JP5518414B2 - 複合ドア - Google Patents
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Description
また、パネル板102は、一方向に延在するよう矩形に形成されたガラス等の板体により構成されるものである。
この補強部材103は、各框材101a、101bの中間部間に亘って上下端の凹所105、105に嵌合されている。
また、框材101a、101bが、早成樹等の剛性の低い木質材を芯材とし、これを剛性の高い平板材で挟んで構成されている場合、凹所105の側壁107側に位置する剛性の高い板材の位置でネジ止めをすることが望まれるが、凹所105に補強部材が嵌合される構成であるので、剛性の低い芯材の部分においてネジ止めをせざるを得ず、補強部材の確実な固定が困難であるという問題があった。
請求項1の発明は、基準面に沿ってそれぞれ一方向に延在するように複数の木質材からなる框材が互いに間隔を置いて配置され、前記複数の框材間に木質材以外の材料からなるパネル材が配置され、前記複数の框材と前記パネル材とは、前記框材の側面に形成された溝内にパネル材の側部を嵌合することにより結合され、前記複数の框材の前記一方向に直交する端面に、前記パネル材の端部を補強する補強部材が設けられた複合ドアにおいて、前記補強部材は、前記パネル材の端部を補強する補強部と、この補強部の両端部に連設され、前記框材の端面に固定される固定部とを備えてなり、前記固定部が平板により形成されると共に、該框材に螺子止め手段により密着固定され、前記補強部材には、前記框材間方向に延在するように開口部が形成され、前記パネル材の端部が前記開口部に嵌合されていることを特徴とする。
図1において、符号1Aは、本実施形態による複合ドアであって、上下方向に延在する一対の框材2、3が同一の基準面に沿って互いに離間するように配置され、これらの框材2、3の間においてパネル材4が配置、支持されており、かつ框材2、3の上下端面に補強部材5、6が配置された構成とされている。
パネル材4は、上下方向に延在するように矩形に形成された平板体であり、意匠又は採光性等の観点から透明又は半透明の部材により形成されている。パネル板4は、上述のように框材2、3の内側の溝7、8に嵌合することができるよう、框材2、3の厚みよりも厚み寸法が小とされている。
このパネル材4の材質としては、強化ガラス等のガラス板、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等からなる成形板脂等が好適に用いられる。
補強部材5の長手方向の寸法は、框材2、3の各凹所11a、11bの両端部間の寸法と同寸法となるように形成されている。また、補強部材5の固定部5bの幅寸法及び長さ寸法は、取付孔15a、15b及び15c、15dの位置を幅方向及び長さ方向(框間方向)にずらし、同一の木目からずれた場所に位置させることができるように形成されている。
補強部材5の材質としては、剛性の高い樹脂、鉄、スチール等の金属、木材等が好適に用いられる。
まず、框材2、3の溝7、8にパネル材4の側端部4c、4dを嵌合させる。この際、溝7、8には接着剤を塗布しておき、パネル材4が框材2、3の溝7、8においてしっかりと接合されるようにする。
その上で、取付孔15a〜15dに雄螺子17、17・・を挿入し、框材2、3に対し螺入して補強部7、8を固定することにより、複合ドア1Aの組み立てが完了する。
図4(a)、(b)において、図2(a)、(b)と同一の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態による複合ドア1Bは、図4(a)に示すように、補強部材5に、框材2、3間方向に延在するように形成された矩形の開口部20Aが形成された構成とされている。補強部材6も補強部材5と同様の構成とされている。
この際、パネル材4の上下方向の長さ寸法は、框材2、3の上下方向の長さ寸法と略同一の寸法とされている。
この構成において、複合ドア1Bは、同図(b)に示すように、パネル材4の上下端部4a、4bが開口部20A内に嵌合されている。
その他、複合ドア1Bは、複合ドア1Aの有する効果と同様の効果を得ることが出来る。
図5(a)、(b)、(c)において、図2から図4と同一の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態による複合ドア1Cは、補強部材5、6の内方に形成された開口部20Bの周縁部から前記パネル材4の板面に沿って延出する第1の補強壁部25、25が形成された構成とされている。また、框材2、3の上下端には、第1の補強壁部25、25の両端部が嵌合出来る溝部26、26・・が形成されている。
また、補強部材5、6の補強部5a、6aにおいて、開口した部分の壁部をパネル材4を補強する第1の補強壁部25として機能させることが出来るため、補強部材を簡便に作製することができると共に、無駄なく使用することができるという効果が得られる。
図6(a)、(b)、(c)において、図2から図4と同一の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態による複合ドア1Dは、図6(a)、(b)に示すように、補強部材5、6の補強部5a、6aにおいて、パネル材4の上下端面が当接する部分となる主補強壁部30の側縁部を、パネル材4の板面に沿って立ち上がらせて延出させ、第2の補強壁部31、31とした構成とされている。この際、框材2、3の上下端には、第2の補強壁部31、31の両端部が嵌合出来る溝部27、27・・が形成されている。
固定部5b、6bは、平板の形状とされている。
このような構成とすることで、框材2、3が早成樹等の剛性の低い木質材を芯材とし、これを剛性の高い平板材で挟んで形成されている場合であっても、框材2、3の剛性の高い板材の部分で螺子止めをすることができるという効果が得られる。
2、3 框材
2a、3a 側面
2b、2c 上端面(端面)
3b、3c 下端面(端面)
4 パネル材
4c、4d 側部
5、6 補強部材
5a、6a 補強部
5b、6b 固定部
7、8 溝
15a〜15d 取付孔
16a〜16d 取付孔
20A、20B 開口部
25 第1の補強壁部
30 主補強壁部
31 第2の補強壁部
Claims (2)
- 基準面に沿ってそれぞれ一方向に延在するように複数の木質材からなる框材が互いに間隔を置いて配置され、前記複数の框材間に木質材以外の材料からなるパネル材が配置され、前記複数の框材と前記パネル材とは、前記框材の側面に形成された溝内にパネル材の側部を嵌合することにより結合され、前記複数の框材の前記一方向に直交する端面に、前記パネル材の端部を補強する補強部材が設けられた複合ドアにおいて、
前記補強部材は、前記パネル材の端部を補強する補強部と、この補強部の両端部に連設され、前記框材の端面に固定される固定部とを備えてなり、
前記固定部が平板により形成されると共に、該框材に螺子止め手段により密着固定され、
前記補強部材には、前記框材間方向に延在するように開口部が形成され、
前記パネル材の端部が前記開口部に嵌合されていることを特徴とする複合ドア。 - 請求項1に記載の複合ドアにおいて、
前記補強部には、前記開口部の周縁部から前記パネル材の板面に沿って延出する第1の補強壁部が形成されていることを特徴とする複合ドア。
Priority Applications (1)
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JP2009226531A JP5518414B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 複合ドア |
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JP2009226531A JP5518414B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 複合ドア |
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JP2011074643A JP2011074643A (ja) | 2011-04-14 |
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ID=44018900
Family Applications (1)
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JP2009226531A Active JP5518414B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 複合ドア |
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