JP4011043B2 - 扉及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、デザイン性、生産性に優れた住宅用の扉及びその製造方法に関する。
従来より、ガラス板や木質板等の薄いパネル板を框材で嵌合して固定した扉として、四方框で中央部のガラス板を固定する扉や、或いは特許文献1に示されるように縦長のガラス板の左右両端部を框材で挟み込んで固定する扉が知られている。
上記特許文献1のように、縦長のガラス板を嵌め込んだ扉では、ガラス板が破壊した場合に框材が脱落することや、扉の開閉時に框材が撓んで振動すること等があるため、透光部として耐久性のある合せガラス等を用いたり、扉の上下両端部に取り付ける連結部材によってガラス板を上下方向から固定したりしている。この連結部材には、断面が矩形状や略コ字状のものが用いられている。
特開2002―201867号公報(特に図4)
しかしながら、上記従来の扉の構造において、前者のガラス板を四方框で固定する構造の扉は、四周を幅のある框材で囲まれるため、近年の、縦長又は横長のラインを強調する扉の意匠を形成することはできない。
一方、後者のガラス板の左右両端部を框材で固定し、上下両端部を連結部材で固定する、特許文献1に示される構造の扉は、上記縦長のラインを強調する意匠を形成することができる。しかし、連結部材として断面矩形状のものを用いた場合、その連結部材をガラス板に突き合わせて固定するだけであるので、ガラス板と連結部材との間に隙間や段差ができ易く、これらが原因で意匠性が低下する。加えて、ガラス板を連結部材で保持する構造であるので、その連結部材は強度や耐久性のあるステンレス鋼といった硬い素材でなくてはならず、このために、固定金具の挿入孔の加工や切断作業等、加工時の負担が大きくなる。
一方、断面略コ字状の連結部材でガラス板を挟み込んで固定する場合、ガラス板との間の隙間や段差等の発生を解消することはできる。しかし、従来のものでは、連結部材として、ガラス板を挟み込む中間部のみが断面略コ字状の凸部で、その両端部が略平板状の連結部材が用いられ、この連結部材は中間の凸部のみを框材間に配置し、略平板状の両端部を框材の端面上に配置して固定金具により固定されるようになっている。このため、取付け時の甘さや扉の開閉時の振動等によって次第に固定金具が緩み、やがては連結部材が框材から外れることがある。
加えて、ガラス板の両端部が連結部材の中間の凸部内に正確に設置されず、どちらかがずれた状態で設定されてしまうと、左右の框材とガラス板との間に隙間が生じるために、製造時の組立作業が難しくなる場合がある。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的は、ガラス板等のパネル板と框材とを、断面略コ字状の連結部材によりパネル板を挟み込んで結合する構造の扉に対し、その連結部材の構造及びその框材に対する取付構造に改良を加えることにより、パネル板と框材との間に隙間や段差が生じるのを解消しつつ、連結部材を框材に安定して確実に固定しかつ扉の組立作業を容易化することにある。
上記の目的の達成のため、この発明では、框材に凹溝を形成して、その内部に連結部材の端部を嵌挿して固定するようにした。
具体的には、請求項1の発明の扉は、左右方向又は上下方向に並んで配置される複数の框材と、これら隣り合う框材間に配置され、框材配列方向と直交する方向の框材の長さよりも短い長さを有する少なくとも1つのパネル板とを備え、上記框材とパネル板とは框材配列方向の側部において互いに嵌合され、上記框材において框材配列方向と直交する方向の側部には嵌合凹溝がパネル板両側の框材に亘りかつ框材配列方向両端に位置する框材の中間部まで形成されており、この嵌合凹溝に、上記パネル板の端部を嵌合する凹溝を有しかつ嵌合凹溝の深さ以下の高さと嵌合凹溝に密着状態で嵌挿可能な大きさの幅とを有する断面略コ字状の連結部材が、その起立面を嵌合凹溝の両側面に密着させて嵌挿されていて、該連結部材により框材とパネル板とが連結部材の凹溝にパネル板の端部を嵌合した状態で一体的に結合されていることを特徴とする。
