JP2005067669A - パレット - Google Patents

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裕朗 島瀬
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Abstract

【課題】 原料コスト・製造コストの低減化を図り、生産性を向上させることのできるパレットを提供する。
【解決手段】 天板部2と、底板部3と、天板部2および底板部3の間に位置する脚部41,42(=421+422),43とを備え、天板部2、底板部3および脚部41,42,43が折り曲げ可能なボード材5からなるパレット1において、底板部3を、複数の底板構成部31,32を並べることにより構成し、脚部41,421,422,43を、底板構成部31,32を構成するボード材5の両端部を複数回略直角に折り曲げることにより、底板構成部31,32と一体的に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、荷物等を運搬、保存するために用いられるパレットに関するものである。
近年、包装や物流等の分野では、地球環境の保護、限られた資源の再利用という観点から、「リサイクルできない木製パレットを使用した輸入製品の受け入れを制限する」という厳しい規制を設ける国も出てきている。木製パレットは、製品の運搬には欠かせないものであるが、自然環境保護という点から、限られた森林資源の消費となり、国際的な世論の高まりから見て、確実に使用制限される方向に向かっている。この点で、紙製またはプラスチック製のパレットは、軽量で高い品質を備えるだけでなく、自然環境保護に重点を置いた製品であり、注目を集めている。
紙製のパレットとしては、例えば、特許第2676675号公報(特許文献1)に記載のものが挙げられる。このような紙製パレットは、通常、天板と、天板を支持する脚部材と、脚部材の下側に設けられる底板とを備えており、各部材は接着剤によって接合される。脚部材としては、紙管からなるものの他、段ボール等を組み立ててなるものが使用されている。
一方、プラスチック製のパレットとしては、例えば、特開平7−165239号公報(特許文献2)に記載のものが挙げられる。このプラスチック製のパレットは、足が設けられた上方エレメントと、足の下部に融着又は接着された長手方向部材(底板に該当)とから構成される。
特許第2676675号公報 特開平7−165239号公報
しかしながら、紙製パレットは、木製パレットと比較して原料コストが高く、また接着工程や打ち抜き工程を必要とするため、さらに製造コストが高くなるとともに、生産性が悪いという問題がある。
また、上記プラスチック製のパレットにおいて、上方エレメントは、射出成形法、射出圧縮法または押出し圧縮法によって製造され、いずれも上方エレメント専用の金型を必要とするものである。金型は非常に高価なものであるため、上記プラスチック製パレットの製造コストは高く、またパレットの寸法を簡単に変更することができないという問題がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、原料コスト・製造コストの低減化を図り、生産性を向上させることのできるパレットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、天板部と、前記天板部の下側に位置する脚部と、所望により前記脚部の下側に位置する底板部とを備え、少なくとも前記脚部と前記天板部または前記底板部とが折り曲げ可能なボード材からなるパレットであって、前記脚部は、前記天板部または前記底板部を構成するボード材の端部を複数回略直角に折り曲げることにより、前記天板部または前記底板部と一体的に形成されていることを特徴とするパレットを提供する(請求項1)。
第2に本発明は、天板部と、底板部と、前記天板部および前記底板部の間に位置する脚部とを備え、少なくとも前記底板部と前記脚部とが折り曲げ可能なボード材からなるパレットであって、前記底板部は、複数の底板構成部を並べることにより構成され、前記脚部は、前記底板構成部を構成するボード材の両端部を複数回略直角に折り曲げることにより、前記底板構成部と一体的に形成されていることを特徴とするパレットを提供する(請求項2)。
ここで、本明細書における「ボード材」には、板状の材料だけでなく、シート状の材料も含まれるものとする。
上記発明(請求項1,2)に係るパレットおいては、底板部と脚部とが一体的に構成されているため、底板部と脚部とを別々に製造してそれぞれを接着する場合と比較して、ボード材および接着剤の使用量を低減させることができることができるとともに、底板部と脚部との接着工程を減らすことができる。また、底板部および脚部を構成するボード材は、1回の打ち抜き工程で製造することができるため、底板部および脚部を別々に打ち抜く場合と比較して、部材を低コストで製造することができる。このように、上記発明(請求項1,2)によれば、原料コスト・製造コストの低減化を図り、生産性を向上させることができる。
