JP7324053B2 - 接合金具 - Google Patents

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本発明は、柱や梁等の木部材同士を接合するための接合金具に関するものである。
従来、木部材同士、例えば、柱と梁とを接合するために一対の接合金具が用いられている。この一対の接合金具は、柱に固定された接合金具と、梁に形成された収容部内に固定された接合金具とを組合せて、これらの接合金具のピン孔にピンを挿入することで、柱と梁とを接合する(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2005-155196号公報 特開2007-154638号公報
しかしながら、上記従来の一対の接合金具では、柱に固定された接合金具と梁に固定された接合金具とを組合せた際、梁に固定される接合金具は、接合金具を柱に固定するためのボルト及びナットあるいは接合金具の一部に干渉しないように、柱と梁との接合位置からオフセットされている。このため、柱に固定された接合金具の柱からの突出量が大きくなっている。その結果、輸送時の積載効率が低下するという問題がある。
さらに、梁に固定される接合金具は、梁に形成された収容部内に収容させた後、ピンによって梁に固定されるため、ピン孔の位置が視認しにくく、接合金具のピン孔と梁のピン孔との整合に時間を要し、作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的にするところは、施工現場への輸送効率、木部材同士の接合作業効率、木部材への接合金具の取り付け効率を向上させた一対の接合金具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、一方の木部材と他方の木部材とを接合するための一対の接合金具であって、略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びる一対の羽根板とを有する断面略コの字形で、前記固定板に挿通されるボルトによって前記一方の木部材に固定される第1金具と、略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形で、前記一対の側板に挿通される複数のピンによって前記他方の木部材に固定され、前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられる第2金具と、備え、前記第1金具の前記一対の羽根板間に前記第2金具を受入れたとき、前記第1金具と前記第2金具とは、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって互いに接合され、前記第1金具の前記一対の羽根板の上端又は下端の前記ピン孔の少なくとも一方は、前記第2金具の前記一対の側板のピン孔に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の羽根板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であり、前記第1金具の前記固定板には、前記羽根板とは反対側に膨出して底部に前記ボルトを挿通するボルト孔を有し、前記ボルトの頭部又は前記ボルトに螺合するナットを収容する膨出部が設けられ、前記第2金具の前記背板には、前記第1金具の前記固定板に対向する面に、長手方向に沿って延びる凹溝が形成され、前記第1金具と前記第2金具とが接合されたとき、前記第2金具の前記背板が前記第1金具の前記固定板に、近接又は当接することを特徴とする。
請求項2に係る接合金具は、上記請求項1の構成において、前記第2金具の前記一対の側板の上端又は下端に設けられた前記ピン孔は、前記他方の木部材に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の側板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする。
請求項3に係る接合金具は、上記請求項1又は2の構成において、前記第1金具の前記固定板の長手方向両端部には、前記第1金具を長手方向に沿って複数並べたとき、互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とすることを特徴とする。
