JP7462283B2 - 容器 - Google Patents

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本発明は、樹脂シート材で形成され、上下に段積み可能な容器に関するものである。
従来より、上記容器に関し、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1に記載の収容箱は、上端肉厚部を有する箱本体と、断面が逆U字形状をなし、爪部及び係合部を有するフレームと、平面形状がL字形で断面が逆U字形状をなし、爪部及び係合部を有するコーナーとからなり、前記上端部に前記爪部及び前記爪部とを係合させ、前記係合部に前記係合部を係合させるようにしたことを特徴とする。箱本体は、段ボール形状のプラスチック板をプレスにより同図の形に打抜加工したものである。
下記特許文献1の記載によれば、上記収容箱は、従来の機械加工によって組立を行う方法を改良して特殊な部品の組合せとすることにより、機械によらず、人手による軽作業で初心者でも容易かつ迅速に完成品にすることが出来る。
実公平6-2903号公報
しかしながら、上記収容箱がパレット上において上下に段積みされた場合に、下段側収容箱の一端部分がパレットからはみ出たオーバーハングの状態にあると、下段側収容箱では、その一端部分がはみ出たパレットの縁辺付近で、上段側収容箱の荷重による応力が局所的に増大する。そのため、下段側の収容箱では、その箱本体の側面や底面が、破損し、潰れ易かった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、パレット上においてオーバーハングの状態で上下に段積みされても、樹脂シート材からなる側壁部及び/又は底壁部が破損したり潰れたりすることが防止された容器を提供することを課題とする。
請求項に係る発明は、樹脂シート材が折り曲げられることによって箱状に形成され、底壁部と、底壁部の周辺から上方向へ延びる側壁部と、側壁部の上端縁で形成される開口部と、を有し、上下に段積み可能な容器であって、側壁部の幅方向の中間域内に、上下方向へ延在する第1スリット部と、第1スリット部の上方側に位置して第1スリット部よりも幅広な間隙部とが設けられ、第1スリット部は、間隙部により凹状に設けられた側壁部の上端縁から下方へ延在するように設けられ、側壁部の上方側に設けられ、少なくとも開口部を補強する開口部補強部材と、側壁部の幅方向の中間域内において、側壁部の下方側から略垂直方向に沿って開口部補強部材まで延びるように設けられ、少なくとも側壁部を補強する側壁部補強部材と、間隙部に受容され、間隙部を補強する間隙部補強部材と、を備え、側壁部補強部材は、第1スリット部に差し込まれる基板部と、基板部の相対する一対の縁辺から延びることによって互いに対向し、容器の内側及び外側から、側壁部を覆う一対の対向板部と、を有し、間隙部補強部材は、第1スリット部と連なる第2スリット部を有し、側壁部補強部材の基板部が、第1スリット部と第2スリット部とに差し込まれることによって、側壁部補強部材の一対の対向板部が、側壁部及び間隙部補強部材を容器の内側及び外側から覆い、開口部補強部材は、容器の上側、内側、及び外側から、側壁部及び間隙部補強部材を覆うことを特徴とする。
請求項に係る発明の容器では、樹脂シート材が箱状に折り曲げられることによって、底壁部、側壁部、及び開口部が設けられている。更に、少なくとも開口部を補強する開口部補強部材が、側壁部の上方側に設けられ、側壁部の幅方向の中間域内において、少なくとも側壁部を補強する側壁部補強部材が、側壁部の下方側に設けられている。そのため、容器が上下に段積みされた場合、下段側の容器の側壁部では、開口部補強部材と側壁部補強部材とによって、上段側の容器を支えるので、開口部、側壁部、及び/又は底壁部の変形が抑制される。これにより、請求項に係る発明の容器は、パレット上においてオーバーハングの状態で上下に段積みされても、樹脂シート材からなる側壁部及び/又は底壁部が破損したり潰れたりすることが防止されている。
また、側壁部補強部材が、側壁部の下方側から略垂直方向に沿って開口部補強部材まで延びている。そのため、側壁部補強部材の延在方向と上段側の容器の荷重方向とが、一致又はおおよそ一致する。これにより、請求項に係る発明の容器では、その強度が向上している。
