JP3219043U - 箱用シート - Google Patents

箱用シート Download PDF

Info

Publication number
JP3219043U
JP3219043U JP2018003598U JP2018003598U JP3219043U JP 3219043 U JP3219043 U JP 3219043U JP 2018003598 U JP2018003598 U JP 2018003598U JP 2018003598 U JP2018003598 U JP 2018003598U JP 3219043 U JP3219043 U JP 3219043U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
line
lid
flaps
easy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018003598U
Other languages
English (en)
Inventor
勝彦 寺岡
勝彦 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Package Co Ltd
Original Assignee
Daio Package Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Package Co Ltd filed Critical Daio Package Co Ltd
Priority to JP2018003598U priority Critical patent/JP3219043U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219043U publication Critical patent/JP3219043U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】本考案は、物品の収容スペースを十分に確保しつつ、蓋部の潰れを低コストで容易に抑制することができる箱用シートを提供する。
【解決手段】本考案に係る箱用シートは、少なくともいずれか一方の蓋内フラップの組立状態で一対の蓋外フラップの両方と重なり合う領域に、蓋内フラップの延出方向先端側に幅方向に延在するよう形成される折り曲げ容易線11と、この折り曲げ容易線の両端同士を接続し、蓋内フラップの基端側に凸な破断線12又は破断容易線とによって画定され、折り曲げ容易線で鉛直下方に折り曲げられることで底フラップの内面に当接する仕切り片10を有し、上記破断線又は破断容易線が、上記折り曲げ容易線と平行に配設され、上記仕切り片の上記底フラップと当接する先端縁を画定する直線部と、この直線部と上記折り曲げ容易線とを接続する一対の接続部とを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、箱用シートに関する。
物品の保管、運搬などに段ボールシート等から組み立てられる箱体が広く用いられている。中でも、左右方向に交互に連接される一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルを四角筒状に接続し、一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底内フラップ及び一対の長さ面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップを内側に折り曲げて底部を形成し、一対の幅面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップ及び一対の長さ面パネルの上縁から延出する一対の蓋外フラップを内側に折り曲げて蓋部を形成することで組み立てられるA式(いわゆるミカン箱タイプ)の箱体が最も多く利用されている。
しかしながら、この箱体は、一対の蓋外フラップの先端縁同士が突き合わされることで蓋部が形成されるため、上方からの荷重や衝撃に対する蓋部の耐久性が比較的小さい。特に、この蓋部は、一対の蓋外フラップの一対の蓋内フラップと重なり合わない領域の耐久性が小さくなる。
そのため、蓋部と底部との両方に当接するように箱体内に仕切り板を配設し、この仕切り板によって蓋部の潰れを防止することがある。また、この仕切り板としては、箱体内での位置ずれを防止できるよう複数の板材を平面視でH状、十字状等に組み合わせたものが用いられている(特開2003−118724号公報参照)。この構成によると、複数の箱体を積み重ねた場合に、上側の箱体の底部に押されて下側の箱体の蓋部が潰れることを抑制することができる。
特開2003−118724号公報
しかしながら、上記公報に記載されているように、蓋部の潰れを防止するために箱体内に仕切り板を挿入する場合、仕切り板用の資材が別途必要となる。また、この構成によると、箱体内での物品の収容スペースが小さくなると共に、物品の収容作業の効率も低下しやすい。