請求項に係る発明は、一方の木部材にボルトによって取付けられ、略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形で、前記一対の側板に挿通される複数のピンによって他方の木部材に取付けられた第2金具と接合することにより、前記一方の木部材と前記他方の木部材とを互いに接合する第1金具であって、略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びて前記第2金具の前記背板及び前記一対の側板を間に受入れる一対の羽根板と、を有する断面略コの字形であり、前記固定板には、前記一対の羽根板とは反対側に膨出して、底部に前記ボルトを挿通するボルト孔を有し、前記ボルトの頭部又は前記ボルトに螺合するナットを収容する膨出部が設けられ、前記固定板の長手方向両端部に、前記第1金具を長手方向に沿って複数並べたとき、互いに係合する係合部が設けられ、前記一対の羽根板には、前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される複数のピンが挿通されるピン孔が設けられ、前記第1金具の前記一対の羽根板間に前記第2金具を受入れたとき、前記第1金具は、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって前記第2金具と接合され、前記第2金具の前記背板が前記固定板に近接又は当接するように配置され、前記一対の羽根板の上端又は下端の前記ピン孔の少なくとも一方は、前記第2金具の前記一対の側板のピン孔に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の羽根板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする。
請求項に係る発明は、複数のピンによって他方の木部材に取付けられ、略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びる一対の羽根板とを有する断面略コの字形で前記固定板に挿通されるボルトによって一方の木部材に取付けられた第1金具と接合することにより、前記一方の木部材と前記他方の木部材とを互いに接合する第2金具であって、略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形であり、前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられ、前記背板には、長手方向に沿って延びる凹溝が形成され、前記一対の側板には、前記複数のピンが挿通される複数のピン孔が設けられ、前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられたとき、前記第2金具は、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記一対の側板に設けられた前記複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって前記第1金具と接合され、前記複数のピン孔、前記第1金具の羽根板のピン孔に挿通された前記複数のピンが挿通されたとき、前記背板が前記第1金具の前記固定板に近接又は当接するように配置されていることを特徴とする。
請求項に係る接合金具は、上記請求項の構成において、前記第2金具の前記一対の側板に設けられたピン孔の1つは、前記他方の木部材に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の側板の上部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする。
請求項1,及びに係る発明によれば、一方の木部材にピンによって取付けられた第1金具の切欠孔に、他方の木部材にピンによって取付けられた第2金具のピンを引掛け、残りのピン孔にピンを挿入することにより、木部材同士を接合することができる。
このとき、ボルトによって第1金具を一方の木部材に固定する際、ボルトの頭部又はボルトに螺合するナットが第1金具の膨出部によって収容される。このため、第1金具と第2金具とを組合せた際、第2金具の背板が第1金具の固定板に当接又は近接させることができる。これにより、第1金具の一対の羽根板の突出幅を設定することができる。
また、請求項1及び5に係る発明によれば、第1金具の膨出部からボルト又はナットの一部が突出する場合でも、第2金具の背板に形成された凹溝によって、背板とボルト又はナットとの干渉を防止して、第2金具の背板を第1金具の固定板に当接又は近接させることができる。
請求項及びに係る発明によれば、第2金具は、その切欠孔を、予め他方の木部材に挿通させたピンに引掛けることで、容易に位置決めすることができる。
