JP6664448B2 - 木材接合金具 - Google Patents

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本発明は、木材接合金具に関するものである。
木材の接合構造として、例えば特許文献1に開示されるように、断面コ字型若しくはU字型の接合金具を用いる構造、即ち、前記接合金具の取付板部を縦材(柱)に取り付け固定し、取付板部の反対側に位置する左右の遊離板部を横材(梁)の仕口部のスリットに挿入して連結することで、縦材と横材とを接合する構造が知られている。
特許第5847113号公報
本発明は、上述の従来の断面コ字型若しくはU字型の接合金具より、仕口部の断面欠損を可及的に小さくして木材の強度低下を抑制し、更に、木材同士の接合作業を一層簡単に行える接合金具を実現すべく、種々の検討の結果完成したもので、一方の木材に設けた受け金具に他方の木材に設けた差込金具を差し込むだけで簡単に木材同士を接合できるだけでなく、仕口部のスリット加工等が不要で木材の強度低下を抑制でき、上下方向荷重を良好に受けることができる極めて実用的な木材接合金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
柱材若しくは梁材である第一木材1及び第二木材2を接合する木材接合金具であって、前記第一木材1に取り付けられる受け金具3と、前記第二木材2に取り付けられ前記受け金具3に上方から差し込まれる差込金具4とを備え、前記受け金具3は、一枚の金属製の板材が折曲されて成るものであり、前記第一木材1に固定される受側固定板部5と、この受側固定板部5の左右両側に差し込み方向となる上下方向に沿うように延設される一対の受側係合板部6と、この両受側係合板部6の下端部に両端部が連設され前記差込金具4の下端部を支承する上に凹となる凹湾曲状に形成されている支承板部7とを有し、前記一対の受側係合板部6は、前記受側固定板部5に対して鈍角を成して前方に突出すると共に、夫々の前縁が下方側程末広がる正面視ハ字状となるように折曲形成されて成る構成とされ、前記差込金具4は、一枚の金属製の板材が折曲されて成るものであり、その下端部が前記支承板部7の凹湾曲形状に略合致する凸湾曲形状に設定され前記第二木材2に固定される差込側固定板部8と、この差込側固定板部8の左右両側に差し込み方向となる上下方向に沿うように延設され前記一対の受側係合板部6に係合する一対の差込側係合板部9と、この差込側係合板部9の上方にして前記受け金具3の上端面に係止する係止板部12とを有し、前記差込側固定板部8は、この差込側固定板部8を前記第二木材2に固定するための止着部材16が挿通する上下方向に長い長穴状に設定される差込側挿通孔17が設けられ、前記止着部材16を前記第二木材2の長手方向と交差する方向に傾斜状態で打ち込んで固定し得るように構成され、前記一対の差込側係合板部9は、前記差込側固定板部8に対して鋭角を成して前方に突出すると共に、夫々の前縁が下方側程末広がる正面視ハ字状となるように折曲形成されて成り、前記受側係合板部6に差し込み被嵌され、内側面11が前記受側係合板部6の外側面10に当接若しくは近接して前記受側係合板部6に支承され得るように構成されていて、前記差込金具4を前記受け金具3の上方から前記受側係合板部6と前記差込側係合板部9とを係合させながら下方にスライド移動させ前記支承板部7に前記差込金具4の下端部が支承されるように差し込むことで、前記差込側固定板部8の下端部が支承板部7と当接し、前記差込側係合板部9の内側面11が前記受側係合板部6の外側面10と当接して、前記第一木材1と前記第二木材2とを接合可能に構成されていることを特徴とする木材接合金具に係るものである。
また、前記受側固定板部5には、この受側固定板部5を前記第一木材1に締付固定する螺子体13が挿通する螺子体挿通孔14が設けられ、前記螺子体13を前記螺子体挿通孔14を挿通せしめて前記第一木材1に埋設される螺合部材15に螺着することで前記第一木材1に前記受側固定板部5を締付固定できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の木材接合金具に係るものである。
また、前記支承板部7の湾曲形状は、前記第一木材1に形成され前記受側固定板部5が配設される座堀部18の、上に凹となる凹湾曲形状を呈する下端部分19に合致する形状に設定されていることを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の木材接合金具に係るものである。
