JP3229432U - 箱用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】底外フラップに設けられる係合凸部が底内フラップに設けられる係止孔から抜け出ることを抑制する箱用シートを提供する。【解決手段】箱用シートは、組立状態で互いに対向する一対の長さ面パネル1、2及び一対の幅面パネル3、4と、一対の長さ面パネルの下縁から延出し、先端縁同士が突き合わされる一対の底内フラップ5、6と、一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップ7、8とを備え、箱型に組み立て可能な箱用シート10であって、一対の底外フラップが、幅方向の両側に延出方向の先端側に向けて突出する一対の係合凸部24を有しており、一対の底内フラップが、幅方向の両側に係合凸部が挿入される一対の係止孔21を有しており、係合凸部に、係止孔の周縁と干渉するように、係合凸部の突出方向と反対側に突出する舌片26が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、箱用シートに関する。
段ボールシート等から組み立てられる箱体が、物品の保管、運搬等に広く用いられている。この箱体としては、対向する一対の長さ面パネルの下縁から延出する一対の底内フラップと、対向する一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップとを係合することで底部が組み立てられるものが公知である。具体的には、一対の底内フラップにスリットを設け、かつ一対の底外フラップに差込片を設けて、上記スリットに上記差込片を挿入することで底部が組み立てられるものが公知である(実用新案登録第3073636公報参照)。
実用新案登録第3073636公報
しかしながら、上記公報に記載されている構成によると、箱体に物品を収容して運搬する際等に物品の荷重によってスリットから差込片が意図せず抜け出るおそれがある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、底外フラップに設けられる係合凸部が底内フラップに設けられる係止孔から意図せず抜け出ることを抑制することが可能な箱用シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の一態様に係る箱用シートは、組立状態で互いに対向する一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルと、上記一対の長さ面パネルの下縁から延出し、先端縁同士が突き合わされる一対の底内フラップと、上記一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップとを備え、箱型に組み立て可能な箱用シートであって、上記一対の底外フラップが、幅方向の両側に延出方向の先端側に向けて突出する一対の係合凸部を有しており、上記一対の底内フラップが、幅方向の両側に上記係合凸部が挿入される一対の係止孔を有しており、上記係合凸部に、上記係止孔の周縁と干渉するように、上記係合凸部の突出方向と反対側に突出する舌片が設けられている。
本考案の一態様に係る箱用シートによると、係合凸部が係止孔から意図せず抜け出ることを抑制することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る箱用シートを示す模式的平面図である。 図2は、図1の箱用シートを組み立ててなる箱体を示す模式的斜視図である。 図3は、図2の箱体の模式的底面図である。 図4は、図2の箱体のIV−IV線断面図である。 図5は、図4の箱体の係合凸部が係止孔に挿入された状態を示す模式的部分拡大図である。 図6は、図5の箱体のVI−VI線断面図である。
[本考案の実施形態の説明]
最初に本考案の実施態様を列記して説明する。
本考案の一態様に係る箱用シートは、組立状態で互いに対向する一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルと、上記一対の長さ面パネルの下縁から延出し、先端縁同士が突き合わされる一対の底内フラップと、上記一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップとを備え、箱型に組み立て可能な箱用シートであって、上記一対の底外フラップが、幅方向の両側に延出方向の先端側に向けて突出する一対の係合凸部を有しており、上記一対の底内フラップが、幅方向の両側に上記係合凸部が挿入される一対の係止孔を有しており、上記係合凸部に、上記係止孔の周縁と干渉するように、上記係合凸部の突出方向と反対側に突出する舌片が設けられている。