また、側壁部の幅方向の中間域内において、側壁部の上端縁から下方向へ延在する第1スリット部が設けられている。更に、側壁部補強部材は、基板部と、基板部の相対する一対の縁辺から延びることによって互いに対向する一対の対向板部とを備えている。そのため、側壁部補強部材の基板部が第1スリット部に差し込まれると、側壁部補強部材の一対の対向板部が容器の内側及び外側から側壁部を覆う。これにより、請求項に係る発明の容器では、その強度が一層向上している。また、側壁部補強部材は、その基板部が第1スリット部に差し込まれるだけで、側壁部に簡単に取り付けられる。
また、第1スリット部の上方側において、第1スリット部よりも幅広な間隙部が設けられている。間隙部には、間隙部を補強する間隙部補強部材が受容されている。間隙部補強部材には、第1スリット部と連なる第2スリットが設けられている。よって、間隙部補強部材が間隙部に受容されると、間隙部補強部材の第2スリット部に側壁部補強部材の基板部が差し込まれる。そのため、側壁部補強部材の基板部が第1スリット部及び第2スリット部に差し込まれると、側壁部補強部材の一対の対向板部が容器の内側及び外側から側壁部及び間隙部補強部材を覆うと共に、開口部補強部材が容器の上側、内側、及び外側から側壁部及び間隙部補強部材を覆う。これにより、請求項に係る発明の容器では、その強度がより一層向上している。
第1実施形態の容器が表された斜視図である。 第1実施形態の樹脂シート材が表された展開図である。 箱状に形成された同樹脂シート材が表された斜視図である。 側壁部補強部材と第1開口部補強部材と第2開口部補強部材が表された斜視図である。 第1コーナー補強部材と第2コーナー補強部材が表された斜視図である。 箱状に形成された同樹脂シート材に対して、側壁部補強部材、第1開口部補強部材、第2開口部補強部材、及び第2コーナー補強部材が取り付けられた一例が表された斜視図である。 同容器を図1の線I-Iで切断した断面等が表された図である。 同容器を図1の線II-IIで切断した断面と、箱状に形成された同樹脂シート材を図3の線III-IIIで切断した断面とがつなぎ合わされた状態で、同容器が表された図である。 同容器を図1の線IV-IVで切断した断面等が表された図である。 第1コーナー補強部材の取付部分が切り欠かれた状態で、同容器が表された斜視図である。 パレット上に段積みされた状態の同容器が表された斜視図である。 パレット上に段積みされた状態の同容器が表された正面図である。 第2実施形態の樹脂シート材が表された展開図である。 箱状に形成された同樹脂シート材が表された斜視図である。 間隙部補強部材が表された斜視図である。 箱状に形成された同樹脂シート材に対して、側壁部補強部材、第1開口部補強部材、第2開口部補強部材、第2コーナー補強部材、及び間隙部補強部材が取り付けられた一例が表された斜視図である。 箱状に形成された同樹脂シート材に対して、側壁部補強部材、第1開口部補強部材、第2開口部補強部材、第2コーナー補強部材、及び間隙部補強部材が取り付けられた一例が表された斜視図である。 第2実施形態の容器が表された斜視図である。 同容器を図1の線II-IIに相当する線で切断した断面と、箱状に形成された同樹脂シート材を図14の線V-Vで切断した断面とがつなぎ合わされた状態で表された図である。 同容器を図1の線IV-IVに相当する線で切断した断面が表された図である。 第1実施形態の容器を図1の線I-Iで切断した断面が表された図であって、側壁部補強部材の第1変更例が表された図である。 同容器が表された斜視図であって、側壁部補強部材の第2変更例が表された図である。 同容器が表された斜視図であって、側壁部補強部材の第3変更例が表された図である。
以下、本発明に係る容器について、具体化した本実施形態に基づき、図面を参照しつつ説明する。
(1)第1実施形態
図1に表されたように、第1実施形態の容器1は、箱状の樹脂シート材10、側壁部補強部材20、第1開口部補強部材30、第2開口部補強部材40、第1コーナー補強部材50、及び第2コーナー補強部材60を備えている。
尚、図1において、符号D1の方向は、上下方向(つまり、容器1の高さ方向)を示している。符号D2の方向は、容器1の長辺側の幅方向を示している。符号D3の方向は、容器1の短辺側の幅方向を示している。各方向D1,D2,D3は、互いに直交する関係にある。これらの点は、後述する図3、図11、図12、及び図14においても、同様である。
