接合されている。
この実施形態において、壁体(4)は、上記のように直線部の壁パネル(1)とコーナー部の壁パネル(2)とからなり、直線用壁パネル(1)は、紙管(5)(5)…を直線状に並列した平面状のパネル本体(6)と表面板(7)からなる。コーナー用壁パネル(2)は、図3のように、紙管(5)(5)…を途中で直角に折れ曲がるように接合したL字形のパネル本体(6)とし、コーナーを挟んだ各直線部の表裏両面に、前記直線用パネル(1)と同様の構造で表面板(7)が張り付けられている。
床パネル(3)も、基本的に、直線用パネル(1)と同じく、紙管(5)(5)…をパネル面方向に並列してパネル本体(6)を形成するが、図4で示すように、その並列方向の中間部分に、断面が正方形若しくは長方形の補強梁(12)を1又は複数箇所(図では3箇所)に介在させて、水平荷重に対する強度を確保するようにしている。
補強梁(12)は、この発明の補強部を構成するものであるが、図4のように、外周の4面のうち、対向する2面を隣接する紙管(5)の平面部(8)へ接着し、他の2面が表面板(7)へ接着される。また、その材質は、木材、金属,樹脂等水平荷重を強化できるようなものであれば、特に限定されない。その断面形状も、上記のように、正方形、長方形に拘わらず、多角形状にすることも考えられ、或いは、紙管(5)と同じ断面形状のものを用いることも考えられる。なお、床パネル(3)でない例えば天井パネルの場合には、水平荷重は考慮する必要がないので、補強梁(12)は設ける必要がない。
更に、平面から見た床パネル(3)の各コーナーには、紙管(5)並び方向の最端部の紙管(5)の先端と下側の表面板(7)のコーナーを切り落としする等によって、凹欠部(16)が形成されている。この凹欠部(16)に、固定部(13)と、その固定部(13)より突出した小径の挿入部(14)とからなる連結部材(15)が取り付けられている。固定部(13)は、前記の紙管(5)を短尺に切断するか又はそれと同様の形状であり、その外周の平面部(8)(8)を、最端部の紙管(5)の端面と、その隣の紙管(5)の端部の平面部(8)へ接着などによって固着し、この状態で、挿入部(14)が下向きに突出している。
そして、直線用壁パネル(2)とコーナー用壁パネル(2)とを互いに連結しながら、壁体(4)を組み立てた後、床パネル(3)を、その端部を各壁パネル(2)(3)の上端面へ載置して設置するものである。その際、前記の挿入部(14)を、コーナー用壁パネル(3)のコーナーの対応する紙管(5)の中空部へ挿入するようにしている。この連結部材(15)は、コーナーのみならず中間部にのみ又は中間部とコーナーの双方に設けるようにしても良い。
図6(A)(B)は、紙管(5)(5)同士を長手方向に延長接続する場合の接続方法を示している。前述したように、紙管(5)は、繊維用紙管や紙巻き取り用紙管等の廃材を再利用して使用することによって、資源の再利用図りつつ製造コストを抑えることが可能となる。しかし、廃材であるため長さも種々異なり、また、壁パネル(2)(3)や床パネル(3)のパネル本体(6)としては短すぎる場合もある。このような場合、紙管(5)同士を繋いで延長することになるが、従来のホッチキスで接続する方法では、折曲げに対する強度が充分でなく、簡単に折れてしまう欠点がある。
そこで、この実施形態では、パネル本体(6)の紙管(5)の内径よりも僅かに小径の外径を備えた別の紙管(16)を使用し、図のように、この接続用紙管(16)の一方の端部を、接続する一方の紙管(5)の端部へ挿入し、他方の端部を同じく他方の紙管(5)の端部へ挿入して、接続用紙管(16)の外周面と紙管(5)の内周面を接着剤などで接着するなどによって、互いに一体に連結するようにしている。なお、この明細書では、紙管(5)を、接続用紙管(16)とは特に区別する必要のある場合、構造用紙管と称している。
図7は、上記とは異なる構造の床パネル(3)を用いた別の実施形態で、図1の補強部材(12)に替えて、紙管(5)(5)を上下に複数段に即ちこの実施形態では2段に重ねることによって、主に垂直荷重を支えるこの発明の補強部としている。また、コーナーの連結部材(15)は、そのコーナーの頂点を挟んだ2箇所に設けて、床パネル(3)の壁パネル(2)に対する水平方向への回転をこの部分のみで防止できるようにしている。更に、挿入部(14)は、この図面のように、表面板(7)のコーナーを切欠しないで、その表面板(7)を貫通させても良い。
図8以下は、この発明の別の実施形態で、紙管を利用したフォークリフト用パレット(19)の例である。この発明では、まず、前記壁パネル(2)(3)等と同じく、円周方向に4面の平面部(8)(8)…を備えた紙管(5)を、互いに対向する一対の平面部(8)(8)の幅方向の中央部で半割りした半割円筒形状の紙管(20)を使用する。そして、多数の半割円筒形状の紙管(20)(20)…をそれらの割り面が下向きとなるようにして互いに平面状に並列するとともに、図10で示すように、隣接する半割円筒形状の紙管(20)(20)の対向する平面部(8)(8)同士を、例えば接着剤(24)で接着する等して、一体のパネル本体(21)としている。
