JP7369880B1 - 箱用シート - Google Patents
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Abstract
Description
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
図1の箱用シート10は、箱体に組み立て可能であり、より詳しくは図2および図3の箱体20に組み立てられる。当該箱用シート10は、組立状態で対向する一対の長さ面パネル1a、1bおよび一対の幅面パネル2a、2bと、一方の長さ面パネル1aの上縁から延出する第1蓋外フラップ3と、他方の長さ面パネル1bの上縁から延出する第2蓋外フラップ4とを備える。一対の長さ面パネル1a、1bおよび一対の幅面パネル2a、2bは、左右方向に交互に連接されている。また、当該箱用シート10は、一対の幅面パネル2a、2bの上縁から延出する一対の蓋内フラップ5a、5bと、一対の長さ面パネル1a、1bの下縁から延出する一対の底外フラップ6a、6bと、一対の幅面パネル2a、2bの下縁から延出する一対の底内フラップ7a、7bと、一対の長さ面パネル1a、1bのうち、左右方向外側(図1では左側)に位置する長さ面パネル1bの側縁から延出する継代8とを備える。当該箱用シート10において、長さ面パネル1a、1bと幅面パネル2a、2bとの間の境界線、長さ面パネル1a、1bと第1蓋外フラップ3および第2蓋外フラップ4との間の境界線、幅面パネル2a、2bと蓋内フラップ5a、5bとの間の境界線、長さ面パネル1a、1bと底外フラップ6a、6bとの間の境界線、幅面パネル2a、2bと底内フラップ7a、7bとの間の境界線、長さ面パネル1bと継代8との間の境界線には、それぞれ折り曲げ容易線が設けられている。この折り曲げ容易線としては、特に限定されるものではなく、例えばシートの片面を筋押しして形成された罫線、罫線と切断線とが交互に連続して配置されたリード罫線等が挙げられる。なお、「左右方向」とは、当該箱用シートを組み立ててなる箱体において想定される一般的な使用態様における水平方向を意味する。また、「下」とは、当該箱用シートを組み立ててなる箱体において想定される一般的な使用態様における下を意味する。
長さ面パネル1a、1bは略矩形状である。また、一対の長さ面パネル1a、1b同士は、略同一形状である。長さ面パネル1a、1bの左右方向長さは、幅面パネル2a、2bの左右方向長さ以上とすることができる。長さ面パネル1a、1bの左右方向長さおよび上下方向長さは、箱体20に収容する物品の大きさ等に基づいて設定可能である。
幅面パネル2a、2bは略矩形状である。また、一対の幅面パネル2a、2b同士は、略同一形状である。幅面パネル2a、2bの左右方向長さは、箱体20に収容する物品の大きさ等に基づいて設定可能である。幅面パネル2a、2bの上下方向長さは、長さ面パネル1a、1bの上下方向長さと同じとすることができる。
第1蓋外フラップ3は、上述のように、基部11aと、基部11aの先端縁の幅方向中央部分から延出する第1凸部11bとを有する。基部11aの幅は、長さ面パネル1aの左右方向長さと略等しい。基部11aの延出方向長さは、幅面パネル2a、2bの左右方向長さの1/2とすることができる。第1凸部11bは、長さ面パネル1aと第1蓋外フラップ3との境界線と平行に延びる先端縁を有する。第1凸部11bは、例えば第1蓋外フラップ3の延出方向と平行な一対の側縁を有する略矩形状である。基部11aと第1凸部11bとの間の境界線には折り曲げ容易線は形成されていなくてよい。
第2蓋外フラップ4は、上述のように、凹部12aと、凹部12aの両側に配置される一対の第2凸部12bとを有する。また、第2蓋外フラップ4は、第2凸部12bの幅方向外側に、延出方向における第2凸部12bの先端縁よりも基端側かつ凹部12aよりも先端側で幅方向に延びる一対の側端部12cを有する。第2蓋外フラップ4の幅は、長さ面パネル1bの左右方向長さと略等しい。第2凸部12bの基端縁には、折り曲げ容易線は形成されていなくてよい。
〔第1潰し部〕
上述のように、第2蓋外フラップ4は、凹部12aの内面に第1潰し部16aを有する。より詳しくは、第1潰し部16aは、凹部12aの外縁を画定する上述の底縁に沿って第2蓋外フラップ4の幅方向に延びている。第1潰し部16aは、第2蓋外フラップ4の幅方向を長手方向とする矩形状である。
上述のように、第2蓋外フラップ4は、第2凸部12bの内面に第2潰し部16bを有する。第2潰し部16bは、第2凸部12bの先端縁に沿って設けられている。第2潰し部16bは、組立状態で基部11aと重なり合う部分に設けられている。
第1蓋外フラップ3は、第1凸部11bの両外側において、基部11aの先端部分の内面に第3潰し部17を有する。第3潰し部17は、第1蓋外フラップ3の幅方向を長手方向とする長尺状である。第3潰し部17は、組立状態で第2凸部12bと重なり合う部分に形成される幅広部17aと、組立状態で側端部12cの先端縁と突き合わされる部分に形成される幅狭部17bとを有する。このように構成されていることで、図5に示すように、基部11aと第2凸部12bとが重なり合う部分における蓋部21の外面の隆起を抑制することができる。また、図4に示すように、基部11aの先端部分を、第2凸部12bによって支持される領域から側縁にわたって水平に保ちやすくなる。そのため、当該箱用シート10は、蓋部21の外面を全体としてよりフラットにすることができる。
