JP3976013B2 - ドアパネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアパネル装置に係わり、更に詳しくは芯材を2枚の表面板で挟んだ軽量構造のドアパネル装置に関するものである。
従来から、紙製のハニカム芯材を2枚の金属製の表面板で挟んだ軽量構造のドアパネルは各種提供されている。具体的には、表面板は周囲に直角な折曲板を形成した偏平箱状のもので、この内側に紙製のハニカム芯材を貼り合せて互に接合する。このドアパネルには、開閉用の蝶番若しくはヒンジを取付けるとともに、上部には制動機構を備えた開閉装置であるドアチェックを取付けるため、補強金具を内蔵させ、蝶番若しくはヒンジあるいはドアチェックを、直接又は表面板を通して前記補強金具にネジ止めする構造が一般的に採用されている。例えば、特許文献1にも示されている。
しかし、従来構造のドアパネルにおいて、補強金具は表面板に接着剤で取付けているだけであるので、接着剤塗布後に補強金具を表面板の所定位置に並べ、それをプレス機にコンベアで搬送する間に補強金具の位置がずれることがある。そして、補強金具が位置ずれを生じたまま固定されると、ドアパネルをドア枠に建て付けた場合に取付位置にずれが生じ、それによりドア枠とドアパネルとの間の隙間にバラツキが生じ、あるいは両開きドアの場合には両ドアパネル間の召し合わせ部に嵌合の不具合が生じることになる。
特開2002−30858号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、芯材を2枚の表面板で挟んだ軽量構造でありながら、表面板間の設定位置に補強金具を確実に保持することにより、該補強金具の位置ずれを防止し、引いては2枚の表面板の位置ずれを防止し、建て付け時の不具合を解消するとともに、蝶番若しくはヒンジあるいはドアチェックの取付強度が高いばかりでなく、全体構造の強度向上を図ることができるドアパネル装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、芯材を第1表面板と第2表面板とで挟むとともに、一側上下端部に箱型の補強金具を内装した構造を有し、少なくとも上下端部に前記補強金具を利用して開閉用のヒンジを取付けてなるドアパネル装置であって、第1表面板と第2表面板は、化粧板の周囲を内向きに直角に折曲して上部縁板、下部縁板及び両側部縁板を形成し、第1表面板の上部縁板及び下部縁板と、第2表面板の上部縁板及び下部縁板とは互に突き合わせ接合し、第1表面板の両側部縁板の外側に第2表面板の両側部縁板が重合状態で接合するように設定してなり、前記第1表面板の一側の側部縁板の上下端部に単又は複数の係合孔を形成するとともに、前記第2表面板の側部縁板の上下端部で前記係合孔と対応する位置に側方へ開放した切欠凹部を形成し、前記上部補強金具の側端部に上向き係合爪を形成するとともに、前記下部補強金具の側端部に下向き係合爪を形成し、前記上部補強金具の上向き係合爪を前記第1表面板の上部係合孔へ嵌合係止し且つ上部補強金具の上縁を上部縁板に接合し、前記下部補強金具の下向き係合爪を前記第1表面板の下部係合孔へ嵌合係止し且つ下部補強金具の下縁を下部縁板に接合した状態で、前記第2表面板を第1表面板に接合すると同時に、前記各切欠凹部内に上向き係合爪及び下向き係合爪を受入れて前記各補強金具の上下方向の移動を規制してなるドアパネル装置を構成した(請求項1)。
更に、前記第1表面板と第2表面板の上部縁板に互に接合する下向き補強板を形成するとともに、下部縁板に互に接合する上向き補強板を形成し、前記第1表面板の下向き補強板に下方開放した単又は複数の係合凹部を形成するとともに、第2表面板の下向き補強板で前記係合凹部と対応する位置にスリット孔を形成する一方、前記第1表面板の上向き補強板に上方開放した単又は複数の係合凹部を形成するとともに、第2表面板の上向き補強板で前記係合凹部と対応する位置にスリット孔を形成し、前記上部補強金具の上縁中央部に沿って前記第1表面板の上部縁板に接合する当止部を形成するとともに、該当止部に前記第1表面板の下向き補強板の係合凹部に係合し且つ前記第2表面板の下向き補強板のスリット孔に嵌入する規制爪を形成し、また前記下部補強金具の下縁中央部に沿って前記第1表面板の下部縁板に接合する当止部を形成するとともに、該当止部に前記第1表面板の上向き補強板の係合凹部に係合し且つ前記第2表面板の上向き補強板のスリット孔に嵌入する規制爪を形成してなることが好ましい(請求項2)。