樹脂シート材10は、段ボールプラスチックである。但し、段ボールプラスチックに代えて、例えば、樹脂製発泡シート、樹脂製段ボール、樹脂製ハニカムボード、又は樹脂製中空構造板等が使用されてもよい。図2(樹脂シート材10の展開図)にも表されたように、樹脂シート材10は、底壁部70、長辺側側壁部80、短辺側側壁部90、及び重ね側側壁部92を備えている。底壁部70、長辺側側壁部80、短辺側側壁部90、及び重ね側側壁部92は、矩形状である。底壁部70の四辺72のうち、相対する一対の長辺においては、長辺側側壁部80が底壁部70から延出するようにして設けられ、相対する一対の短辺においては、短辺側側壁部90が、底壁部70から延出するようにして設けられている。
長辺側側壁部80では、その長辺方向で相対する一対の端辺82において、重ね側側壁部92が長辺側側壁部80から延出するようにして設けられている。更に、長辺側側壁部80には、一対の端辺82の間に含まれる中間域W内において、第1スリット部84が設けられている。第1スリット部84は、長辺側側壁部80の外縁から底壁部70の四辺72(のうち、長辺)の付近にまで、一対の端辺82に沿って設けられている。
図3に表されたように、樹脂シート材10は、底壁部70の四辺72及び長辺側側壁部80の一対の端辺82で折り曲げられることによって、箱状に形成される。その際、重ね側側壁部92は、短辺側側壁部90の内面に重ね合わされた状態で、短辺側側壁部90に対してステープラ又は熱溶着等で固定される。これにより、長辺側側壁部80及び短辺側側壁部90は、底壁部70の四辺72から上方向へ延びるように形作られる。また、長辺側側壁部80の上端縁及び重ね側側壁部92の上端縁によって、開口部99が形成される。更に、第1スリット部84は、長辺側側壁部80の幅方向D2(つまり、一対の端辺82の間)の中間域W内に配設され、長辺側側壁部80の上端縁(つまり、上記外縁)から下方向へ延在している。
尚、底壁部70には水抜き穴が設けられてもよいし、長辺側側壁部80には持ち手穴が設けられてもよい。
図4に表されたように、側壁部補強部材20、第1開口部補強部材30、及び第2開口部補強部材40は、断面が略コ字状の長尺形状をなしており、それらの断面は、例えば、金属又は樹脂等の素材が押出成形されることによって加工される。尚、側壁部補強部材20、第1開口部補強部材30、及び第2開口部補強部材40は、段ボールプラスチック製であってもよい。
側壁部補強部材20は、基板部22と、一対の対向板部26とを備えている。一対の対向板部26は、基板部22の相対する一対の縁辺24から同じ方向へ延びることによって、所定間隔27を保ちながら互いに対向している。所定間隔27は、樹脂シート材10(つまり、長辺側側壁部80)の厚みと略等しい。また、側壁部補強部材20の長さ28は、長辺側側壁部80に設けられた第1スリット部84の長さよりも短い。
第1開口部補強部材30は、その長さ38が側壁部補強部材20の長さ28と異なることを除けば、側壁部補強部材20と同じ構造を備えている。つまり、第1開口部補強部材30は、基板部32と、一対の対向板部36とを備えている。一対の対向板部36は、基板部32の相対する一対の縁辺34から同じ方向へ延びることによって、所定間隔37を保ちながら互いに対向している。所定間隔37は、側壁部補強部材20の所定間隔27と同一であって、樹脂シート材10(つまり、長辺側側壁部80)の厚みと略等しい。また、第1開口部補強部材30の長さ38は、長辺側側壁部80の幅方向D2の長さと比べ、少し短い。
以上より、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30は、押出成形された同一部材が上記長さ28と上記長さ38に切断されることによって製造することが可能である。
第2開口部補強部材40は、その所定間隔47及び長さ48が側壁部補強部材20の所定間隔27及び長さ28と異なることを除けば、側壁部補強部材20と同じ構造を備えている。つまり、第2開口部補強部材40は、基板部42と、一対の対向板部46とを備えている。一対の対向板部46は、基板部42の相対する一対の縁辺44から同じ方向へ延びることによって、所定間隔47を保ちながら互いに対向している。所定間隔47は、樹脂シート材10の2倍の厚み(つまり、短辺側側壁部90の厚みと重ね側側壁部92の厚みとが加算された値)と略等しい。また、第2開口部補強部材40の長さ48は、短辺側側壁部90の幅方向D3の長さと比べ、少し短い。
