JP2021024617A - 仕切り板 - Google Patents

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Hidetsugu Nakai
英嗣 中井
香奈 伊藤
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【課題】連結部を両隣の仕切り構成部のうち任意の仕切り構成に残しやすくする。【解決手段】本開示の仕切り板10では、仕切り板10の一方の面においては、切断用切込み21が、それぞれの第1つなぎ目22にのみ形成されていて、他方の面においては、切断用切込み21が、それぞれの第2つなぎ目23にのみ形成されている。これにより、仕切り板10を板厚方向で折り曲げたときに応力集中しやすいつなぎ目が、仕切り板を曲げる向きによって異なり、仕切り板10を折り曲げる向きによって、どちらのつなぎ目22,23を切断し、連結部20をどちらの仕切り構成部11に残すかを選択することができる。【選択図】図7

Description

本開示は、切込み溝同士を向かい合わせて結合させる仕切り板に関する。
従来、この種の仕切り板として、仕切り構成部同士の間が連結部により連結されていて、その連結部と仕切り構成部との間を切断して長さを調節可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公平2−23544号公報(図2及び図4等)
上述した従来の仕切り板においては、連結部を両隣の仕切り構成部のうち任意の仕切り構成に残しやすくすることが求められている。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、板状の仕切り構成部を複数横並びに備え、前記仕切り構成部同士の間が、縦方向の中央より一方側に配された連結部を介して連結され、他方側が切込み溝となった仕切り板であって、仕切り板同士を、前記切込み溝同士が向き合う姿勢で交差させ、一方の仕切り板の溝と他方の仕切り板の連結部とを係合させることが可能であり、かつ、前記仕切り構成部と前記連結部との間を切断して長さを調節可能な仕切り板において、前記連結部とその両隣の前記仕切り構成部のうち一の前記仕切り構成部との間である一のつなぎ目と、前記連結部と他の前記仕切り構成部との間である他のつなぎ目と、は、仕切り板を曲げたときに応力集中しやすいつなぎ目が、仕切り板を曲げる向きによって異なるように構成されている仕切り板である。
請求項2の発明は、一方の面においては、前記一のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成され、他方の面においては、前記他のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成されている請求項2に記載の仕切り板である。
請求項3の発明は、前記仕切り構成部は、縦方向の前記他方側が前記一方側よりも曲げ強度が大きい請求項1又は2に記載の仕切り板である。
請求項4の発明は、前記仕切り構成部の主面には、縦方向に延びる補強リブが、縦方向の前記他方側に前記一方側よりも多く形成されている請求項3に記載の仕切り板である。
請求項5の発明は、前記仕切り構成部は、前記主面の外縁から突出した環状の外縁突部を有し、前記補強リブの突出高さが前記外縁突部の突出高さ以下である請求項4に記載の仕切り板である。
請求項1の仕切り板では、仕切り板を曲げたときに応力集中しやすいつなぎ目、つまり、切断されやすいつなぎ目が、仕切り板を曲げる向きによって異なっているので、仕切り板を曲げる向きによって、切断させたいつなぎ目を選択することができ、連結部を任意の仕切り構成に残しやすくすることができる。
例えば、請求項2の仕切り板のように、一方の面においては、一のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成され、他方の面においては、他のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成されている構成であってもよいし、両面とも、一のつなぎ目と他のつなぎ目との両方に切り込みが形成されているが、その深さが、一方の面においては、一のつなぎ目の方が深く、他方の面においては、他のつなぎ目の方が深い構成であってもよい。また、一のつなぎ目には、切込み溝側から縦に延びた切断用切り込みが形成され、他のつなぎ目には、外縁側から縦に延びた切断用切り込みが形成された構成であってもよい。
