JP3225060U - 箱用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる箱体に組み立てられる箱用シートを提供する。【解決手段】箱用シートは、1枚のシート材から形成され、トレイ状の箱体に組み立て可能な箱用シートであって、略方形状の底面パネル2と、底面パネルの対向する一対の第2側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネル8と、第2側面パネルの先端縁から延出し、底面パネルと平行に折り曲げられる一対の第2接続パネルと、第2接続パネルの先端縁の幅方向中央部分から延出し、第2側面パネルの内面側に折り返される一対の第2折り返しパネル10と、第2接続パネルの幅方向両端部から延出する各一対の挿入片11とを備え、第2接続パネルが、スリット9cにより、第2折り返しパネルと接続される中央部9aと、挿入片が延出する一対の側部9bとに分断されている。【選択図】図5
Description
本考案は、箱用シートに関する。
物品の保管、運搬用ケースとして、略方形状の底板及びこの底板の側縁から立設される4つの側板を備え、段ボールシートから組み立てられるトレイ状の箱体が用いられている(実用新案登録第3123142号公報参照)。
この箱体は、底板の対向する一対の側縁から立設される一対の短辺側側板と、この短辺側側板の先端縁から延出し、底板と平行に折り曲げられる支持板とを有する。また、この箱体は、底板の対向する他対の側縁から立設される一対の長辺側側板と、この長辺側側板の先端縁から延出し、幅方向両側に係止孔を有し、底板と平行に折り曲げられる接続板と、この接続板の先端縁から延出し、長辺側側板の内面側に折り重ねられる補助側板とを有する。上記長辺側側板及び補助側板の側縁からは、組立状態で短辺側側板の内側に折り重ねられるフラップが延出している。この箱体は、上記支持板の両側縁から一対の扇形の爪が延出しており、この一対の扇型の爪がそれぞれ上記係止孔に挿入されている。
上記箱体は、長辺側側板及び補助側板の側縁から延出するフラップが短辺側側板の内面に重ねられた状態で保たれている。そのため、この箱体は、上記フラップが意図せず揺動することがあり、上記フラップが損傷したり物品を収容する妨げとなったりするおそれがある。
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる箱体に組み立てられる箱用シートの提供を課題とする。
上記課題を解決するためになされた本考案に係る箱用シートは、1枚のシート材から形成され、トレイ状の箱体に組み立て可能な箱用シートであって、略方形状の底面パネルと、上記底面パネルの対向する一対の第1側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネルと、上記一対の第1側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔を有する一対の第1接続パネルと、上記一対の第1側面パネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片と、上記一対の第1接続パネルの先端縁から延出し、上記第1側面パネルの内面側に折り返される一対の第1折り返しパネルと、上記一対の第1折り返しパネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片と、上記底面パネルの対向する一対の第2側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネルと、上記一対の第2側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられる一対の第2接続パネルと、上記一対の第2接続パネルの先端縁の幅方向中央部分から延出し、上記第1折り込み片及び上記第2折り込み片を上記第2側面パネルとの間に挟み込んだ状態で上記第2側面パネルの内面側に折り返される一対の第2折り返しパネルと、上記一対の第2接続パネルの幅方向両端部から延出し、上記第1係止孔に挿入される各一対の挿入片とを備え、上記第2接続パネルが、上記第2折り返しパネルと接続される中央部と、上記挿入片が延出する一対の側部とに分断されている。
本考案に係る箱用シートは、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる箱体に組み立てられる。
[本考案の実施形態の説明]
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