そして、前記上部補強金具と下部補強金具とは、同一部材で左右対称形であり、本体部の両側端部に前記上向き係合爪及び下向き係合爪となる係合爪を上下方向の一方向に形成するとともに、該係合爪が向いた側の上下一端縁側に前記当止部と規制爪を形成してなるものである(請求項3)。
また、前記補強金具は、本体部の上下一端面に、垂直板部とその先端縁に前記第1表面板の化粧板側へ向けて直角に形成した当止板とからなる当止部を形成し、該当止部の両端部の垂直板部に、本体部の上下一端面に沿って単又は複数の開口を形成するとともに、該開口の近傍の本体部の上下一端面に螺孔を形成し、前記ヒンジの取付板の端部に突設した突起を前記開口内に嵌入するとともに、該取付板を前記本体部の上下一端面に接合状態で前記螺孔を利用してネジ止めしてなるものである(請求項4)。
更に、前記ヒンジは、前記取付板から前方へ延びた連結板を有し、前記第2表面板の化粧板の上下端部に前記連結板を受入れる引出開口を形成してなる(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のドアパネル装置は、上部補強金具の上向き係合爪を第1表面板の上部係合孔へ嵌合係止し且つ上部補強金具の上縁を上部縁板に接合し、下部補強金具の下向き係合爪を第1表面板の下部係合孔へ嵌合係止し且つ下部補強金具の下縁を下部縁板に接合した状態で、第2表面板を第1表面板に接合すると同時に、各切欠凹部内に上向き係合爪及び下向き係合爪を受入れて前記各補強金具の上下方向の移動を規制し、更に第1表面板の上部縁板及び下部縁板と、第2表面板の上部縁板及び下部縁板とは互に突き合わせ接合し、第1表面板の両側部縁板の外側に第2表面板の両側部縁板が重合状態で接合するので、第1表面板と第2表面板とは上下方向及び水平方向の位置ずれを完全に無くし、前記上部補強金具と下部補強金具は、第1表面板と第2表面板の間の正確な位置に確実に配置することができ、それにより該補強金具を利用して取付けた蝶番若しくはヒンジあるいはドアチェックを用いて、当該ドアパネル装置をドア枠に建て付けた際に、ドア枠等に対して正確な位置に取付けることができ、しかも蝶番若しくはヒンジあるいはドアチェックの取付強度も高く、また補強金具によってコーナー部分が補強されて全体構造の強度向上を図ることができる。
請求項2によれば、上部補強金具の当止部を第1表面板の上部縁板に接合し、該当止部に形成した規制爪を第1表面板の下向き補強板の係合凹部に係合し、また下部補強金具の当止部を第1表面板の下部縁板に接合し、該当止部に形成した規制爪を第1表面板の上向き補強板の係合凹部に係合した状態で、第1表面板に第2表面板を接合すると、各規制爪が第2表面板の下向き補強板及び上向き補強板に形成したスリット孔に嵌入するので、補強金具に対する支持強度が高く、しかも正確な位置に保持することができ、それにより第1表面板と第2表面板とを位置ずれ無く接合することができる。つまり、上部補強金具によって第1表面板に対する第2表面板の上方移動を規制し、下部補強金具によって第1表面板に対する第2表面板の下方移動を規制することができる。
請求項3によれば、上部補強金具と下部補強金具とは同一部材で左右対称形であるので、同一形状の補強金具を用い、当止部を上向きにすれば上部補強金具として使用でき、それを上下反転すれば下部補強金具として使用することができ、コスト削減に寄与するとともに、上下非対称にしておけば取付ける向きを間違うことがない。
