JP2020105757A - 組み立て式キャビン、及び、組み立て式キャビンの組立方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1において、引用符号1は組み立て式キャビンを示す。組み立て式キャビン1は、例えば地震等の災害時における避難所において使用されるものである。組み立て式キャビン1は、上記避難所において被災者のプライバシーを守るスペースとして有効なものである。また、以下の説明で分かるようになるが、防寒性、防音性、遮光性、快適性、組立作業性、廃棄性、保管性、輸送性等が高いものである。組み立て式キャビン1は、組み立てにより全体が中空Tの略四角柱形状となるものに形成される。図2において、組み立て式キャビン1は、上下方向、左右方向、前後方向が同じ外観(同じ構造)になるように形成される。このような組み立て式キャビン1は、図3(a)に示す如く横置きの状態で床2に並べられれば、例えば避難所でのプライベートスペースとして使用することができる。又は、図3(b)に示す如く縦置きの状態にして床2に立てれば、例えば避難所での更衣室等に使用することができる。この他、図4に示す如く別な組み立て式キャビン1と連結すれば広いスペースを確保した状態に使用することができる(例えば避難所において家族で使用することが可能である。図4は後述する第二壁4を観音開きにして連結した図である)。
図1及び図5において、組み立て式キャビン1は、複数種の壁を備えて構成される。また、組み立て式キャビン1は、扉の開閉操作やロックを行う際に使用される操作部材も備えて構成される。上記複数種の壁は、二つの第一壁3、四つの第二壁4、及び二つの第三壁5の三種類であり、また、上記操作部材は例えば紐6である。二つの第一壁3は、横置きの組み立て式キャビン1とした場合、左右の側壁に相当する壁部品(板状部品)である。また、四つの第二壁4は、上記同様に横置きの組み立て式キャビン1とした場合、前後の扉(開閉部分)に相当する壁部品(板状部品)である。また、二つの第三壁5は、上記同様に横置きの組み立て式キャビン1とした場合、天井及び底に相当する壁部品(板状部品)である。以上のような構成部品は、後述する収納箱46(図10参照)に収納される。本実施例の上記構成部品及び収納箱46は、以下の説明で分かるようになるが、全て焼却可能な材質からなるものである(尚、不燃物や焼却不可の材質のものを排除するものではない)。また、上記複数種の壁は、全て二層構造のものになる。
図1、図5、及び図7において、第一壁3は、第一壁本体7と、複数の凸部8、9、10とを有する図示形状に形成される。また、第一壁3は、外側の壁外層11と、内側の壁内層12とを備える二層構造のものに形成される。第一壁3は二つ備えられ、ここではその一つを第一壁3a、もう一つを第一壁3bと呼ぶことにする。第一壁本体7は、広げた状態で略長方形になる本体形状に形成される。また、第一壁本体7は、中央で折り畳まれると略正方形になる本体形状に形成される。上記略長方形状は略畳一畳に相当するサイズの形状であるものとする。また、上記略正方形状とは略畳半畳に相当するサイズの形状であるものとする。第一壁本体7は、外面及び内面が略平行になる板状の部品(壁部品)に形成される。別な言い方をすれば、同じ厚みの板状の部品に形成される。第一壁3は、第一壁本体7を略長方形に広げた状態で使用され、略正方形の状態では後述する収納箱46(図10参照)に収納される。
図5及び図7において、複数の凸部8、9、10は、第一壁本体7の本体周縁部からそれぞれ外方に突出するように形成される。別な言い方をすれば、短辺14a及び14bの部分、長辺15a及び15bの部分からそれぞれ外方に突出するように形成される。凸部8は所定の間隔をあけて長辺15aに二つ、長辺15bに二つの合計四つが存在するように形成される。また、凸部8は角部13a〜13dの近くに存在するように形成される。凸部9は長辺15aの中央に一つ、長辺15bの中央に一つの合計二つが存在するように形成される。凸部9は、折り畳み部16の位置に合わせて形成される。凸部9の中央には折り畳み部16が形成される。凸部9は自身も折り畳み可能に形成される。凸部9は凸部8よりも長辺方向にのびる幅広部分に形成される。凸部8及び凸部9は、組み立て式キャビン1の組立時に上下方向に突出するような部分に形成される。一方、凸部10は所定の間隔をあけて短辺14aに二つ、短辺14bに二つの合計四つが存在するように形成される。凸部10は凸部8よりも幅広に、また、凸部9よりも幅狭に形成される。以上のような複数の凸部8、9、10は同じ寸法(図11を参照しながら後述するものとする)で突出するように形成される。