本考案に係る箱用シートは、1枚のシート材から形成され、トレイ状の箱体に組み立て可能な箱用シートであって、略方形状の底面パネルと、上記底面パネルの対向する一対の第1側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネルと、上記一対の第1側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔を有する一対の第1接続パネルと、上記一対の第1側面パネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片と、上記一対の第1接続パネルの先端縁から延出し、上記第1側面パネルの内面側に折り返される一対の第1折り返しパネルと、上記一対の第1折り返しパネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片と、上記底面パネルの対向する一対の第2側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネルと、上記一対の第2側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられる一対の第2接続パネルと、上記一対の第2接続パネルの先端縁の幅方向中央部分から延出し、上記第1折り込み片及び上記第2折り込み片を上記第2側面パネルとの間に挟み込んだ状態で上記第2側面パネルの内面側に折り返される一対の第2折り返しパネルと、上記一対の第2接続パネルの幅方向両端部から延出し、上記第1係止孔に挿入される各一対の挿入片とを備え、上記第2接続パネルが、上記第2折り返しパネルと接続される中央部と、上記挿入片が延出する一対の側部とに分断されている。
当該箱用シートは、上記一対の第2折り返しパネルが、上記第1折り込み片及び上記第2折り込み片を上記第2側面パネルとの間に挟み込んだ状態で上記第2側面パネルの内面側に折り返されるので、上記第1折り込み片及び上記第2折り込み片の揺動が防止される。当該箱用シートは、上記第2接続パネルが、上記第2折り返しパネルと接続される中央部と、上記挿入片と接続される一対の側部とに分断されているので、上記第2折り返しパネルを折り返す際等における上記中央部と上記側部との間の意図しない破断を防止することができ、ひいてはこの破断部分を起点として破断領域が広がることを防止することができる。従って、当該箱用シートから組み立てられる箱体は、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる。
上記中央部及び上記一対の側部が、上記第2接続パネルの延出方向に延びるスリットによって分断されているとよい。このように、上記中央部及び上記一対の側部が、上記第2接続パネルの延出方向に延びるスリットによって分断されていることによって、上記中央部と上記側部との間の意図しない破断を容易に防止することができる。
上記中央部が長方形状であり、上記一対の側部が、上記中央部側から幅方向外側に向けて長さが漸増する概略三角形状であるとよい。このように、上記中央部が長方形状であり、上記一対の側部が、上記中央部側から幅方向外側に向けて長さが漸増する概略三角形状であることによって、上記中央部と上記側部との間の意図しない破断を防止しつつ、展開状態において上記一対の側部の間に設けられる上記第2折り返しパネルの幅を大きくして、箱体の強度を高めやすい。
当該箱用シートは、上記一対の第1折り返しパネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、上記底面パネルに貼着される一対の貼着パネルをさらに備えるとよい。当該箱用シートは、上記一対の第1折り返しパネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、上記底面パネルに貼着される一対の貼着パネルをさらに備えることによって、取扱性が向上すると共に、箱体への組み立てが容易となる。
当該箱用シートは、上記一対の第1折り返しパネルが先端縁に係合突起を有し、上記底面パネルが、上記係合突起が挿入される第2係止孔を有していてもよい。当該箱用シートは、上記一対の第1折り返しパネルが先端縁に係合突起を有し、上記底面パネルが、上記係合突起が挿入される第2係止孔を有することによって、接着剤等の貼着材料を用いることなく、箱体に組み立てることができる。
なお、本考案において、「上」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体の想定される一般的な使用態様における「上」を意味する。また、「内」とは、箱体における「内」を意味する。
[本考案の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<箱用シート>