特に上記発明(請求項2)においては、天板部の下側に複数の底板構成部および当該底板構成部と一体形成された脚部が位置しており、パレットに荷重が印加されてパレットの両端部がパレットの中央部よりも下方になるように撓んだ場合に、複数の底板構成部および脚部には互いに密着する方向の力が働くため、天板部が脚部と一体形成された複数の構成部からなる場合と比較して強度が高い。
また、上記発明(請求項2)においては、所望の数の底板構成部を並べて底板部を構成することにより、強度を維持しつつ、所望の大きさのパレットを製造することが可能である。
上記発明(請求項1,2)において、前記脚部は、前記ボード材を折り曲げることにより形成される、第1縦壁部と、上壁部と、第2縦壁部と、下壁部と、第3縦壁部とを備えているのが好ましい(請求項3)。脚部をこのような壁部によって構成することにより、所定の強度を有する脚部を効率よく形成することができる。なお、上記脚部は、強度を向上させるために、さらに多くの壁部を備えていてもよい。
上記発明(請求項3)において、前記脚部の第3縦壁部の上端部には凸部が形成されており、前記脚部の上壁部における前記第3縦壁部の上端部が当接する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットに前記凸部が挿入されているのが好ましい(請求項4)。
また、上記発明(請求項3,4)において、前記脚部の第2縦壁部の下端部には凸部が形成されており、前記底板部における前記第2縦壁部の下端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットに前記凸部が挿入されているのが好ましい(請求項5)。
上記発明(請求項4,5)によれば、脚部の第3縦壁部または第2縦壁部を確実に垂直に立設させることができ、脚部の強度を高く維持することができる。
上記発明(請求項1〜5)においては、前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、前記脚部の縦壁部には、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成されており、前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記脚部の縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記脚部の縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の両側端部が前記脚部の両側部に位置する縦壁部の内壁面に当接するように、前記脚部に挿し込まれていてもよい(請求項6)。
また、上記発明(請求項3〜5)においては、前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上辺から下辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、前記脚部の第3縦壁部には、下辺から上辺には至らない切溝部が形成されており、前記底板部において前記脚部の下側に位置する部分および前記脚部の下壁部には、前記脚部の幅方向に延びたスリットが形成されており、前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記脚部の第3縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記脚部の第3縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の上端部が前記脚部の上壁部に当接し、前記補強板の両側端部が前記脚部の第1縦壁部および第2縦壁部の内壁面に当接するように、前記スリットから前記脚部に挿し込まれているのが好ましい(請求項7)。
上記発明(請求項6,7)によれば、補強板によって脚部の形状を維持して脚部を補強し、ひいてはパレットの強度を向上させることができる。
上記発明(請求項2〜5)において、前記脚部は、他の底板構成部の脚部と隣接しており、前記脚部において他の底板構成部の脚部と隣接する縦壁部には、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成されており、前記パレットは、前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記隣接する各脚部の縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記隣接する各脚部の縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の両側端部が前記脚部において他の脚部と隣接しない縦壁部の壁面に当接するように、前記脚部に挿し込まれていてもよい(請求項8)。