本考案は、このような不都合に鑑みてなされたものであり、物品の収容スペースを十分に確保しつつ、蓋部の潰れを低コストで容易に抑制することができる箱用シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本考案に係る箱用シートは、左右方向に交互に連接され、四角筒状に組み立てられる一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルと、上記一対の長さ面パネルの上縁から延出する一対の蓋外フラップと、上記一対の幅面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップと、上記一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルの少なくともいずれかの下縁から延出し、組立状態で上記一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルが形成する四角筒状体の下部開口を封止する1又は複数の底フラップとを備え、箱型に組立可能な箱用シートであって、少なくともいずれか一方の上記蓋内フラップの組立状態で上記一対の蓋外フラップの両方と重なり合う領域に、上記蓋内フラップの延出方向先端側に幅方向に延在するよう形成される折り曲げ容易線と、この折り曲げ容易線の両端同士を接続し、上記蓋内フラップの基端側に凸な破断線又は破断容易線とによって画定され、上記折り曲げ容易線で鉛直下方に折り曲げられることで上記1又は複数の底フラップの内面に当接する仕切り片を有し、上記破断線又は破断容易線が、上記折り曲げ容易線と平行に配設され、上記仕切り片の上記1又は複数の底フラップと当接する先端縁を画定する直線部と、この直線部と上記折り曲げ容易線とを接続する一対の接続部とを有する。
当該箱用シートは、仕切り片の先端縁を1又は複数の底フラップの内面に当接した状態で、この仕切り片によって一対の蓋外フラップを下方から適切に支持することができる。また、当該箱用シートは、上記仕切り片が、蓋内フラップの延出方向先端側の幅方向に延在する折り曲げ容易線と、この折り曲げ容易線の両端同士を接続し、上記蓋内フラップの基端側に凸な破断線又は破断容易線によって画定されるので、上記仕切り片によって上記一対の蓋外フラップの一対の蓋内フラップと重なり合わない領域の近くを適切に支持することができ、箱体の蓋部の潰れを効果的に抑制することができる。さらに、当該箱用シートは、箱体内での平面位置を安定させるために上記仕切り片を平面視H状、十字状等に形成することを要しないので、箱体内の収容スペースが小さくなることを抑制すると共に、物品の収容作業効率の低下を抑えることができる。加えて、当該箱用シートは、別途仕切り板を用意することを要しないので、製造コストの増大を抑えることができる。
上記折り曲げ容易線が、間隔を空けて配設される複数の直線状の罫線と、隣接する罫線の端部同士を接続する1又は複数の切断線とを有し、上記切断線が、上記罫線と垂直な方向に略コ字状に突出する1又は複数の凸部を有し、シート厚さに対する上記凸部の罫線からの突出長さの比が0.5以上1.0以下であるとよい。このように、上記折り曲げ容易線が、間隔を空けて配設される複数の直線状の罫線と、隣接する罫線の端部同士を接続する1又は複数の切断線とを有し、上記切断線が、上記罫線と垂直な方向に略コ字状に突出する1又は複数の凸部を有することで、例えば上記仕切り片の基端縁に上記1又は複数の凸部に対応する1又は複数の突起を形成することができる。また、シート厚さに対する上記凸部の罫線からの突出長さの比が上記範囲内であることによって、上記一対の蓋外フラップの内面を上記1又は複数の突起の先端縁によって支持することができ、上記一対の蓋外フラップの支持状態を安定的に維持することができる。
上記切断線が、一対の上記凸部と、一対の凸部同士を接続し、上記一対の凸部の突出方向と反対方向に陥没する凹部とを有し、シート厚さに対する上記凹部の罫線からの深さの比が0.5以上1.0以下であるとよい。このように、上記切断線が、一対の上記凸部と、一対の凸部同士を接続し、上記一対の凸部の突出方向と反対方向に陥没する凹部とを有し、シート厚さに対する上記凹部の罫線からの深さの比が上記範囲内であることによって、上記蓋内フラップの切断面(切断線によって形成される端面)上に上記仕切り片の側面(上記折り曲げ容易線で折り曲げた状態で蓋内フラップの先端側に配設される面)を乗り上げさせることができ、これにより上記仕切り片を鉛直状態で安定的に保持することができる。
上記蓋内フラップの延出方向長さに対する上記蓋内フラップの先端縁と上記折り曲げ容易線との間隔の比としては0.10以上0.30以下が好ましい。このように、上記蓋内フラップの延出方向長さに対する上記蓋内フラップの先端縁と上記折り曲げ容易線との間隔の比が上記範囲内であることによって、上記一対の蓋外フラップの一対の蓋内フラップと重なり合わない領域の近くを上記仕切り片によって確実に支持することができ、箱体の蓋部の潰れを容易かつ確実に抑制することができる。