また、前記差込側固定板部8の下端部には上下方向に延設されたリブ部20が設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の木材接合金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、一方の木材に設けた受け金具に他方の木材に設けた差込金具を差し込むだけで簡単に木材同士を接合できるだけでなく、仕口部のスリット加工等が不要で木材の強度低下を抑制でき、上下方向荷重を良好に受けることができる極めて実用的な木材接合金具となる。
本実施例の概略説明斜視図である。 本実施例の受け金具3の拡大概略説明斜視図である。 本実施例の差込金具4の拡大概略説明斜視図である。 本実施例の受け金具3の取付構造を説明する概略説明斜視図である。 本実施例の差込金具4の取付構造を説明する概略説明斜視図である。 本実施例の差込操作を説明する概略説明縦断面図である。 本実施例の接合状態を説明する概略説明縦断面図である。 図7の要部の概略説明横断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
差込金具4を受け金具3の上方から係合板部同士を係合させながら下方にスライド移動させ支承板部7に差込金具4の下端部が支承されるように差し込むことで、第一木材1と第二木材2(例えば柱材と梁材、梁材と梁材)とを接合する。
この際、受側係合板部6及び差込側係合板部9をガイドとして差込金具4を受け金具3に対して上下方向にスライド移動させることができるから、差し込み操作(及び取り外し操作)を簡単に行えることになる。
また、従来の仕口部のスリット加工のように木材に深く切り込む加工は不要となり、木材端部の欠損(断面欠損)を可及的に少なくでき、それだけ木材の強度を維持したまま接合金具による接合が可能となる。
更に、受け金具3の凹湾曲状の支承板部7により、差込金具4(差込側固定板部8)の凸湾曲状の下端部を強固に且つ安定的に支承することができると共に、接触面積を可及的に増加させて極力均等に上下方向荷重を受けることができるため、金具の変形を抑制して第一木材1で荷重を良好に受けることができ、耐久性に優れる構成となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、柱材若しくは梁材である第一木材1及び第二木材2を接合する木材接合金具である。以下、図1に図示したように、第一木材1としての柱材に第二木材2としての梁材を直角に接合する場合について説明する。
本実施例は、前記第一木材1(柱材)に取り付けられる受け金具3(図2参照)と、前記第二木材2(梁材)に取り付けられ前記受け金具3に上方から差し込まれる差込金具4(図3参照)とを備えている。
前記受け金具3は、前記第一木材1に固定される受側固定板部5と受側係合板部6と前記差込金具4の下端部を支承する上に凹となる凹湾曲状の支承板部7とを有する。
前記差込金具4は、その下端部が前記支承板部7の凹湾曲形状に略合致する凸湾曲形状に設定され前記第二木材2に固定される差込側固定板部8と前記受側係合板部6に係合する差込側係合板部9とを有する。また、前記差込金具4の上端部には、前記受け金具3の上端面に係止する係止板部12が設けられている。図中符号30は補強用リブである。
また、前記差込側固定板部8の下端部には上下方向に延設されたリブ部20が設けられている。このリブ部20は、差込側固定板部8の左右方向中間位置にして上下方向中央部から下端にかけてリブ加工(プレス加工)により正面側に凸条部を形成することで設けられている。リブ部20を設けることで、差込側固定板部8の剛性を向上させ、また、差込側固定板部8と支承板部7との接触面積を増加させることができ、支承板部7で一層良好に上下方向荷重を受けることが可能となる。
前記受け金具3と前記差込金具4とは、夫々一枚の金属製(ステンレス製等)の板材を折曲することで前記受側固定板部5若しくは前記差込側固定板部8から、前記受側係合板部6及び前記支承板部7若しくは前記差込側係合板部9及び係止板部12が折曲突出する構成としている。
なお、折曲加工のみでは受側係合板部6の下端と支承板部7の両端との間(下部角部27)は連結されないため、本実施例では受側係合板部6の下端と支承板部7の両端とを夫々溶接接合して滑らかに連結した構成としている。
前記受側係合板部6及び前記差込側係合板部9は、夫々差し込み方向となる上下方向に沿うように延設されて、互いに係合する前記受側係合板部6及び前記差込側係合板部9をガイドとして前記受け金具3に対して前記差込金具4を上下スライド移動し得るように構成されている。
また、前記受側係合板部6及び前記差込側係合板部9は夫々少なくとも左右に一つずつ設けられている。前記受側係合板部6と前記差込側係合板部9との対向面10・11は、夫々下方側程末広がり状となる傾斜形状に設定されている。