尚、樹脂シート材10が箱状に形成される際、上述した場合とは異なって、重ね側側壁部92が短辺側側壁部90の上方側と重ならない場合には、第2開口部補強部材40の所定間隔47は、側壁部補強部材20の所定間隔27及び第1開口部補強部材30の所定間隔47と同一にされる。従って、そのような場合には、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30と第2開口部補強部材40は、押出成形された同一部材が上記長さ28と上記長さ38と上記長さ48に切断されることによって製造することが可能である。
図5に表されたように、第1コーナー補強部材50及び第2コーナー補強部材60は、鏡像対称の部材であって、樹脂製である。各コーナー補強部材50,60は、載置部52,62、一対の対向部54,64、及び出張部58,68を備えており、出張部58,68を除いた場合の断面は、略C字の溝形状をなしている。載置部52,62は、平面視で略L字状に曲折した形状をなしている。尚、載置部52,62は、後述する上下方向D1における容器1の段積みにおいて、上段側の容器1のコーナー部分が置かれる。
一対の対向部54,64は、載置部52,62の相対する一対の縁辺付近から同じ方向へ延びている。載置部52,62の曲折部分から一端に渡っては、一対の対向部54,64が、所定間隔55,65を保ちながら互いに対向している。所定間隔55,65は、第1開口部補強部材30の厚みと略等しい。これに対して、載置部52,62の曲折部分から他端に渡っては、一対の対向部54,64が、所定間隔55,65よりも大きい所定間隔56,66を保ちながら互いに対向している。所定間隔56,66は、第2開口部補強部材40の厚みと略等しい。このようにして、各コーナー補強部材50,60では、載置部52,62及び一対の対向部54,64によって、溝59,69が形成されている。
出張部58,68は、載置部52,62の相対する一対の縁辺のうち、全長が長い方の縁辺に沿って設けられ、一対の対向部54,64とは反対方向へ載置部52,62から突出している。
以下、容器1の組立を説明する。図6に表されたように、箱状に形成された樹脂シート材10(図3参照)では、短辺側側壁部90等の上端部分に対して、第2開口部補強部材40が嵌め込まれる。これにより、第2開口部補強部材40の基板部42及び一対の対向板部46は、短辺側側壁部90等の上方側に設けられる。
長辺側側壁部80の第1スリット部84には、2つの側壁部補強部材20が、それぞれの基板部22が合わされた状態で差し込まれる。これにより、各側壁部補強部材20の一対の対向板部26が、長辺側側壁部80の第1スリット部84から長辺側側壁部80の内面・外面に沿った状態で配置される。尚、長辺側側壁部80の第1スリット部84には、1つの側壁部補強部材20(の基板部22)のみが差し込まれてもよい。
長辺側側壁部80の上端部分には、第1開口部補強部材30が嵌め込まれる。これにより、第1開口部補強部材30の基板部32及び一対の対向板部36は、長辺側側壁部80の上方側に設けられる。
箱状に形成された樹脂シート材10のコーナーでは、第1開口部補強部材30と第2開口部補強部材40に対して、第2コーナー補強部材60(の溝69)が嵌め込まれる。これにより、第2コーナー補強部材60の載置部62が、第1開口部補強部材30の基板部32及び第2開口部補強部材40の基板部42の上方に配置される。また、第2コーナー補強部材60の一対の対向部64が、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36及び第2開口部補強部材40の一対の対向板部46を、容器1の上側、内側、及び外側から覆う。更に、第2コーナー補強部材60の出張部68が、第1開口部補強部材30の基板部32及び第2開口部補強部材40の基板部42の外側(の縁辺34,44)に沿って、容器1の外方側に配設される。
図6に表されていない第1コーナー補強部材50についても、上記第2コーナー補強部材60と同様にして取り付けられる。尚、各コーナー補強部材50,60は、リベット又はボルト等によって、第1開口部補強部材30(及び長辺側側壁部80)と第2開口部補強部材40(、短辺側側壁部90、及び重ね側側壁部92)に固定される。