上記蓋内フラップの幅に対する上記折り曲げ容易線の長さの比としては0.30以上0.90以下が好ましい。このように、上記蓋内フラップの幅に対する上記折り曲げ容易線の長さの比が上記範囲内であることによって、上記仕切り片の強度を十分に大きくしてこの仕切り片によって上記一対の蓋外フラップを下方から十分に支持することができる。
なお、本考案において、「左右方向」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体の想定される一般的な使用態様における水平方向を意味し、「上」及び「下」とは、想定される一般的な使用態様における上下を意味するが、上記箱体の使用時の向きを制限することを企図するものではない。
以上説明したように、本考案に係る箱用シートは、物品の収容スペースを十分に確保しつつ、蓋部の潰れを低コストで容易に抑制することができる。
本考案の一実施形態に係る箱用シートを示す模式的平面図である。 図1の箱用シートの蓋内フラップの部分拡大図である。 図1の箱用シートを組み立ててなる箱体を示す模式的斜視図である。 図3の箱体のA−A線断面図である。 図3の箱体のB−B線断面図である。 図4の箱体の部分拡大図である。 図5の箱体の部分拡大図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[箱用シート]
図1の箱用シートは、1枚のシートからなる。当該箱用シートは、左右方向に交互に連接され、四角筒状に組み立てられる一対の長さ面パネル(第1長さ面パネル1a及び第2長さ面パネル1b)並びに一対の幅面パネル(第1幅面パネル2a及び第2幅面パネル2b)と、一対の長さ面パネル1a,1bの上縁から延出する一対の蓋外フラップ(第1蓋外フラップ3a及び第2蓋外フラップ3b)と、一対の幅面パネル2a,2bの上縁から延出する一対の蓋内フラップ(第1蓋内フラップ4a及び第2蓋内フラップ4b)と、一対の長さ面パネル1a,1bの下縁から延出する一対の底外フラップ(第1底外フラップ5a及び第2底外フラップ5b)と、一対の幅面パネル2a,2bの下縁から延出する一対の底内フラップ(第1底内フラップ6a及び第2底内フラップ6b)とを備える。第1長さ面パネル1a、第1幅面パネル2a、第2長さ面パネル1b及び第2幅面パネル2bは、この順で左右方向一方側から左右方向他方側に連接されている。また、当該箱用シートは、第1長さ面パネル1aの第1幅面パネル2aと反対側の側縁から延出し、第2幅面パネル2bの内面に貼着される糊代部7を備える。さらに、図1及び図2に示すように、当該箱用シートは、一対の蓋内フラップ4a,4bに、これらの蓋内フラップ4a,4bの延出方向先端側に幅方向に延在するよう形成される折り曲げ容易線11と、折り曲げ容易線11の両端同士を接続し、蓋内フラップ4a,4bの基端側に凸な破断線12とによって画定される一対の仕切り片10を有する。なお、図1及び図2において、太い実線はシートを切断して形成される切断線を示し、細い実線はシートの内面に筋押しして形成される罫線を示す。
当該箱用シートは、箱型に組立可能に構成されており、具体的には図3のA式(ミカン箱タイプ)の箱体21に組み立てられる。当該箱用シートを箱体21に組み立てる手順について説明する。まず、糊代部7を第2幅面パネル2bの内面に貼着し、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bを四角筒状に組み立て、一対の底内フラップ6a,6bを内側に折り曲げ、さらに一対の底外フラップ5a,5bを内側に折り曲げて先端縁同士を突き合わせることで底部を形成する。
次に、一対の蓋内フラップ4a,4bを内側に折り曲げたうえ、一対の仕切り片10を折り曲げ容易線11において鉛直下方に折り曲げる。これにより、図4及び図5に示すように、一対の仕切り片10は、先端縁13が一対の底内フラップ6a,6bの内面に当接した状態で維持される。続いて、一対の蓋外フラップ3a,3bを内側に折り曲げて先端縁同士を突き合わせることで蓋部を形成する。
これにより、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bによって形成される側壁と、一対の底外フラップ5a,5b及び一対の底内フラップ6a,6bによって形成される底部と、一対の蓋外フラップ3a,3b及び一対の蓋内フラップ4a,4bによって形成される蓋部とを備える箱体21が組み立てられる。なお、一対の蓋外フラップ3a,3bの突き合わせ部及び一対の底外フラップ5a,5bの突き合わせ部には、例えば封函テープXが貼着される。また、第2幅面パネル2bへの糊代部7の貼着は、例えば接着剤、ステープラー等を用いて行うことができる。