図1の箱用シート1は、1枚のシート材から形成される。当該箱用シート1は、トレイ状の箱体に組み立て可能であり、具体的には図2及び図3の箱体21に組み立てられる。当該箱用シート1は、略方形状の底面パネル2と、底面パネル2の対向する一対の第1側縁2aから延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネル3と、一対の第1側面パネル3の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔4aを有する一対の第1接続パネル4と、一対の第1側面パネル3の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片5と、一対の第1接続パネル4の先端縁から延出し、第1側面パネル3の内面側に折り返される一対の第1折り返しパネル6と、一対の第1折り返しパネル6の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片7と、底面パネル2の対向する一対の第2側縁2bから延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネル8と、一対の第2側面パネル8の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられる一対の第2接続パネル9と、一対の第2接続パネル9の先端縁の幅方向中央部分から延出し、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル8の内面側に折り返される一対の第2折り返しパネル10と、一対の第2接続パネル9の幅方向両端部から延出し、第1係止孔4aに挿入される各一対の挿入片11とを備える。また、当該箱用シート1は、一対の第1折り返しパネル6の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられ、底面パネル2に貼着される一対の貼着パネル12を備える。当該箱用シート1は、第2接続パネル9が、第2折り返しパネル10と接続される中央部9aと、挿入片11が延出する一対の側部9bとに分断されている。なお、「略方形状」とは、完全な方形に限らず、部分的に切欠きや凹凸を有する形状を含む。また、図1において、太い実線はシートを切断して形成される切断線を示し、細い実線はシートの内面を筋押しして形成される罫線を示す。
<箱用シート>
図1の箱用シート1は、1枚のシート材から形成される。当該箱用シート1は、トレイ状の箱体に組み立て可能であり、具体的には図2及び図3の箱体21に組み立てられる。当該箱用シート1は、略方形状の底面パネル2と、底面パネル2の対向する一対の第1側縁2aから延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネル3と、一対の第1側面パネル3の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔4aを有する一対の第1接続パネル4と、一対の第1側面パネル3の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片5と、一対の第1接続パネル4の先端縁から延出し、第1側面パネル3の内面側に折り返される一対の第1折り返しパネル6と、一対の第1折り返しパネル6の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片7と、底面パネル2の対向する一対の第2側縁2bから延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネル8と、一対の第2側面パネル8の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられる一対の第2接続パネル9と、一対の第2接続パネル9の先端縁の幅方向中央部分から延出し、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル8の内面側に折り返される一対の第2折り返しパネル10と、一対の第2接続パネル9の幅方向両端部から延出し、第1係止孔4aに挿入される各一対の挿入片11とを備える。また、当該箱用シート1は、一対の第1折り返しパネル6の先端縁から延出し、底面パネル2と平行に折り曲げられ、底面パネル2に貼着される一対の貼着パネル12を備える。当該箱用シート1は、第2接続パネル9が、第2折り返しパネル10と接続される中央部9aと、挿入片11が延出する一対の側部9bとに分断されている。なお、「略方形状」とは、完全な方形に限らず、部分的に切欠きや凹凸を有する形状を含む。また、図1において、太い実線はシートを切断して形成される切断線を示し、細い実線はシートの内面を筋押しして形成される罫線を示す。
図4及び図5を参照して、当該箱用シート1を箱体21に組み立てる手順について説明する。
当該箱用シート1を箱体21に組み立てるに当たっては、まず図4に示すように、一対の第1側面パネル3との境界線で一対の第1接続パネル4を内側に折り返した状態で、一対の貼着パネル12の下面と底面パネル2の上面とを接着剤等によって予め貼着しておく。この状態で、一対の第1側面パネル3及びこの一対の側面パネル3の内面側に重ねられている一対の第1折り返しパネル6を上方に立ち上げる。これにより、図5に示す箱体21の対向する一対の第1側壁22が組み立てられる。
