JP3241285U - 箱用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】破断後における切創防止性に優れる箱用シートを提供することを目的とする。【解決手段】箱体に組み立て可能な箱用シート10であって、箱用シートを部分的に破断可能な破断容易線11を有しており、破断容易線は、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部17を有しており、蛇行部内において隣接する円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように、円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、箱用シートに関する。
物品の保管、運搬等に段ボールシート等からなる箱用シートを組み立ててなる箱体が使用されている。この箱用シートとしては、箱体を開封するための破断容易線を有するものが公知である(特許文献1参照)。
特開2002-59919号公報
特許文献1には、開封方向に沿って規則的に切り込みを不連続に配列し、この切り込みが、開封方向と同一方向の直線部と、直線部の前端に鈍角で斜めに延びた前斜線部と、直線部の後端に前斜線部と同側に鈍角で斜めに延びた後斜線部とを有する破断容易線が記載されている。
しかしながら、この構成によると、破断後の破断縁に急峻なエッジができるため、使用者の手指等を傷つけやすい。
本開示は、このような事情に基づいてなされたものであり、破断後における切創防止性に優れる箱用シートを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る箱用シートは、箱体に組み立て可能な箱用シートであって、上記箱用シートを部分的に破断可能な破断容易線を有しており、上記破断容易線は、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部を有しており、上記蛇行部内において隣接する上記円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されている。
本開示の一態様に係る箱用シートは、破断後における切創防止性に優れる。
図1は、本開示の一実施形態に係る箱用シートを示す模式的平面図である。 図2は、図1の箱用シートを組み立ててなる箱体を示す模式的斜視図である。 図3は、図2の箱体の模式的平面図である。 図4は、図2の箱体の蓋部を組み立てる途中の状態を示す模式的平面図である。 図5は、図2の箱体の破断容易線を破断した状態を示す模式的平面図である。 図6は、図2の箱体の破断容易線を破断して蓋部を開放した状態を示す模式的正面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示の一態様に係る箱用シートは、箱体に組み立て可能な箱用シートであって、上記箱用シートを部分的に破断可能な破断容易線を有しており、上記破断容易線は、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部を有しており、上記蛇行部内において隣接する上記円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されている。
当該箱用シートは、上記破断容易線が、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部を有しており、上記蛇行部内において隣接する上記円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように配置されているので、上記破断容易線の破断によって形成される破断縁に急峻なエッジが形成されることを防止できる。また、当該箱用シートは、上記蛇行部内において隣接する上記円弧状スリット同士が、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されているので、上記破断縁に形成される凸部と凹部との間に所定長さの平坦部を設けることができる。したがって、当該箱用シートは、破断後における切創防止性に優れる。
(2)上記(1)において、上記蛇行部は、全体として1方向に湾曲しているとよい。上記蛇行部は、隣接する上記円弧状スリット同士が、反対方向に凸になるように、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されているので、全体として1方向に湾曲している構成においても破断後における切創防止性に優れる。
(3)上記(1)または(2)において、上記円弧状スリットの両端間の距離に対する隣接する上記円弧状スリット間に配置される継ぎ目の長さの比が0.5以上1.2以下であるとよい。このように構成されることで、破断後における切創防止性をより高めることができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、当該箱用シートは、組立状態で互いに対向する一対の第1側面パネルおよび一対の第2側面パネルと、一方の上記第1側面パネルの上縁から延出する第1蓋外フラップと、他方の上記第1側面パネルの上縁から延出する第2蓋外フラップと、上記一対の第2側面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップとを備えており、上記破断容易線は、上記第1蓋外フラップに設けられているとよい。