(22)(22)は、紙管(5)と同形状の複数(図では3本)の紙管からなる紙管脚であって、パネル本体(21)の半割円筒形状の紙管(20)に対して直角な方向に向けるとともに、それらの紙管(20)の長手方向に間隔を置いて平行に並べて配置し、その上にパネル本体(21)を載せ、図10のように、接着剤(25)などにより接着するなどして、互いに一体に接合している。パネル体(21)の上面は、半割円筒形状の紙管(20)の各平面部(8)が位置しており、これにより荷物を安定して載せることが出来るようになっている。
パネル本体(21)の下側には、紙管脚(22)(22)…間に隙間(23)(23)が形成され、この隙間(23)が、パネル本体(21)を持ち上げる際のフォークリフトのフォーク挿入空間とされる。紙管脚(22)の下側には、隙間(23)(23)を塞ぐ底板(24)が、接着剤(26)等により各紙管脚(22)(22)…間に跨って張り付けられる。
パネル本体(21)を形成する構造用紙管として半割円筒形状の紙管(20)を用いる替わりに、筒状の紙管(5)をそのまま用いることも可能であるが、このようにすることによって、材料費を節約し、また、パレット自体の嵩を低くして全体にコンパクトに収めることが出来る。
なお、上記何れの場合においても、使用される紙管(5)(20)及び紙管脚(22)(22)としては出来るだけ防水性に優れたものが望ましく、場合によっては特別に防水処理すしたものであってもよい。
この発明は、上記実施形態で示したような建築用パネル、フォークリフト用パレットの他各種のパネル体に適用可能である。防水処理される等によって
この発明のパネル体を用いた建築物の要部の分解斜視図である。 同じく壁パネルの要部の分解斜視図である。 同じくコーナー用壁パネルの要部の分解斜視図である 同じく床パネルの要部の分解斜視図である パネルの要部の拡大断面図である。 紙管同士の接続方法を示す要部の斜視図である。 この発明の別の実施形態を示すパネル体を用いた建築物の要部の斜視図である。 この発明をフォークリフト用パレットに適用した場合のパレットの斜視図である。 同じく要部の拡大断面図である。 同じくパレットの分解斜視図である。
符号の説明
(1) 壁パネル
(2) コーナー用壁パネル
(3) 床パネル
(4) 壁体
(5) 紙管
(6) パネル本体
(7) 表面板
(8) 平面部
(12) 補強梁
(14) 挿入部
(15) 連結部材
(16) 接続用紙管
(19) パレット
(20) 紙管
(21) パネル本体
(22) 紙管脚
(23) 隙間
(24) 底板

Claims (11)

  1. 円筒状若しくは半割り円筒形状の多数の紙管同士を、その管軸方向がパネルの面方向と同方向となるようにして互いに並列し、且つ、それら紙管同士を相互に接合してパネル本体としてなることを特徴とする紙管を利用したパネル体。
  2. 前記パネル本体の1面または両面に表面材を張り合わせてなる請求項1記載のパネル体。
  3. 前記構造用紙管の内径よりも僅かに小さい外径を備えた接合用紙管を備え、この接合用紙管の一端を前記パネル体を形成する構造用紙管の一端へ挿入するとともに、同じく接合用紙管の他端を他の構造用紙管の一端へ挿入して、それら構造用紙管の端部同士を接合してなる請求項1または2記載のパネル体。
  4. 構造用紙管の外周に、紙管長手方向に沿った平面部を形成して、その平面部を他の紙管若しくは表面板等へ重ね合わせるようにしてなる請求項1から3のいずれかに記載のパネル体。
  5. パネル本体の端部又は中間部或いはそれらの双方に、木材、金属若しくは樹脂からなるか又は紙管を複数重ねた補強部を配置してなる請求項1から4のいずれかに記載のパネル体。
  6. 建築又は構築物における壁、天井又は床として用いられるものである請求項1から5のいずれかに記載のパネル体。
  7. パネル体同士の接合部において、一方のパネル体より突設させた接合用紙管を他方のパネル体の構造用紙管の端部等の接合用穴へ挿入して、パネル体同士を接合するように構成してなる請求項6記載のパネル体。
  8. フォークリフト運搬用のパレットして用いられるものである請求項1から7のいずれかに記載のパネル体。
  9. パネル本体が、半割円筒状の紙管をその割り面が下向きとなるようにして水平方向に並列接合して形成され、そのパネル本体の下面に、前記紙管の長手方向とは直角な方向の複数の紙管脚を間隔を置いて設けて、パネル本体下側にフォークリフトのフォーク挿入空間を形成してなる請求項8記載のパネル体。
  10. 紙管脚の下面間に跨るようにして底板を張り付けてなる請求項9記載のパネル体。
  11. 上記の紙管、接合用紙管、紙管脚の全部又は一部が廃材を再利用したものである請求項1から10のいずれかに記載のパネル体。
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