請求項4によれば、ヒンジの取付板の端部に突設した突起を、補強金具の当止部の垂直板部に形成した開口内に嵌入するとともに、該取付板を補強金具の本体部の上下一端面に接合状態で螺孔を利用してネジ止めするので、ヒンジの取付強度が非常に高いものとなる。
請求項5によれば、ヒンジの取付板を補強金具の本体部の上下一端面にネジ止めした状態で、該取付板から前方へ延びた連結板を、第2表面板の化粧板の上下端部に形成した引出開口に前記連結板を嵌合するので、ヒンジの取付強度を更に高めることができる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るドアパネル装置を示し、図2はその分解斜視図、図3〜図8は要部を示し、図中符号1は第1表面板、2は第2表面板、3は芯材、4は補強金具、5はエッジ部材、6はヒンジ、7はドアチェックをそれぞれ示している。
本発明に係るドアパネル装置は、芯材3を第1表面板1と第2表面板2とで挟むとともに、一側上下端部に箱型の補強金具4,4を内装した構造を有し、少なくとも上下端部に前記補強金具4,4を利用して開閉用のヒンジ6を取付けた基本構造のものである。ここで、上部に内装する補強金具4を「上部補強金具4A」とし、下部に内装する補強金具4を「下部補強金具4B」として表示するが、本実施形態では上部補強金具4Aと下部補強金具4Bとは全く同一形状の部材であり、上部補強金具4Aを上下反転すれば下部補強金具4Bとして使用することができる。
前記第1表面板1は、図2及び図3に示すように、化粧板8の周囲を内向きに直角に折曲して上部縁板9、下部縁板10及び両側部縁板11,11を形成したものである。また、第2表面板2は、化粧板12の周囲を内向きに直角に折曲して上部縁板13、下部縁板14及び両側部縁板15,15を形成したものである。更に、第1表面板1の上部縁板9及び下部縁板10と、第2表面板2の上部縁板13及び下部縁板14とは互に突き合わせ接合し、第1表面板1の両側部縁板11,11の外側に第2表面板2の両側部縁板15,15が重合状態で接合するように設定している。そして、前記上部補強金具4Aと下部補強金具4Bを前記第1表面板1の一側上下部に配置し、残余の部分に表裏両面側に接着剤を塗布したペーパーハニカム等の芯材3を配置した状態で、第2表面板2を被せて、前記上部縁板9,13同士、及び前記下部縁板10,14同士を突き合わせ接合するとともに、第1表面板1の両側部縁板11,11の外側に第2表面板2の両側部縁板15,15を重合させ、更に両側端面にエッジ部材5,5を配設して両側部縁板11,15を貫通するようにネジ止めして組立てるのである。
更に詳しくは、図3〜図5に示すように、前記第1表面板1の一側の側部縁板11の上下端部に単又は複数の係合孔16,16を形成するとともに、前記第2表面板2の側部縁板15の上下端部で前記係合孔16,16と対応する位置に側方へ開放した切欠凹部17,17を形成し、前記上部補強金具4Aの本体部18の側端部に上向き係合爪19,19を形成するとともに、前記下部補強金具4Bの本体部18の側端部に下向き係合爪20,20を形成している。そして、前記上部補強金具4Aの上向き係合爪19,19を前記第1表面板1の上部係合孔16,16へ嵌合係止し且つ上部補強金具4Aの上縁を上部縁板9に接合し、前記下部補強金具4Bの下向き係合爪20,20を前記第1表面板1の下部係合孔16,16へ嵌合係止し且つ下部補強金具4Bの下縁を下部縁板10に接合した状態で、前記第2表面板2を第1表面板1に接合すると同時に、前記各切欠凹部17,…内に上向き係合爪19,19及び下向き係合爪20,20を受入れて前記各補強金具4A,4Bの上下方向の移動を規制するのである。
ここで、前記上向き係合爪19,19と下向き係合爪20,20は、それぞれ補強金具4の本体部18の両側に設けられて同一方向を向いている。前記補強金具4を上向き係合爪19,19を上に向けた状態にすると上部補強金具4Aとなり、それを上下反転させて前記補強金具4を下向き係合爪20,20を下に向けた状態にすると下部補強金具4Bとなる。