このように構成されていることで、上記箱体の蓋部の開放が容易になるとともに、蓋部の開放後における切創防止性が顕著に奏される。
(5)上記(4)において、上記第1蓋外フラップが、その基端縁から先端側に向けて凸な破断開始用の舌片と、上記舌片と上記第1蓋外フラップの側縁とを結ぶ左右一対の上記破断容易線とを有するとよい。このように、上記第1蓋外フラップが、その基端縁から先端側に向けて凸な破断開始用の舌片と、上記舌片と上記第1蓋外フラップの側縁とを結ぶ左右一対の上記破断容易線とを有することで、上記蓋部の開放容易性と上記蓋部の開放後における切創防止性とがより高められる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本開示の実施の形態を詳説する。
[箱用シート]
図1の箱用シート10は、1枚のシートからなる。当該箱用シート10は、箱体に組み立て可能であり、具体的には、図2および図3の箱体20に組み立てられる。当該箱用シート10は、組立状態で対向する一対の第1側面パネル1a、1bおよび一対の第2側面パネル2a、2bと、一方の第1側面パネル1aの上縁から延出する第1蓋外フラップ3と、他方の第1側面パネル1bの上縁から延出する第2蓋外フラップ4と、一対の第2側面パネル2a、2bの上縁から延出する一対の蓋内フラップ5a、5bとを備える。一対の第1側面パネル1a、1bおよび一対の第2側面パネル2a、2bは左右方向に交互に連接されている。また、当該箱用シート10は、一対の第1側面パネル1a、1bの下縁から延出する一対の第1底フラップ6a、6bと、一対の第2側面パネル2a、2bの下縁から延出する一対の第2底フラップ7a、7bと、一対の第1側面パネル1a、1bのうち、左右方向外側(図1では左側)に位置する第1側面パネル1bの左右方向外側の側縁から延出する継代8とを備える。
当該箱用シート10は、箱用シート10を部分的に破断可能な破断容易線11を有している。破断容易線11は、第1蓋外フラップ3に設けられている。なお、本開示において、「上」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体において想定される一般的な使用態様における上を意味し、「下」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体において想定される一般的な使用態様における下を意味し、「左右方向」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体において想定される一般的な使用態様における水平方向を意味する。また、図1において、太い実線はシートを切断して形成される切断線を示し、細い実線はシートの片面を筋押しして形成される罫線を示す。
当該箱用シート10を箱体20に組み立てる手順について説明する。まず、左右方向外側(図1では左側)に位置する第1側面パネル1bをこの第1側面パネル1bに連接される第2側面パネル2bの内面に折り重ね、左右方向外側(図1では右側)に位置する第2側面パネル2aをこの第2側面パネル2aに連接される第1側面パネル1aの内面に折り重ね、継代8を折り重ねられた第2側面パネル2aの内面に貼着する。また、この際に、第1底フラップ6aの第2底フラップ7a側に設けられている折り曲げ片12aを折り曲げられた状態で第2底フラップ7aに貼着し、第1底フラップ6bの第2底フラップ7b側に設けられている折り曲げ片12bを折り曲げられた第2底フラップ7bに貼着した状態で、第1底フラップ6a、6bおよび第2底フラップ7a、7bを一対の第1側面パネル1a、1bおよび一対の第2側面パネル2a、2bの内面に折り重ねておく。この状態で、無端状に接続された一対の第1側面パネル1a、1bおよび一対の第2側面パネル2a、2bを四角筒状に広げ、箱体20の胴部を形成する。この際、第1底フラップ6aと第2底フラップ7aとの連結片、および第1底フラップ6bと第2底フラップ7bとの連結片がそれぞれ胴部の下部開口を塞ぐように水平方向に折れ曲がり、一対の第1底フラップ6a、6bの先端縁同士が咬合して箱体の底部が形成される。
次に、胴部内に所望の物品を収容したうえで、一対の蓋内フラップ5a、5bを一対の第2側面パネル2a、2bの内側に略垂直に折り曲げる。続いて、図4に示すように、第2蓋外フラップ4を一対の蓋内フラップ5a、5bの上面に重なるように折り曲げた後、第1蓋外フラップ3を第2蓋外フラップ4の上面に重なるように折り曲げ、さらに第1蓋外フラップ3に設けられている後述の一対の突片14を一対の蓋内フラップ5a、5bにそれぞれ設けられている後述の挿入孔15に挿入する。これにより、箱体20の蓋部が形成され、図2および図3の箱体20が組み立てられる。なお、箱体20の蓋部には、第1蓋外フラップ3の先端縁と重なり合うように送り状等のシートを貼着してもよい。
当該箱用シート10に用いられるシートとしては、当該箱用シート10を組み立ててなる箱体20の形状を維持できる程度の強度を有する限り特に限定されるものではなく、例えば段ボールシート、ボール紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等が挙げられる。中でも、加工性、衝撃吸収性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製シートが好ましく、段ボールシートが特に好ましい。当該箱用シート10を形成する段ボールとしては、原紙を波形状に形成した中芯をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。この両面段ボールシートの厚さとしては、特に限定されるものではなく、例えば0.9mm以上8mm以下程度とすることができる。中でも、上記厚さとしては、1.5mm(Eフルート)が好ましい。