当該箱用シートによると、上記一対の底外フラップに設けられている上記係合凸部をそれぞれ、上記一対の底内フラップに設けられている上記係止孔に挿入することで箱体の底部が組み立てられる。当該箱用シートは、上記係合凸部に、この係合凸部の突出方向と反対側に突出する舌片が設けられており、上記係合凸部が上記係止孔に挿入された状態で上記舌片が上記係止孔の周縁と干渉するので、上記係合凸部が上記係止孔から意図せず抜け出ることを抑制することができる。
上記舌片が、上記係合凸部の幅方向内側の基端部に設けられているとよい。このように、上記舌片が、上記係合凸部の幅方向内側の基端部に設けられていることによって、物品の運搬時等における箱体の底抜けを抑制しやすい。
上記舌片が、上記係合凸部の基端側の側縁からこの係合凸部の幅方向に延びる第1スリットと、この第1スリットよりも上記係合凸部の先端側でこの第1スリットと平行に延びる折り曲げ容易線と、上記第1スリット及び上記折り曲げ容易線の先端同士を接続する第2スリットとによって画定されているとよい。このように、上記舌片が、上記係合凸部の基端側の側縁からこの係合凸部の幅方向に延びる第1スリットと、この第1スリットよりも上記係合凸部の先端側でこの第1スリットと平行に延びる折り曲げ容易線と、上記第1スリット及び上記折り曲げ容易線の先端同士を接続する第2スリットとによって画定されていることによって、上記係合凸部を上記係止孔の周縁と干渉させやすく、その結果箱体の意図しない底抜けを抑制しやすい。
上記底内フラップに、上記舌片と干渉する段差部が設けられているとよい。このように、上記底内フラップに、上記舌片と干渉する段差部が設けられていることによって、上記係合凸部を上記係止孔の周縁と干渉させやすく、その結果箱体の意図しない底抜けを抑制しやすい。
上記底外フラップが、上記係合凸部同士の間に中央凸部を有しているとよい。このように、上記底外フラップが、上記係合凸部同士の間に中央凸部を有していることによって、上記一対の底内フラップ及び上記一対の底外フラップを水平に維持しやすく、これにより上記係合凸部と上記係止孔の周縁との干渉状態を安定的に維持しやすい。
[本考案の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[箱用シート]
図1の箱用シート10は、組立状態で互いに対向する一対の長さ面パネル(第1長さ面パネル1及び第2長さ面パネル2)並びに一対の幅面パネル(第1幅面パネル3及び第2幅面パネル4)と、上記一対の長さ面パネルの下縁から延出し、先端縁同士が突き合わされる一対の底内フラップ(第1長さ面パネル1の下縁から延出する第1底内フラップ5及び第2長さ面パネル2の下縁から延出する第2底内フラップ6)と、上記一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップ(第1幅面パネル3の下縁から延出する第1底外フラップ7及び第2幅面パネル4の下縁から延出する第2底外フラップ8)とを備える(以下、第1長さ面パネル1及び第2長さ面パネル2をまとめて「長さ面パネル1、2」ともいい、第1幅面パネル3及び第2幅面パネル4をまとめて「幅面パネル3、4」ともいい、第1底内フラップ5及び第2底内フラップ6をまとめて「底内フラップ5、6」ともいい、第1底外フラップ7及び第2底外フラップ8をまとめて「底外フラップ7、8」ともいう)。長さ面パネル1、2及び幅面パネル3、4は左右方向に交互に配置されている。