このようにして、箱状に形成された樹脂シート材10に対して、側壁部補強部材20、第1開口部補強部材30、第2開口部補強部材40、第1コーナー補強部材50、及び第2コーナー補強部材60が取り付けられ、図1に表された容器1が組み立てられる。これにより、容器1では、第1開口部補強部材30及び第2開口部補強部材40が、少なくとも開口部99を補強し、側壁部補強部材20が、少なくとも長辺側側壁部80を補強する。また、開口部99は、第1コーナー補強部材50及び第2コーナー補強部材60によっても補強される。更に、側壁部補強部材20は、長辺側側壁部80の幅方向D2の中間域W内において、長辺側側壁部80の下方側から上下方向D1に沿って、第1開口部補強部材30まで延びている。尚、側壁部補強部材20の延在方向は、上下方向D1から多少ずれてもよい。
更に詳細に説明すると、図7に表されたように、長辺側側壁部80の第1スリット部84に対して、2つの側壁部補強部材20が、それぞれの基板部22が合わされた状態で差し込まれると、それぞれの一対の対向板部26の間には、長辺側側壁部80が差し込まれる。これにより、各側壁部補強部材20の一対の対向板部26は、容器1の内側及び外側から長辺側側壁部80を覆っている。
図8及び図9に表されたように、側壁部補強部材20は、その下端が底壁部70に突き当てられた状態にある。そのため、容器1では、側壁部補強部材20が、底壁部70によって、長辺側側壁部80の第1スリット部84から下方へ抜けないようにされている。尚、側壁部補強部材20の上端では、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36が突き当てられた状態にある。
図10に表されたように、第1開口部補強部材30では、基板部32に長辺側側壁部80の上端が突き当たるまで、一対の対向板部36の間に長辺側側壁部80の上方側が嵌め込まれる。第2開口部補強部材40では、基板部42に短辺側側壁部90の上端及び重ね側側壁部92の上端が突き当たるまで、一対の対向板部46の間に短辺側側壁部90の上方側及び重ね側側壁部92の上方側が嵌め込まれる。
容器1は、上下に段積み可能である。例えば、図11及び図12では、パレットPにおいて、容器1が上下方向D1で3段に積まれている。尚、以下の説明では、1段側の容器1に関する符号には英文字の「A」を添付し、2段側の容器1に関する符号には英文字の「B」を添付し、3段側の容器1に関する符号には英文字の「C」を添付する。
1段側の容器1Aは、その各側壁部補強部材20AがパレットPの積載面上に配置されるように、パレットPの積載面に載置される。尚、長辺側側壁部80Aの幅方向D2において、容器1Aの位置が多少ずれても、各側壁部補強部材20AがパレットPの積載面上に配置されるように、長辺側側壁部80Aにおける各側壁部補強部材20A(つまり、それらが差し込まれる長辺側側壁部80の各第1スリット部84)の配設位置が決定される。
2段側の容器1Bは、その各コーナー部分が1段側の容器1Aの各コーナー補強部材50A,60Aに載置されることによって、1段側の容器1Aに対して、上方向に段積みされる。1段側の容器1Aでは、各コーナー補強部材50A,60Aの出張部58A,68Aによって、2段側の容器1Bの位置が規制される。これにより、1段側の容器1Aと2段側の容器1Bとの間では、各側壁部補強部材20A及び各側壁部補強部材20Bが第1開口部補強部材30Aを介して上下方向D1で列置される。同様にして、3段側の容器1Cは、2段側の容器1Bに対して、上方向に段積みされる。
このようにして、パレットPの積載面上では、1段側の容器1Aの各側壁部補強部材20A、2段側の容器1Bの各側壁部補強部材20B、及び3段側の容器1Cの各側壁部補強部材20Cが、1段側の容器1Aの第1開口部補強部材30A及び2段側の容器1Bの第1開口部補強部材30Bを介して、上下方向D1で列置される。
以上詳細に説明した通り、第1実施形態の容器1では、樹脂シート材10が箱状に折り曲げられることによって、底壁部70、長辺側側壁部80、及び開口部99等が設けられている。更に、少なくとも開口部99を補強する第1開口部補強部材30が、長辺側側壁部80の上方側に設けられ、長辺側側壁部80の幅方向D2の中間域W内において、少なくとも長辺側側壁部80を補強する側壁部補強部材20が、長辺側側壁部80の下方側から上方側に渡って設けられている。そのため、容器1が上下に段積みされた場合、下段側の容器1の長辺側側壁部80では、第1開口部補強部材30と側壁部補強部材20とによって、上段側の容器1を支える。よって、下段側の容器1では、開口部99、長辺側側壁部80、及び/又は底壁部70の変形が抑制される。これにより、第1実施形態の容器1は、パレットP上においてオーバーハングの状態で上下に段積みされても、樹脂シート材10からなる長辺側側壁部80及び/又は底壁部70が破損したり潰れたりすることが防止されている。
