JP4086012B2 - 扉パネル - Google Patents

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本発明は、芯材の表面に沿って化粧材を貼着して構成される扉パネルに関する。
従来より、例えば住宅等の開口部に用いられる扉は、厚めで重量感があることが高級感を感じさせるための重要な要素の一つとなっている。しかし、取り付け等、実用面からは軽量であることが必要である。また、一般に長尺状の扉パネルにおいては、湾曲等を生じさせないような高い強度を有していることが要求されている。
上記目的に対応する技術として、実開平7−23188号公報に開示されている、図5に示すような、木質系板の少なくとも片方の表面に化粧展貼物が貼着され、片方の表面にのみ化粧展貼物が貼着されている場合には、該化粧展貼物が貼着された表面と反対の表面に、或は、両方の表面に化粧展貼物が貼着されている場合には、どちらか片方の表面に設けられた切り欠き部によって木質系板の端部が折り返され、更に、折り返された木質系板端部の内側面に設けられた溝と、折り返された木質系板端部と接する木質系板の表面に設けられた溝とは、溝の開口部が少なくとも一部分において重なり合って相対面しており、しかも、これら溝部によって生じた空洞部に補強用部材101が嵌挿されている化粧板からなる扉100がある。
この扉100は、化粧板が木質系板の端部が折り返されて形成されているために厚くなっているので、見た目に重量感はあるが、見た目よりは軽量である。化粧板は、折り返された木質系板にとって補強され、しかも、折り返された木質系板端部の内側面と折り返された木質系板端部が接する木質系板の表面が補強用部材101によって接合されているために、より強度が高くなっており、特に、長尺物でも湾曲が生じ難いことが想定される。
しかしながら、この構成による場合、切り欠き部によって木質系板の端部を折り返すようになっているので、切り欠き部を形成させる加工精度のバラツキによって、折り返しや、重なり合って相対面する接合部分にスキマや段差が生じたり、あるいは、木質系板の基材表面に貼着されている木目模様などのプリント印刷を施した塩化ビニルシート等の化粧シートが浮き上がったりすることが懸念される。
実開平7−23188号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、裏面にV字状の折曲溝を有する木質系化粧材の折り曲げ接合面に、スキマや段差の生じない木質の扉パネルを提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明による扉パネルは、裏面にV字状の折曲溝を有する化粧材を、芯材の表面側及び裏面側から芯材の側端面まで芯材の角部に対応する部分で折り曲げ、同化粧材の各側端面が芯材の側端面において相互に対向するようそれぞれ貼着し、その対向部分に所定幅寸法の溝を形成して同溝に目地部材を装着させて成る扉パネルであって、木質系基材の外面にシートが被着されてなる表裏面の化粧材の側端面を、扉側部に位置する芯材の側端面において相互に僅かな隙間をあけて対向させ、この隙間に沿って切削加工を施すことにより所定幅寸法の溝を形成して、この溝に目地部材を埋設したことを特徴としている。
そして、前記化粧材は、芯材の表面側と裏面側とが異なる柄とすることが好ましい。
本願発明の扉パネルは、化粧材が、芯材の表面側及び裏面側から芯材の側端面まで貼着されるにあたり、その裏面で芯材の角部に対応するV字状折曲溝部分において折り曲げられて、その各側端面が芯材の側端面において相互に対向させられその対向部分に形成された所定幅寸法の溝に目地部材が装着されて構成されるので、加工精度のバラツキが当該溝により吸収されることとなり、接合面にスキマや段差の生じない扉パネルが得られる。特に、この場合に、木質系基材の外面にシートが被着されてなる表裏面の化粧材の側端面を、扉側部に位置する芯材の側端面において相互に僅かな隙間をあけて対向させ、この隙間に沿って切削加工を施すことにより所定幅寸法の溝を形成して、この溝に目地部材を埋設しているので、表裏面の化粧材の側端面間が扉の側部端面において外観良く仕舞われる。
そして、芯材の表面側と裏面側とに、異なる柄とした化粧材がそれぞれ帖着されるので、異なる雰囲気の部屋間の開口部に扉パネルが適切に設置されるという効果を奏する。
本発明の上記および他の効果、特徴および利点を明確にすべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施の形態を以下に詳述する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態としての扉パネルの概略構成を示す側面図が示されている。図2および図3は、図1の扉パネルの全体及び構成を示す斜視図である。
この実施形態の扉パネル1は、裏面にV字状の折曲溝4を有する化粧材3を、芯材2の表面側及び裏面側から芯材2の側端面まで芯材2の角部に対応する部分で折り曲げ、同化粧材3の各側端面が芯材2の側端面において相互に対向するようそれぞれ貼着し、その対向部分に所定幅寸法の溝5を形成して同溝5に目地部材6を装着させて成る。
この場合、前記化粧材3は、芯材2の表面側と裏面側とが異なる柄とさせてもいる。