当該箱用シートに用いられるシートとしては、当該箱用シートを組み立ててなる箱体21の形状を維持できる程度の強度を有する限り特に限定されるものではなく、例えば段ボールシート、ボール紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等が挙げられる。中でも、加工性、衝撃吸収性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製シートが好ましく、座屈強度を高めやすい段ボールシートが特に好ましい。当該箱用シートを形成する段ボールとしては、原紙を波形状に形成した中芯をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。上記段ボールシートの中芯の稜線は、箱体21の側壁の座屈強度を高めると共に、仕切り片10の座屈強度を高めて一対の蓋外フラップ3a,3bの支持機能を高める観点から、上下方向に配設されることが好ましい。
上記シートが段ボールシートである場合、シートの厚さの下限としては、仕切り片10の座屈強度が不十分になることを防止する観点から、1.5mmが好ましく、3mmがより好ましい。一方、上記厚さの上限としては、特に限定されないが、仕切り片10を折り曲げ容易線11で折り曲げた場合の反発力が大きくなり過ぎることを防止する観点から8mmが好ましい。
一対の長さ面パネル1a,1bは矩形状かつ略同形状に形成されている。一対の幅面パネル2a,2bは矩形状かつ略同一形状に形成されている。一対の長さ面パネル1a,1bの左右方向長さは、一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さよりも大きい。一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さは略等しい。また、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さは、一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さよりも小さいことが好ましい。換言すると、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bは、上下方向長さに対して左右方向長さが大きい扁平状であることが好ましい。当該箱用シートは、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さが大きい場合、箱体21の蓋部及び底部の間隔に対する仕切り片10の延出方向長さが不足し、仕切り片10によって蓋部を適切に支持することができないおそれがある。一方、当該箱用シートは、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bが扁平状である場合、仕切り片10の幅に対する延出方向長さの比を小さくすることができる。これにより、当該箱用シートは、組立状態における仕切り片10の座屈強度を十分に大きくして蓋部の潰れを抑制しやすい。
一対の長さ面パネル1a,1bの左右方向長さとしては、箱体21内に収容する物品の大きさ等に基づいて適宜設定可能であるが、例えば30cm以上70cmとすることができる。一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さとしては、箱体21内に収容する物品の大きさ等に基づいて適宜設定可能であるが、例えば20cm以上60cm以下とすることができる。一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さとしては、箱体21内に収容する物品の大きさ等に基づいて適宜設定可能であるが、例えば5cm以上20cm以下とすることができる。
一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さに対する一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さの比の下限としては、0.10が好ましく、0.15がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.40が好ましく、0.30がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、延出方向長さが十分に大きい仕切り片10を形成することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、仕切り片10の幅に対する延出方向長さの比が大きくなり過ぎることで仕切り片10の座屈強度が不十分となり、仕切り片10によって箱体21の蓋部の潰れを十分に防止し難くなるおそれがある。
一対の蓋外フラップ3a,3bは矩形状かつ略同形状に形成されている。一対の蓋外フラップ3a,3bの幅は、一対の長さ面パネル1a,1bの左右方向長さと略等しい。一対の蓋内フラップ4a,4bは矩形状かつ略同一形状に形成されている。一対の蓋内フラップ4a,4bの幅は、一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さと略等しい。一対の蓋外フラップ3a,3b及び一対の蓋内フラップ4a,4bの延出方向長さは、一対の幅面パネル2a,2bの左右方向長さの略1/2である。なお、一対の底外フラップ5a,5bの外形は、一対の蓋外フラップ3a,3bの外形と略等しい。また、一対の底内フラップ6a,6bの外形は、一対の蓋内フラップ4a,4bの外形と略等しい。