また、第1実施形態の容器1では、側壁部補強部材20の下端が、底壁部70に突き当てられた状態にあるので、底壁部70から下方へ抜けることがない。
また、第1実施形態の容器1では、側壁部補強部材20が、長辺側側壁部80の下方側から上下方向D1に沿って第1開口部補強部材30まで延びている。そのため、容器1が上下に段積みされた場合、側壁部補強部材20の延在方向と上段側の容器1の荷重方向とが、一致又はおおよそ一致する。これにより、第1実施形態の容器1では、その強度が向上している。
また、第1実施形態の容器1では、長辺側側壁部80の幅方向D2の中間域W内において、長辺側側壁部80の上端縁から下方向へ延在する第1スリット部84が設けられている。更に、側壁部補強部材20は、基板部22と、基板部22の相対する一対の縁辺24から延びることによって互いに対向する一対の対向板部26とを備えている。そのため、側壁部補強部材20の基板部22が第1スリット部84に差し込まれると、側壁部補強部材20の一対の対向板部26が容器1の内側及び外側から長辺側側壁部80を覆う。これにより、第1実施形態の容器1では、その強度が一層向上している。また、側壁部補強部材20は、その基板部22が第1スリット部84に差し込まれるだけで、長辺側側壁部80に簡単に取り付けられる。つまり、側壁部補強部材20は、接着剤、両面テープ、リベット、又はボルト等によって、長辺側側壁部80に固定されなくてもよい。
また、第1実施形態の容器1では、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30が、同一部材であって、それぞれの長さ28,38を異にするものである。つまり、側壁部補強部材20及び第1開口部補強部材30は、それぞれの長さ28,38以外は同一形状である。よって、例えば、それぞれの長さ28,38以外は側壁部補強部材20及び第1開口部補強部材30と同一形状である同一部材が押出成形で形成した後に、その同一部材をそれぞれの長さ28,38に切断すれば、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30を製造することが可能である。そのため、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30との間では、切断によって製造可能な同一部材の共通化が図られている。これにより、第1実施形態の容器1は、側壁部補強部材20と第1開口部補強部材30とが同一形状でない場合と比べると、利便性の向上、保管効率の向上、製造作業の向上、及びコスト削除等が可能である。
ちなみに、第1実施形態において、第1開口部補強部材30は、「開口部補強部材」の一例である。第1開口部補強部材30の長さ38は、「開口部補強部材の長さ」の一例である。底壁部70の四辺72は、「底壁部の周辺」の一例である。長辺側側壁部80は、「側壁部」の一例である。上下方向D1は、「略垂直方向」の一例である。長辺側側壁部80の幅方向D2の中間域Wは、「側壁部の幅方向の中間域」の一例である。
尚、第1コーナー補強部材50及び第2コーナー補強部材60は、「開口部補強部材」として使用されてもよい。このような場合、例えば、各コーナー補強部材50,60は、(その一対の対向部54,64を)方向D2へ延伸させたようにして使用される。その際、第1開口部補強部材30の長さ38は短くされる。あるいは、各コーナー補強部材50,60は、(その一対の対向部54,64を)各方向D2,D3へ延伸させることによって環状に連続させ、環状で開口部99を補強する「開口部補強部材」として使用されてもよい。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態を、図13乃至図20を参照して説明する。以下では、第1実施形態と共通する部分には、同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
図13に表されたように、樹脂シート材10の各第1スリット部84には、長辺側側壁部80の外縁側において、間隙部100が連成されている。これにより、図14に表されたように、樹脂シート材10の各第1スリット部84の上方側には、間隙部100が設けられている。間隙部100は、長辺側側壁部80の上端縁(つまり、上記外縁)が下方向へ凹むことによって、長辺側側壁部80とは直交する短辺側側壁部90の幅方向D3から視て、凹形状をなしている。間隙部100の幅は、長辺側側壁部80の幅方向D2において、第1スリット部84の幅よりも広い。