請求項及びに係る発明によれば、第1金具は、複数並べられたとき、係合部によって、互いに位置合わせすることができる。
本発明の第1実施形態に係る一対の接合金具を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 図1の一対の接合金具の第1金具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は背面図で、(e)は底面図である。 図1の一対の接合金具の第2金具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 図1に示す一対の接合金具を用いて、柱と梁との接合する工程を示す図である。 図2に示す第1金具と図3に示す第2金具との様々な組合せ態様を示す図である。 第1金具と第2金具とを用いて柱の三方に梁を接合した状態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。 本発明の第1実施形態に係る一対の接合金具が適用された管柱構造を示す図であり、(a)は概略斜視図、(b)は(a)のA-A線による断面図である。 本発明の第2実施形態に係る一対の接合金具を示す側面図である。 図8の一対の接合金具の第2金具を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は背面図、(e)は底面図である。 図2に示す第1金具と図9に示す第2金具との様々な組合せ態様を示す図である。 図2に示す第1金具、図3に示す第2金具及び図9に示す第2金具の組合せ態様の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、本実施形態に係る一対の接合金具は、木部材同士を接合するものであるが、以下、一例として木部材を柱及び梁とした場合について説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る一対の接合金具1Aは、第1金具3と、第2金具5Aとから構成されている。
第1金具3は、ボルト11によって柱7(一方の木部材)に固定される接合金具であり、図2を参照して、長方形の固定板21と、この固定板21の両側辺から垂直に延びる一対の羽根板23,23とを有する断面略コの字形を呈している。
固定板21には、ボルト11に螺合するナット13を収容するために、一対の羽根板23,23とは反対側に膨出するように形成された、略有底円筒状(背面視略円形状)の膨出部25が設けられている。この膨出部25は、その底部にボルト11を挿通するボルト孔27が形成されている。また、固定板21には、一対の羽根板23,23とは反対側に突出する回止突起部29が設けられている。この回止突起部29は、下面視略三角形状(図2(e)参照)を呈しており、その先端は膨出部25よりも低い位置にある。
さらに、固定板21には、その長手方向上端部から突出する係合凸部31a(係合部)が形成され、長手方向下端部を切り欠いた係合凹部31b(係合部)が形成されている。係合凸部31a及び係合凹部31bは、互いに係合可能なあり形を呈している。係合凸部31aと係合凹部31bの形状はあり形に限らず、2つの金具が直線状に並ぶように角度位置が決まる凹凸形状や、あり形の様に、角度位置に加え金具間の距離位置も決まる鍵穴形状などでも良い。
一対の羽根板23,23には、ピン37(ドリフトピン)を挿通するためのピン孔(ピン孔33及び切欠孔35)が長手方向に沿って4つ形成されている。これらのピン孔の内、上端及び下端のピン孔は、第2金具5Aの一対の側板43,43のピン孔47に予め挿通されたピン37を受入れるために切欠が設けられた切欠孔35である。これらの切欠孔35は、一対の羽根板23,23の先端部の上部又は下部を切り欠いて形成され、ピン孔の開口が羽根板23の端部側に向かって広がるように形成されている。
また、一対の羽根板23,23は、その突出幅W(図1参照)、すなわち、柱7に取付けられた状態における柱の取付面からの突出高さが30mm以下に設定されている。