次に、一対の第1側面パネル3の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片5、及び一対の第1折り返しパネル6の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片7を内側に略90°折り曲げる。そして、一対の第2側面パネル8を上方に立ち上げたうえ、第2接続パネル9の中央部9a及び第2折り返しパネル10をそれぞれ略90°折り曲げて、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8と第2折り返しパネル10との間に挟み込む。続いて、第2折り返しパネル10の先端縁に形成される後述の突片10cを底面パネル2に形成される後述の孔2cに挿入する。これにより、箱体21の対向する一対の第2側壁23が組み立てられる。また、これにより、箱体21における第1折り込み片5及び第2折り込み片7の揺動が確実に防止される。
続いて、図5に示すように、一対の第2接続パネル9の側部9bから延出する挿入片11を第1係止孔4aに挿入する。これにより、図2及び図3の箱体21が組み立てられる。
当該箱用シート1に用いられるシート材としては、当該箱用シート1を組み立ててなる箱体21の形状を維持できる程度の強度を有する限り特に限定されるものではなく、例えば段ボールシート、ボール紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等が挙げられる。中でも、加工性、衝撃吸収性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製シートが好ましく、製造コストが低く、かつ箱体21への組み立てが容易な段ボールシートが特に好ましい。当該箱用シート1を形成する段ボールとしては、原紙を波形状に形成した中芯をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。
(底面パネル)
底面パネル2は、略方形状であり、具体的には長方形状である。底面パネル2は、図1に示すように、長手方向に延びる一対の第1側縁2aと、一対の第1側縁2aと垂直な短手方向に延びる一対の第2側縁2bとを有する。底面パネル2は、長手方向の両端部に一対の孔2cを有する。孔2cは、第2側面パネル8の基端縁を一端として第2側縁2bの中央部に設けられている。
底面パネル2は、略方形状であり、具体的には長方形状である。底面パネル2は、図1に示すように、長手方向に延びる一対の第1側縁2aと、一対の第1側縁2aと垂直な短手方向に延びる一対の第2側縁2bとを有する。底面パネル2は、長手方向の両端部に一対の孔2cを有する。孔2cは、第2側面パネル8の基端縁を一端として第2側縁2bの中央部に設けられている。
(第1側面パネル)
第1側面パネル3は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1側面パネル3の幅は、第1側縁2aの長さと略等しい。
第1側面パネル3は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1側面パネル3の幅は、第1側縁2aの長さと略等しい。
(第1接続パネル)
第1接続パネル4は、第1側面パネル3と同一幅で、第1側面パネル3の先端縁の全領域から延出している。第1接続パネル4は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1接続パネル4の延出方向長さは、シート厚さの2倍程度であり、例えば7mm以上15mm以下とされる。第1接続パネル4は、幅方向の中央から両側に向けて等距離の位置に一対の第1係止孔4aを有する。第1係止孔4aは、第1接続パネル4を幅方向に分断するよう設けられている。第1係止孔4aの基端縁は第1側面パネル3との境界線を越えて第1側面パネル3側に突出していてもよい。また、第1接続パネル4は、幅方向に延び、一方の端部が第1係止孔4aに接続されるスリット4bを有していてもよい。第1接続パネル4がスリット4bを有することで、箱体21組立時における第1係止孔4aへの挿入片11の挿入が容易となる。
第1接続パネル4は、第1側面パネル3と同一幅で、第1側面パネル3の先端縁の全領域から延出している。第1接続パネル4は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1接続パネル4の延出方向長さは、シート厚さの2倍程度であり、例えば7mm以上15mm以下とされる。第1接続パネル4は、幅方向の中央から両側に向けて等距離の位置に一対の第1係止孔4aを有する。第1係止孔4aは、第1接続パネル4を幅方向に分断するよう設けられている。第1係止孔4aの基端縁は第1側面パネル3との境界線を越えて第1側面パネル3側に突出していてもよい。また、第1接続パネル4は、幅方向に延び、一方の端部が第1係止孔4aに接続されるスリット4bを有していてもよい。第1接続パネル4がスリット4bを有することで、箱体21組立時における第1係止孔4aへの挿入片11の挿入が容易となる。
(第1折り返しパネル)