仕切り構成部のうち切込み溝に挟まれた部分(他方側)は連結部に挟まれた部分(一方側)よりも脆弱であり、組み付け時や収容物に押される等により外力を受けて変形してしまうことが考えられるが、請求項3の仕切り板によれば、仕切り構成部の他方側が一方側よりも曲げ強度が大きいので他方側が変形しにくくなる。また、仕切り構成部全体の曲げ強度を大きくしようとすると重量化してしまうことが考えられるが、そのような事態も防がれる。
例えば、請求項4のように、縦方向に延びる補強リブが、他方側に、一方側よりも多く形成された構成とすることが考えられる。
請求項5の構成によれば、補強リブが外縁突部よりも外側に突出しないので、収容物が補強リブに引っ掛かることが防がれる。
本開示の仕切り板が収容されたコンテナの斜視図 仕切り板が収容されたコンテナの平面図 長仕切り板の正面図 短仕切り板の正面図 長仕切り板と短仕切り板とを比較するための図 仕切り板の組み付けを説明するための図 連結部周辺の拡大平面図 (A)連結部周辺の拡大斜視図、(B)連結部周辺の拡大斜視図、(C)切断された仕切り板の連結部周辺の拡大斜視図 仕切り板の切断を説明するための図 仕切り板の切断を説明するための図 仕切り板が収容されたコンテナの拡大斜視図 仕切り板が収容されたコンテナの斜視図 仕切り板が収容されたコンテナの拡大斜視図 仕切り板が収容されたコンテナの拡大斜視図 変形例に係る仕切り板の連結部周辺の拡大図
以下、図1から図14に基づいて本開示の仕切り板10について説明する。図1及び図2に示すように、仕切り板10は、縦横に並ぶ仕切り板10同士を結合させて、コンテナ100内を複数の収容空間100Aに区画するものである。図3には、コンテナ100の長辺側側壁101(図1参照)と平行に配される仕切り板10が示され、図4には、コンテナ100の短辺側側壁102(図1参照)と平行に配される仕切り板10が示されている。以下、これらを区別するときは、「長仕切り板10A」、「短仕切り板10B」と適宜いう。長仕切り板10Aと短仕切り板10Bとは、略同じ構成であるため、図4に示された短仕切り板10Bを例にして、仕切り板10の構成について説明する。
図4に示すように、仕切り板10は、縦方向に延びる帯板状の仕切り構成部11を複数横並びに備え、全体が帯状をなしている。短仕切り板10Bは、仕切り構成部11を12本有する一方、長仕切り板10Aは、仕切り構成部11を30本有していて(図3参照)、短仕切り板10Bよりも長くなっている。短仕切り板10Bの仕切り構成部11と長仕切り板10Aの仕切り構成部11とでは、縦方向の長さは同じであるが、幅は、短仕切り板10Bの仕切り構成部11の方が僅かに幅広になっている(図5参照)。
図4及び図6に示すように、仕切り構成部11同士の間は、角棒状の連結部20を介して連結されている。連結部20は、仕切り構成部11の縦方向の長さの1/4程の長さで、仕切り構成部11の縦方向の中央から一方側(図4における下側。以降、「連結側」と適宜いう)へ延びている。また、連結部20の板厚方向の幅は、仕切り構成部11の外縁部の板厚よりも小さくなっている。仕切り構成部11同士の間のうち、縦方向の中央から他方側(図4における上側。以降、「開放側」と適宜いう)は、外方へ開放された切込み溝25となっている。
図5(B)に示すように、仕切り板10の長手方向の両端部には、仕切り構成部11の半分程の長さでかつ、仕切り構成部11よりも幅狭なミミ30が設けられていて、このミミ30は、最外側に位置する仕切り構成部11と連結部20を介して連結されている。また、ミミ30の縦方向の中央と、仕切り構成部11の縦方向の中央とは略同じ高さに位置していて、ミミ30の連結側端面と連結部20の連結側端面とは面一になっている。
図5(B)に示すように、短仕切り板10Bのミミ30の外側側辺部は、連結側へ進むにつれて外方へ向かうように傾斜した第1傾斜部31となっている。一方、図3及び図5(A)に示すように、長仕切り板10Aのミミ30の外側側辺部は、開放側へ進むにつれて外方へ向かうように傾斜した第2傾斜部32となっている。
次に、仕切り構成部11の形状について説明する。図5(B)に示すように、仕切り構成部11は、縦長長方形の帯板状をなし、一対の主面11Sには、外縁全体から板厚方向に突出した環状の外縁突部13がそれぞれ形成されている。また、各主面11Sには、縦方向の中央に、外縁突部13の長辺同士を連絡する中央リブ14が形成されている。