図3を参照して、第2金具5Aは、複数のピン37によって梁9(他方の木部材)に固定される接合金具であり、略長方形の背板41と、この背板41の両側辺から垂直に延びる一対の側板43,43とを有する断面略コの字形を呈している。背板41は、第1金具3の固定板21に対向する面に、長手方向に沿って延びる凹溝45が形成され、断面形状が略M字形を呈している(図3(c)及び(e)参照)。一対の側板43,43は、ピン37を挿通するための複数のピン孔47が形成されている。この複数のピン孔47の少なくとも1つは、梁9に予め挿通されたピン37を受入れるために切欠が設けられた切欠孔49である。この切欠孔49は、側板43の先端側の上部を切り欠いた形状で、側板43,43の先端側に向かって広がるように形成されている。ピン孔47は、側板43,43の基端部(背板41に連接する側)の近傍に2つ、先端側下部に1つ形成されている(図3(b)参照)。
次に、一対の接合金具1Aを用いて、柱7と梁9とを接合する工程について、図1~図4を参照しながら以下に説明する。
なお、本工程では、第1金具3の上側のピン孔33及び下側の切欠孔35は使用しない。
図4(a)を参照して、まず、第1金具3の膨出部25を柱7(一方の木部材)に形成された収容凹部26(図1参照)に嵌め込む。その後、背の低い第1金具3の回止突起部29が柱7に刺し込まれ、第1金具3の回動が防止される。その後、ワッシャ15を介してボルト11を柱7に形成された挿通孔51に通し、膨出部25のボルト孔27に通して、ボルト11にナット13を締結することで第1金具3が柱7に固定される。このとき、ボルト11の頭は、柱7に形成された収容部52に収容され、ナット13にねじ込まれたボルト11の先端は、第1金具3の膨出部25(固定板21のおもて面)から僅かに突き出ている。なお、ボルト11の先端は、膨出部25内に収納されている場合もある。
次に、第2金具5Aを梁9に形成された収容溝55に嵌め込み、ピン37によって梁9に固定する。具体的には、図4(b)を参照して、梁9に形成された複数のピン孔53の1つ(ピン孔53A)にピン37a(ピン37)を挿通する。その後、第2金具5Aの切欠孔49を梁9に挿通されピン37aに引掛けるように、第2金具5Aを梁9に形成された収容溝55に嵌め込み、その位置を調整する。これにより、梁9に形成された残りの3つのピン孔53と第2金具5Aの一対の側板43,43に形成されたピン孔47とが整合される。そして、図4(c)を参照して、整合された第2金具5Aの一対の側板43,43の先端側のピン孔47及び基端側上部のピン孔47にピン37b,37b(ピン37)を挿通させる。これにより、第2金具5Aが梁9に固定される。
このような、柱7や梁9への金具の固定は、建築現場で行われるほかに、工場にて予め行われる場合もあり、その後に、金具が固定された状態の柱7や梁9をコンテナやトラックなどに積載して建築現場に輸送される事もある。
次に、図4(d)を参照して、柱7に固定された第1金具3と梁9に固定された第2金具5Aとを組合せ、柱7と梁9とを接合するために、第2金具5Aを第1金具3の上方から挿入させる。このとき、ボルト11の先端が第1金具3の膨出部25から僅かに突出している場合でも、第2金具5Aの背板41に形成された凹溝45によって、第2金具5Aの背板41とボルト11の先端とが干渉することなく、第2金具5Aを円滑に所定の位置まで挿入することができる。そして、第2金具5Aが所定の位置に達すると、第2金具5Aの一対の側板43,43の基端側上部のピン孔47に挿通されたピン37bが第1金具3の一対の羽根板23,23の上側の切欠孔35に引っ掛かる。これにより、第1金具3の一対の羽根板23,23の下側のピン孔33,33と、第2金具5Aの一対の側板43,43の基端側の下側のピン孔47,47とが整合される。
次に、図4(e)を参照して、整合された第1金具3の一対の羽根板23,23のピン孔33(図4(a)及び図4(d)参照)及び第2金具5Aの一対の側板43,43のピン孔47(図4(b)参照)にピン37c(ピン37)を挿入させる。これにより、第1金具3と第2金具5Aとが結合され、柱7と梁9とが接合される(図1参照)。このとき、第2金具5Aの背板41は、第1金具3の固定板21に近接又は当接するように配置されている(図1参照)。
上記構成を有する第1実施形態に係る一対の接合金具1Aによれば、次の作用効果を得ることが可能となる。すなわち、第1金具3を柱7に固定するためのナット13が第1金具3の膨出部25に収容されるので、第2金具5Aの背板41を固定板21に近接又は当接させることができる。これにより、第1金具3と第2金具5Aとの結合位置(ピン孔33、切欠孔35及びピン孔47)を、第1金具3の固定板21側に寄せることができるため、第1金具3の一対の羽根板23,23の突出幅Wを小さく設定することができる。