容器1は、図15に表された、間隙部補強部材110を備えている。間隙部補強部材110は、金属製又は樹脂製であって、本体112と第2スリット部114とを備えている。本体112は、間隙部100に嵌合可能な略矩形状の板材であり、その外縁から内方側に渡って、第2スリット部114が設けられている。
図16に表されたように、長辺側側壁部80の間隙部100に対して、間隙部補強部材110の本体112がその第2スリット部114を下方側に位置させた状態で嵌合されることによって、間隙部補強部材110が受容されると、間隙部補強部材110の第2スリット部114と長辺側側壁部80の第1スリット部84とが、上下方向D1において連なる。更に、長辺側側壁部80の上端面と間隙部補強部材110の本体112の上端面との間は、段差がないフラットな状態になる。
第2実施形態では、長辺側側壁部80の第1スリット部84に対して、2つの側壁部補強部材20が、それぞれの基板部22が合わされた状態で差し込まれ、その後に、上述したようにして、長辺側側壁部80の間隙部100に対して間隙部補強部材110が受容されると、図17及び図18に表されたように、間隙部補強部材110の第2スリット部114に対しても、2つの側壁部補強部材20が、それぞれの基板部22が合わされた状態で差し込まれる。
これにより、各側壁部補強部材20の一対の対向板部26は、間隙部補強部材110の第2スリット部114から、間隙部補強部材110の本体112の内面・外面を介して、長辺側側壁部80の内面・外面まで沿った状態で配置される。尚、間隙部補強部材110の第2スリット部114及び長辺側側壁部80の第1スリット部84には、1つの側壁部補強部材20(の基板部22)のみが差し込まれてもよい。
長辺側側壁部80の上端部分に対して第1開口部補強部材30が嵌め込まれると、第1開口部補強部材30の基板部32及び一対の対向板部36は、長辺側側壁部80の上方側であって、間隙部補強部材110の第2スリット部114よりも上方側に設けられる。
このようしにて、間隙部補強部材110は、長辺側側壁部80の間隙部100を補強する。
更に詳細に説明すると、図19及び図20にも表されたように、側壁部補強部材20の一対の対向板部26の間には、長辺側側壁部80に加えて、間隙部補強部材110の本体112が差し込まれる。これにより、側壁部補強部材20の一対の対向板部26は、容器1の内側及び外側から、長辺側側壁部80及び間隙部補強部材110を覆っている。
また、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36の間には、長辺側側壁部80に加えて、間隙部補強部材110の本体112が差し込まれる。これにより、第1開口部補強部材30の一対の対向板部26は、容器1の上側、内側、及び外側から、長辺側側壁部80及び間隙部補強部材110を覆っている。
以上詳細に説明した通り、第2実施形態の容器1では、第1スリット部84の上方側において、第1スリット部84よりも幅広な間隙部100が設けられている。間隙部100には、間隙部100を補強する間隙部補強部材110が受容されている。間隙部補強部材110には、第1スリット部84と連なる第2スリット部114が設けられている。よって、間隙部補強部材110が間隙部100に受容されると、間隙部補強部材110の第2スリット部114に側壁部補強部材20の基板部22が差し込まれる。そのため、側壁部補強部材20の基板部22が第1スリット部84及び第2スリット部114に差し込まれると、側壁部補強部材20の一対の対向板部26が、容器1の内側及び外側から長辺側側壁部80及び間隙部補強部材110を覆うと共に、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36が容器1の上側、内側、及び外側から長辺側側壁部80及び間隙部補強部材110を覆う。これにより、第2実施形態の容器1では、第1実施形態と比べ、その強度がより一層向上している。
また、第2実施形態の容器1では、間隙部補強部材110の本体112が、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36の間と、側壁部補強部材20の一対の対向板部26の間とに渡って差し込まれている。このため、例えば、容器1が上下に段積みされることによって、容器1に圧縮力が作用しても、長辺側側壁部80は、第1開口部補強部材30の一対の対向板部36の下端(つまり、側壁部補強部材20の上端)を起点として、容器1の外方又は内方へ折れ曲がらないようにされている。更に、長辺側側壁部80は、第1スリット部84を起点として、容器1の外方又は内方へ折れ曲がらないようにされている。