当該箱用シート10は、一対の長さ面パネル1、2の上縁から延出する一対の蓋フラップ(第1長さ面パネル1の上縁から延出する第1蓋フラップ11及び第2長さ面パネル2の上縁から延出する第2蓋フラップ12)と、一対の幅面パネル3、4の上縁から延出する一対の持ち手形成用フラップ(第1幅面パネル3の上縁から延出する第1持ち手形成用フラップ13及び第2幅面パネル4の上縁から延出する第2持ち手形成用フラップ14)とを備える(以下、第1蓋フラップ11及び第2蓋フラップ12をまとめて「蓋フラップ11、12」ともいい、第1持ち手形成用フラップ13及び第2持ち手形成用フラップ14をまとめて「持ち手形成用フラップ13、14」ともいう)。また、当該箱用シート10は、左右方向外側(本実施形態では左右方向左側)に位置する第1長さ面パネル1の左右方向外側の側縁から延出する糊代15を備える。なお、本明細書において、「左右方向」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体の想定される一般的な使用態様における水平方向を意味し、「上」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体の想定される一般的な使用態様における上を意味し、「下」とは、箱用シートを組み立ててなる箱体の想定される一般的な使用態様における下を意味する。また、図1において、太い実線はシートを切断して形成される切断線を示し、細い実線はシートの内面を筋押しして形成される罫線を示す。
当該箱用シート10は、箱型に組み立て可能であり、具体的には図2の箱体30に組み立てられる。当該箱用シート10を箱体30に組み立てる手順について説明する。まず、左右方向外側(本実施形態では左右方向左側)に位置する第1長さ面パネル1をこの第1長さ面パネル1に連接される第1幅面パネル3の内面に折り重ね、左右方向外側(本実施形態では左右方向右側)に位置する第2幅面パネル4をこの第2幅面パネル4に連接される第2長さ面パネル2の内面に折り重ね、糊代15を折り重ねられた第2幅面パネル4の内面に貼着する。続いて、無端状に接続された一対の長さ面パネル1、2及び一対の幅面パネル3、4を四角筒状に広げたうえ、一対の底内フラップ5、6を内側に折り曲げて先端縁同士を突き合わせ、さらに一対の底外フラップ7、8を内側に折り曲げて後述する係合凸部24を後述する係止孔21に挿入する。これにより、図3〜図5に示すように箱体30の底部31が組み立てられる。次に、一対の持ち手形成用フラップ13、14を上方に突出させた状態で、一対の蓋フラップ11、12を内側に折り曲げて先端縁同士を突き合わせる。これにより、図2の箱体30が組み立てられる。
当該箱用シート10は、1枚のシート材から形成される。当該箱用シート10に用いられるシートとしては、当該箱用シート10を組み立ててなる箱体30の形状を維持できる程度の強度を有する限り特に限定されるものではなく、例えば段ボールシート、ボール紙等の紙製シート、合成樹脂製シート、紙製シートと合成樹脂製シートとの積層シート等が挙げられる。中でも、加工性、衝撃吸収性、取扱性、リサイクル性、経済性等の点から紙製シートが好ましく、段ボールシートが特に好ましい。当該箱用シート10を形成する段ボールとしては、原紙を波形状に形成した中芯をライナーに貼り合わせたものであって、例えば波形状に形成された中芯を1枚のライナーに貼り合わせた片面段ボールシート、片面段ボールシートの段頂にさらにライナーを貼り合わせた両面段ボールシート、両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂を貼り合わせた複両面段ボールシート、複両面段ボールシートの片側に片面段ボールシートの段頂をさらに貼り合わせた複々両面段ボールシート等が挙げられる。これらの中でも、加工性、経済性、耐久性等の点から両面段ボールシートが好ましい。
(長さ面パネル)
一対の長さ面パネル1、2は矩形状かつ略同一形状に形成されている。長さ面パネル1、2の左右方向長さは、幅面パネル3、4の左右方向長さよりも大きい。
(幅面パネル)
一対の幅面パネル3、4は矩形状かつ略同一形状に形成されている。幅面パネル3、4の上下方向長さは、長さ面パネル1、2の上下方向長さと同じとすることができる。
(底内フラップ)
底内フラップ5、6は矩形状かつ略同一形状に形成されている。底内フラップ5、6の延出方向長さは、幅面パネル3、4の左右方向長さの略1/2である。
底内フラップ5、6は、幅方向の両側に後述する係合凸部24が挿入される一対の係止孔21を有する。図4及び図5に示すように、係止孔21は、底内フラップ5、6に形成される折り込み片22の折り込みによって形成される。