また、上記発明(請求項3〜5)において、前記脚部は、第1縦壁部と第3縦壁部とが重ねられるようにして形成されており、前記脚部の第1縦壁部は、他の底板構成部の脚部の第1縦壁部と隣接しており、前記脚部の第1縦壁部および第3縦壁部には、下辺から上辺には至らない切溝部が形成されており、前記底板部において前記脚部の下側に位置する部分および前記脚部の下壁部には、前記脚部の幅方向に延びたスリットが形成されており、前記パレットは、上辺から下辺には至らない切溝部が形成され、前記隣接する脚部の合計幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板をさらに備えており、前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記隣接する各脚部の第1縦壁部および第3縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記隣接する各脚部の第1縦壁部および第3縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の上端部が前記脚部の上壁部に当接し、前記補強板の両側端部が前記各脚部の第2縦壁部の内壁面に当接するように、前記スリットから前記脚部に挿し込まれているのが好ましい(請求項9)。
上記発明(請求項8,9)によれば、補強板によって隣接する脚部および底板構成部を相互に連結することができるとともに、各脚部の形状を維持して脚部を補強し、ひいてはパレットの強度を向上させることができる。
上記発明(請求項6,8)において、前記補強板の上端部または下端部には凸部が形成されており、前記脚部、前記底板部または前記天板部における前記補強板の上端部または下端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットには前記凸部が挿入されていてもよい(請求項10)。
また、上記発明(請求項7,9)において、前記補強板の上端部には凸部が形成されており、前記脚部の上壁部における前記補強板の上端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットには前記凸部が挿入されているのが好ましい(請求項11)。
上記発明(請求項10,11)によれば、補強板を確実に垂直に立設させることができ、脚部の強度を高く維持することができる。
上記発明(請求項6〜11)において、前記補強板は2枚一組になっており、前記2枚の補強板は、側面視略コの字状になるように連結部材によって連結されていてもよい(請求項12)。
上記発明(請求項12)によれば、補強板を効率よく脚部に挿し込むことができる。また、連結部材は天板部または底板部と密着し得るため、補強板と天板部または底板部との接合強度を向上させることができる。
本発明に係るパレットによれば、ボード材および接着剤の使用量を低減させることができるとともに、接着工程および打ち抜き工程を少なくすることができるため、原料コスト・製造コストの低減化を図り、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパレットの上方からの斜視図、図2は、同実施形態に係るパレットの下方からの一部分解斜視図、図3は、同実施形態に係るパレットの脚部および底板部の斜視図、図4は、同実施形態に係るパレットの脚部および底板構成部を構成するボード材の平面図である。
本実施形態に係るパレット1は、図1および図2に示すように、天板2と、底板部3と、天板2および底板部3の間に位置する3つの脚部41,42,43と、脚部41および脚部43に挿し込まれている補強部材6と、脚部42に挿し込まれている補強部材7とを備えて構成されている。このパレット1において、脚部41と脚部42との間隙および脚部42と脚部43との間隙が、フォークリフトのフォーク等が挿入されるフォーク挿入部となる。
上記パレット1において、天板2、底板部3および脚部41,42,43は、全てボード材から構成されている。ボード材としては、所定の強度を有し、かつ折り曲げ可能なものを使用することができ、例えば、紙製またはプラスチック製の段ボール、厚紙、紙ボード、ソリッドの樹脂板または発泡樹脂板、金属板等が挙げられる。
上記ボード材の中でも、特にプラスチック製の段ボール(プラスチック段ボール)を使用するのが好ましい。プラスチック段ボールは、軽量で強度が高く耐水性・耐久性に優れ、また、プラスチック段ボールを適宜裁断し組み立てることにより、専用の金型を必要とすることなく、低コストでパレットを製造することができるとともに、プラスチック段ボールを所定の寸法に裁断することにより、容易に所望の大きさのパレットを製造することができる。
補強部材6および補強部材7は、廃棄処理またはリサイクル性を考慮すると、天板2、底板部3および脚部41,42,43を構成するボード材と同一のボード材または当該ボード材の材料と同一の材料から構成するのが好ましい。ただし、補強部材6および補強部材7は、例えば熱可塑性樹脂を材料として射出成形等によって製造することもできる。
天板2は、ボード材を略矩形状に形成してなるものである。天板2の厚さは特に限定されるものではなく、運搬、保存等の対象となる荷物の荷重に耐え得る強度を発揮できるように設定すればよい。
