JP3101882U - 板材の連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 竹材又は木材から成る板材の連結構造を提供する。
【解決手段】、矩形状の板材10の前,後端面9a,9bおよび左,右端面8a,8bにそれぞれ連結構造を形成したものであって、前記右端面8bには前記板材上面10aと面一となる連結ブロック1が形成され、かつ連結ブロック1の下部には右端面8bを切欠いて形成した連結溝6が設けられると共に、左端面8aには前記板材10の上面10aを切欠いて段差を有する結合ブロック7が形成され、前記前,後端面9a,9bにはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面10aと面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3が設けられた構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】、矩形状の板材10の前,後端面9a,9bおよび左,右端面8a,8bにそれぞれ連結構造を形成したものであって、前記右端面8bには前記板材上面10aと面一となる連結ブロック1が形成され、かつ連結ブロック1の下部には右端面8bを切欠いて形成した連結溝6が設けられると共に、左端面8aには前記板材10の上面10aを切欠いて段差を有する結合ブロック7が形成され、前記前,後端面9a,9bにはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面10aと面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3が設けられた構成とした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、特に竹材又は木材から成る板材の連結構造に関するものである。
現在、床や壁には竹材又は木材から成る装飾用の板材が広く使用されている。従来の板材は竹又は木の板を所定寸法の幅および長さに裁断して製造され、使用する場合は、各々裁断された複数の板材の端面同士を互いに隣接して組合せることにより、床材や壁材として使用している。
従来の板材同士の各端面には互いに連結構造がないので、連結箇所の合わせ目に大きな隙間ができやすく、また前記連結箇所が変形しやすいといった問題があった。
この問題を解決するために、図7に示すように、隣接する各板材10の互いの対向端面11に、それぞれ対応する凹凸形状の連結ブロック12および連結溝13とを設けることにより、各板材10同士の端面11を互いに密接に結合するほぞ結合によって連結する中国特許第99233634.1号の「角棒状の竹板床材」構造のものが提案されている。
又、中国特許第98230274.6号によって「組立式の竹板材」なる類似の構造が提案されている。
中国特許第99233634.1号
中国特許第98230274.6号
この問題を解決するために、図7に示すように、隣接する各板材10の互いの対向端面11に、それぞれ対応する凹凸形状の連結ブロック12および連結溝13とを設けることにより、各板材10同士の端面11を互いに密接に結合するほぞ結合によって連結する中国特許第99233634.1号の「角棒状の竹板床材」構造のものが提案されている。
又、中国特許第98230274.6号によって「組立式の竹板材」なる類似の構造が提案されている。
しかしながら、前記中国特許に開示された板材の連結構造は、前記連結溝13の大きさを正確に製造することができないため、板材同士の結合部が外れて隙間ができてしまうことがあった。
そこで、案出されたのが本考案であって、連結効果に優れ、かつ組合せが容易な板材の連結構造を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、矩形状の板材の前,後端面および左,右端面にそれぞれ連結構造を形成したものであって、前記右端面には前記板材上面と面一となる連結ブロック1が形成され、かつ連結ブロック1の下部には端面を切欠いて形成した連結溝6が設けられると共に、左端面には前記板材の上面を切欠いて段差を有する結合ブロック7が形成され、前記前,後端面にはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面と面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3が設けられることを特徴とする。
本願の請求項2の考案は、前記連結ブロック1の下面に結合溝2を設けると共に、前記結合ブロック7の上面に突隆部7aを設け、他の板材との連結時にこれら結合溝2と突隆部7aとが係合するようにしたことを特徴とする。
本願の請求項2の考案は、前記連結ブロック1の下面に結合溝2を設けると共に、前記結合ブロック7の上面に突隆部7aを設け、他の板材との連結時にこれら結合溝2と突隆部7aとが係合するようにしたことを特徴とする。
本考案は、上記の課題を解決するものであり、矩形状の板材の前,後端面および左,右端面にそれぞれ異なる形状の連結構造を形成したものであり、連結時において板材の左右端面同士は、板材上面と面一となる連結ブロックの連結溝に他の板材の段差を有する結合ブロックを連結し、かつ板材の前後端面同士はそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面と面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3とを連結することで複数の板材端面同士の結合強度を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものに過ぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
本考案に係る板材の連結構造は、板材の右端面に板材上面と面一となる連結ブロック1および該連結ブロックに形成した連結溝と、左端面に設けられる段差を有する結合ブロックとを設け、かつ前記前,後端面にはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面と面一および段差を有する結合溝と結合ブロックが設けられた構成としたものである。