図1に示すように、折り込み片22は、底内フラップ5、6の延出方向に延びる折り曲げ容易線22aと、折り曲げ容易線22aの両端部に接続され、底内フラップ5、6の幅方向の内側に凸なスリット22bとによって画定される。スリット22bは、折り曲げ容易線22aの延出方向先端部(底内フラップ5、6の延出方向先端側における端部)から連続して設けられ、底内フラップ5、6の幅方向内側に延びる第1直線部と、この第1直線部の先端部から連続し、底内フラップ5、6の延出方向先端側に延びる第2直線部とを有する。上記第1直線部及び上記第2直線部は全体としてL字状である。係止孔21の周縁には、上記第1直線部及び上記第2直線部の切断エッジによって画定される段差部23が設けられる。
(底外フラップ)
底外フラップ7、8は略同一形状に形成されている。底外フラップ7、8の延出方向長さは、底内フラップ5、6の延出方向長さと略等しい。
底外フラップ7、8は、矩形状の基部7a、8aと、基部7a、8aの先端縁から連続して延びる係合部7b、8bとを有する。基部7a、8aと係合部7b、8bとの境界線には折り曲げ容易線7c、8cが形成されている。底外フラップ7、8が折り曲げ容易線7c、8cを有することで、折り曲げ容易線7c、8cの折り曲げによって係合凸部24を係止孔21に容易に挿入することができる。
係合部7b、8bは、底外フラップ7、8の幅方向の両側で延出方向の先端側に向けて突出する一対の係合凸部24を有する。また、係合部7b、8bは、係合凸部24同士の間に中央凸部25を有する。中央凸部25は、一対の係合凸部24の間で底外フラップ7、8の延出方向の先端側に向けて突出している。中央凸部25の突出長さは係合凸部24の突出長さよりも小さくてもよい。
係合凸部24には、係合凸部24の突出方向と反対側に突出する舌片26が設けられている。図5に示すように、舌片26は、箱体30に組み立てられた状態で、係止孔21の周縁と干渉するように設けられている。舌片26は、例えば底内フラップ5、6の内面に乗り上げられるように設けられている。
舌片26は、係合凸部24の幅方向内側(底外フラップ7、8の幅方向における内側)の基端部に設けられていることが好ましい。この構成によると、物品の運搬時等における箱体30の底抜けを抑制しやすい。すなわち、舌片26が係合凸部24の幅方向内側の基端部に設けられている場合、この舌片26は、底内フラップ5、6の先端縁側に係合されることになる。これにより、舌片26と係止孔21の周縁とが干渉することに起因して、一対の底内フラップ5、6同士を水平に維持しやすくなる。その結果、一対の底内フラップ5、6の先端縁同士が突き合わされた状態を保持しやすく、箱体30の底抜けを抑制しやすい。
舌片26は、係合凸部24の基端側の側縁から係合凸部24の幅方向に延びる第1スリット26aと、第1スリット26aよりも係合凸部24の先端側で第1スリット26aと平行に延びる折り曲げ容易線26bと、第1スリット26a及び折り曲げ容易線26bの先端同士を接続する第2スリット26cとによって画定されている。この構成によると、係合凸部24を係止孔21の周縁と干渉させやすく、その結果箱体30の意図しない底抜けを抑制しやすい。
図5に示すように、舌片26は、段差部23と干渉するように設けられていることが好ましい。より詳しくは、図6に示すように、舌片26は、段差部23の上方に乗り上げるように設けられていることが好ましい。当該箱用シート10は、底内フラップ5、6に、舌片26と干渉する段差部23が設けられていることで、係合凸部24を係止孔21の周縁と干渉させやすく、その結果箱体30の意図しない底抜けを抑制しやすい。
当該箱用シート10は、上述のように、底外フラップ7、8が一対の係合凸部24同士の間に中央凸部25を有しているので、一対の係合凸部24と中央凸部25との間に一対の底内フラップ5、6を挟み込むことができる。これにより、一対の底内フラップ5、6及び一対の底外フラップ7、8を水平に維持しやすく、係合凸部24と係止孔21の周縁との干渉状態をより安定的に維持しやすい。
(蓋フラップ)
蓋フラップ11、12は矩形状かつ略同一形状に形成されている。蓋フラップ11、12の延出方向長さは、幅面パネル3、4の左右方向長さの略1/2である。
(持ち手形成用フラップ)
持ち手形成用フラップ13、14は矩形状かつ略同一形状に形成されている。持ち手形成用フラップ13、14の延出方向長さは、蓋フラップ11、12の延出方向長さと同じとすることができる。
持ち手形成用フラップ13、14には、手掛け穴13a、14aが形成されている。
<利点>