また、工場より金具付きの柱や梁、間柱などを含む構造材一式を建築現場に輸送する際に、第1金具3の一対の羽根板23,23の突出幅Wを間柱の幅以下にすることにより、柱7に第1金具3を固定した状態で、柱7の第1金具3側に間柱を介在させて積載することで、第1金具3の他の部材への干渉を避けることができ、積載効率を向上させることができる。通常間柱は、梁の高さ分柱よりも短いので、第1金具3の無い部分に収まり、輸送時の積載に都合が良い。また、間柱は45mmや30mmの厚みが多く、突出幅Wが30mm以下であればこれらに適合する。
さらに、第1実施形態に係る一対の接合金具1Aでは、ピン孔53が梁9の柱7との接合面の近くに配置されることになるが、この部分は、第2金具5Aにより補強されることになるので強度上の問題が生じることはない。
また、ボルト11の先端が第1金具3の膨出部25から僅かに突き出していても、第2金具5Aの背板41に形成された凹溝45によって、ボルト11の先端と第2金具5Aの背板41との干渉を防止し、第2金具5Aの背板41を第1金具3の固定板21に当接又は近接するように配置することができる。
第1実施形態に係る一対の接合金具1Aによれば、予め梁9に挿通させたピン37に第2金具5Aの切欠孔49を引掛けることで、第2金具5Aの一対の側板43,43に形成されたピン孔47と梁9に形成されたピン孔53との位置を容易に整合させることができ、ピン37を整合したピン孔47,53に容易に挿通させることができる。これにより、第2金具5Aを梁9に固定する作業が容易となる。
また、第1金具3を柱7に固定する際、第1金具3の回止突起部29が柱7に刺し込まれるので、第1金具3の回動を防ぐことができ、柱7に対する第1金具3の固定作業が容易となる。
なお、上述の説明では、第1金具3を柱7に固定する際、第1金具3の固定板21に対して膨出部25が上部に位置し、回止突起部29が下部に位置している場合、及び、第2金具5Aを梁9に固定する際、第2金具5Aの一対の側板43,43の切欠孔49の開口が上側(図1の紙面上側)に向くように配置させている場合を示している。これに対して、例えば、図5(a)~(c)に示すように、柱7に対する第1金具3の配置及び梁9に対する第2金具5Aの配置を適宜変更して、第1金具3と第2金具5Aとを組合せるようにしもよい。すなわち、図5(a)に示す例では、第2金具5Aの上下を逆に配置されている。図5(b)に示す例では、第1金具3の上下を逆に配置している。また、図5(c)に示す例では、第1金具3及び第2金具5Aの上下を逆に配置している。図5(a)及び(c)の例では、図2おける第1金具1の下側の切欠孔35及び上側のピン孔33を使用し、上側の切欠孔35及び下側のピン孔33を使用しない。また、梁9は、下側から上側に持ち上げられながら柱7と結合されることとなる。
また、上述の説明では、一対の接合金具1Aを用いて、柱7の一面に梁9を接合する場合を示しているが、同様にして柱7の二面、三面及び四面に梁9を接合することも可能である。ここで、一例として、柱7の三面に梁9を接合する場合について、図6を参照して説明する。
まず、第1金具3aを柱7の第1面7aに、第1金具7bを柱7の第1面7aとは反対側の第2面7bに取付ける。このとき、第1金具3aの膨出部25aのボルト孔27aと第2金具3bの膨出部25bのボルト孔27bとが同一軸線になるように設置される(図6(b)参照)。そして、第1金具3aの膨出部25aのボルト孔27a及び第1金具3bの膨出部25bのボルト孔27bに共通のボルト11を挿通し、ボルト11にナット13を螺合して、第1金具3a,3bを柱7に固定する。
次に、第1金具3cを、第1金具3a,3bが固定されていない柱7の第3面7cに取付ける。このとき、第1金具3cの膨出部25cのボルト孔27cに挿通されるボルト11が第1金具3a,3bの膨出部25a,25bのボルト孔27a,27bに挿入されたボルト11と干渉しないように、第1金具3cを柱7に固定する(図6(b)参照)。その後、ピン37a,37bによって、梁9に第2金具5a,5b,5cを固定し、第1金具3a,3b,3cのそれぞれに対応する第2金具5a,5b,5cを組合せて、梁9a,9b,9cを柱7に接合する。
次に、第1実施形態に係る一対の接合金具1Aを管柱構造にも適用する場合について、図7を参照して説明する。図7を参照して、この管柱構造では、梁75と梁75とを接合するための第1金具3及び第2金具5Aが組合わされた状態において、ホールダウン金具71,71によって、上下階の管柱73,73を互いに連結する際、一方のホールダウン金具71に取付けられた連結軸部77が、第1金具3、第2金具5A及び梁75に挿入されたピン37,37間を通り(図7(b)参照)、他方のホールダウン金具71に取付けられることで、管柱73,73を連結させている。このように、第1金具3と第2金具5Aとを結合する基端側のピン37が梁75と管柱73との結合面寄りに配置されているので、連結軸部77が管柱73近くに配置されるホールダウン金具71,71であっても干渉せず、ピン37、37間にホールダウン金具71の連結軸部77を挿通させるスペースを確保することができる。従来の金具で、これらが干渉する場合は、例えば羽根板の突出幅を長くして、基端側のピンを連結軸部77よりも外側に配置せざるを得なくなる。