底板部3は、第1の底板構成部31と第2の底板構成部32とを並べることにより構成されている。一方、脚部41,42,43は、それぞれ正面視略日の字状の筒状となっており、中央部に位置している脚部42は、略四角筒状の脚部421と、略四角筒状の脚部422とを隣接させて組み合わせることにより構成されている。
第1の底板構成部31、脚部41および脚部421は、図4に示すようなボード材5を組み立てることによって構成される。このボード材5の厚さも特に限定されるものではなく、運搬、保存等の対象となる荷物の荷重に耐え得る強度を発揮できるように設定すればよい。
ボード材5には、第1〜第10折代部50〜59がそれぞれ平行に設けられている。このボード材5は、第1折代部50および第6折代部55に挟まれて構成される底板構成部5aと、第1折代部50および第2折代部51に挟まれて構成される脚部41の第1縦壁部5bと、第2折代部51および第3折代部52に挟まれて構成される脚部41の上壁部5cと、第3折代部52および第4折代部53に挟まれて構成される脚部41の第2縦壁部5dと、第4折代部53および第5折代部54に挟まれて構成される脚部41の下壁部5eと、第5折代部54の側方(図5中左側)に位置する脚部41の第3縦壁部5fと、第6折代部55および第7折代部56に挟まれて構成される脚部421の第1縦壁部5gと、第7折代部56および第8折代部57に挟まれて構成される脚部421の上壁部5hと、第8折代部57および第9折代部58に挟まれて構成される脚部421の第2縦壁部5iと、第9折代部58および第10折代部59に挟まれて構成される脚部421の下壁部5jと、第10折代部59の側方(図5中右側)に位置する脚部421の第3縦壁部5kとを備えている。
底板構成部5aは、第1の底板構成部31となるものであり、天板2の幅の約1/2の幅を有する。脚部41の第1縦壁部5b、第2縦壁部5dおよび第3縦壁部5fならびに脚部421の第1縦壁部5g、第2縦壁部5iおよび第3縦壁部5kの幅は、脚部41および脚部421の高さを規定するものである。脚部41の第2縦壁部5dおよび第3縦壁部5fの幅は、脚部41の第1縦壁部5bの幅よりもボード材5の厚さ分だけ小さくなっており、同様に、脚部421の第2縦壁部5iおよび第3縦壁部5kの幅は、脚部421の第1縦壁部5gの幅よりもボード材5の厚さ分だけ小さくなっている。
脚部41の上壁部5cの幅は、脚部421の第1縦壁部5gの幅の約2倍になっており、脚部41の下壁部5eの幅は、脚部41の上壁部5cの幅の約1/2になっている。一方、脚部421の上壁部5hの幅は、脚部421の第1縦壁部5gの幅と略同一になっており、脚部421の下壁部5jの幅は、脚部421の上壁部5hの幅よりもボード材5の厚さ分だけ小さくなっている。
底板構成部5aには、第1折代部50に対して垂直に第1折代部50に至るスリット506が8本形成されている。このスリット506の長さは、補強部材6の幅よりもわずかに大きく設定されている。底板構成部5aにおいて、各スリット506の第6折代部55側の端部を結ぶ線上には、第1折代部50と平行に3本のスリット503が形成されている。
また、底板構成部5aには、第6折代部55に対して垂直に第6折代部55に至るスリット516が8本形成されている。このスリット516の長さは、補強部材7の幅の1/2よりもわずかに大きく設定されている。底板構成部5aにおいて、各スリット516の第1折代部50側の端部を結ぶ線上には、第6折代部55と平行に3本のスリット513が形成されている。さらに、底板構成部5aのスリット506とスリット516との間には、ハンドフォークリフトのローラとの干渉を防止するための略矩形の開口部521が2個形成されている。
脚部41の上壁部5cの中心線上には、第2折代部51および第3折代部52と平行に3本のスリット505が形成されている。また、脚部41の上壁部5cにおいて、上記底板構成部5aのスリット506の延長線上であって、上壁部5cの中心線の両側には、短いスリット509が1本づつ形成されている(合計16本)。
脚部41の下壁部5eの第4折代部53近傍であって、上記底板構成部5aのスリット503に対応する位置には、縦長コの字状の切り込み501が3箇所設けられており、それら切り込み501の両端は第4折代部53上に位置している。かかる切り込み501が設けられていることにより、脚部41の第2縦壁部5dと下壁部5eとを第4折代部53にて折り曲げたときに、第2縦壁部5dから突出する凸部502が形成されることとなる。切り込み501の長さは、上記底板構成部5aのスリット503の長さよりもわずかに短く設定されている。
また、脚部41の下壁部5eにおいて、上記底板構成部5aの各スリット506の延長線上には、第4折代部53および第5折代部54に対して垂直に第4折代部53から第5折代部54に至るスリット507が形成されている(合計8本)。
脚部41の第3縦壁部5fにおいて、上記脚部41の下壁部5eの各スリット507の延長線上には、スリット507に連続して第3縦壁部5fの略中心まで至る切溝部508が形成されている(合計8本)。また、脚部41の第3縦壁部5fの側端部において、上記脚部41の上壁部5cの各スリット505に対応する位置には、凸部504が形成されている(合計3つ)。この凸部504の長さは、上記上壁部5cのスリット505の長さよりもわずかに短く設定されている。