(第1側面パネル)
一対の第1側面パネル1a、1bは矩形状かつ略同一形状に形成されている。第1側面パネル1a、1bの左右方向長さは、第2側面パネル2a、2bの左右方向長さよりも大きくてもよい。この場合、第1側面パネル1a、1bは、箱体20の長さ面を形成する長さ面パネルとして構成される。
(第2側面パネル)
一対の第2側面パネル2a、2bは矩形状かつ略同一形状に形成されている。第2側面パネル2a、2bの上下方向長さとしては、第1側面パネル1a、1bの上下方向長さと同じとすることができる。第2側面パネル2a、2bの左右方向長さが第1側面パネル1a、1bの左右方向長さよりも小さい場合、第2側面パネル2a、2bは、箱体20の幅面を形成する幅面パネルとして構成される。
(第1蓋外フラップ)
第1蓋外フラップ3は、本体13と、本体13の幅方向両側の先端縁から延出する一対の突片14とを有する。本体13は、第1側面パネル1aの上縁を基端縁として、第1側面パネル1aの上縁から延びている。本体13は、略長方形状であり、組立状態において先端部分が第2蓋外フラップ4を部分的に覆うように設けられている。本体13の幅は、第1側面パネル1aの左右方向長さと等しい。
〈破断容易線〉
上述のように、第1蓋外フラップ3には破断容易線11が設けられている。破断容易線11は、本体13に設けられている。より詳しくは、本体13は、その基端縁から先端側に向けて凸な破断開始用の舌片16と、舌片16と第1蓋外フラップ3の側縁とを結ぶ左右一対の破断容易線11とを有する。図1において、舌片16は、本体13の基端縁に配置されている折り曲げ容易線と、この折り曲げ容易線に両端が接続され、本体13の先端側に向けて凸な破断容易線(舌片形成用破断容易線)とによって画定されている。
破断容易線11は、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部17を有する。また、破断容易線11は、蛇行部17の両側に、直線状スリットが配置された直線部18を有する。蛇行部17内において隣接する円弧状スリット同士は、反対側に凸になるように、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されている。
当該箱用シート10は、破断容易線11が、上記複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部17を有しており、蛇行部17内において隣接する上記円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように配置されているので、破断容易線11の破断によって形成される破断縁に急峻なエッジが形成されることを防止できる。また、当該箱用シート10は、蛇行部17内において隣接する上記円弧状スリット同士が、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されているので、上記破断縁に形成される凸部と凹部との間に所定長さの平坦部を設けることができる。したがって、当該箱用シート10は、破断後における切創防止性に優れる。
より詳しくは、当該箱用シート10は、図5に示すように、箱体20に組み立てられた状態で舌片16を蓋部の内側に押し込み、さらに舌片16の押し込みによって形成された空間から蓋部の内側に手を入れて、第1蓋外フラップ3を第1側面パネル1aから切り離すように上方に持ち上げることで破断容易線11を破断できる。この破断によって形成された破断縁は、図6に示すように、円弧状の凸部21と円弧状の凹部22とが直線状の平坦部23を挟んで交互に配置された形状となる。そのため、当該箱用シート10は、上記破断縁に角部が形成されることを防止することができるとともに、凸部21と凹部22とが連続した場合に比較して凹凸深さを小さくできる。その結果、当該箱用シート10は、上記破断縁に起因する手指の損傷を防止することができる。
蛇行部17は、全体として1方向に湾曲していてもよい。図1では、蛇行部17は、全体として第1蓋外フラップ3の基端側に向けて凸に湾曲している。従来の破断容易線によると、1方向に湾曲してる部分では、例えばスリット間の継ぎ目を破断した部分がでっぱりとなって手指を損傷しやすくなる。これに対し、当該箱用シート10は、継ぎ目を破断した部分(上述の平坦部23)の両側に凸部21が存在しているので、この破断部分と手指との接触を抑制される。そのため、当該箱用シート10は、蛇行部17を有することで、この蛇行部17が全体として1方向に湾曲している構成においても破断後における切創防止性に優れる。
上記円弧状スリットは、円弧状である限り、円弧の長さは特に限定されない。但し、上記円弧状スリットの長さは、半円の円弧の長さより小さいことが好ましい。このように構成されることで、上記円弧状スリット間に配置される継ぎ目の破断をスムースに行うことが容易となるとともに、破断後における切創防止性をより高めることができる。また、上記円弧は、楕円や長円の円弧であってもよいが、真円の円弧であることが好ましい。
蛇行部17を構成している複数の上記円弧状スリットの形状は、同じであることが好ましい。