図5ないし図7において、第一壁3を二層構造にする壁外層11は、紙材料又は紙を含む材料からなるものであり、ここでは紙製の段ボールが採用される。尚、使用後の焼却等を考慮しなければプラスチック製段ボール等であってもよいものとする。また、紙製段ボールと同等の機能を有するのであれば厚紙であってもよいものとする。紙製段ボールの壁外層11は、本実施例において外側が薄く内側が厚い二つの(二層の)段ボールで構成される。二つの段ボールは特に符号を付さないが、波形に形成された中芯部分と、この中芯部分を挟み込むようなライナーとで構成される。尚、壁外層11のうち複数の凸部8、9、10に対応する部分を凸部外層17と呼ぶものとする。一方、第一壁3を二層構造にする壁内層12は、変形・復元可能な緩衝材が採用される。組み立て式キャビン1において、緩衝材は人が触れる部分になるので例えば発泡緩衝材が好適である。発泡緩衝材としては本実施例において公知のアローエコ(登録商標)が採用される。アローエコ(登録商標)は紙のリサイクル品であり、印刷工程から出る裁断クズを粉体化して紙ペレットにし、この後にコーンスターチと少量のポリプロピレンとを混合して水蒸気発泡させたもので、例えば板状に形成される。本実施例においては、板状に形成されたものを後述する壁内層部品21に成型して使用するものとする。アローエコ(登録商標)は、環境に優しく、弾力性・復元率が高く、吸湿性効果があり、有害物質を排出せず、軽くて加工性に優れ、保温・断熱効果が高く、擦れや傷に強い、等の特徴を有する。
図1、図5、及び図8において、第二壁4は、第一壁3に対し着脱自在に係合する板状の部品に形成される。また、第二壁4は、L字状に折り曲げ可能な板状の部品にも形成される。第二壁4は、第二壁本体22と、この第二壁本体22に形成される一対の凹部23、同じく一対の凹部24、及び一対の貫通孔25とを有する図示形状に形成される。また、第二壁4は、外側の壁外層26と、内側の壁内層27、28とを備える二層構造のものに形成される。このような第二壁本体22には、折り曲げ部29が形成される。第二壁4は、折り曲げ部29を境界にして一方が扉部30になるように形成される。第二壁4は四つ備えられ、第一壁3の短辺14a及び長辺15aに挟まれる角部13aの位置に係合するものを第二壁4a、短辺14b及び長辺15aに挟まれる角部13bの位置に係合するものを第二壁4b、短辺14b及び長辺15bに挟まれる角部13cの位置に係合するものを第二壁4c、短辺14a及び長辺15bに挟まれる角部13dの位置に係合するものを第二壁4dと呼ぶことにする。第二壁4は、所定位置となる上記角部13a〜13dの位置でL字状に折り曲げ可能な形状に形成される。第二壁4(第二壁本体22)は、L字状に折り曲げられる前の状態が略正方形になる形状に形成される。尚、略正方形状とは略畳半畳に相当するサイズの形状であるものとする。第二壁4は、第二壁本体22がL字状に折り曲げられる前の状態、すなわち平板の状態で後述する収納箱46(図10参照)に収納することができるように形成される。第二壁4は、第一壁3の折り畳み状態に合わせた略正方形に形成される。折り曲げ部29は、壁外層26を半切りした部分(第一壁3の折り畳み部16と同様の部分)に形成される。折り曲げ部29は真っ直ぐに形成される。