脚部421の第1縦壁部5gにおいて、底板構成部5aの各スリット516の延長線上には、スリット516に連続して第1縦壁部5gの略中心まで至る切溝部517が形成されている(合計8本)。
脚部421の上壁部5hには、第7折代部56に隣接して、第7折代部56と平行に3本のスリット515が形成されている。また、脚部421の上壁部5hにおいて、上記底板構成部5aのスリット516の延長線上であって、上壁部5hの略中心部には、短いスリット520が形成されている(合計8本)。
脚部421の下壁部5jの第9折代部58近傍であって、上記底板構成部5aのスリット513に対応する位置には、縦長コの字状の切り込み511が3箇所設けられており、それら切り込み511の両端は第9折代部58上に位置している。かかる切り込み511が設けられていることにより、脚部421の第2縦壁部5iと下壁部5jとを第9折代部58にて折り曲げたときに、第2縦壁部5iから突出する凸部512が形成されることとなる。切り込み511の長さは、上記底板構成部5aのスリット513の長さよりもわずかに短く設定されている。
また、脚部421の下壁部5jにおいて、上記底板構成部5aの各スリット516の延長線上には、第9折代部58および第10折代部59に対して垂直に第9折代部58から第10折代部59に至るスリット518が形成されている(合計8本)。
脚部421の第3縦壁部5kにおいて、上記脚部421の下壁部5jの各スリット518の延長線上には、スリット518に連続して第3縦壁部5kの略中心まで至る切溝部519が形成されている(合計8本)。また、脚部421の第3縦壁部5kの側端部において、上記脚部421の上壁部5hの各スリット515に対応する位置には、凸部514が形成されている(合計3つ)。この凸部514の長さは、上記上壁部5hのスリット515の長さよりもわずかに短く設定されている。
なお、上記スリット503,505,506,507,509,513,515,516,518,520の幅、上記切溝部508,517,519の幅および上記凸部502,504,512,514の高さは、全てボード材5の厚さと略同一に設定されている。
一方、補強部材6は、図2に示すように、2枚の略矩形の補強板61と、それら2枚の補強板61を各補強板61の下辺にて連結する連結板62とから構成され、側面視略コの字状の形状を有する。各補強板61および連結板62の幅は、ボード材5の底板構成部5aにおけるスリット506の長さよりもわずかに小さく設定されており、各補強板61の高さは、ボード材5の脚部41の第1上壁部5bの幅(高さ)と略同一に設定されており、連結板62の長さは、ボード材5の底板構成部5aにおけるスリット506を2本一組にした場合におけるスリット506相互間の距離と略同一に設定されている。
各補強板61には、補強板61の上辺から補強板61の略中央まで垂直方向に延びる切溝部63が形成されている。この切溝部63の幅は、ボード材5の厚さと略同一に設定されている。また、各補強板61の上端部には、凸部64が2つ設けられている。この凸部64の長さは、ボード材5の脚部41の上壁部5cにおけるスリット509の長さよりもわずかに短く設定されており、凸部64の高さは、ボード材5の厚さと略同一に設定されている。
補強部材7は、図2に示すように、2枚の略矩形の補強板71と、それら2枚の補強板71を各補強板71の下辺にて連結する連結板72とから構成され、側面視略コの字状の形状を有する。各補強板71および連結板72の幅は、ボード材5の底板構成部5aにおけるスリット516の長さの2倍よりもわずかに小さく設定されており、各補強板71の高さは、ボード材5の脚部421の第1上壁部5gの幅(高さ)と略同一に設定されており、連結板72の長さは、ボード材5の底板構成部5aにおけるスリット516を2本一組にした場合におけるスリット516相互間の距離と略同一に設定されている。
各補強板71には、補強板71の上辺から補強板71の略中央まで垂直方向に延びる切溝部73が形成されている。この切溝部73の幅は、ボード材5の厚さの約4倍に設定されている。また、各補強板71の上端部には、凸部74が2つ設けられている。この凸部74の長さは、ボード材5の脚部421の上壁部5hにおけるスリット520の長さよりもわずかに短く設定されており、凸部74の高さは、ボード材5の厚さと略同一に設定されている。
第1の底板構成部31、脚部41および脚部421を組み立てるには、ボード材5を、第1〜第10折代部50〜59にてそれぞれ同一方向に直角に折り曲げ、脚部41の下壁部5eから立ち上がって第2縦壁部5dの下端部に形成された凸部502を底板構成部5aのスリット503に挿入し、脚部41の第3縦壁部5fの凸部504を脚部41の上壁部5cのスリット505に挿入し、脚部421の下壁部5jから立ち上がって第2縦壁部5iの下端部に形成された凸部512を底板構成部5aのスリット513に挿入し、脚部421の第3縦壁部5kの凸部514を脚部421の上壁部5hのスリット515に挿入すればよい。