そして、各主面11Sにおける外縁突部13と中央リブ14とにより区画された2つの領域のうち、連結側部分は全体が平坦になっているのに対し、開放側部分には、縦方向に延び、外縁突部13の短辺と中央リブ14との間を連絡する縦リブ15(特許請求の範囲中の「補強リブ」に相当する)が形成されている。この縦リブ15により、仕切り構成部11のうち中央リブ14より開放側の部分の曲げ強度が、連結側の部分の曲げ強度よりも大きくなっている。また、中央リブ14及び縦リブ15は、外縁突部13と面一になっている。つまり、中央リブ14及び縦リブ15は、外縁突部13よりも外方に突出していない。
また、仕切り構成部11のうち、開放側端部の両隅には、切り欠き16が形成されている。切り欠き16は、仕切り構成部11の短辺から延びる第1辺部16Aと、長辺から延びる第2辺部16Bと、を有しており、これら第1辺部16A及び第2辺部16Bはともに傾斜している。なお、仕切り構成部11における各外縁突部13の外周部(即ち、仕切り構成部11の稜)は、図6等に示すように角張っていてもよいし、図7等に示すように面取りされていてもよい。
ところで、仕切り板10は、コンテナ100の大きさや収容物の形状等に合わせるために、仕切り構成部11と連結部20との間を切断することにより長さを調節することが可能である。仕切り板10には、切断作業を容易にするために、切断用切込み21が形成されている。図7及び図8に示すように、切断用切込み21は、連結部20とその隣の仕切り構成部11(又はミミ30)との間のつなぎ目に溝状に形成され、仕切り構成部11の側面の外縁部と連結部20の辺を面取りしてなる傾斜部20Kとを内側面として有している。
ここで、本実施形態では、切断作業をさらに容易にするために、上記した切断用切込み21が、以下のように構成されている。即ち、連結部20とその両隣の仕切り構成部11(又はミミ30)のうち一方側(図7及び図8では、左側)の仕切り構成部11(又はミミ30)との間のつなぎ目を第1つなぎ目22(特許請求の範囲中の「一のつなぎ目」に相当する)とし、連結部20と他方側(図7及び図8では、右側)の仕切り構成部11(又はミミ30)との間のつなぎ目を第2つなぎ目23(特許請求の範囲中の「他のつなぎ目」に相当する)とすると、仕切り板10の一方の面(図7及び図8では、手前側の面)においては、切断用切込み21が、それぞれの第1つなぎ目22にのみ形成されていて、他方の面(図7及び図8では、奥側の面)においては、切断用切込み21が、それぞれの第2つなぎ目23にのみ形成されている。これにより、仕切り板10を板厚方向で折り曲げたときに応力集中しやすいつなぎ目が、仕切り板を曲げる向きによって異なる。
仕切り板10を切断するときは、切断したい箇所の両隣の仕切り構成部11を掴み、板厚方向に折り曲げる。すると、切断用切込み21を起点としてつなぎ目22,23に亀裂が生じ、そのつなぎ目22,23が切断される。ここで、例えば、連結部20を左側に残したいときは、図9に示すように、切断したい箇所が奥側に向かうように仕切り板10を曲げると、奥側の切断用切込み21、つまり、第2つなぎ目23の切断用切込み21から亀裂が生じ、第2つなぎ目23が切断される。一方、連結部20を右側に残したいときは、図10に示すように、切断したい箇所が手前側に向かうように仕切り板10を曲げると、手前側の切断用切込み21、つまり、第1つなぎ目22の切断用切込み21から亀裂が生じ、第1つなぎ目22が切断される。
このように、本実施形態の仕切り板10では、切断したいつなぎ目22,23の切断用切込み21が引っ張られる向きに、仕切り板10を折り曲げることで、任意のつなぎ目22,23を切断することができ、仕切り板10の長さを微調整したり、連結部20をどちら側に残すかを選択することができる。
本実施形態の仕切り板10の構成は以上である。次に、仕切り板10の作用効果について説明する。仕切り板10は、以下のようにして使用される。即ち、まず、長仕切り板10Aを、切込み溝25が上方を向いた姿勢でコンテナ100内に長辺側側壁101と平行に入れる。そして、図6に示すように、短仕切り板10Bを、長仕切り板10Aと直交し、かつ、切込み溝25が下方を向いた姿勢とし、長仕切り板10Aと対向する切込み溝25が長仕切り板10Aの任意の切込み溝25と向き合うように配して互いに近付け、一方の仕切り板10の切込み溝25と他方の仕切り板10の連結部20とを係合させる。このとき、仕切り構成部11のうち開放側端部の両隅に傾斜した切り欠き16が形成されているので、切込み溝25同士を近付けたときに、多少ずれて仕切り構成部11同士が当接しても、切り欠き16に案内され、切込み溝25同士を向き合わせることができる。