又、前記板材の底面に滑り防止溝を形成することにより、板材を設置する際、板材の底面の滑りを防止することも可能である。
図1は本考案に係る板材の連結構造の実施例を示す斜視図であり、図2は図1の連結構造を有する板材の平面図であり、図3は図1の前端面を示す正面図であり、図4は図1の左端面を示す側面図であり、図5は本考案の板材を他の同一形状の板材の左,右端面同士を連結した状態の連結部を示す断面図であり、図6は本考案の板材を他の同一形状の板材の前,後端面同士を連結した状態の連結部を示す断面図である。
図1乃至図6に示すように、本考案に係る板材の連結構造は、矩形状の板材10の前,後端面9a,9bおよび左,右端面8a,8bにそれぞれ連結構造を形成したものであって、前記右端面8bには前記板材10上面10aと面一となる連結ブロック1が形成され、かつ連結ブロック1の下部には端面8bを切欠いて形成した凹部を形成してなる連結溝6が設けられると共に、左端面8aには前記板材10の上面10aを切欠いて段差を有する結合ブロック7が形成されたものである。
また、前記前,後端面9a,9bにはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材10上面10aと面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3がそれぞれ設けられたものである。
さらに、前記連結ブロック1の下面には所定の間隔で形成した結合溝2が設けられると共に、前記結合ブロック7の上面には前記結合溝2と同じ間隔の対応位置にそれぞれ突隆部7aが設けられ、さらに前記連結ブロック1先端部1aが係合するための結合溝7bが設けられたものである。
また、前記前,後端面9a,9bにはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材10上面10aと面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3がそれぞれ設けられたものである。
さらに、前記連結ブロック1の下面には所定の間隔で形成した結合溝2が設けられると共に、前記結合ブロック7の上面には前記結合溝2と同じ間隔の対応位置にそれぞれ突隆部7aが設けられ、さらに前記連結ブロック1先端部1aが係合するための結合溝7bが設けられたものである。
したがって、互いに異なる板材10の端面同士を連結するには、左、右端面8a,8bにあっては、図5に示すように、一方の板材10の前記連結ブロック1の連結溝6および結合溝2に、異なる板材10の他方の結合ブロック7および突隆部7aが、それぞれ連結されると共に、また一方の板材10の他方の結合ブロック7が、異なる板材10の他方の連結溝6に結合されて連続的に連結することができる。
さらに、図6に示すように、異なる板材10の前,後端面同士の連結は、一方の板材10の前記結合ブロック3が、他方の板材10の結合溝5に互いに結合されて連結される。
さらに、図6に示すように、異なる板材10の前,後端面同士の連結は、一方の板材10の前記結合ブロック3が、他方の板材10の結合溝5に互いに結合されて連結される。
本考案は上記の構成を有するので、板材に限定されることなく矩形状に形成された平板状の合板あるいはプラスチック製の化粧板等にも適用が可能であることは勿論であり、それぞれの端面における結合強度を向上させることができる。
1 連結ブロック
2 結合溝
3 結合ブロック
5 結合溝
6 連結溝
7 結合ブロック
7a 突隆部
7b 結合溝
8a,8b 左,右端面
9a,9b 前,後端面
10 板材
10a 板材の上面
2 結合溝
3 結合ブロック
5 結合溝
6 連結溝
7 結合ブロック
7a 突隆部
7b 結合溝
8a,8b 左,右端面
9a,9b 前,後端面
10 板材
10a 板材の上面
Claims (2)
- 矩形状の板材の前,後端面および左,右端面にそれぞれ連結構造を形成したものであって、
前記右端面には前記板材上面と面一となる連結ブロック1が形成され、かつ連結ブロック1の下部には端面を切欠いて形成した連結溝6が設けられると共に、左端面には前記板材の上面を切欠いて段差を有する結合ブロック7が形成され、
前記前,後端面にはそれぞれ互いに逆向きの同一形状となる前記板材上面と面一および段差を有する結合溝5と結合ブロック3が設けられることを特徴とする板材の連結構造。 - 前記連結ブロック1の下面に結合溝2を設けると共に、前記結合ブロック7の上面に突隆部7aと係合部とを設け、他の板材との連結時にこれら結合溝2と突隆部7aとが係合するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の板材の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272679U JP3101882U (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 板材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003272679U JP3101882U (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 板材の連結構造 |
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JP (1) | JP3101882U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006100735A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Thk Co., Ltd. | 案内装置 |
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2003
- 2003-11-25 JP JP2003272679U patent/JP3101882U/ja not_active Expired - Fee Related
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