上述のように、一対の蓋内フラップ4a,4bは、延出方向先端側に幅方向に延在するよう形成される折り曲げ容易線11と、この折り曲げ容易線11の両端同士を接続し、蓋内フラップ4a,4bの基端側に凸な破断線12とを有する。また、一対の蓋内フラップ4a、4bは、折り曲げ容易線11及び破断線12によって画定される仕切り片10を有する。
折り曲げ容易線11は、蓋内フラップ4a,4bと幅面パネル2a,2bとの間の境界線と平行に形成される。折り曲げ容易線11の中心は、蓋内フラップ4a,4bの幅方向の中央に位置している。これにより、組立状態の平面視で、折り曲げ容易線11は一対の蓋外フラップ3a,3bの突き合わせ部分と交差するよう配設され、仕切り片10が一対の蓋外フラップ3a,3bの両方と重なり合う領域に設けられる。
図2に示すように、破断線12は、蓋内フラップ4a,4bの折り曲げ容易線11よりも基端側に配設され、折り曲げ容易線11と平行な直線部14と、直線部14と折り曲げ容易線11とを接続する一対の接続部15とを有する。直線部14は、仕切り片10の先端縁13を画定する。接続部15は、折り曲げ容易線11の両端から連続し、折り曲げ容易線11と平行に延在する一対の基端部15aと、一対の基端部15aから連続し、一対の基端部15aと垂直に延びる一対の垂直部15bとを有する。これにより、仕切り片10は、折り曲げ容易線11及び一対の基端部15aによって画定される基端縁と、直線部14によって画定され、上記基端縁に対向する先端縁13と、一対の垂直部15bによって画定される一対の側縁とを有する概略矩形状に形成される。垂直部15bの長さは、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さと略等しい。これにより、図4及び図5に示すように、仕切り片10は、折り曲げ容易線11で鉛直下方に折り曲げられることで先端縁13が箱体21において一対の蓋内フラップ4a,4bと上下方向に対向する一対の底内フラップ6a,6bの内面に当接する。
蓋内フラップ4a,4bの延出方向長さL1に対する蓋内フラップ4a,4bの先端縁と折り曲げ容易線11との間隔S1の比(S1/L1)の下限としては、0.10が好ましく、0.12がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.30が好ましく、0.20がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、箱体21において仕切り片10を鉛直下方に折り曲げた状態で、蓋内フラップ4a,4bの先端縁と折り曲げ容易線11との間の領域が破断するおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、仕切り片10によって一対の蓋外フラップ3a,3bの一対の蓋内フラップ4a,4bと重なり合わないことにより強度が不足しやすい領域から遠い位置を支持することになるので、箱体21の蓋部の潰れを十分に抑制することができないおそれがある。
蓋内フラップ4a,4bの幅Wに対する折り曲げ容易線11の長さL2の比(L2/W)の下限としては、0.30が好ましく、0.35がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、仕切り片10と一対の蓋外フラップ3a,3bとの当接面積が不足して、仕切り片10によって一対の蓋外フラップ3a,3bを十分に支持することができないおそれがある。一方、上記比の上限としては、例えば0.90とすることができる。
一対の蓋内フラップ4a,4bの幅Wに対する一対の垂直部15b同士の間隔S2の比(S2/W)(つまり一対の蓋内フラップ4a,4bの幅Wに対する仕切り片10の幅の比)の下限としては、0.55が好ましく、0.60がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、仕切り片10の座屈強度が不十分となるおそれがある。一方、上記比の上限としては、例えば0.90とすることができる。
折り曲げ容易線11と直線部14との間隔S3は、一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さよりもシート厚さ分程度小さいことが好ましい。この場合、箱体21は、蓋部が上側から押圧された場合にのみ仕切り片10と一対の蓋外フラップ3a,3bとが当接するようになる。これにより、仕切り片10に常時荷重が加わることを防止し、仕切り片10の強度を保ちやすい。一対の長さ面パネル1a,1b及び一対の幅面パネル2a,2bの上下方向長さと、折り曲げ容易線11及び直線部14の間隔S3との差の下限としては、例えば2mmが好ましく、3mmがより好ましい。一方、上記差の上限としては、例えば10mmが好ましく、7mmがより好ましい。