上記の構成によると、框材において框材配列方向と直交する方向の側部に嵌合凹溝がパネル板両側の框材に亘り形成され、この嵌合凹溝に、嵌合凹溝の深さ以下の高さと嵌合凹溝に密着状態で嵌挿可能な大きさの幅とを有する連結部材が起立面を嵌合凹溝の両側面に密着させた状態で嵌挿されて固定されるので、框材に連結部材を固定するための固定金具が扉の開閉時の振動等で緩んできても、嵌合凹溝の両側面に密着した連結部材の起立面の保持力によって、連結部材は框材から外れ難くなる。
また、連結部材は、框材へ固定される両端部からパネル板を嵌合する中間部までの全体に亘り略コ字状の断面を有するものであるので、扉を製造時に組立作業する場合において、パネル板と連結部材との嵌合位置のズレやパネル板と框材との間の隙間を容易に修正でき、扉の生産性が上がる。
さらに、連結部材の凹溝にパネル板の端部を挟み込んで固定するので、連結部材とパネル板との間に隙間や段差ができず、扉の意匠性を保つことができる。
また、断面略コ字状の連結部材は、断面矩形状の連結部材よりも少ない材料で、それと同等の強度や耐久性を備えることができる。
連結部材が断面略コ字状のものであるので、その固定金具を挿入する孔部の加工や切断作業等が容易となり、加工時の負担が軽減され、製造コストも下がる。
請求項2の発明は、上記扉の製造方法であって、框材及びパネル板を、パネル板が框材間に位置するように嵌合して一体化した後、上記パネル板の端部を連結部材の凹溝に嵌合して、該連結部材を上記框材の嵌合凹溝に嵌挿し、上記連結部材を固定金具により框材に固定することを特徴とする。このことで、扉の製造時の組立作業が容易となり、高い組立精度も維持できる。
請求項1の発明によると、左右方向又は上下方向に並んで配置される複数の框材間に、框材よりも短い長さを有するパネル板を嵌合構造により一体化し、框材において框材配列方向と直交する方向の側部に嵌合凹溝をパネル板両側の框材に亘り形成して、この嵌合凹溝に、嵌合凹溝の深さ以下の高さと嵌合凹溝に密着状態で嵌挿可能な大きさの幅とを有し框材とパネル板とを一体的に結合するための断面略コ字状の連結部材をその凹溝にパネル板の端部を嵌合しかつ起立面を嵌合凹溝の両側面に密着させた状態で嵌挿したことにより、パネル板と框材との間に隙間や段差が生じるのを解消して扉の意匠性を保ちつつ、連結部材を框材に安定して確実に固定するとともに、扉の組立作業を容易化することができる。
請求項2の発明によると、框材及びパネル板を、パネル板が框材間に位置するように嵌合して一体化した後、パネル板の端部を連結部材の凹溝に嵌合して、連結部材を框材の嵌合凹溝に嵌挿し、連結部材を固定金具により框材に固定することにより、扉の製造時の組立作業が容易となり、高い組立精度も維持できる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
図1及び図2は本発明の実施形態1に係る扉Aを示し、この扉Aは左右2枚の框材1,1と、1枚のパネル板3と、これらを連結する上下1対の連結部材5,5とを備えている。上記2枚の框材1,1は左右方向に並んで配置されるもので、各々の上下方向の長さ(高さ)つまり框材配列方向(框材1,1が並んだ左右方向)と直交する上下方向の長さ、厚さ、及び左右方向の幅は互いに同じに設定されており、パネル板3を扉Aの左右略中央に配置するようにしている。
各框材1は挽材、合板、木質繊維板(IB、MDF等)、木削片板(パーティクルボード、ストランドボード、OSB等)、集成材、単板積層材、或いはこれらの任意複合材が用いられる。これら板材の表裏面又は木口部の一部表面に、化粧紙、化粧樹脂含浸紙、化粧合成樹脂シート、化粧単板等からなる化粧材が貼着される。これらは着色塗装、柄模様印刷、透明塗装等が施されていたり、貼着後の化粧材の表面に着色塗装や透明塗装が施されたりする。