(3)変更例
尚、本発明は上記各実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。以下では、上記各実施形態と共通する部分には、同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
例えば、図21に表されたように、側壁部補強部材20は、その断面が基板部22及び一対の対向板部26によって略H字状をなすものであってもよい。このような場合、長辺側側壁部80の第1スリット部84には、1つの側壁部補強部材20(の基板部22)のみが差し込まれる。
また、図22に表されたように、側壁部補強部材20は、長辺側側壁部80の内面に対し、底壁部70と第1開口部補強部材30との間に渡って、接着剤、両面テープ、リベット、又はボルト等によって固定されるものであってもよい。このような場合、長辺側側壁部80において、第1スリット部84や間隙部100は不要である。尚、図22では、側壁部補強部材20の下端は、底壁部70に当接しているが、当接しなくてもよい。また、側壁部補強部材20の上端は、第1開口部補強部材30の対向板部36に当接しているが、当接しなくてもよい。
また、図23に表されたように、側壁部補強部材20は、長辺側側壁部80の外面に対し、底壁部70の四辺72(のうち、長辺)と第1開口部補強部材30との間に渡って、接着剤、両面テープ、リベット、又はボルト等によって固定されるものであってもよい。このような場合、長辺側側壁部80において、第1スリット部84や間隙部100は不要である。尚、図23では、側壁部補強部材20の下端は、底壁部70の四辺72(のうち、長辺)に位置するが、底壁部70の四辺72(のうち、長辺)よりも上方に位置してもよい。また、側壁部補強部材20の上端は、第1開口部補強部材30の対向板部36に当接しているが、当接しなくてもよい。
1 容器
10 樹脂シート材
20 側壁部補強部材
22 基板部
24 基板部の縁辺
26 対向板部
28 側壁部補強部材の長さ
30 第1開口部補強部材
38 第1開口部補強部材の長さ
70 底壁部
72 底壁部の四辺
80 長辺側側壁部
84 第1スリット部
99 開口部
100 間隙部
110 間隙部補強部材
114 第2スリット部
D1 上下方向
W 長辺側側壁部の幅方向の中間域

Claims (1)

  1. 樹脂シート材が折り曲げられることによって箱状に形成され、底壁部と、前記底壁部の周辺から上方向へ延びる側壁部と、前記側壁部の上端縁で形成される開口部と、を有し、上下に段積み可能な容器であって、
    前記側壁部の幅方向の中間域内に、上下方向へ延在する第1スリット部と、前記第1スリット部の上方側に位置して前記第1スリット部よりも幅広な間隙部とが設けられ、前記第1スリット部は、前記間隙部により凹状に設けられた前記側壁部の上端縁から下方へ延在するように設けられ、
    前記側壁部の上方側に設けられ、少なくとも前記開口部を補強する開口部補強部材と、
    前記側壁部の幅方向の中間域内において、前記側壁部の下方側から略垂直方向に沿って前記開口部補強部材まで延びるように設けられ、少なくとも前記側壁部を補強する側壁部補強部材と、
    前記間隙部に受容され、前記間隙部を補強する間隙部補強部材と、を備え、
    前記側壁部補強部材は、前記第1スリット部に差し込まれる基板部と、前記基板部の相対する一対の縁辺から延びることによって互いに対向し、前記容器の内側及び外側から、前記側壁部を覆う一対の対向板部と、を有し、
    前記間隙部補強部材は、前記第1スリット部と連なる第2スリット部を有し、
    前記側壁部補強部材の前記基板部が、前記第1スリット部と前記第2スリット部とに差し込まれることによって、前記側壁部補強部材の前記一対の対向板部が、前記側壁部及び前記間隙部補強部材を前記容器の内側及び外側から覆い、
    前記開口部補強部材は、前記容器の上側、内側、及び外側から、前記側壁部及び前記間隙部補強部材を覆う
    ことを特徴とする容器。
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