一対の垂直部15b同士の間隔S2に対する折り曲げ容易線11と直線部14との間隔S3の比(S3/S2)(つまり仕切り片10の幅に対する延出方向長さの比)の下限としては、0.20が好ましく、0.25がより好ましい。一方、上記比の上限としては、0.40が好ましく、0.35がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、仕切り片10が上下方向に扁平になり過ぎることで一対の蓋外フラップ3a,3bを十分に支持することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、仕切り片10の座屈強度が不十分となるおそれがある。
図2に示すように、折り曲げ容易線11は、間隔を空けて配設される複数の直線状の罫線16と、隣接する罫線16の端部同士を接続する1又は複数の切断線17とを有する。本実施形態では、折り曲げ容易線11は、間隔を空けて配設される3つの罫線16と、隣接する罫線16の端部同士を接続する2つの切断線17とを有する。
切断線17は、罫線16と垂直な方向に略コ字状に突出する1又は複数の凸部17aを有する。1又は複数の凸部17aは、蓋内フラップ4a,4bの先端側に突出している。これにより、仕切り片10の基端縁には、1又は複数の凸部17aによって画定され、これらの凸部17aに対応した複数の突起18が形成される。当該箱用シートは、折り曲げ容易線11が複数の罫線16と複数の切断線17とを有し、複数の切断線17がそれぞれ1又は複数の凸部17aを有することで、図6及び図7に示すように、箱体21において仕切り片10と一対の蓋外フラップ3a,3bとが複数の突起18の先端縁によって部分的に当接する。これにより、仕切り片10によって一対の蓋外フラップ3a,3bを適切に支持することができる。
本実施形態では、切断線17は、一対の凸部17aと、一対の凸部17a同士を接続し、一対の凸部17aの突出方向と反対方向に陥没する凹部17bとを有している。凹部17bは、略コ字状に形成されている。これにより、仕切り片10の基端縁には、凹部17bによって画定され、凹部17bに対応した溝が形成される。当該箱用シートは、切断線17が、一対の凸部17aと、一対の凸部17a同士を接続し、一対の凸部17aの突出方向と反対方向に陥没する凹部17bとを有することで、蓋内フラップ4a,4bの切断面(切断線17によって形成される端面)上に仕切り片10の側面(折り曲げ容易線11で折り曲げた状態で蓋内フラップ4a,4bの先端側に配設される面)を乗り上げさせることができ、これにより仕切り片10を鉛直状態で安定的に保持することができる。
なお、当該箱用シートは、蓋内フラップ4a,4bの切断面上に仕切り片10の側面を確実に乗り上げさせることができるよう、切断線17の両端を凹部17bの深さ位置と同じ位置まで形成することが好ましい。
当該箱用シートのシート厚さに対する凸部17aの罫線16からの突出長さL3の比の下限としては、0.5が好ましく、0.6がより好ましい。一方、上記比の上限としては、1.0が好ましく、0.8がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、一対の蓋外フラップ3a,3bの内面に仕切り片10を複数の突起18の先端縁によって部分的に当接し難くなり、複数の突起18によって一対の蓋外フラップ3a,3bを適切に支持することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、複数の突起18の突出長さが大きくなり過ぎて、箱体21の蓋部が上方から押圧されていない状態で一対の蓋外フラップ3a,3bの内面と複数の突起18の先端縁との間に隙間を形成することができなくなり、仕切り片10に荷重が集中し、仕切り片10が座屈しやすくなるおそれがある。
当該箱用シートのシート厚さに対する凹部17bの罫線16からの深さの比の下限としては、0.5が好ましく、0.6がより好ましい。一方、上記比の上限としては、1.0が好ましく、0.8がより好ましい。上記比が上記下限に満たないと、蓋内フラップ4a,4bの切断面上に仕切り片10の側面を乗り上げ難くなるおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、蓋内フラップ4a,4bの切断面と仕切り片10の側面との間に空隙ができ、仕切り片10を安定的に鉛直状態で保持することができないおそれがある。
折り曲げ容易線11と破断線12との間には、蓋内フラップ4a,4bの延出方向に延びるスリット19が形成されていることが好ましい。これにより、仕切り片10の折り曲げ容易線11での破断を抑制することができる。
<利点>
