JP2008144460A - 断熱材固定金物及び金物 - Google Patents

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岳史 中谷
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Abstract

【課題】ひねり部と曲げ部とを隣り合わせ状態に備えた金物において、ひねり部におけるひねりと、曲げ部における曲げを容易にしかも確実に行うことができる金物を提供する。
【解決手段】帯板状の金属プレートでつくられた金物1であって、幅方向の両側部において側方に開かれた対の線状切欠き部8a,8aが幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部8a,8a間をひねり用の連接板部8bとしたひねり部8と、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成された曲げ部7とが、隣り合わせ状態に備えられ、ひねり部8のひねり用連接板部8bに長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブ10が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、断熱材固定金物及び金物に関する。
住宅等の建物における断熱材の固定金物として、従来より種々のものが提供されているが、断熱材を沿わせる背面側の下地材の種類が異なったり、下地材の向きが異なるなどすると、それに応じて固定金物も変更しなければならず、コストが高くついてしまいやすいという問題がある。
特開平9−41511号公報
本発明は、上記のような問題点に鑑み、断熱材を沿わせる背面側の下地材の種類や向きが異なっても、一種類で複数の異なりに対応することができ、しかも、その対応を容易で確実に行うことができる断熱材固定金物を提供することを第1の課題とする。
また、本発明は、ひねり部と曲げ部とを隣り合わせ状態に備えた金物において、ひねり部におけるひねりと、曲げ部における曲げを容易にしかも確実に行うことができる金物を提供することを第2の課題とする。
上記の第1,第2の課題は、帯板状の金属プレートでつくられ、
断熱材の厚さ方向の一方の側に備えられた下地に取り付けられる取付け部と、
断熱材の厚さ方向のもう一方の側で断熱材を下地に沿わせた状態に固定する断熱材固定部と、
前記取付け部と断熱材固定部とをつないで断熱材の厚さ方向に延ばされる中間部と
を備えた断熱材固定金物であって、
前記取付け部と中間部との間に、ひねり部と曲げ部とが、隣り合わせ状態に備えられ、
ひねり部は、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対の切欠き部又は切込み部が幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部間又は切込み部間をひねり用の連接板部としたものからなり、
曲げ部は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成されており、
前記ひねり部のひねり用連接板部には長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブが設けられ、
前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブの補強作用によって、ひねり部の連接板部で曲がることなく、曲げ部で曲がるようになされていると共に、
前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるようになされていることを特徴とする断熱材固定金物によって解決される(第1発明)。
この断熱材固定金物では、取付け部と中間部との間に、ひねり部と曲げ部とが隣り合わせ状態に備えられているので、金物をひねり部でひねったり、曲げ部で曲げることにより、取付け部を、断熱材を沿わせる背面側の下地材の種類や向きに応じた姿勢状態にして下地材に取り付けることができ、一種類で複数の異なりに対応することができて、金物コストを低く抑えることができる。
しかも、ひねり部は、帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対の切欠き部又は切込み部が幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部間又は切込み部間をひねり用の連接板部としたものからなり、ひねり用連接板部には、長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブが設けられ、曲げ部は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部からなって、ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブの補強作用によって、ひねり部の連接板部で曲がることなく、曲げ部で曲がるようになされており、また、ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるようになされているので、曲げ部とひねり部とを隣り合わせ状態に備えたものでありながら、曲げ部での曲げとひねり部でのひねりを容易、確実に行うことができ、上記のような複数種類の異なりへの対応を容易にすることができる。
第1発明において、前記取付け部が、取付け用の折返し状引掛け部を備えたものからなっている場合(第2発明)は、上記のような隣り合わせ状態に備えさせたひねり部におけるひねりと、曲げ部における曲げのいずれか一方又は両方を必要に応じて行うことによって、折返し状引掛け部を下地材の種類や向きに応じて引掛け可能な向きに容易に向けることができる。
また、第1,第2発明において、前記取付け部が、取付け孔を備えたものからなっている場合は、上記のような隣り合わせ状態に備えさせたひねり部のおけるひねりと、曲げ部における曲げのいずれか一方又は両方を必要に応じて行うことによって、取付け孔を下地材の種類や向きに応じて取付け可能な向きに容易に向けることができる。
第1,第2,第3発明において、前記断熱材固定部が、帯板状の金属プレートの幅方向の中間部において該プレートの長さ方向に延ばされ、先端部で外方に開かれた線状切欠き部又は切込み部を挟む各側で構成され、これら各側を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせることで断熱材を固定するようになされたものからなっているとよい(第4発明)。
この場合は、切欠き部又は切込み部を挟む各側を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせるようにするだけで断熱材を固定でき、断熱材の固定を容易にしかも能率良く行っていくことができる。また、切欠き部又は切込み部を挟む両側を異なる方向に曲げる前に、下地材への断熱材の設置を行うことができ、断熱材の設置を断熱材固定部に妨げられることなく容易に行うことができる。なお、第4発明における断熱材固定部に関する限定事項は、それ自体でも、一つの発明概念を構成するものでもある。
また、上記の第2の課題は、帯板状の金属プレートでつくられた金物であって、
ひねり部と曲げ部とが、隣り合わせ状態に備えられ、