第1折り返しパネル6は、第1接続パネル4と同一幅で、第1接続パネル4の先端縁の全領域から延出している。第1折り返しパネル6は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1折り返しパネル6の延出方向長さは、第1側面パネル3の延出方向長さと略等しい。
第1折り返しパネル6は、第1接続パネル4と同一幅で、第1接続パネル4の先端縁の全領域から延出している。第1折り返しパネル6は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第1折り返しパネル6の延出方向長さは、第1側面パネル3の延出方向長さと略等しい。
(第2側面パネル)
第2側面パネル8は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第2側面パネル8の幅は、第2側縁2bの長さと略等しい。第2側面パネル8の延出方向長さは、第1側面パネル3の延出方向長さと略等しい。
第2側面パネル8は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。第2側面パネル8の幅は、第2側縁2bの長さと略等しい。第2側面パネル8の延出方向長さは、第1側面パネル3の延出方向長さと略等しい。
(第2接続パネル)
第2接続パネル9は、第2側面パネル8と略同一幅で、第2側面パネル8の先端縁の全領域から延出している。上述のように、第2接続パネル9は、中央部9aと、中央部9aの幅方向両側に配置される一対の側部9bとに分断されている。中央部9a及び一対の側部9bは、第2接続パネル9の延出方向に延びるスリット9cによって分断されている。これにより、当該箱用シート1は、中央部9aと側部9bとがスリット9c以外の部分で意図せず破断することを容易に防止することができる。より詳しく説明すると、当該箱用シート1は、中央部9aと側部9bとがスリット9cによって分断されていることで、図5に示すように、第2折り返しパネル10を第2側面パネル8の内面側に折り返して底面パネル2と係合したうえ、側部9bを底面パネル2と平行に折り曲げ、挿入片11を第1係止孔4aに挿入する際に、中央部9aと側部9bとの境界部分の意図しない破断を容易に防止することができる。
第2接続パネル9は、第2側面パネル8と略同一幅で、第2側面パネル8の先端縁の全領域から延出している。上述のように、第2接続パネル9は、中央部9aと、中央部9aの幅方向両側に配置される一対の側部9bとに分断されている。中央部9a及び一対の側部9bは、第2接続パネル9の延出方向に延びるスリット9cによって分断されている。これにより、当該箱用シート1は、中央部9aと側部9bとがスリット9c以外の部分で意図せず破断することを容易に防止することができる。より詳しく説明すると、当該箱用シート1は、中央部9aと側部9bとがスリット9cによって分断されていることで、図5に示すように、第2折り返しパネル10を第2側面パネル8の内面側に折り返して底面パネル2と係合したうえ、側部9bを底面パネル2と平行に折り曲げ、挿入片11を第1係止孔4aに挿入する際に、中央部9aと側部9bとの境界部分の意図しない破断を容易に防止することができる。
中央部9aは、長方形状である。中央部9aの延出方向長さは、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8と第2折り返しパネル10との間に挟み込めるようシート厚さの2倍以上とすることができ、例えば10mm以上15mm以下とされる。第2接続パネル9全体の幅に対する中央部9aの幅の比としては、例えば0.3以上0.5以下とすることができる。
一対の側部9bは、中央部9a側から幅方向外側(第2接続パネル9全体における幅方向の外側)に向けて延出方向長さが漸増する概略三角形状である。当該箱用シート1は、中央部9aが長方形状であり、かつ一対の側部9bが概略三角形状であることによって、中央部9aと側部9bとの間の意図しない破断を防止しやすい。
一対の側部9bの先端縁は、幅方向の外側に向けて第2側縁2bと略平行に延びる第1部分9dと、第1部分9dから連続し、底面パネル2の第2側縁2bに対して第1部分9dよりも大きく傾斜した第2部分9eとを有する。
(第2折り返しパネル)
第2折り返しパネル10は、第2接続パネル9の中央部9aの先端縁の全領域から延出している。第2折り返しパネル10の延出方向長さは、第2側面パネル8の延出方向長さと略等しい。第2折り返しパネル10は、展開状態でスリットによって第2接続パネル9の一対の側部9bと分断されており、一対の側部9bと相補的形状に形成されている。つまり、第2折り返しパネル10の基端縁は、中央部9aとの境界線の外側に、第2側縁2bと略平行な上述の第1部分9dに対応する第1部分10aと、第1部分10aから連続し、第2側縁2bに対して第1部分10aよりも大きく傾斜した上述の第2部分9eに対応する第2部分10bとを有する。当該箱用シート1は、第2折り返しパネル10が第1部分10aを有し、一対の側部9bがこの第1部分10aに対応する第1部分9dを有することで、図2に示すように、組立状態で、第2折り返しパネル10の第1部分10aによって側部9bを支持することができる。これにより、側部9bが底面パネル2と平行に安定的に保持され、箱体21を所望の形状に保ちやすい。また、第2折り返しパネル10が一対の側部9bと相補的形状に形成されることで、第2折り返しパネル10の幅を大きくして、箱体21の強度を高めやすい。