上記パネル板3は、上記左右方向に隣り合う框材1,1間に配置されている。このパネル板3の上下方向の長さ(高さ)は、左右の框材1,1の上下長さよりも所定寸法(例えば凹溝5a底部での連結部材5の厚さの2倍)だけ短く、左右方向の幅は各框材1よりも大きく設定されている。また、パネル板3の厚さは框材1よりも薄く設定されており(図2及び図3参照)、このパネル板3において扉A表面が段差状に薄くなるようにしている。
パネル板3はガラス板が用いられるが、この他、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等からなる合成樹脂の成形板、又は挽材、合板、木質繊維板(IB、MDF等)、木削片板(パーティクルボード、ストランドボード、OSB等)、集成材、単板積層材、これらの任意複合材といった木質板、又はステンレス鋼、アルミニウム等の金属板でもよい。
そして、上記左右の框材1,1とパネル板3とは框材配列方向たる左右方向の側部において互いに嵌合されている。すなわち、図2に示すように、上記各框材1のパネル板3側の側面、具体的には左側の框材1にあっては右側面、また右側の框材1にあっては左側面には、それぞれパネル板3を嵌合可能な所定深さの凹条1aが框材1の上端から下端まで形成されており、この左側の框材1の凹条1aにパネル板3の左端部を、また右側の框材1の凹条1aにパネル板3の右端部をそれぞれ嵌合して接着剤により接着固定することで、左右の框材1とパネル板3とが一体化されて扉Aの形状をなし、この凹条1aに嵌合されないパネル板3の中間部分が框材1,1間に現れている。
さらに、上記左右の框材1,1において框材配列方向と直交する上下方向にある側部、つまり上下の端面には嵌合凹溝8,8が形成されている。この各嵌合凹溝8は、図3に示しかつ図4及び図5に拡大して示すように、左側框材1の上下端面における略右半部と右側框材1の上下端面における左側端部とに亘り、各框材1の凹条1aを含む範囲に、パネル板3の位置を間にして互いに対応するように形成され、その両框材1,1での溝幅wは互いに同じでパネル板3の厚さdよりも大とされている。また、この嵌合凹溝8の深さは、連結部材5の高さと略同じかそれよりも深く、この嵌合凹溝8の底部の一部から、パネル板3において框材1の凹条1aに嵌合されている左右側部の上下端部が所定寸法だけ突出している。
また、図3〜図6に示すように、上記上下の各嵌合凹溝8にはそれぞれ連結部材5が嵌挿されて固定金具10により取り付けられている。この連結部材5はアルミニウム、ステンレス鋼等の金属が用いられるが、その他に木材や合成樹脂等でもよい。とりわけ、押出し成形ができ、加工や切断作業が容易で強度や耐久性もあるアルミニウムを使用するのがより好ましい。また、固定金具10は釘、ビス、木ネジ等が用いられる。
上記各連結部材5は、図7及び図8に示すように、凹溝5aを有する断面略コ字状の部材からなり、この連結部材5の木口面の幅は嵌合凹溝8に略密着状態で嵌挿可能な大きさに、また高さは嵌合凹溝8の深さと同じにそれぞれ設定されており、連結部材5は嵌合凹溝8に対し、凹溝5aの開口側が嵌合凹溝8の底側に向くように配置されて嵌挿され、この連結部材5の凹溝5aに上記パネル板3の上下端部の全体が挟み込まれて嵌合されるようになっている。尚、連結部材5の木口面の高さは框材1の嵌合凹溝8の深さと同じにするのではなく、嵌合凹溝8の深さよりも固定金具10の頭部の高さ分だけ低くすれば、扉Aの上下端面の収まりが良くなって好ましい。
そして、框材1の嵌合凹溝8に嵌挿される各連結部材5において、框材1の凹条1aを除く範囲の両端部には、固定金具10を挿通するための複数の金具挿通孔6,6,…が凹溝5aの底部を貫通するように形成されている。この各金具挿通孔6は、固定金具10の頭部を連結部材5(框材1)から突出しないように収容するために、例えばその頭部の形状に合わせたテーパ孔形状になっており、左右の框材1,1の嵌合凹溝8,8に嵌挿された連結部材5は金具挿通孔6を挿通する固定金具10により嵌合凹溝8の底部(框材1)に取付固定され、この連結部材5により框材1とパネル板3とが連結部材5の凹溝5aにパネル板3の上下端部を嵌合した状態で一体的に結合されている。