次に、本発明の第2実施形態の一対の接合金具1Bについて、図8及び図9を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態に係る一対の接合金具1Aに対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。ここで、第2実施形態に係る一対の接合金具1Bの第1金具3(図7参照)は、上記第1実施形態の第1金具3と共通である。
図9に示すように、本実施形態に係る接合金具1Bの第2金具5Bは、略長方形の背板59と、背板59の両側辺から垂直に延びる一対の側板61,61とを有する断面略コの字形を呈している。一対の側板61,61には、基端側近傍に4つのピン孔63が形成され、先端側近傍に3つのピン孔63が形成されている。背板59は、第1金具3の固定板21に対向する面に、長手方向に沿って延びる凹溝60が形成されて、断面形状が略M字形を呈している(図9(c)及び図9(e)参照)。一対の側板61,61の基端側及び先端側のピン孔63,63は、一対の側板43,43の長手方向に沿って所定の間隔を置いて形成されている。一対の側板43,43の先端側の1つのピン孔63は、梁9に予め挿通されたピン37を受入れるために切欠が設けられた切欠孔65である。この切欠孔65は、一対の側板61,61の先端側の上部を切り欠いて形成され、切欠孔65の開口が一対の側板61,61の先端側に向かって広がるように構成されている。
次に、第2実施形態に係る一対の接合金具1Bを用いて、柱7と梁9とを接合する工程について、図8を参照しながら以下に説明する。
まず、ボルト11及びナット13によって、第1金具3を柱7に固定する。そして、第2金具5Bの一対の側板61,61の切欠孔65を予め梁9に挿通されたピン37aに引掛けるように、梁9に形成された収容溝55に嵌め込みその位置を調整する。これにより、第2金具5Bの一対の側板61,61のピン孔63と梁9に形成されたピン孔53とが整合され、整合されたピン孔53,63にピン37bを挿入して、第2金具5Bを梁9に固定する。
そして、第2金具5Bを固定した梁9を第1金具3の上方から挿入させる。第2金具5Bが所定の位置に達すると、第2金具5Bの一対の側板61,61のピン孔63に挿通されたピン37bが第1金具3の一方の羽根板23,23の切欠孔35に引っ掛かる。これにより、第1金具3の一対の羽根板23,23のピン孔33と、第2金具5Bの一対の側板61,61のピン孔63の一部とが整合される。その後、整合されたピン孔33,63にピン37cを挿入させて、第1金具3と第2金具5Bとを組合せる。これにより、柱7と梁9とが接合される。
上記構成を有する第2実施形態に係る一対の接合金具1Bによれば、次の作用効果を得ることが可能となる。すなわち、一対の接合金具1Bは、厚い梁9に対応しつつ、上記第1実施形態に係る一対の接合金具1Aと同様の作用効果を奏する。また、柱7に固定する第1金具3は、梁9の厚さに関わらず同じものを使用することができるため、製造コストを抑えることができる。
なお、上述の説明では、第1金具3を柱7に固定する際、第1金具3の固定板21に対して膨出部25が上部に位置し、回止突起部29が下部に位置している場合、及び、第2金具5Bを梁9に固定する際、第2金具5Bの一対の側板61,61の切欠孔65の開口が上側(図8の紙面上側)に向くように配置させている場合を示している。これに対して、例えば、図10(a)~(d)に示すように、柱7に対する第1金具3の配置及び梁9に対する第2金具5Bの配置を適宜変更して、第1金具3と第2金具5Aとを組合せるようにしもよい。すなわち、図10(a)に示す例では、第1金具3の上下を逆に配置している。図10(b)に示す例では、第1金具3を複数並べて配置している。図10(c)に示す例では、複数並べて配置された第1金具3の上下を逆に配置している。図10(d)に示す例では、第1金具3を複数並べて配置し、第2金具5Bの上下を逆に配置している。