上記作業を繰り返し、複数の仕切り板10を組み合わせて、コンテナ100内を複数の収容空間100Aに区画する。なお、長仕切り板10Aを全てコンテナ100内に入れてから短仕切り板10Bを組み付けてもよいし、長仕切り板10Aと短仕切り板10Bとを全て組み付けてからその集合体をコンテナ100内に収めてもよい。また、途中まで長仕切り板10Aと短仕切り板10Bとをコンテナ100内で組み付けたものを一旦取り出し、長仕切り板10Aを組み付けてから再びコンテナ100内に入れ、短仕切り板10Bをその上から組み付けるという作業を繰り返してもよい。
さて、仕切り構成部11のうち切込み溝25に挟まれた部分(中央リブ14より開放側の部分)は連結部20に挟まれた部分(中央リブ14より連結側の部分)よりも脆弱であり、組み付け時や収容空間100Aの収容物に押される等により外力を受けて変形してしまうことが考えられる。
これに対して、本実施形態の仕切り板10では、仕切り構成部11のうち切込み溝25に挟まれた部分に縦リブ15が形成されていて、仕切り構成部11のうち切込み溝25に挟まれた部分の曲げ強度が、連結部20に挟まれた部分の曲げ強度よりも大きくなっているので、切込み溝25に挟まれた部分の変形を抑制することができる。ここで、縦リブ15を、仕切り構成部11の縦方向の全体に延ばして仕切り構成部11全体の曲げ強度を大きくすることも考えられるが、そうすると仕切り板10が重量化してしまうところ、本実施形態では、特に脆弱な切込み溝25に挟まれた部分にのみ縦リブ15を設けることで、そのような事態も防がれる。
しかも、中央リブ14及び縦リブ15が、外縁突部13と面一になっていて、外縁突部13よりも外方に突出していないので、収容物が中央リブ14及び縦リブ15に引っ掛かることが防がれる。
また、仕切り板10の端部にミミ30を設けているので、このミミ30と仕切り構成部11との間にも交差する仕切り板10を組み付けることで、仕切りを安定させることができる。その場合、ミミ30が、仕切り構成部11よりも幅狭になっているので、デッドスペースを小さくすることができる。また、短仕切り板10Bのミミ30の外側側辺部は、連結側へ進むにつれて外方へ向かうように傾斜し、長仕切り板10Aのミミ30の外側側辺部は、開放側へ進むにつれて外方へ向かうように傾斜しているので、短仕切り板10Bを、切込み溝25が下方を向いた姿勢で組み付けると、短仕切り板10Bのミミ30の外側側辺部と長仕切り板10Aのミミ30の外側側辺部とがともに下方へいくにつれて窄んだ状態となる(図11参照)。これにより、コンテナ100の内側面がテーパー状になっていても、仕切り板10をそのテーパーに沿わせることができる。
ところで、図12に示すように、コンテナ100の内側面の長さが仕切り板10(切断前の仕切り板10)よりも短い場合や、図13に示すように、一部の収容空間100Aを他より大きくする場合等、仕切り板10の途中部分を切断し、切り板10の長さを調節することがある。
ここで、本実施形態では、仕切り板10の一方の面においては、切断用切込み21が、それぞれの第1つなぎ目22(例えば、連結部20の左側のつなぎ目)にのみ形成されていて、他方の面においては、切断用切込み21が、それぞれの第2つなぎ目23(例えば、連結部20の右側のつなぎ目)にのみ形成されているので、切断したいつなぎ目22,23の切断用切込み21が引っ張られる向きに、仕切り板10を折り曲げることで、任意のつなぎ目22,23を切断することができる。つまり、仕切り板10を折り曲げる向きによって、どちらのつなぎ目22,23を切断し、連結部20をどちらの仕切り構成部11に残すかを選択することができる。
これにより、使用する側に連結部20を残すか否かによって、長さを微調整することができ、コンテナ100の内側面の長さに合わせやすくすることができる。