詳しくは、この扉パネル1は、図3に示すように、芯材2となる側部芯材21の表面及び側端面に亙るように表面化粧材31を貼着すると共に側部芯材21の裏面及び側端面に亙るように裏面化粧材32を貼着して形成されている。すなわち、この場合、芯材2は上下方向に長い左右の側部芯材21、21と、左右の側部芯材21、21間を連結する上下2本の横芯材22、22と、側部芯材21と横芯材22とに囲まれた内側部分に配設した複数種類で複数本の内側芯材23とで構成されている。なお、この側部芯材21、横芯材22及び内側芯材23はベニア合板等で形成されている。また、内側の開口部分には、適宜、透光性樹脂パネル材料などにて形成される化粧ガラスや、木質系材による化粧ボートなどが装着されて、家具や住宅等の開口部に設置される。
表面化粧材31及び裏面化粧材32は、合板、パーティクルボード、ハードボード等の木質系材よりなる基材の外面に、塩化ビニルシートのようなもので木目模様等のプリント印刷された化粧シートを被着して形成されている。この表面化粧材31と裏面化粧材32とは、表面化粧材31を木目柄等を設けた高価な化粧材とし、裏面化粧材32を紙等の裏面シートを被覆した安価な材料とて異なる柄とし、図3に示すように、所定の外形をもった縦片a及び横片bにて構成し、縦片aとなる表面化粧材31及び裏面化粧材32の裏面にV字状の折曲溝4が設けられている(図4(a)参照)。
目地部材6は、例えば合成樹脂のような成形品で形成される四角状の条材であって、凹状溝となる所定幅寸法の溝5に埋設可能な幅及び高さ寸法を有している。この場合、溝5は、まず表面化粧材31及び裏面化粧材32の各側端面33、33が、側部芯材21の側端面2aにおいて相互に僅かに隙間dを有して対向するようそれぞれ貼着され、次いで、所定の径をもったルーターにより当該隙間dに沿って所定幅寸法に切削され形成される。この目地部材6は、溝5に埋設することにより取り付けられて表面化粧材31と裏面化粧材32との間が外観よく仕舞われる(図4(b)、(c)参照)。
上記構成の扉パネル1においては、表面化粧材31及び裏面化粧材32は、上記構成による芯材2の外面に沿わせて貼られるのであるが、上述の如く。側部芯材21の角部に沿わせて貼る部分では断面V字状の折曲溝4が予め切削形成されている。この折曲溝4を形成した表面化粧材31及び裏面化粧材32の内面側には接着剤が塗布され、横芯材22から側部芯材21の外面に沿わせて貼り、プレス等で貼着されるが、表面化粧材31及び裏面化粧材32は、横芯材22、側部芯材21の表面及び裏面それぞれから、芯材2の側端面の一部まで亙るようにそれぞれ貼着され、側部芯材21の側端面との間の角部において折曲溝4にて折曲されて、表面化粧材31及び裏面化粧材32の各側端面33、33が芯材2の側端面2aにおいて、同図(b)に示すように、相互に僅かに隙間dを有して対向するようそれぞれ貼着される。
以上説明したように、扉パネル1は図4(a)〜(d)の手順を経て製造されるが、横芯材22から側部芯材21に表面化粧材31及び裏面化粧材32を貼ったとき、表面化粧材31及び裏面化粧材32の側端手前がホットメルト系の仮止め剤にて仮止めされて上記接着剤が硬化するまでの間仮保持される。このように形成した扉パネル1では表面化粧材31及び裏面化粧材32を芯材2の側端面まで貼着する構造になっているので、養生時に従来のように扉パネル1は化粧材3が収縮しようとする力折り曲げ接合面にスキマの生ずることがない。
また、扉パネル1は、異なる雰囲気の部屋間の開口部に設置されるものとしては、芯材2の表面側と裏面側とを異なる柄とした化粧材3をそれぞれ帖着させて形成されるのである。
したがって、以上説明した扉パネル1によると、化粧材3が、芯材2の表面側及び裏面側から芯材2の側端面2aまで貼着されるにあたり、その裏面で芯材2の角部に対応するV字状折曲溝部分において折り曲げられて、その各側端面が芯材2の側端面2aにおいて相互に対向させられその対向部分に形成された所定幅寸法の溝5に目地部材6が装着されて構成されるので、加工精度のバラツキが当該溝により吸収されることとなり、接合面にスキマや段差の生じない扉パネルが得られる。
そして、芯材2の表面側と裏面側とに、異なる柄とした化粧材3がそれぞれ帖着されるので、異なる雰囲気の部屋間の開口部に扉パネル1が適切に設置されるという効果を奏する。
なお、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適宜変更され得ることは明らかである。
本願発明の一実施形態である扉パネルの概略構成を示す説明図。 同扉パネルの外観を示す斜視図。 同扉パネルの製造手順の概要を示す斜視図。 同扉パネルの製造手順の詳細を示す説明図。 従来例の扉パネル全体を示す斜視図。
符号の説明
1 扉パネル
2 芯材
2a 側端面
3 化粧材
4 折曲溝
5 溝
6 目地部材

Claims (2)

  1. 裏面にV字状の折曲溝を有する化粧材を、芯材の表面側及び裏面側から芯材の側端面まで芯材の角部に対応する部分で折り曲げ、同化粧材の各側端面が芯材の側端面において相互に対向するようそれぞれ貼着し、その対向部分に所定幅寸法の溝を形成して同溝に目地部材を装着させて成る扉パネルであって、木質系基材の外面にシートが被着されてなる表裏面の化粧材の側端面を、扉側部に位置する芯材の側端面において相互に僅かな隙間をあけて対向させ、この隙間に沿って切削加工を施すことにより所定幅寸法の溝を形成して、この溝に目地部材を埋設したことを特徴とする扉パネル
  2. 前記化粧材は、芯材の表面側と裏面側とが異なる柄としたものであることを特徴とする請求項1に記載の扉パネル。
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