更に、図2〜図5に示すように、前記第1表面板1と第2表面板2の上部縁板9,13に互に接合する下向き補強板21,22を形成するとともに、下部縁板10,14に互に接合する上向き補強板23,24を形成し、前記第1表面板1の下向き補強板21に下方開放した単又は複数の係合凹部25,25を形成するとともに、第2表面板2の下向き補強板22で前記係合凹部25,25と対応する位置にスリット孔26,26を形成している。そして、前記上部補強金具4Aの上縁中央部に沿って前記第1表面板1の上部縁板9に接合する当止部27を形成するとともに、該当止部27に前記第1表面板1の下向き補強板21の係合凹部25,25に係合し且つ前記第2表面板2の下向き補強板22のスリット孔26,26に嵌入する規制爪28,28を形成している。この状態で、上部補強金具4Aの当止部27は、第1表面板1の上部縁板9の下面に当止しているので、当該上部補強金具4Aは第1表面板1に対して上方への移動が規制され、また上部補強金具4Aの規制爪28,28が第2表面板2のスリット孔26,26に嵌入しているので、第2表面板2は上部補強金具4Aに対して上方への移動が規制され、従って第1表面板1に対する第2表面板2の上方移動が規制されている。
一方、下部の構造は前述の上部における構造を上下反転したものと同一であるので図示しないが、前記第1表面板1の上向き補強板23に上方開放した単又は複数の係合凹部を形成するとともに、第2表面板2の上向き補強板24で前記係合凹部と対応する位置にスリット孔を形成している。尚、前記上部補強金具4Aを上下反転すれば下部補強金具4Bとなるので、該下部補強金具4Bには下縁中央部に沿って前記第1表面板1の下部縁板10に接合する当止部27を形成するとともに、該当止部27に前記第1表面板1の上向き補強板23の係合凹部に係合し且つ前記第2表面板2の上向き補強板24のスリット孔に嵌入する規制爪28,28を有している。この下部補強金具4Bによって、第1表面板1に対する第2表面板2の下方移動が規制されている。
前述のように、前記上部補強金具4Aと下部補強金具4Bとは、同一部材で左右対称形であり、本体部18の両側端部に前記上向き係合爪19,19及び下向き係合爪20,20となる係合爪を上下方向の一方向に形成するとともに、該係合爪が向いた側の上下一端縁側に前記当止部28と規制爪28,28を形成したものである。更に詳しくは、補強金具4は、図3及び図4に示したように、スチール製の縦断面略コ字形の第1部材29と第2部材30を接合して箱型の本体部18を形成し、上下一端面の中央部に沿った接合部に前記当止部27を形成するとともに、反対側の端面の中央部に沿った接合部にフランジ部31を形成し、前記第1部材29の両側縁から直角に折曲した側板32,32に前記係合爪19,19と下向き係合爪20,20をそれぞれ切起し形成している。
更に、前記補強金具4は、本体部18の上下一端面に、垂直板部33とその先端縁に前記第1表面板1の化粧板8側へ向けて直角に形成した当止板34とからなる当止部27を形成し、該当止部27の両端部の垂直板部33に、本体部18の上下一端面に沿って単又は複数の開口35,35を形成するとともに、該開口35,35の近傍の本体部18の上下一端面に螺孔36,36を形成し、前記ヒンジ6の取付板37の端部に突設した突起38,38を前記開口35,35内に嵌入するとともに、該取付板37を前記本体部18の上下一端面に接合状態で、取付板37に形成した通孔39,39を通して前記螺孔36,36にネジ40,40を螺合して取付けるのである。
更に、前記ヒンジ6は、前記取付板37から前方へ延びた連結板41を有し、前記第2表面板2の化粧板12の上下端部に前記連結板41を受入れる引出開口42を形成している。それにより、前記ヒンジ6の取付板37を補強金具4にネジ止めするとともに、突起38,38を前記開口35,35内に嵌入するとともに、前記連結板41を第2表面板2の引出開口42に嵌合して強固に取付けることができる。