次に、上記構成の扉Aの製造方法について説明する。予め、左側框材1の右側面及び右側框材1の左側面に凹条1a,1aを、また各框材1の上下端面に嵌合凹溝8をそれぞれ形成しておき、左右の框材1,1を並べてそれらの間にパネル板3を配置し、このパネル板3の左右端部と框材1,1の左右側面の凹条1a,1a内とにそれぞれ接着剤を塗布し、パネル板3の左右端部を框材1,1の凹条1a,1a内に嵌合して框材1,1とパネル板3とを一体化する(仮止め状態)。
次いで、框材1,1の上下の嵌合凹溝8,8にそれぞれ連結部材5,5を嵌挿し、この各連結部材5の凹溝5aにパネル板3の上下端部を嵌合する。そして、この連結部材5,5を框材1の上下側部(嵌合凹溝8の底面)に固定金具10によって取り付ける。以上により、框材1,1とパネル板3とが一体的に固定され、扉Aができあがる。
このように、框材1及びパネル板3を、パネル板3が框材1間に位置するように嵌合して一体化した後、パネル板3の上下端部を各連結部材5の凹溝5aに嵌合した状態で該各連結部材5を框材1の嵌合凹溝8に嵌挿して、その連結部材5を固定金具10により框材1に固定することにより、扉Aの製造時の組立作業が容易となり、高い組立精度も維持できる。
したがって、この実施形態においては、左右框材1,1の各々の上下端部に嵌合凹溝8,8がパネル板3両側の框材1,1に亘るように形成され、この各嵌合凹溝8に連結部材5が嵌挿されて固定金具10により固定されているので、連結部材5は嵌合凹溝8の両側面に密着して保持されることになり、固定金具10が扉Aの開閉時の振動等で緩んだとしても、連結部材5は嵌合凹溝8の両側面に密着した起立面の保持力によって框材1から外れ難くなり、連結部材5を確実に框材1に安定して固定して扉Aの品質を良くすることができる。
また、連結部材5は、長さ方向の全体に亘り凹溝5aを有する断面略コ字状のものであるので、扉Aを組立作業する場合に、パネル板3と連結部材5との嵌合位置のズレやパネル板3と框材1との間の隙間が生じても、それらを容易に修正でき、扉Aの生産性を高めることができる。
さらに、連結部材5の凹溝5aにパネル板3の上下端部を挟み込んで固定するので、連結部材5とパネル板3との間に隙間や段差が生じず、扉Aの意匠性を保つことができる。
また、連結部材5は断面略コ字状であるので、例えば断面矩形状のものを用いる場合よりも少ない材料で、それと同等の強度や耐久性が得られる。
連結部材5が断面略コ字状であるので、その金具挿通孔6の加工や切断作業等は容易となり、加工時の負担を軽減して製造コストを下げることができる。
(実施形態2)
図9は本発明の実施形態2を示し(尚、以下の各実施形態では、図1〜図8と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)、2枚のパネル板3,3を備えたものである。
すなわち、この実施形態では、3枚の框材1,1,…が設けられ、左右の框材1の左右幅は互いに同じであるが、中央の框材1の左右幅は左右の框材1よりも大に設定され、これらの框材1,1,…間に互いに同じ左右幅を有する2枚のパネル板3,3が左右方向に並んで配置されている。
さらに、上下の嵌合凹溝8,8の各々は、左側の框材1の略右半部から中央の框材1の全体、及び右側の框材1の左半部まで亘るように形成されている。
そして、上記各嵌合凹溝8にそれぞれ断面略コ字状の連結部材5が嵌挿され、この各連結部材5の長さ方向全体に延びる凹溝5aのうち、左側及び中央の框材1,1間に位置する凹溝5aに左側のパネル板3の上下端部全体が、また中央及び左側の框材1,1間に位置する凹溝5aに右側のパネル板3の上下端部全体がそれぞれ挟み込み状態で嵌合されている。さらに、各連結部材5は各框材1の嵌合凹溝8底部に固定金具(図示せず)により取付固定されている。その他の構成は実施形態1と同様である。
したがって、この実施形態においても実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施形態3)