図10(b)及び(c)の例では、上部の第1金具3の上側の切欠孔35及び下側のピン孔33を使用し、下部の第1金具3の上部のピン孔33のみを使用し、上部の第1金具3の上側のピン孔33及び下部の第1金具3の上下側の切欠孔35と上部のピン孔33を使用しない。
図10(d)の例では、上部の第1金具3の上側のピン孔33及び下部の第1金具3の下側の切欠孔35と上側のピン孔33を使用し、上部の第1金具3の上下側の切欠孔35と下部のピン孔33及び下部の第1金具3の上側の切欠孔35と下部のピン孔33を使用しない。
また、上記第第2実施形態では、一対の接合金具1Bを用いて、柱7の二面、三面及び四面に梁9を接合することも可能であり、管柱構造にも適用することができる。
また、上記第1及び第2実施形態では、一対の接合金具1A,1Bを用いて柱7と梁9とを接合する場合について説明しているが、接合金具1A,1Bは、これに限らず、梁と梁、あるいは、その他の木部材同士を接合する場合にも適用することができる。さらに、第1金具3の膨出部25は、ナット13を収容しているが、ボルト11の頭部を収納するようにしてもよい。
上記第1及び第2実施形態に係る一対の接合金具1A,1Bにおいて、第1金具3の固定板21の長手方向両端部に設けられた係合凸部31a及び係合凹部31bを互いに係合させて、第1金具3を長手方向に沿って複数並べて使用してもよい(図10(b)~図10(d)参照)。
さらに、上記第1及び第2実施形態に係る一対の接合金具1A,1Bは、図11に示すように、木部材同士を接合する際、第1金具3と、第2金具5A,5Bとを同時に使用してもよい。図11の例では、図10(c)に示す第2実施形態の一対の接合金具1Bと、図5(b)に示す第1実施形態の一対の接合金具1Aとを同時に使用している。
図11に示された一対の接合金具1A,1Bにおいて、柱7と梁9とを結合する際に、梁9は上から挿入されるので、下側に配置された一対の接合金具1Aの第2金具5Aは、それよりも上に位置する第1金具3の一対の羽根板23,23の間を通って所定の位置まで移動するので、第1金具3を固定するボルト11の先端が膨出部25から突き出ている場合、第2金具5Aの凹溝45が第2金具5Aの背板41の上下に渡る全体に設けられている必要があり、第2金具5Aを第1金具3で結合する接合金具で有る限り、一部の切り欠きでは対応できない。また、第2金具5Aが上側に配置され、第2金具5Bが下側に配置される様な場合でも、第2金具5Bの凹溝60が第2金具5Bの背板41の上下に渡る全体に設けられている必要がある。
1A,1B…一対の接合金具、3…第1金具、5…第2金具、7…柱(一方の木部材)、9…梁(他方の木部材)、11…ボルト、13…ナット、21…固定板、23…一対の羽根板、25…膨出部、27…ボルト孔、33…ピン孔、35…切欠孔、37(37a~37c)…ピン、41…背板、43…一対の側板、47…ピン孔、49…切欠孔

Claims (6)

  1. 一方の木部材と他方の木部材とを接合するための一対の接合金具であって、
    略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びる一対の羽根板とを有する断面略コの字形で、前記固定板に挿通されるボルトによって前記一方の木部材に固定される第1金具と、
    略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形で、前記一対の側板に挿通される複数のピンによって前記他方の木部材に固定され、前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられる第2金具と、備え、
    前記第1金具の前記一対の羽根板間に前記第2金具を受入れたとき、前記第1金具と前記第2金具とは、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって互いに接合され、前記第1金具の前記一対の羽根板の上端又は下端の前記ピン孔の少なくとも一方は、前記第2金具の前記一対の側板のピン孔に予め挿通された前記複数のピンの1つを受入れるために、前記一対の羽根板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であり、
    前記第1金具の前記固定板には、前記羽根板とは反対側に膨出して底部に前記ボルトを挿通するボルト孔を有し、前記ボルトの頭部又は前記ボルトに螺合するナットを収容する膨出部が設けられ、
    前記第2金具の前記背板には、前記第1金具の前記固定板に対向する面に、長手方向に沿って延びる凹溝が形成され、