図5及び図8において、壁外層26及び壁内層27、28は、第一壁3の壁外層11及び壁内層12と同じ材質のものを用いて図示形状に形成される。また、壁外層26及び壁内層27、28は、第一壁3の壁外層11及び壁内層12と同じ厚みに形成される。壁内層27、28は、壁外層26の折り曲げ部29の位置で所定の間隔Sをあけるように配置される(所定の間隔Sは壁内層27(壁内層28)と同じ厚み寸法になる)。別な言い方をすれば、第二壁4の内層は間隔Sをあけて二分割するような状態に配置される。壁内層27、28は、第二壁本体22をL字状に折り曲げた時に、内側から見て壁外層26が露出しないように配置される。また、壁内層27、28は、上記折り曲げた時に密着した状態になるように配置される。壁内層27、28は、上記折り曲げた時に、あたかも間隔Sがなくなるように配置される(上記折り曲げた時に壁内層27の端部が壁外層26に密着する。また、折り曲げた時に壁内層28の端部が壁内層27の波形19が形成された面に密着する。これにより間隔Sがなくなるような状態になる)。壁内層27、28には、第一壁3の壁内層12と同じく波形19が形成される。
図5及び図8において、一対の凹部23及び一対の凹部24は、第二壁本体22の本体周縁部31の内側にそれぞれ配置される。尚、本体周縁部31には上記凸部8、9、10のような外側に突出する部分が存在しないものとする。一対の凹部23は、第一壁3の二つの凸部8との係合部分になるように形成される。また、一対の凹部24は、第一壁3の二つの凸部10との係合部分になるように形成される。一対の凹部23及び一対の凹部24は、この開口寸法が第一壁3の凸部8及び凸部10の厚み寸法及び幅寸法(図11を参照しながら後述するものとする)に合うように設定される。一対の凹部23及び一対の凹部24は、二つの凸部8及び凸部10をガタツキなく係合させるような差し込み部分に形成される。一対の凹部23及び一対の凹部24は、この開口縁が一周続く図示のような貫通孔形状に形成される。すなわち、本体周縁部31の切り欠きでない形状に形成される。一対の凹部23及び一対の凹部24は、第二壁本体22の厚み方向に凹部外層32及び凹部内層33を有する二層構造に形成される。尚、ここでは壁外層26及び壁内層27、28の一部分として凹部外層32及び凹部内層33と呼ぶものとする。第二壁4における壁内層27は、二つの壁内層部品34にて形成される。また同様に、壁内層28は、二つの壁内層部品35にて形成される。壁内層部品34、35は、図8(d)に示す如く組み合わせて壁外層26に貼り付けられる。壁内層27、28は、壁内層部品34、35を二つずつ壁外層26に貼り付けて形成される。尚、壁内層部品34、35の貼り付けは壁外層26の折り曲げ部29を避けて行われるものとする。一対の貫通孔25は、扉部30に形成される。一対の貫通孔25には、扉部30の開閉操作に用いるための紐6(図1参照)が環状に設けられる。
図1、図5、及び図9において、第三壁5は、第一壁3に対し着脱自在に係合する平らな板状の部品に形成される。第三壁5は、第三壁本体36と、この第三壁本体36に形成される一対の凹部37とを有する図示形状に形成される。また、第三壁5は、外側の壁外層38と、内側の壁内層39とを備える二層構造のものに形成される。第三壁5は二つ備えられ、第一壁3の長辺15aの位置に係合するものを第三壁5a、長辺15bの位置に係合するものを第三壁5bと呼ぶことにする。第三壁5は略正方形になる形状に形成される。尚、略正方形状とは略畳半畳に相当するサイズの形状であるものとする。第三壁5は、平らな板状の部品(壁部品)のままで後述する収納箱46(図10参照)に収納される。
図5及び図9において、壁外層38及び壁内層39は、第一壁3の壁外層11及び壁内層12と同じ材質のものを用いて図示形状に形成される。また、壁外層38及び壁内層39は、第一壁3の壁外層11及び壁内層12と同じ厚みに形成される。壁内層39には、第一壁3の壁内層12と同じく波形19が形成される。一対の凹部37は、第三壁本体36の本体周縁部40の内側に配置される。尚、本体周縁部40には上記凸部8、9、10のような外側に突出する部分が存在しないものとする。一対の凹部37は、第一壁3の二つの凸部9との係合部分になるように形成される。一対の凹部37は、この開口寸法が第一壁3の凸部9の厚み寸法及び幅寸法(図11を参照しながら後述するものとする)に合うように設定される。一対の凹部37は、二つの凸部9がガタツキなく係合するような差し込み部分に形成される。一対の凹部37は、この開口縁が一周続く図示のような貫通孔形状に形成される。すなわち、本体周縁部40の切り欠きでない形状に形成される。一対の凹部37は、第三壁本体36の厚み方向に凹部外層41及び凹部内層42を有する二層構造に形成される。尚、ここでは壁外層38及び壁内層39の一部分として凹部外層41及び凹部内層42と呼ぶものとする。第三壁5における壁内層39は、二つの壁内層部品45にて形成される。壁内層部品45は、図9(c)に示す如く組み合わせて壁外層38に貼り付けられる。壁内層39は、二つの壁内層部品45を壁外層38に貼り付けて形成される。