このように各凸部502,504,512,514を各スリット503,505,513,514に挿入することにより、脚部41,421の縦壁部5d,5f,5i,5kを確実に垂直に立設させることができ、脚部41,421の強度を高く維持することができる。
上記のようにして、第1の底板構成部31の一端部上に、第1縦壁部5bと、第2縦壁部5dと、それらの中間に位置する第3縦壁部5fと、第1縦壁部5bおよび第2縦壁部5dをそれらの上辺で連結する上壁部5cと、第2縦壁部5dおよび第3縦壁部5fをそれらの下辺で連結する下壁部5eとからなる脚部41が形成され、第1の底板構成部31の他端部上に、第1縦壁部5gと、第2縦壁部5iと、第1縦壁部5gの内壁面に密着する第3縦壁部5kと、第1縦壁部5gおよび第2縦壁部5iをそれらの上辺で連結する上壁部5hと、第2縦壁部5iおよび第3縦壁部5kをそれらの下辺で連結する下壁部5jとからなる脚部421が形成される。
第2の底板構成部32、脚部43および脚部422も同様に、ボード材5を上記のようにして組み立てることによって構成される。なお、上記説明において、第1の底板構成部31は第2の底板構成部32、脚部41は脚部43、脚部421は脚部422に置き換わる。
第1の底板構成部31と第2の底板構成部32とは、図3に示すように、第1の底板構成部31上の脚部421と第2の底板構成部32上の脚部422とが隣接するようにして並べられることにより、底板部3を構成する。
この状態で、図2に示すように、補強部材6の補強板61を底板構成部5aのスリット506に挿入し、補強板61の切溝部63を脚部41,43の第3縦壁部5fにおける切溝部508の延長部分に嵌合させ、脚部41,43の第3縦壁部5fの切溝部508を補強板61の切溝部63の延長部分に嵌合させ、補強板61の凸部64を脚部41,43の上壁部5cのスリット509に挿入し、連結板62を底板構成部5aに密着させる。このとき、補強板61の両側端部は、脚部41,43の第1縦壁部5bおよび第2縦壁部5dの内壁面に当接している。
上記のように補強部材6が挿し込まれた脚部41,43は、正面視略日の字状の筒状形状が維持され、強度が高くなる。
また、図2に示すように、補強部材7の補強板71を隣接する底板構成部5a,5aのスリット516,516に挿入し、補強板71の切溝部73を脚部421,422の第1縦壁部5gにおける切溝部517および第3縦壁部5kにおける切溝部519の延長部分に嵌合させ、脚部421,422の第1縦壁部5gにおける切溝部517および第3縦壁部5kにおける切溝部519を補強板71の切溝部73の延長部分に嵌合させ、補強板71の凸部74,74を脚部421,422の上壁部5h,5hのスリット520,520に挿入し、連結板72を底板構成部5a,5aに密着させる。このとき、補強板71の両側端部は、脚部421,422の第2縦壁部5i,5iの内壁面に当接している。
上記のように補強部材7が挿し込まれた脚部421および脚部422は、一体化されて脚部42を構成し、そして正面視略日の字状の筒状形状が維持されるため、強度が高くなる。また、補強部材7の脚部421および脚部422への挿入により、第1の底板構成部31と第2の底板構成部32とは強固に連結される。
なお、各補強部材6,7には2枚の補強板61,71が含まれているため、補強部材6,7によれば、補強板61,71を効率よく脚部41,43,421,422に挿し込むことができる。また、補強部材6,7の連結板62,72は底板構成部5aに密着するため、補強板61,71と底板構成部31,32との接合強度は高い。
図3に示すように底板部3および脚部41,42,43が構成されたら、脚部41,42,43の上面に天板2を接着する。脚部41,42,43と天板2との接着は、ボード材の材質に応じて適宜選択した接着剤を使用して行ってもよいし、各部材が熱可塑性樹脂製のボード材からなる場合には、融着により行ってもよい。
融着の種類は、熱融着であってもよいし、超音波融着であってもよい。融着は、例えば、熱融着の場合には加熱部材、超音波融着の場合には超音波振動部材を、積層した2枚のボード材の片側から、ボード材を突き破らないように押圧することにより行うことができる。
以上説明したパレット1においては、底板部3と脚部41,42,43とが一体的に製造されているため、底板部と脚部とを別々に製造してそれぞれを接着する場合と比較して、ボード材および接着剤の使用量を低減させることができることができるとともに、底板部と脚部との接着工程(融着工程を含む)を減らすことができる。また、パレット1にて使用するボード材5は、1回の打ち抜き工程(ワンショット)で製造することができるため、開口部521を有する底板部および組み立て式の脚部を別々に打ち抜く場合と比較して、部材を低コストで製造することができる。このように、本実施形態に係るパレット1によれば、原料コスト・製造コストの低減化を図り、生産性を向上させることができる。