破断容易線11全体の長さに占める蛇行部17の長さの割合の下限としては、切創防止性を十分に発揮できる観点から、0.6が好ましく、0.7がより好ましい。一方、上記割合の上限としては、1.0であってもよく、上述の直線部18を設ける観点から、0.95であってもよく、0.9であってもよい。
上記円弧状スリットの両端間の距離に対する隣接する上記円弧状スリット間に配置される継ぎ目の長さの比の下限としては、隣接する上記円弧状スリット間の間隔を十分に確保する観点から、0.5が好ましく、0.6がより好ましく、0.7がさらに好ましい。一方、上記比の上限としては、切創防止性を十分に発揮できるように隣接する上記円弧状スリット間の間隔を制御する観点から、1.2が好ましく、1.0がより好ましく、0.8がさらに好ましい。
上記円弧状スリットの半径の下限としては、破断縁に形成される凸部21の高さおよび凹部22の深さが小さくなりすぎることを抑制する観点から、シート厚さの0.6倍が好ましく、シート厚さの0.8倍がより好ましく、シート厚さの1.0倍がさらに好ましい。一方、上記半径の上限としては、破断縁に形成される凸部21の高さおよび凹部22の深さが大きくなりすぎることを抑制する観点から、シート厚さの3.0倍が好ましく、シート厚さの2.5倍がより好ましく、シート厚さの2.0倍がさらに好ましい。
蛇行部17に配置されている継ぎ目の長さの下限としては、隣接する上記円弧状スリット間の間隔を確保する観点から、シート厚さの1倍が好ましく、1.5倍がより好ましい。一方、上記長さの上限としては、上記継ぎ目の破断を容易にする観点から、シート厚さの3倍が好ましく、2.5倍がより好ましい。
当該箱用シート10は、破断容易線11が、第1蓋外フラップ3に設けられているので、箱体20の蓋部の開放が容易になるとともに、蓋部の開放後における切創防止性が顕著に奏される。
また、当該箱用シート10は、第1蓋外フラップ3が、その基端縁から先端側に向けて凸な破断開始用の舌片16と、舌片16と第1蓋外フラップ3の側縁とを結ぶ左右一対の破断容易線11とを有するので、箱体20の蓋部の開放容易性と上記蓋部の開放後における切創防止性とがより高められる。
(第2蓋外フラップ)
第2蓋外フラップ4は、長方形状の本体19aと、本体19aの先端縁の中央部分から延出する突出部19bとを有する。突出部19bは、箱体20に組み立てられた状態で、第1蓋外フラップ3の本体13を内側から支持する。本体19aの幅は、第1側面パネル1bの左右方向長さと等しい。
(蓋内フラップ)
一対の蓋内フラップ5a、5bは、第1蓋外フラップ3の突片14が挿入される挿入孔15を有する。挿入孔15は、切込み15aと切込み15aの両端部に接続される折り曲げ容易線15bとによって画定されている。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。したがって、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
本開示において、箱用シートにおける破断容易線の配置は特に限定されるものではない。また、当該箱用シートは、上記破断容易線が上述の蛇行部を有する限り、組み立てられる箱体の構造は特に限定されるものではない。
上記蛇行部は、全体として1方向に湾曲された構成に限定されない。
以上のように、本開示の一態様に係る箱用シートは、破断容易線の破断後における切創防止性に優れる。
1a、1b 第1側面パネル
2a、2b 第2側面パネル
3 第1蓋外フラップ
4 第2蓋外フラップ
5a、5b 蓋内フラップ
6a、6b 第1底フラップ
7a、7b 第2底フラップ
8 継代
10 箱用シート
11 破断容易線
12a、12b 折り曲げ片
13 本体
14 突片
15 挿入孔
15a 切込み
15b 折り曲げ容易線
16 舌片
17 蛇行部
18 直線部
19a 本体
19b 突出部
20 箱体
21 凸部
22 凹部
23 平坦部

Claims (5)

  1. 箱体に組み立て可能な箱用シートであって、
    上記箱用シートを部分的に破断可能な破断容易線を有しており、
    上記破断容易線は、複数の円弧状スリットが互いに間隔を空けて配置された蛇行部を有しており、
    上記蛇行部内において隣接する上記円弧状スリット同士は、反対方向に凸になるように、上記円弧状スリットの半径以上の間隔を空けて配置されている箱用シート。
  2. 上記蛇行部は、全体として1方向に湾曲している請求項1に記載の箱用シート。
  3. 上記円弧状スリットの両端間の距離に対する隣接する上記円弧状スリット間に配置される継ぎ目の長さの比が0.5以上1.2以下である請求項1または請求項2に記載の箱用シート。
  4. 当該箱用シートは、組立状態で互いに対向する一対の第1側面パネルおよび一対の第2側面パネルと、一方の上記第1側面パネルの上縁から延出する第1蓋外フラップと、他方の上記第1側面パネルの上縁から延出する第2蓋外フラップと、上記一対の第2側面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップとを備えており、
    上記破断容易線は、上記第1蓋外フラップに設けられている請求項1または請求項2に記載の箱用シート。
  5. 上記第1蓋外フラップが、その基端縁から先端側に向けて凸な破断開始用の舌片と、上記舌片と上記第1蓋外フラップの側縁とを結ぶ左右一対の上記破断容易線とを有する請求項4に記載の箱用シート。
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