また、図14に示すように、一方の仕切り板10の端部を他方の仕切り板10に合わせるときに、連結部20を残しておくと、他方の仕切り板10の切込み溝25と係合させることができ、仕切りを安定させることができる。反対に、連結部20を除いておく(つまり、使用しない側に連結部20を残す)と、収容物が連結部20の切断面に引っかかることを防ぐことができる。本実施形態によれば、この選択も、容易に行うことができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、切断用切込み21が、それぞれのつなぎ目の片側にのみ設けられている構成であったが、両側に設けられ、その深さが、一方の面においては、一のつなぎ目の方が深く、他方の面においては、他のつなぎ目の方が深い構成であってもよい。
この場合、深い方の切断用切込み21から亀裂が入り、その亀裂が浅い方の切断用切込み21に到達すると、つなぎ目が切断されるので、切断が容易になる。一方、上記実施形態のように、切断用切込み21をそれぞれのつなぎ目の片側にのみ設ける構成では、使用時に連結部20が破損しにくく、仕切りを安定させることができる。
(2)上記実施形態では、切断用切込み21が、板厚方向に陥没していたが、図15に示すように、縦方向に陥没していてもよい。この場合も、切断したいつなぎ目22,23の切断用切込み21が引っ張られる向き(上向きか下向き)に、仕切り板10を曲げることで、任意のつなぎ目22,23を切断することができる。
(3)上記実施形態では、仕切り構成部11のうち切込み溝25に挟まれた部分の曲げ強度が、連結部20に挟まれた部分の曲げ強度よりも大きくなっていたが、両者の曲げ強度が同じであってもよい。つまり、両者の形状が同じであってもよい。
(4)上記実施形態では、中央リブ14及び縦リブ15が、外縁突部13と面一になっていたが、中央リブ14及び縦リブ15の突出高さが外縁突部13の突出高さよりも小さくてもよい。
(5)上記実施形態では、仕切り構成部11が縦長であったが、横長であってもよい。
(6)上記実施形態では、長仕切り板10Aの仕切り構成部11の幅と、短仕切り板10Bの仕切り構成部11の幅と、が異なっていたが、同じであってもよい。
(7)上記実施形態では、仕切り板10として、長仕切り板10Aと短仕切り板10Bとの2種類あったが、1種類であってもよい。
(8)上記実施形態では、仕切り構成部11のうち開放側にのみ縦リブ15が設けられていたが、開放側と連結側との両方に縦リブ15が設けられ、その本数が、開放側の方が多い構成であってもよい。
(9)連結部20が、仕切り構成部11の連結側の端部まで延びていてもよい。
なお、仕切り構成部11のうち切込み溝25に挟まれた部分の曲げ強度を、連結部20に挟まれた部分の曲げ強度よりも大きくする構成を、第1つなぎ目22と第2つなぎ目23とが同じ構成の仕切り板に適応してもよい。
10 仕切り板
11 仕切り構成部
13 外縁突部
14 中央リブ
15 縦リブ
20 連結部
21 切断用切込み
22 第1つなぎ目
23 第2つなぎ目
25 切込み溝
30 ミミ

Claims (5)

  1. 板状の仕切り構成部を複数横並びに備え、
    前記仕切り構成部同士の間が、縦方向の中央より一方側に配された連結部を介して連結され、他方側が切込み溝となった仕切り板であって、
    仕切り板同士を、前記切込み溝同士が向き合う姿勢で交差させ、一方の仕切り板の溝と他方の仕切り板の連結部とを係合させることが可能であり、かつ、前記仕切り構成部と前記連結部との間を切断して長さを調節可能な仕切り板において、
    前記連結部とその両隣の前記仕切り構成部のうち一の前記仕切り構成部との間である一のつなぎ目と、前記連結部と他の前記仕切り構成部との間である他のつなぎ目と、は、仕切り板を曲げたときに応力集中しやすいつなぎ目が、仕切り板を曲げる向きによって異なるように構成されている仕切り板。
  2. 一方の面においては、前記一のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成され、
    他方の面においては、前記他のつなぎ目にのみ切断用切り込みが形成されている請求項2に記載の仕切り板。
  3. 前記仕切り構成部は、縦方向の前記他方側が前記一方側よりも曲げ強度が大きい請求項1又は2に記載の仕切り板。
  4. 前記仕切り構成部の主面には、縦方向に延びる補強リブが、縦方向の前記他方側に前記一方側よりも多く形成されている請求項3に記載の仕切り板。
  5. 前記仕切り構成部は、前記主面の外縁から突出した環状の外縁突部を有し、
    前記補強リブの突出高さが前記外縁突部の突出高さ以下である請求項4に記載の仕切り板。
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