図10において、折り畳み状態にある第一壁3と、平らな状態にある第二壁4と、同じく平らな第三壁5は、それぞれ略正方形状で略畳半畳に相当するサイズの形状に形成される。これら複数種の壁は必要数分だけ揃えて収納箱46に収納される。収納箱46は、相対向する二つの箱壁47が略正方形で略畳半畳に相当するサイズの形状に形成される。収納箱46は、紙材料からなる差し込み蓋タイプのもので複数種の壁をガタツキなく収納することができるように形成される。尚、収納箱46は、組み立て式キャビン1(図1参照)を組み立てた後に空箱になるが、潰して保管する以外に例えば組み立て式キャビン1の上に置いて荷物置き用の棚にすることができるのは勿論である。
図1において、組み立て式キャビン1は、二つの第一壁3、四つの第二壁4、及び二つの第三壁5を係合させることで全体が中空Tの略四角柱形状となるものに形成される。以下、上記係合の構造(係合構造K)について図11を参照しながら説明をする。尚、図11での説明では引用符号を次のように総称するものとする。すなわち、図5の複数の凸部8、9、10を凸部48に総称するものとする。また、一対の凹部23、一対の凹部24、及び一対の凹部37を凹部49に総称するものとする。また、壁外層11、壁内層12、壁外層26、壁内層27、28、壁外層38、及び壁内層39を壁外層50及び壁内層51に総称するものとする。また、凸部外層17及び凸部内層20を凸部外層52及び凸部内層53に総称するものとする。また、凹部外層32、凹部内層33、凹部外層43、及び凹部内層44を凹部外層54及び凹部内層55に総称するものとする。
図1において、組み立て式キャビン1は、以下の第一工程から第三工程までを順に経ることにより組み立てられる。尚、組み立ては図18(a)に示す如く二人で行うことが好適である(一人でも組み立ては可能である)。組み立ては二分程度あれば完了する。
以上、図1ないし図18を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態である組み立て式キャビン1によれば、全体が中空Tの略四角柱形状となるものであり、このような組み立て式キャビン1は、略四角柱形状を形成する壁のうちの二つの第一壁3(3a、3b)に対して跨るような状態に第二壁4(4a〜4d)を係合させる構造を有することから、第二壁4の係合によって二つの第一壁3の傾きを防止することができるという効果を奏する。もう少し詳しく説明をすると、組み立て式キャビン1は第二壁4をL字状にし、そして、二つの第一壁3における同じ位置の所定角部(角部13a〜13d)に対してこの所定角部を挟む二辺にそれぞれ第二壁4を係合させる構造を有することから、二つの第一壁3の傾きを防止することができるという効果を奏する。尚、上記二辺のうち一辺だけを係合させる場合(例えば図14に示す如くの状態が参考になる)であれば、二つの第一壁3に左右方向の傾きが生じてしまうことになる。しかしながら、所定角部を挟む二辺それぞれに、この所定角部と二辺に合わせたL字状の第二壁4を係合させれば、上記一辺でない残りの他辺にも壁を係合させた場合と同じ状態(例えば図15に示す如くの状態が参考になる)になり、この他辺に係合した壁(扉部30)が突っ張り部分としての機能を発揮して、結果、二つの第一壁3の傾きを防止することができるという効果を奏する。以上から分かるように、組み立て式キャビン1は簡素な構造で強度を十分に確保することができるという効果を奏する。別な言い方をすれば、構造を簡素化しつつ壁の傾きを防止することができるという効果を奏する。この他、構造を簡素化したり、第二壁4を着脱自在な壁部品としたことから、組み立てをし易くすることができるのは勿論のこと、収納性を向上させたり保管スペースを削減したりすることもできるという効果や、キャビンの解体をし易くしたりすることもできるという効果を奏する。