第2折り返しパネル10は、第2接続パネル9の中央部9aの先端縁の全領域から延出している。第2折り返しパネル10の延出方向長さは、第2側面パネル8の延出方向長さと略等しい。第2折り返しパネル10は、展開状態でスリットによって第2接続パネル9の一対の側部9bと分断されており、一対の側部9bと相補的形状に形成されている。つまり、第2折り返しパネル10の基端縁は、中央部9aとの境界線の外側に、第2側縁2bと略平行な上述の第1部分9dに対応する第1部分10aと、第1部分10aから連続し、第2側縁2bに対して第1部分10aよりも大きく傾斜した上述の第2部分9eに対応する第2部分10bとを有する。当該箱用シート1は、第2折り返しパネル10が第1部分10aを有し、一対の側部9bがこの第1部分10aに対応する第1部分9dを有することで、図2に示すように、組立状態で、第2折り返しパネル10の第1部分10aによって側部9bを支持することができる。これにより、側部9bが底面パネル2と平行に安定的に保持され、箱体21を所望の形状に保ちやすい。また、第2折り返しパネル10が一対の側部9bと相補的形状に形成されることで、第2折り返しパネル10の幅を大きくして、箱体21の強度を高めやすい。
第2折り返しパネル10は、先端縁に底面パネル2の孔2cに挿入される突片10cを有する。突片10cは、幅に対して延出方向長さが小さい長方形状である。突片10cの延出方向長さはシート厚さ程度とすることができる。
(挿入片)
挿入片11は、側部9bの側縁から延出している。挿入片11は、折り曲げた際に第1係止孔4aに挿入しやすいよう、底面パネル2の第1側縁2aの延長線よりも内側で側部9bに接続されている。
挿入片11は、側部9bの側縁から延出している。挿入片11は、折り曲げた際に第1係止孔4aに挿入しやすいよう、底面パネル2の第1側縁2aの延長線よりも内側で側部9bに接続されている。
(貼着パネル)
貼着パネル12は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。貼着パネル12の延出方向長さとしては、例えば10mm以上30mm以下程度とすることができる。当該箱用シート1は、一対の貼着パネル12を備えることで、底面パネル2に貼着パネル12を貼着した状態で取り扱うことができ、取扱性を高めることができる。また、この構成によると、当該箱用シート1は、一対の第1側面パネル3及び一対の第1折り返しパネル6を起立させるだけで一対の第1側壁22を組み立てることができるので、箱体21への組み立てが容易となる。
貼着パネル12は、延出方向長さに対して幅が大きい略長方形状である。貼着パネル12の延出方向長さとしては、例えば10mm以上30mm以下程度とすることができる。当該箱用シート1は、一対の貼着パネル12を備えることで、底面パネル2に貼着パネル12を貼着した状態で取り扱うことができ、取扱性を高めることができる。また、この構成によると、当該箱用シート1は、一対の第1側面パネル3及び一対の第1折り返しパネル6を起立させるだけで一対の第1側壁22を組み立てることができるので、箱体21への組み立てが容易となる。
<利点>
当該箱用シート1は、一対の第2折り返しパネル10が、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル8の内面側に折り返されるので、第1折り込み片5及び第2折り込み片7の揺動が防止される。当該箱用シート1は、第2接続パネル9が、第2折り返しパネル10と接続される中央部9aと、挿入片11と接続される一対の側部9bとに分断されているので、第2折り返しパネル10を折り返す際等における中央部9aと側部9bとの間の意図しない破断を防止することができ、ひいてはこの破断部分を起点として破断領域が広がることを防止することができる。従って、当該箱用シート1から組み立てられる箱体21は、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる。
当該箱用シート1は、一対の第2折り返しパネル10が、第1折り込み片5及び第2折り込み片7を第2側面パネル8との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル8の内面側に折り返されるので、第1折り込み片5及び第2折り込み片7の揺動が防止される。当該箱用シート1は、第2接続パネル9が、第2折り返しパネル10と接続される中央部9aと、挿入片11と接続される一対の側部9bとに分断されているので、第2折り返しパネル10を折り返す際等における中央部9aと側部9bとの間の意図しない破断を防止することができ、ひいてはこの破断部分を起点として破断領域が広がることを防止することができる。従って、当該箱用シート1から組み立てられる箱体21は、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れる。