    前記第1金具と前記第2金具とが接合されたとき、前記第2金具の前記背板が前記第1金具の前記固定板に、近接又は当接することを特徴とする接合金具。
  2. 前記第2金具の前記一対の側板の上端又は下端に設けられた前記ピン孔は、前記他方の木部材に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の側板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする請求項に記載の接合金具。
  3. 前記第1金具の前記固定板の長手方向両端部には、前記第1金具を長手方向に沿って複数並べたとき、互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の接合金具。
  4. 一方の木部材にボルトによって取付けられ、略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形で、前記一対の側板に挿通される複数のピンによって他方の木部材に取付けられた第2金具と接合することにより、前記一方の木部材と前記他方の木部材とを互いに接合する第1金具であって、
    略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びて前記第2金具の前記背板及び前記一対の側板を間に受入れる一対の羽根板と、を有する断面略コの字形であり、
    前記固定板には、前記一対の羽根板とは反対側に膨出して、底部に前記ボルトを挿通するボルト孔を有し、前記ボルトの頭部又は前記ボルトに螺合するナットを収容する膨出部が設けられ、前記固定板の長手方向両端部に、前記第1金具を長手方向に沿って複数並べたとき、互いに係合する係合部が設けられ、
    前記一対の羽根板には、前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される複数のピンが挿通されるピン孔が設けられ、前記第1金具の前記一対の羽根板間に前記第2金具を受入れたとき、前記第1金具は、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記第2金具の前記一対の側板に設けられた複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって前記第2金具と接合され、前記第2金具の前記背板が前記固定板に近接又は当接するように配置され、
    前記一対の羽根板の上端又は下端の前記ピン孔の少なくとも一方は、前記第2金具の前記一対の側板のピン孔に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の羽根板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする第1金具。
  5. 複数のピンによって他方の木部材に取付けられ、略長方形の固定板と、前記固定板の左右の長辺から垂直に延びる一対の羽根板とを有する断面略コの字形で前記固定板に挿通されるボルトによって一方の木部材に取付けられた第1金具と接合することにより、前記一方の木部材と前記他方の木部材とを互いに接合する第2金具であって、
    略長方形の背板と、前記背板の左右の長辺から垂直に延びる一対の側板とを有する断面略コの字形であり、前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられ、
    前記背板には、長手方向に沿って延びる凹溝が形成され、
    前記一対の側板には、前記複数のピンが挿通される複数のピン孔が設けられ、
    前記背板及び前記一対の側板が前記第1金具の前記一対の羽根板間に受入れられたとき、前記第2金具は、整合された前記一対の羽根板に設けられた複数のピン孔及び前記一対の側板に設けられた前記複数のピン孔に挿通される1又は複数のピンによって前記第1金具と接合され、
    前記複数のピン孔、前記第1金具の羽根板のピン孔に挿通された前記複数のピンが挿通されたとき、前記背板が前記第1金具の前記固定板に近接又は当接するように配置されていることを特徴とする第2金具。
  6. 前記第2金具の前記一対の側板の上端又は下端に設けられた前記ピン孔は、前記他方の木部材に予め挿通されたピンを受入れるために、前記一対の側板の上部又は下部を切り欠いて形成された切欠孔であることを特徴とする請求項に記載の第2金具。
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