Claims (9)
- 略長方形又は略正方形に形成されて相対向する二つの第一壁と、二つの該第一壁に跨るように形成される第二壁とを備えて全体が中空の略四角柱形状となるものに形成され、
前記第二壁は、二つの前記第一壁における同じ位置の所定角部に対し該所定角部を挟む二辺にそれぞれ着脱自在に係合するように形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項1に記載の組み立て式キャビンにおいて、
前記第二壁は、前記所定角部の位置でL字状に折り曲げ可能な形状に形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項2に記載の組み立て式キャビンにおいて、
当該組み立て式キャビンは前記第二壁を複数備え、
該複数のうちの対となる二つの前記第二壁は、それぞれ前記二辺のうちの共通の一辺となる側で観音開きが可能な形状に形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項3に記載の組み立て式キャビンにおいて、
前記対となる二つの前記第二壁は、前記観音開きにおける開状態で当該組み立て式キャビンとは別の組み立て式キャビンとの連結が可能な形状に形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項3又は4に記載の組み立て式キャビンにおいて、
当該組み立て式キャビンは、前記二辺のうちの前記共通の一辺でない他辺の中間位置で二つの前記第一壁に跨るように形成される二つの第三壁を更に備える
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項5に記載の組み立て式キャビンにおいて、
二つの前記第一壁は、広げた状態で前記略長方形になるとともに中央で折り畳まれると前記略正方形になる本体形状に形成され、
複数の前記第二壁は、前記L字状に折り曲げられる前の状態が二つの前記第一壁の各折り畳み状態に合わせた略正方形になる本体形状に形成され、
二つの前記第三壁も二つの前記第一壁の各折り畳み状態に合わせた略正方形になる本体形状に形成され、
さらに、二つの前記第一壁、複数の前記第二壁、及び二つの前記第三壁は、相対向する二つの箱壁が略正方形となる収納箱の収納サイズに合わせて形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項6に記載の組み立て式キャビンにおいて、
前記収納サイズとは、略畳半畳のサイズである
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 請求項6又は7に記載の組み立て式キャビンにおいて、
二つの前記第一壁、複数の前記第二壁、及び二つの前記第三壁は、それぞれの壁外層が段ボールにて形成されるとともに壁内層が発泡緩衝材にて形成される二層構造を有し、
前記中空の部分は、前記壁内層の前記発泡緩衝材のみで囲まれて形成される
ことを特徴とする組み立て式キャビン。 - 略長方形又は略正方形に形成される二つの第一壁と、二つの該第一壁に対し着脱自在に係合する第二壁とを備えて全体が中空の略四角柱形状となる組み立て式キャビンを組み立てるため、
二つの前記第一壁を相対向した状態に配置する工程と、
二つの前記第一壁に跨るように前記第二壁を係合させるにあたり、二つの前記第一壁における同じ位置の所定角部に対し該所定角部を挟む二辺にそれぞれ前記第二壁を係合させる工程とを含む
ことを特徴とする組み立て式キャビンの組立方法。
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JP2018244049A JP2020105757A (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 組み立て式キャビン、及び、組み立て式キャビンの組立方法 |
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