また、前記ドアチェック7は、図8に示すように、前記第1表面板1の化粧板8の表面側に前記上部補強金具4Aを利用してネジ止めしている。それには、前記補強金具4の本体部18に予めバーリングタップ等により複数の螺孔43,…を形成するとともに、前記第1表面板1の化粧板8の対応位置に貫通孔44,…を形成し、前記ドアチェック7の取付部45を化粧板8に接合した状態で、ネジ46,…を貫通孔44,…を通して螺孔43,…に螺合して締着するのである。前記補強金具4は、第1表面板1と第2表面板2の間で、嵌合と接着によって強固に固定されているので、該補強金具4を利用して取付けるヒンジ6とドアチェック7の取付強度も高いのである。
そして、本発明に係るドアパネル装置を組立てるには、先ず前記第1表面板1の化粧板8を下に向けてベンチに載せ、化粧板8の一側上下端部に接着剤を本体部18に塗布した上部補強金具4Aと下部補強金具4Bを載せて、前記上部補強金具4Aの上向き係合爪19,19を第1表面板1の側部縁板11の上部に形成した係合孔16,16に挿入し、前記下部補強金具4Bの下向き係合爪20,20を第1表面板1の側部縁板11の下部に形成した係合孔16,16に挿入した後、上部補強金具4Aを上方へスライドさせて上向き係合爪19,19を係合孔16,16の孔縁に確実に係合させるとともに、当止部27の当止板34を第1表面板1の上部縁板9の内面に当止する一方、下部補強金具4Bを下方へスライドさせて下向き係合爪20,20を係合孔16,16の孔縁に確実に係合させるとともに、当止部27を第1表面板1の下部縁板10の内面に当止する。この状態で、前記上部補強金具4Aの規制爪28,28は、前記第1表面板1の下向き補強板21の係合凹部25,25に係合して先端部は突出し、前記下部補強金具4Bの規制爪28,28は、前記第1表面板1の上向き補強板24の係合凹部に係合して先端部は突出した状態となっている。
それから、前記第1表面板1の化粧板8に表裏両面に接着剤を塗布した芯材3を載せた後、前記第2表面板2を化粧板12を上にして載せて、第1表面板1の両側部縁板11,11の外側に第2表面板2の両側部縁板15,15を外嵌するとともに、前記第1表面板1の上部縁板9の下向き補強板21と第2表面板2の上部縁板13の下向き補強板22を突き合わせ接合し、前記第1表面板1の下部縁板10の上向き補強板23と第2表面板2の下部縁板14の上向き補強板24を突き合わせ接合する。それと同時に、前記係合孔16に係合した状態の係合爪19を第2表面板2の側部縁板15の切欠凹部17内に受入れることで、該係合爪19が係合孔16から抜けることを防止し、また前記各規制爪28,…を第2表面板2のスリット孔26,…に嵌入し、第1表面板1に対する第2表面板2の上下方向に移動を確実に規制されるのである。そして、接合した状態の第1表面板1と第2表面板2の両側面に前記エッジ部材5,5を配し、該エッジ部材5,5を側方から貫通したタッピンネジ47,…を重合状態の前記側部縁板11,15の下穴48,…に螺合して取付ける。
本発明に係るドアパネル装置の全体斜視図である。 同じくドアパネル装置の分解斜視図である。 本発明の要部の部分拡大分解斜視図である。 ドアパネル装置の組立て手順を示す要部の部分側面図である。 同じくドアパネル装置の組立て手順を示し、(a)は第1表面板に補強金具を取付けた状態を示す部分側面図、(b)は第1表面板と第2表面板を接合した状態を示す部分側面図である。 第1表面板と第2表面板を補強金具を介して接合した状態を示す部分縦断側面図である。 同じく第1表面板と第2表面板とを補強金具を介して接合した状態を示す部分縦断正面図である。 補強金具を利用してヒンジとドアチェックを取付けた状態の部分縦断側面図である。
符号の説明
1 第1表面板 2 第2表面板
3 芯材 4 補強金具
4A 上部補強金具 4B 下部補強金具
5 エッジ部材 6 ヒンジ
7 ドアチェック 8 化粧板
9 上部縁板 10 下部縁板
11 側部縁板 12 化粧板
13 上部縁板 14 下部縁板
15 側部縁板 16 係合孔
17 切欠凹部 18 本体部
19 上向き係合爪 20 下向き係合爪
21 下向き補強板 22 下向き補強板
23 上向き補強板 24 上向き補強板