具体的には、受側係合板部6及び差込側係合板部9は、受側固定板部5若しくは差込側固定板部8の左右両縁から夫々、細長板状の左右一対の固定板部6・9が正面視ハ字状となるように且つ90°より小さい所定の折返し角度で折曲突出する構成である。
また、差込側係合板部9は受側係合板部6に差し込み被嵌され、受側係合板部6の外側面(対向面10)に差込側係合板部9の内側面(対向面11)が当接若しくは近接し、差込側係合板部9が受側係合板部6に支承され得るように構成されている。
なお、上述のように固定板部5・8の左右縁部を折曲して係合板部6・9を設ける構成に限らず、固定板部5・8の中央部に切り込みを入れ所定角度で折曲することで係合板部6・9を設けても良い。また、夫々の係合板部6・9は全体を一枚の細長板状とする構成に限らず、長さの短い係合板部6・9を上下方向に沿って所定間隔をおいて複数並設した構成しても良い。
従って、前記差込金具4を前記受け金具3の上方から前記係合板部6・9同士を係合させながら下方にスライド移動させ前記支承板部7に前記差込金具4の下端部が支承されるように差し込むことで、前記第一木材1と前記第二木材2とを接合可能となる。
本実施例においては、受け金具3に差込金具4を差し込むことで(差込側係合板部9を受側係合板部6に差し込み被嵌することで)、差込側固定板部8の下端部が支承板部7と当接し、差込側係合板部9の内側面(対向面11)が受側係合板部6の外側面(対向面10)と当接し、且つ、係止板部12が受側固定板部5の上端面と当接して第一木材1及び第二木材2が接合されるように構成している。
次に各金具の木材への取付構造について説明する。
受け金具3は、図4に図示したように、前記支承板部7の湾曲形状が、前記第一木材1に形成され前記受側固定板部5が配設される座堀部18の、上に凹となる凹湾曲形状を呈する下端部分19に合致する形状に設定されている。
従って、受け金具3の下端部を座堀部18の下端部分19に突き当たるように当接させることで所定の位置に位置決めでき、また、より安定的に受側固定板部5を取り付け固定できると共に、第一木材1と第二木材2を接合した際に受け金具3が露出しない構成とすることができる。
また、前記受側固定板部5には、この受側固定板部5を前記第一木材1に締付固定する螺子体13が挿通する螺子体挿通孔14が設けられ、前記螺子体13を前記螺子体挿通孔14に挿通せしめて前記第一木材1に埋設される螺合部材15に螺着することで前記第一木材1に前記受側固定板部5を締付固定できるように構成されている。
具体的には、螺合部材15は筒状で両端に雌ネジ部が設けられた所謂ピンナットであり、埋設穴21に両端が露出する状態で埋設される。このピンナットの一端側に前記螺子体挿通孔14を挿通した螺子体13を螺着すると共に、他端側には座金23を介して螺子体13を螺着することで、受側固定板部5が締付固定される。
なお、座金23ではなく他端側にもう一つの受け金具3の受側固定板部5を締付固定した場合には、2つの受け金具3を表裏に締付固定状態で取り付けることができる。また、前記ピンナットと直交する他のピンナットを埋設して隣り合う側面にも受け金具3を同様に固定することもできる(そのために螺子体挿通孔14を上下に2つ設けている。)。更に、柱脚パイプを用いて柱材同士を連結する場合には、この柱脚パイプに前記ピンナットが挿通する挿通孔を設けることで両者を併用することができる。
また、受側固定板部5には、受側固定板部5を前記第一木材1に固定するためのビス等の止着部材16が挿通する受側挿通孔22が複数設けられている。図中符号24は仮固定用ビス孔である。
なお、本実施例では受側挿通孔22は左右二つずつ非対称に設けられている(右側は上下間隔を狭く、左側は上下間隔を広く設けている。)。これは第一木材1(柱材)の隣り合う側面に夫々受側固定板部5を設ける場合に止着部材16同士が干渉することを防止するためである。
従って、本実施例の受側固定板部5は、螺子体13と止着部材16とにより第一木材1の側面(座堀部18)に固定される。
差込金具4は、図5に図示したように、前記差込側固定板部8に、この差込側固定板部8を前記第二木材2に固定するためのビス等の止着部材16が挿通する差込側挿通孔17が複数設けられている。この差込側挿通孔17は、前記止着部材16を前記第二木材2の長手方向と交差する方向に傾斜状態で打ち込めるように上下方向に長い長穴状に設定されている。
差込側挿通孔17を上下方向に長い長穴状とすることで、梁材に対して水平でなく角度をつけて止着部材16を打ち込み固定することが可能となり、それだけ強固に差込金具4を梁材の端面に取り付け固定することが可能となる(梁材に平行にビス等を打ち込むと割れやすい。)。本実施例では、梁材に対して水平でなく所定角度で下向きに止着部材16を打ち込んでいる。図中符号25は、逆せん断抵抗用のビス26を打ち込むための切欠部である。