[第二実施形態]
<箱用シート>
図6の箱用シート31は、1枚のシート材から形成される。当該箱用シート31は、トレイ状の箱体に組み立て可能であり、具体的には図7の箱体51に組み立てられる。当該箱用シート31は、略方形状の底面パネル32と、底面パネル32の対向する一対の第1側縁32aから延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネル33と、一対の第1側面パネル33の先端縁から延出し、底面パネル32と平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔34aを有する一対の第1接続パネル34と、一対の第1側面パネル33の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片35と、一対の第1接続パネル34の先端縁から延出し、第1側面パネル33の内面側に折り返される一対の第1折り返しパネル36と、一対の第1折り返しパネル36の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片37と、底面パネル32の対向する一対の第2側縁32bから延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネル38と、一対の第2側面パネル38の先端縁から延出し、底面パネル32と平行に折り曲げられる一対の第2接続パネル39と、一対の第2接続パネル39の先端縁の幅方向中央部分から延出し、第1折り込み片35及び第2折り込み片37を第2側面パネル38との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル38の内面側に折り返される一対の第2折り返しパネル40と、一対の第2接続パネル39の幅方向両端部から延出し、第1係止孔34aに挿入される各一対の挿入片41とを備える。当該箱用シート31は、第2接続パネル39が、第2折り返しパネル40と接続される中央部39aと、挿入片41が延出する一対の側部39bとに分断されている。
<箱用シート>
図6の箱用シート31は、1枚のシート材から形成される。当該箱用シート31は、トレイ状の箱体に組み立て可能であり、具体的には図7の箱体51に組み立てられる。当該箱用シート31は、略方形状の底面パネル32と、底面パネル32の対向する一対の第1側縁32aから延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネル33と、一対の第1側面パネル33の先端縁から延出し、底面パネル32と平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔34aを有する一対の第1接続パネル34と、一対の第1側面パネル33の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片35と、一対の第1接続パネル34の先端縁から延出し、第1側面パネル33の内面側に折り返される一対の第1折り返しパネル36と、一対の第1折り返しパネル36の幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片37と、底面パネル32の対向する一対の第2側縁32bから延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネル38と、一対の第2側面パネル38の先端縁から延出し、底面パネル32と平行に折り曲げられる一対の第2接続パネル39と、一対の第2接続パネル39の先端縁の幅方向中央部分から延出し、第1折り込み片35及び第2折り込み片37を第2側面パネル38との間に挟み込んだ状態で第2側面パネル38の内面側に折り返される一対の第2折り返しパネル40と、一対の第2接続パネル39の幅方向両端部から延出し、第1係止孔34aに挿入される各一対の挿入片41とを備える。当該箱用シート31は、第2接続パネル39が、第2折り返しパネル40と接続される中央部39aと、挿入片41が延出する一対の側部39bとに分断されている。
当該箱用シート31は、一対の第1折り返しパネル36が先端縁に係合突起36aを有し、底面パネル32が、係合突起36aが挿入される第2係止孔32cを有する以外、各部の構成は図1の箱用シート1と同様とすることができる。当該箱用シート31は、一対の第1折り返しパネル36が先端縁に係合突起36aを有し、底面パネル32が、係合突起36aが挿入される第2係止孔32cを有することで、第1側面パネル33、第1接続パネル34及び第1折り返しパネル36をそれぞれ略90°折り曲げていき、第1折り返しパネル36に形成される係合突起36aを底面パネル32に形成される第2係止孔32cに挿入することで、接着剤等の貼着材料を用いることなく、一対の第1側壁42を組み立てることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば、上記第2接続パネルの中央部と一対の側部とは、スリットによって分断されていなくてもよく、上記中央部と上記一対の側部とは、互いに所定の間隔を空けて設けられていてもよい。