当該箱用シート10によると、一対の底外フラップ7、8に設けられている係合凸部24をそれぞれ、一対の底内フラップ5、6に設けられている係止孔21に挿入することで箱体30の底部31が組み立てられる。当該箱用シート10は、係合凸部24に、この係合凸部24の突出方向と反対側に突出する舌片26が設けられており、係合凸部24が係止孔21に挿入された状態で舌片26が係止孔21の周縁と干渉するので、係合凸部24が係止孔21から意図せず抜け出ることを抑制することができる。
当該箱用シート10は、舌片26が段差部23の上方に乗り上げるように構成されているので、舌片26を段差部23と折り込み片22とで上下方向から挟み込むことができる。これにより、当該箱用シート10は、係合凸部24が係止孔21から意図せず抜け出ることを抑制しやすい。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば箱体の蓋部を形成するための具体的な構成は特に限定されるものではない。例えば当該箱用シートは、一対の幅面パネルの上縁から延出する一対の蓋内フラップと、一対の長さ面パネルの上縁から延出する一対の蓋外フラップとを有しており、一対の蓋内フラップを内側に折り曲げたうえ、一対の蓋外フラップを内側に折り曲げて先端縁同士を突き合わせることで箱体の蓋部が組み立てられるものであってもよい。
上記係合凸部において舌片が設けられる位置及び舌片の具体的な構成は上記実施形態に記載の構成に限定されるものではない。例えば上記舌片は、上記係合凸部の幅方向の外側に設けられていてもよく、上記係合凸部の幅方向の中央部分に設けられていてもよい。
上記底内フラップには、必ずしも上述の段差部は設けられていなくてもよい。また、上記底外フラップには、上述の中央凸部が設けられていなくてもよい。
以上のように、本考案の一態様に係る箱用シートは、係合凸部が係止孔から意図せず抜け出ることを抑制することができるので、物品の運搬時等における箱体の底抜けを抑制するのに適している。
1 第1長さ面パネル
2 第2長さ面パネル
3 第1幅面パネル
4 第2幅面パネル
5 第1底内フラップ
6 第2底内フラップ
7 第1底外フラップ
7a、8a 基部
7b、8b 係合部
7c、8c 折り曲げ容易線
8 第2底外フラップ
10 箱用シート
11 第1蓋フラップ
12 第2蓋フラップ
13 第1持ち手形成用フラップ
13a、14a 手掛け穴
14 第2持ち手形成用フラップ
15 糊代
21 係止孔
22 折り込み片
22a 折り曲げ容易線
22b スリット
23 段差部
24 係合凸部
25 中央凸部
26 舌片
26a 第1スリット
26b 折り曲げ容易線
26c 第2スリット
30 箱体
31 底部

Claims (5)

  1. 組立状態で互いに対向する一対の長さ面パネル及び一対の幅面パネルと、
    上記一対の長さ面パネルの下縁から延出し、先端縁同士が突き合わされる一対の底内フラップと、
    上記一対の幅面パネルの下縁から延出する一対の底外フラップと
    を備え、箱型に組み立て可能な箱用シートであって、
    上記一対の底外フラップが、幅方向の両側に延出方向の先端側に向けて突出する一対の係合凸部を有しており、
    上記一対の底内フラップが、幅方向の両側に上記係合凸部が挿入される一対の係止孔を有しており、
    上記係合凸部に、上記係止孔の周縁と干渉するように、上記係合凸部の突出方向と反対側に突出する舌片が設けられている箱用シート。
  2. 上記舌片が、上記係合凸部の幅方向内側の基端部に設けられている請求項1に記載の箱用シート。
  3. 上記舌片が、上記係合凸部の基端側の側縁からこの係合凸部の幅方向に延びる第1スリットと、この第1スリットよりも上記係合凸部の先端側でこの第1スリットと平行に延びる折り曲げ容易線と、上記第1スリット及び上記折り曲げ容易線の先端同士を接続する第2スリットとによって画定されている請求項2に記載の箱用シート。
  4. 上記底内フラップに、上記舌片と干渉する段差部が設けられている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の箱用シート。
  5. 上記底外フラップが、上記係合凸部同士の間に中央凸部を有している請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の箱用シート。
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