当該箱用シートは、仕切り片10の先端縁13を底内フラップ6a,6bの内面に当接した状態で、この仕切り片10によって一対の蓋外フラップ3a,3bを下方から適切に支持することができる。また、当該箱用シートは、仕切り片10が、蓋内フラップ4a,4bの延出方向先端側の幅方向に延在する折り曲げ容易線11と、この折り曲げ容易線11の両端同士を接続し、蓋内フラップ4a,4bの基端側に凸な破断線12とによって画定されるので、仕切り片10によって一対の蓋外フラップ3a,3bの一対の蓋内フラップ4a,4bと重なり合わない領域の近くを適切に支持することができ、箱体21の蓋部の潰れを効果的に抑制することができる。さらに、当該箱用シートは、箱体21内での平面位置を安定させるために仕切り片10を平面視H状、十字状等に形成することを要しないので、箱体21内の収容スペースが小さくなることを抑制すると共に、物品の収容作業効率の低下を抑えることができる。加えて、当該箱用シートは、別途仕切り板を用意することを要しないので、製造コストの増大を抑えることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば上記実施形態では一対の蓋内フラップにそれぞれ仕切り片が設けられる構成について説明したが、当該箱用シートは一方の蓋内フラップにのみ仕切り片が設けられていてもよい。
当該箱用シートは、一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルの少なくともいずれかの下縁から延出し、組立状態で一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルが形成する四角筒状部の下部開口を封止する1又は複数の底フラップを備える限り、箱体の底部を形成する具体的な構成は上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば当該箱用シートは、一方の長さ面パネルの下縁から延出する1つの底フラップによって底部が形成されてもよい。
上記実施形態では、折り曲げ容易線と破断線とによって仕切り片を画定する構成について説明したが、当該箱用シートは、上記破断線に替えて破断容易線を用いることも可能である。この破断容易線としては、例えば間隔を空けて配設される複数の切断線を有するミシン目が挙げられる。
上記折り曲げ容易線は、必ずしも間隔を空けて配設される複数の直線状の罫線と、隣接する罫線の端部同士を接続する1又は複数の切断線とを有しなくてもよい。上記折り曲げ容易線は、例えば1本の直線状の罫線によって形成されていてもよい。また、上記折り曲げ容易線が、複数の直線状の罫線と、隣接する罫線の端部同士を接続する1又は複数の切断線とによって形成される場合であっても、上記切断線は必ずしも1又は複数の凸部を有する必要はなく、例えば直線状に形成されていてもよい。さらに、上記切断線が1又は複数の凸部を有する場合、1又は複数の凸部は蓋内フラップの基端側に突出していてもよい。
上記接続部の形状は上記実施形態の構成に限定されるものではない。上記接続部は、例えば上記折り曲げ容易線から連続し、この折り曲げ容易線と垂直に延びる垂直部のみから形成されてもよく、上記折り曲げ容易線から連続し、蓋内フラップの幅方向外側に凸な湾曲部から形成されてもよい。
以上のように、本考案の箱用シートは、物品の収容スペースを十分に確保しつつ、蓋部の潰れを低コストで容易に抑制することができるので、物品の保管用、運搬用等に適している。
1a 第1長さ面パネル
1b 第2長さ面パネル
2a 第1幅面パネル
2b 第2幅面パネル
3a 第1蓋外フラップ
3b 第2蓋外フラップ
4a 第1蓋内フラップ
4b 第2蓋内フラップ
5a 第1底外フラップ
5b 第2底外フラップ
6a 第1底内フラップ
6b 第2底内フラップ
7 糊代部
10 仕切り片
11 折り曲げ容易線
12 破断線
13 先端縁
14 直線部
15 接続部
15a 基端部
15b 垂直部
16 罫線
17 切断線
17a 凸部
17b 凹部
18 突起
19 スリット
21 箱体
X 封函テープ

Claims (5)

  1. 左右方向に交互に連接され、四角筒状に組み立てられる一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルと、
    上記一対の長さ面パネルの上縁から延出する一対の蓋外フラップと、
    上記一対の幅面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップと、
    上記一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルの少なくともいずれかの下縁から延出し、組立状態で上記一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルが形成する四角筒状体の下部開口を封止する1又は複数の底フラップと
    を備え、
    箱型に組立可能な箱用シートであって、
    少なくともいずれか一方の上記蓋内フラップの組立状態で上記一対の蓋外フラップの両方と重なり合う領域に、上記蓋内フラップの延出方向先端側に幅方向に延在するよう形成される折り曲げ容易線と、この折り曲げ容易線の両端同士を接続し、上記蓋内フラップの基端側に凸な破断線又は破断容易線とによって画定され、上記折り曲げ容易線で鉛直下方に折り曲げられることで上記1又は複数の底フラップの内面に当接する仕切り片を有し、
    上記破断線又は破断容易線が、上記折り曲げ容易線と平行に配設され、上記仕切り片の上記1又は複数の底フラップと当接する先端縁を画定する直線部と、この直線部と上記折り曲げ容易線とを接続する一対の接続部とを有する箱用シート。