25 係合凹部 26 スリット孔
27 当止部 28 規制爪
28 当止部 29 第1部材
30 第2部材 31 フランジ部
32 側板 33 垂直板部
34 当止板 35 開口
36 螺孔 37 取付板
38 突起 39 通孔
40 ネジ 41 連結板
42 引出開口 43 螺孔
44 貫通孔 45 取付部
46 ネジ 47 タッピンネジ
48 下穴

Claims (5)

  1. 芯材を第1表面板と第2表面板とで挟むとともに、一側上下端部に箱型の補強金具を内装した構造を有し、少なくとも上下端部に前記補強金具を利用して開閉用のヒンジを取付けてなるドアパネル装置であって、第1表面板と第2表面板は、化粧板の周囲を内向きに直角に折曲して上部縁板、下部縁板及び両側部縁板を形成し、第1表面板の上部縁板及び下部縁板と、第2表面板の上部縁板及び下部縁板とは互に突き合わせ接合し、第1表面板の両側部縁板の外側に第2表面板の両側部縁板が重合状態で接合するように設定してなり、前記第1表面板の一側の側部縁板の上下端部に単又は複数の係合孔を形成するとともに、前記第2表面板の側部縁板の上下端部で前記係合孔と対応する位置に側方へ開放した切欠凹部を形成し、前記上部補強金具の側端部に上向き係合爪を形成するとともに、前記下部補強金具の側端部に下向き係合爪を形成し、前記上部補強金具の上向き係合爪を前記第1表面板の上部係合孔へ嵌合係止し且つ上部補強金具の上縁を上部縁板に接合し、前記下部補強金具の下向き係合爪を前記第1表面板の下部係合孔へ嵌合係止し且つ下部補強金具の下縁を下部縁板に接合した状態で、前記第2表面板を第1表面板に接合すると同時に、前記各切欠凹部内に上向き係合爪及び下向き係合爪を受入れて前記各補強金具の上下方向の移動を規制してなることを特徴とするドアパネル装置。
  2. 前記第1表面板と第2表面板の上部縁板に互に接合する下向き補強板を形成するとともに、下部縁板に互に接合する上向き補強板を形成し、前記第1表面板の下向き補強板に下方開放した単又は複数の係合凹部を形成するとともに、第2表面板の下向き補強板で前記係合凹部と対応する位置にスリット孔を形成する一方、前記第1表面板の上向き補強板に上方開放した単又は複数の係合凹部を形成するとともに、第2表面板の上向き補強板で前記係合凹部と対応する位置にスリット孔を形成し、前記上部補強金具の上縁中央部に沿って前記第1表面板の上部縁板に接合する当止部を形成するとともに、該当止部に前記第1表面板の下向き補強板の係合凹部に係合し且つ前記第2表面板の下向き補強板のスリット孔に嵌入する規制爪を形成し、また前記下部補強金具の下縁中央部に沿って前記第1表面板の下部縁板に接合する当止部を形成するとともに、該当止部に前記第1表面板の上向き補強板の係合凹部に係合し且つ前記第2表面板の上向き補強板のスリット孔に嵌入する規制爪を形成してなる請求項1記載のドアパネル装置。
  3. 前記上部補強金具と下部補強金具とは、同一部材で左右対称形であり、本体部の両側端部に前記上向き係合爪及び下向き係合爪となる係合爪を上下方向の一方向に形成するとともに、該係合爪が向いた側の上下一端縁側に前記当止部と規制爪を形成してなる請求項2記載のドアパネル装置。
  4. 前記補強金具は、本体部の上下一端面に、垂直板部とその先端縁に前記第1表面板の化粧板側へ向けて直角に形成した当止板とからなる当止部を形成し、該当止部の両端部の垂直板部に、本体部の上下一端面に沿って単又は複数の開口を形成するとともに、該開口の近傍の本体部の上下一端面に螺孔を形成し、前記ヒンジの取付板の端部に突設した突起を前記開口内に嵌入するとともに、該取付板を前記本体部の上下一端面に接合状態で前記螺孔を利用してネジ止めしてなる請求項3記載のドアパネル装置。
  5. 前記ヒンジは、前記取付板から前方へ延びた連結板を有し、前記第2表面板の化粧板の上下端部に前記連結板を受入れる引出開口を形成してなる請求項4記載のドアパネル装置。
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