図10は実施形態3を示し、框材1の配列方向を変えたものである。すなわち、この実施形態では、扉Aは4枚の框材1,1,…と、3枚のパネル板3,3と、これらを連結する左右3対の連結部材5,5,…とを備えている。上記各実施形態とは異なり、4枚の框材1,1,…は上下方向に並んで配置され、各々の左右方向の幅(框材配列方向と直交する方向の長さ)、厚さ及び上下方向の長さ(高さ)は互いに同じである。
3枚のパネル板3,3,…はいずれも合成樹脂からなるもので、その各々は、上下方向に隣り合う框材1,1間に配置されている。このパネル板3の左右方向の長さは各框材1の長さよりも所定寸法だけ短く、上下方向の長さ(高さ)は各框材1よりも遙かに小さく設定されている。
そして、上記各框材1と各パネル板3とは框材配列方向たる上下方向の側部において互いに嵌合されている。この嵌合構造は実施形態1と同じであるので、その説明は省略する。
さらに、上記各框材1及び各パネル板3において框材配列方向と直交する左右方向の側部、つまり左右の側面には合計6つの嵌合凹溝8,8,…が、隣り合う框材1,1の一部に亘るように形成されている。また、この各嵌合凹溝8にそれぞれ断面略コ字状の連結部材5が嵌挿され、この各連結部材5の長さ方向全体に延びる凹溝5aのうち、上下に隣り合う框材1,1間に位置する凹溝5aに各パネル板3の左右端部全体が挟み込み状態で嵌合されている。さらに、各連結部材5は各框材1の嵌合凹溝8底部に固定金具(図示せず)により取付固定されている。その他の構成は実施形態1と同様である。
したがって、この実施形態においても実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
本発明は、框材間にパネル板を配置し、これら框材及びパネル板を連結部材で連結する扉に対し、扉の意匠性を保ちつつ、連結部材を框材に安定して確実に固定できる点で極めて有用であり、その産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態1に係る扉の正面図である。 図1のII−II線拡大断面図である。 扉の平面図である。 図3のIV−IV線拡大断面図である。 図3のV−V線拡大断面図である。 扉の各部材を分解して示す斜視図である。 連結部材の一部を拡大して示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 実施形態2を示す図1相当図である。 実施形態3を示す図1相当図である。
符号の説明
A 扉
1 框材
3 パネル板
5 連結部材
5a 凹溝
8 嵌合凹溝
10 固定金具

Claims (2)

  1. 左右方向又は上下方向に並んで配置される複数の框材と、
    上記隣り合う框材間に配置され、框材配列方向と直交する方向の框材の長さよりも短い長さを有する少なくとも1つのパネル板とを備え、
    上記框材とパネル板とは框材配列方向の側部において互いに嵌合され、
    上記框材において框材配列方向と直交する方向の側部には嵌合凹溝がパネル板両側の框材に亘りかつ框材配列方向両端に位置する框材の中間部まで形成されており、
    上記嵌合凹溝に、上記パネル板の端部を嵌合する凹溝を有しかつ嵌合凹溝の深さ以下の高さと嵌合凹溝に密着状態で嵌挿可能な大きさの幅とを有する断面略コ字状の連結部材が起立面を嵌合凹溝の両側面に密着させて嵌挿されていて、該連結部材により框材とパネル板とが連結部材の凹溝にパネル板の端部を嵌合した状態で一体的に結合されていることを特徴とする扉。
  2. 請求項1の扉の製造方法であって、
    框材及びパネル板を、パネル板が框材間に位置するように嵌合して一体化した後、
    上記パネル板の端部を連結部材の凹溝に嵌合して、該連結部材を上記框材の嵌合凹溝に嵌挿し、
    上記連結部材を固定金具により框材に固定することを特徴とする扉の製造方法。
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