なお、天板2上に荷物を載せたパレット1における脚部41と脚部42との間隙および脚部42と脚部43との間隙にフォークリフトのフォークが挿入されて持ち上げられたとき、パレット1の両端部(脚部41,43の部位)は、パレット1の中央部(脚部42の部位)よりも下方になるように撓む。このとき、第1の底板構成部31および脚部421と、第2の底板構成部32および脚部422とには、互いに密着する方向の力が働くため、上記パレット1は、天板部が脚部と一体形成された複数の構成部からなる場合と比較して強度が高い。
以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上述した実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、脚部421,422は、脚部41,43のようにそれぞれが正面視略日の字状の筒状になっていてもよいし、脚部41,43は、脚部421,422のように略四角筒状になっていてもよい。
また、底板部3は、2つの底板構成部31,32だけでなく、3つ以上の底板構成部を並べて構成してもよい。この場合、パレットの両端部以外に位置する底板構成部の両端部上に脚部421(422)を構成するようにして、底板構成部の両端部上の脚部421(422)を、隣接する底板構成部上の脚部421(422)と補強部材7によって相互に連結するようにしてもよい。このように所望の数の底板構成部を並べて底板部3を構成することにより、強度を維持しつつ、所望の大きさのパレットを製造することが可能である。
さらに、脚部41,43および脚部421,422は、ボード材5をより多くの回数直角に折り曲げることにより形成してもよい。さらにまた、天板2を省略し、底板部3を天板部として使用してもよい。
本発明のパレットは、原料コスト・製造コストの低減化が要求されるパレット、特に段ボール製のパレット、さらにはプラスチック段ボール製のパレットに好適である。
本発明の一実施形態に係るパレットの上方からの斜視図である。 同実施形態に係るパレットの下方からの一部分解斜視図である。 同実施形態に係るパレットの脚部および底板部の斜視図である。 同実施形態に係るパレットの脚部および底板構成部を構成するボード材の平面図である。
符号の説明
1…パレット
2…天板(天板部)
3…底板部
31,32…底板構成部
41,42,421,422,43…脚部材
5…ボード材
5a…底板構成部
5b,5g…第1縦壁部
5c,5h…上壁部
5d,5i…第2縦壁部
5e,5j…下壁部
5f,5k…第3縦壁部
503,505,506,507,509,513,515,516,518,520…スリット
508,517,519…切溝部
502,504,512,514…凸部
6,7…補強部材
61,72…補強板
62,72…連結部材(連結板)
63,73…切溝部

Claims (12)

  1. 天板部と、前記天板部の下側に位置する脚部と、所望により前記脚部の下側に位置する底板部とを備え、少なくとも前記脚部と前記天板部または前記底板部とが折り曲げ可能なボード材からなるパレットであって、
    前記脚部は、前記天板部または前記底板部を構成するボード材の端部を複数回略直角に折り曲げることにより、前記天板部または前記底板部と一体的に形成されていることを特徴とするパレット。
  2. 天板部と、底板部と、前記天板部および前記底板部の間に位置する脚部とを備え、少なくとも前記底板部と前記脚部とが折り曲げ可能なボード材からなるパレットであって、
    前記底板部は、複数の底板構成部を並べることにより構成され、
    前記脚部は、前記底板構成部を構成するボード材の両端部を複数回略直角に折り曲げることにより、前記底板構成部と一体的に形成されていることを特徴とするパレット。
  3. 前記脚部は、前記ボード材を折り曲げることにより形成される、第1縦壁部と、上壁部と、第2縦壁部と、下壁部と、第3縦壁部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のパレット。
  4. 前記脚部の第3縦壁部の上端部には凸部が形成されており、前記脚部の上壁部における前記第3縦壁部の上端部が当接する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットに前記凸部が挿入されていることを特徴とする請求項3に記載のパレット。
  5. 前記脚部の第2縦壁部の下端部には凸部が形成されており、前記底板部における前記第2縦壁部の下端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、前記スリットに前記凸部が挿入されていることを特徴とする請求項3または4に記載のパレット。
  6. 前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、
    前記脚部の縦壁部には、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成されており、
    前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記脚部の縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記脚部の縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の両側端部が前記脚部の両側部に位置する縦壁部の内壁面に当接するように、前記脚部に挿し込まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパレット。