  2. 上記折り曲げ容易線が、間隔を空けて配設される複数の直線状の罫線と、隣接する罫線の端部同士を接続する1又は複数の切断線とを有し、
    上記切断線が、上記罫線と垂直な方向に略コ字状に突出する1又は複数の凸部を有し、
    シート厚さに対する上記凸部の罫線からの突出長さの比が0.5以上1.0以下である請求項1に記載の箱用シート。
  3. 上記切断線が、一対の上記凸部と、一対の凸部同士を接続し、上記一対の凸部の突出方向と反対方向に陥没する凹部とを有し、
    シート厚さに対する上記凹部の罫線からの深さの比が0.5以上1.0以下である請求項2に記載の箱用シート。
  4. 上記蓋内フラップの延出方向長さに対する上記蓋内フラップの先端縁と上記折り曲げ容易線との間隔の比が0.10以上0.30以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の箱用シート。
  5. 上記蓋内フラップの幅に対する上記折り曲げ容易線の長さの比が0.30以上0.90以下である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の箱用シート。
JP2018003598U 2018-09-14 2018-09-14 箱用シート Active JP3219043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003598U JP3219043U (ja) 2018-09-14 2018-09-14 箱用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003598U JP3219043U (ja) 2018-09-14 2018-09-14 箱用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3219043U true JP3219043U (ja) 2018-11-22

Family

ID=64349595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018003598U Active JP3219043U (ja) 2018-09-14 2018-09-14 箱用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219043U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116095A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 山喜株式会社 形状維持具、シャツ包装物、及びシャツ包装物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116095A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 山喜株式会社 形状維持具、シャツ包装物、及びシャツ包装物の製造方法
JP7401063B2 (ja) 2020-01-24 2023-12-19 山喜株式会社 形状維持具、シャツ包装物、及びシャツ包装物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3219043U (ja) 箱用シート
JP3232968U (ja) 箱用シート
JP3211854U (ja) 箱用シート
JP3220368U (ja) 箱用シート
JP3212538U (ja) 箱用シート
JP6167255B1 (ja) 箱用シート
JP3213567U (ja) 箱用シート
JP3215763U (ja) 箱用シート
JP6364140B1 (ja) 箱用シート
JP7400612B2 (ja) シート材、蓋体、及び包装箱
JP3219680U (ja) 箱用シート
JP3205861U (ja) シートセット及び支持部材用シート
JP3237346U (ja) 箱用シート
JP7398585B1 (ja) 箱用シート
JP3233894U (ja) 箱用シート
JP3226980U (ja) 箱用シート
JP3210653U (ja) 箱用シート
JP3234173U (ja) 箱用シート
JP3236764U (ja) 箱用シート
JP6779404B1 (ja) 箱用シート
JP7369880B1 (ja) 箱用シート
JP3216071U (ja) 箱用シート
JP3238700U (ja) 箱用シート
JP3216806U (ja) 箱用シート及び包装資材セット
JP3207852U (ja) 箱用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3219043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250