第2蓋外フラップ4は、側端部12cの内面に第4潰し部16cを有する。このように構成されていることで、当該箱用シート10は、基部11aの先端部分に上述の第3潰し部17が設けられていることと相俟って、蓋部21の外面を全体としてよりフラットにすることができる。
蓋内フラップ5a、5bは略矩形状である。また、一対の蓋内フラップ5a、5b同士は、略同一形状である。蓋内フラップ5a、5bの幅は、幅面パネル2a、2bの左右方向長さと略等しい。
底外フラップ6a、6bは略矩形状である。また、一対の底外フラップ6a、6b同士は、略同一形状である。底外フラップ6a、6bの延出方向長さは、幅面パネル2a、2bの左右方向長さの1/2とすることができる。底外フラップ6a、6bの幅は、長さ面パネル1a、1bの左右方向長さと略等しい。
底内フラップ7a、7bは略矩形状である。また、一対の底内フラップ7a、7b同士は、略同一形状である。底内フラップ7a、7bの延出方向長さは、底外フラップ6a、6bの延出方向長さと同じとすることができる。底内フラップ7a、7bの幅は、幅面パネル2a、2bの左右方向長さと略等しい。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2a、2b 幅面パネル
3 第1蓋外フラップ
4 第2蓋外フラップ
5a、5b 蓋内フラップ
6a、6b 底外フラップ
7a、7b 底内フラップ
8 継代
10 箱用シート
11a 基部
11b 第1凸部
12a 凹部
12b 第2凸部
12c 側端部
16a 第1潰し部
16b 第2潰し部
16c 第4潰し部
17 第3潰し部
17a 幅広部
17b 幅狭部
18 切込み
20 箱体
21 蓋部
22a 第1破断容易線
22b 第2破断容易線
100 封緘テープ
Claims (4)
- 箱体に組み立て可能な箱用シートであって、
組立状態で対向する一対の長さ面パネルおよび一対の幅面パネルと、
上記一対の長さ面パネルの上縁から延出する第1蓋外フラップおよび第2蓋外フラップと
を備え、
上記第1蓋外フラップが、上記長さ面パネルの上縁に接続されている矩形状の基部と、この基部の先端縁の幅方向中央部分から延出する第1凸部とを有し、
上記第2蓋外フラップが、先端縁の幅方向中央部分に設けられ、上記第1凸部が挿入される凹部と、上記凹部の両側に配置され、上記基部の先端縁を内側から支持する一対の第2凸部と、上記一対の第2凸部の幅方向外側において上記第2凸部の先端縁よりも基端側かつ上記凹部よりも先端側で幅方向に延びる一対の側端部とを有し、
上記第2蓋外フラップが、上記凹部の内面に第1潰し部を有し、かつ上記第2凸部の内面に第2潰し部を有し、
組立状態における平面視で、上記凹部は上記一対の幅面パネルの中央部同士を結ぶ仮想線よりも上記第2蓋外フラップの基端側に凹んでおり、かつ上記側端部の先端縁と上記基部の先端縁とが突き合わされるように設けられている箱用シート。 - 上記第1蓋外フラップが、上記第1凸部の両外側において、上記基部の先端部分の内面に第3潰し部を有し、
上記第2蓋外フラップが、上記側端部の内面に第4潰し部を有する請求項1に記載の箱用シート。 - 上記第3潰し部が、上記第1蓋外フラップの幅方向を長手方向とする長尺状であり、組立状態で上記第2凸部と重なり合う部分に形成される幅広部と、組立状態で上記側端部の先端縁と突き合わされる部分に形成される幅狭部とを有する請求項2に記載の箱用シート。
- 上記凹部に、上記第1凸部の両側縁に対応する一対の切込みが形成されており、
上記第1潰し部が、上記一対の切込み間の領域で、上記一対の切込み同士を接続するように設けられている請求項1または請求項2に記載の箱用シート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2023013478A JP7369880B1 (ja) | 2023-01-31 | 2023-01-31 | 箱用シート |
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Publications (1)
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JP7369880B1 true JP7369880B1 (ja) | 2023-10-26 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2023013478A Active JP7369880B1 (ja) | 2023-01-31 | 2023-01-31 | 箱用シート |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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JP2004026253A (ja) | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Tomoku Co Ltd | 包装箱 |
JP2011219160A (ja) | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Daio Seishi Package Kk | 包装箱 |
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2023
- 2023-01-31 JP JP2023013478A patent/JP7369880B1/ja active Active
Patent Citations (3)
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