以上のようにして受け金具3が取り付け固定された第一木材1及び差込金具4が取り付けられた第二木材2を、図6に図示したように第一木材1の側面の受け金具3と第二木材2の端面の差込金具4とを対向せしめ、差込金具4を受け金具3の上方から差し込むことで(差込側係合板部9を受側係合板部6に差し込み被嵌することで)、差込側固定板部8の下端部が支承板部7と当接し、差込側係合板部9の内側面(対向面11)が受側係合板部6の外側面(対向面10)と当接し、且つ、係止板部12が受側固定板部8の上端面と当接して第一木材1及び第二木材2が接合されることになる(図7,8参照)。両者を接合した後、逆せん断抵抗用のビス26を打ち込み作業完了となる。
また、本実施例では柱材と梁材との接合について説明しているが、梁材同士を接合する場合も同様である。
なお、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 第一木材
2 第二木材
3 受け金具
4 差込金具
5 受側固定板部
6 受側係合板部
7 支承板部
8 差込側固定板部
9 差込側係合板部
10 対向面
11 対向面
12 係止板部
13 螺子体
14 螺子体挿通孔
15 螺合部材
16 止着部材
17 差込側挿通孔
18 座堀部
19 下端部分
20 リブ部

Claims (4)

  1. 柱材若しくは梁材である第一木材及び第二木材を接合する木材接合金具であって、前記第一木材に取り付けられる受け金具と、前記第二木材に取り付けられ前記受け金具に上方から差し込まれる差込金具とを備え、前記受け金具は、一枚の金属製の板材が折曲されて成るものであり、前記第一木材に固定される受側固定板部と、この受側固定板部の左右両側に差し込み方向となる上下方向に沿うように延設される一対の受側係合板部と、この両受側係合板部の下端部に両端部が連設され前記差込金具の下端部を支承する上に凹となる凹湾曲状に形成されている支承板部とを有し、前記一対の受側係合板部は、前記受側固定板部に対して鈍角を成して前方に突出すると共に、夫々の前縁が下方側程末広がる正面視ハ字状となるように折曲形成されて成る構成とされ、前記差込金具は、一枚の金属製の板材が折曲されて成るものであり、その下端部が前記支承板部の凹湾曲形状に略合致する凸湾曲形状に設定され前記第二木材に固定される差込側固定板部と、この差込側固定板部の左右両側に差し込み方向となる上下方向に沿うように延設され前記一対の受側係合板部に係合する一対の差込側係合板部と、この差込側係合板部の上方にして前記受け金具の上端面に係止する係止板部とを有し、前記差込側固定板部は、この差込側固定板部を前記第二木材に固定するための止着部材が挿通する上下方向に長い長穴状に設定される差込側挿通孔が設けられ、前記止着部材を前記第二木材の長手方向と交差する方向に傾斜状態で打ち込んで固定し得るように構成され、前記一対の差込側係合板部は、前記差込側固定板部に対して鋭角を成して前方に突出すると共に、夫々の前縁が下方側程末広がる正面視ハ字状となるように折曲形成されて成り、前記受側係合板部に差し込み被嵌され、内側面が前記受側係合板部の外側面に当接若しくは近接して前記受側係合板部に支承され得るように構成されていて、前記差込金具を前記受け金具の上方から前記受側係合板部と前記差込側係合板部とを係合させながら下方にスライド移動させ前記支承板部に前記差込金具の下端部が支承されるように差し込むことで、前記差込側固定板部の下端部が支承板部と当接し、前記差込側係合板部の内側面が前記受側係合板部の外側面と当接して、前記第一木材と前記第二木材とを接合可能に構成されていることを特徴とする木材接合金具。
  2. 前記受側固定板部には、この受側固定板部を前記第一木材に締付固定する螺子体が挿通する螺子体挿通孔が設けられ、前記螺子体を前記螺子体挿通孔を挿通せしめて前記第一木材に埋設される螺合部材に螺着することで前記第一木材に前記受側固定板部を締付固定できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の木材接合金具。
  3. 前記支承板部の湾曲形状は、前記第一木材に形成され前記受側固定板部が配設される座堀部の、上に凹となる凹湾曲形状を呈する下端部分に合致する形状に設定されていることを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の木材接合金具。
  4. 前記差込側固定板部の下端部には上下方向に延設されたリブ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の木材接合金具。
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