  7. 前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上辺から下辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、
    前記脚部の第3縦壁部には、下辺から上辺には至らない切溝部が形成されており、
    前記底板部において前記脚部の下側に位置する部分および前記脚部の下壁部には、前記脚部の幅方向に延びたスリットが形成されており、
    前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記脚部の第3縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記脚部の第3縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の上端部が前記脚部の上壁部に当接し、前記補強板の両側端部が前記脚部の第1縦壁部および第2縦壁部の内壁面に当接するように、前記スリットから前記脚部に挿し込まれていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のパレット。
  8. 前記脚部は、他の底板構成部の脚部と隣接しており、
    前記脚部において他の底板構成部の脚部と隣接する縦壁部には、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成されており、
    前記パレットは、前記脚部の幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板であって、上下一方の辺から他方の辺には至らない切溝部が形成された補強板をさらに備えており、
    前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記隣接する各脚部の縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記隣接する各脚部の縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の両側端部が前記脚部において他の脚部と隣接しない縦壁部の壁面に当接するように、前記脚部に挿し込まれていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のパレット。
  9. 前記脚部は、第1縦壁部と第3縦壁部とが重ねられるようにして形成されており、
    前記脚部の第1縦壁部は、他の底板構成部の脚部の第1縦壁部と隣接しており、
    前記脚部の第1縦壁部および第3縦壁部には、下辺から上辺には至らない切溝部が形成されており、
    前記底板部において前記脚部の下側に位置する部分および前記脚部の下壁部には、前記脚部の幅方向に延びたスリットが形成されており、
    前記パレットは、上辺から下辺には至らない切溝部が形成され、前記隣接する脚部の合計幅よりも若干小さい幅および前記脚部の高さと略同一の高さを有する略矩形の補強板をさらに備えており、
    前記補強板は、前記補強板の切溝部が前記隣接する各脚部の第1縦壁部および第3縦壁部の切溝部の延長部分に嵌合し、前記補強板の切溝部の延長部分が前記隣接する各脚部の第1縦壁部および第3縦壁部の切溝部に嵌合し、前記補強板の上端部が前記脚部の上壁部に当接し、前記補強板の両側端部が前記各脚部の第2縦壁部の内壁面に当接するように、前記スリットから前記脚部に挿し込まれていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のパレット。
  10. 前記補強板の上端部または下端部には凸部が形成されており、
    前記脚部、前記底板部または前記天板部における前記補強板の上端部または下端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、
    前記スリットには前記凸部が挿入されていることを特徴とする請求項6または8に記載のパレット。
  11. 前記補強板の上端部には凸部が形成されており、
    前記脚部の上壁部における前記補強板の上端部に対応する箇所にはスリットが形成されており、
    前記スリットには前記凸部が挿入されていることを特徴とする請求項7または9に記載のパレット。
  12. 前記補強板は2枚一組になっており、前記2枚の補強板は、側面視略コの字状になるように連結部材によって連結されていることを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載のパレット。
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