また、上記中央部及び上記一対の側部の形状は、上記実施形態の形状に限定されるものではない。例えば上記一対の側部は、矩形状、扇状等であってもよい。
以上のように、本考案に係る箱用シートは、意図しない損傷を抑制できると共に使用性に優れるトレイ状の箱体として好適に用いられる。
1,31 箱用シート
2,32 底面パネル
2a、32a 第1側縁
2b、32b 第2側縁
2c 孔
3、33 第1側面パネル
4、34 第1接続パネル
4a、34a 第1係止孔
4b スリット
5、35 第1折り込み片
6、36 第1折り返しパネル
7、37 第2折り込み片
8、38 第2側面パネル
9、39 第2接続パネル
9a、39a 中央部
9b、39b 側部
9c スリット
9d 第1部分
9e 第2部分
10、40 第2折り返しパネル
10a 第1部分
10b 第2部分
10c 突片
11、41 挿入片
12 貼着パネル
21、51 箱体
22、42 第1側壁
23 第2側壁
32c 第2係止孔
36a 係合突起
2,32 底面パネル
2a、32a 第1側縁
2b、32b 第2側縁
2c 孔
3、33 第1側面パネル
4、34 第1接続パネル
4a、34a 第1係止孔
4b スリット
5、35 第1折り込み片
6、36 第1折り返しパネル
7、37 第2折り込み片
8、38 第2側面パネル
9、39 第2接続パネル
9a、39a 中央部
9b、39b 側部
9c スリット
9d 第1部分
9e 第2部分
10、40 第2折り返しパネル
10a 第1部分
10b 第2部分
10c 突片
11、41 挿入片
12 貼着パネル
21、51 箱体
22、42 第1側壁
23 第2側壁
32c 第2係止孔
36a 係合突起
Claims (5)
- 1枚のシート材から形成され、トレイ状の箱体に組み立て可能な箱用シートであって、
略方形状の底面パネルと、
上記底面パネルの対向する一対の第1側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第1側面パネルと、
上記一対の第1側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、幅方向両側に一対の第1係止孔を有する一対の第1接続パネルと、
上記一対の第1側面パネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第1折り込み片と、
上記一対の第1接続パネルの先端縁から延出し、上記第1側面パネルの内面側に折り返される一対の第1折り返しパネルと、
上記一対の第1折り返しパネルの幅方向両側の側縁から延出する各一対の第2折り込み片と、
上記底面パネルの対向する一対の第2側縁から延出し、上方に折り曲げられる一対の第2側面パネルと、
上記一対の第2側面パネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられる一対の第2接続パネルと、
上記一対の第2接続パネルの先端縁の幅方向中央部分から延出し、上記第1折り込み片及び上記第2折り込み片を上記第2側面パネルとの間に挟み込んだ状態で上記第2側面パネルの内面側に折り返される一対の第2折り返しパネルと、
上記一対の第2接続パネルの幅方向両端部から延出し、上記第1係止孔に挿入される各一対の挿入片と
を備え、
上記第2接続パネルが、上記第2折り返しパネルと接続される中央部と、上記挿入片が延出する一対の側部とに分断されている箱用シート。 - 上記中央部及び上記一対の側部が、上記第2接続パネルの延出方向に延びるスリットによって分断されている請求項1に記載の箱用シート。
- 上記中央部が長方形状であり、
上記一対の側部が、上記中央部側から幅方向外側に向けて長さが漸増する概略三角形状である請求項2に記載の箱用シート。 - 上記一対の第1折り返しパネルの先端縁から延出し、上記底面パネルと平行に折り曲げられ、上記底面パネルに貼着される一対の貼着パネルをさらに備える請求項1、請求項2又は請求項3に記載の箱用シート。
- 上記一対の第1折り返しパネルが先端縁に係合突起を有し、
上記底面パネルが、上記係合突起が挿入される第2係止孔を有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の箱用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3225060U (ja) |
-
2019
- 2019-11-26 JP JP2019004482U patent/JP3225060U/ja active Active
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