ひねり部は、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対の切欠き部又は切込み部が幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部間又は切込み部間をひねり用の連接板部としたものからなり、
曲げ部は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成されており、
前記ひねり部のひねり用連接板部には長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブが設けられ、
前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブの補強作用によって、ひねり部の連接板部で曲がることなく、曲げ部で曲がるようになされていると共に、
前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるようになされていることを特徴とする金物によって解決される(第5発明)。
この金物では、第1発明で述べたのと同様の理由により、曲げ部での曲げとひねり部でのひねりを容易にしかも確実に行うことができる。
第1〜第5発明において、前記曲げ部を構成する線状の強度劣弱部が、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた孔の列又は1本のスリット孔からなっているとよい(第6発明)。この場合は、曲げ部の強度劣弱部を構成する孔の列又は1本のスリット孔が、金属プレートの幅方向の両側部において閉じられているので、ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部においてひねられてしまうのを構造的に確実に防ぐことができる。
本発明の断熱材固定金物は、以上のとおりのものであるから、断熱材を沿わせる背面側の下地材の種類や向きが異なっても、一種類で複数の異なりに対応することができ、しかも、その対応を容易で確実に行うことができる。
また、本発明の金物は、ひねり部におけるひねりと、曲げ部における曲げとを容易にしかも確実に行うことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)〜(ニ)に示す実施形態の金物1は、断熱材固定用の金物であり、帯板状の金属プレートでつくられている。この金物1は、その一端側を取付け部2とし、他端側を断熱材固定部とし、これら取付け部2と断熱材固定部3との間を板状の中間部4とし、取付け部2と中間部4との間には、ひねり部8と曲げ部7とが、ひねり部8を中間部4側、曲げ部7を取付け部2側に位置させるようにして、隣り合わせ状態に備えられている。
ひねり部8は、帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対のスリット状切欠き部8a,8aが幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部8a,8a間をひねり用の連接板部8bとしたものからなっていて、該ひねり用連接板部8bには、長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブ10がプレス加工等により設けられている。
曲げ部7は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成され、該強度劣弱部は、帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた孔7a…の列からなっている。
そして、ひねり部8と曲げ部7とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブ10の補強作用によって、図2(イ)に示すように、ひねり部8の連接板部8bで曲がることなく、曲げ部7で曲がるようになされていると共に、ひねり部8と曲げ部7とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、図2(ロ)に示すように、曲げ部7でひねられることなく、ひねり部8でひねられるようになされている。
取付け部2は、取付け用の折返し状引掛け部5と、取付け孔6,6を備えたものからなっている。
断熱材固定部3は、幅方向の中央部において長さ方向に延ばされ、先端部で外方に開かれた線状切欠き部11を挟む各側の脚部12,12で構成されており、これら脚部12,12を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせることができるようになされている。各脚部12,12の基端部には、長孔による曲げ用の強度劣弱部13,13が設けられ、また、脚部12,12を曲げる際に、金物1の中間部4が曲がってしまわないよう、中間部4は、その幅方向中央部に長さ方向に延びる補強リブ10が設けられて補強されている。ひねり部8の連接板部8bに設けられた曲げ阻止用の補強リブ10と、この補強リブ10とは連続一体のものとして設けられている。
上記の断熱材固定金物1では、図3(イ)に示すように、左右の断熱材15,15の背面側に備えられる下地材が上向き開放の水平な溝形鋼16からなっている場合は、断熱材固定金物1は、ひねり部8でのひねりと曲げ部7での曲げとを行って、取付け部2の折返し状引掛け部5を溝形鋼16の一方の側壁16aに引っ掛けた状態にすることで、下地材16に取り付けることができ、垂直な中間部4を左右の断熱材15,15間に通した状態にし、断熱材固定部3の脚部12,12を左右方向に開脚して各断熱材15,15の正面側に沿わせるようにすれば、左右の断熱材15,15を固定状態にすることができる。
また、図3(ロ)に示すように、下地材が、上向き開放の水平なリップ付き溝形鋼17からなっている場合は、断熱材固定金物1は、ひねり部8でのひねりを行って、取付け部2の折返し状引掛け部5をリップ付き溝形鋼17の一方のリップ17aに引っ掛けた状態にすることで、下地材17に取り付けることができ、上記と同様に、左右の断熱材を固定状態にすることができる。
また、図3(ハ)に示すように、下地材が、水平な木材18からなっている場合は、断熱材固定金物1は、ひねり部8でのひねりと曲げ部7での曲げを行って、取付け部2の取付け孔6,6(図3(ロ)参照)を通じて木材18にビス19,19を打ち込むことで、下地材18に取り付けることができ、上記と同様に、左右の断熱材を固定状態にすることができる。
もちろん、下地材が斜材や垂直材からなる場合であっても、断熱材固定金物1は、ひねり部8でのひねりと、そのひねりの程度、曲げ部7での曲げと、その曲げの程度を組み合わせることによって、そのような下地材への取付けを行うことができ、また、左右の断熱材に限らず、上下の断熱材であっても固定することができる。なお、ひねりや曲げは、人手により行うことができるようになっていてもよいし、機械や工具等により行うようになっていてもよい。
このように、上記の断熱材固定金物1では、取付け部2と中間部4との間に、ひねり部8と曲げ部7とが隣り合わせ状態に備えられているので、金物1をひねり部8でひねったり、曲げ部7で曲げることにより、取付け部2を、断熱材15を沿わせる背面側の下地材の種類や向きに応じた姿勢状態にして下地材に取り付けることができ、一種類で複数の異なりに対応することができて、断熱材を固定する金物のコストを低く抑えることができる。
しかも、ひねり部8と曲げ部7とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、リブ10の補強作用によって、ひねり部8の連接板部8bで曲がることなく、曲げ部7で曲がるようになされており、また、ひねり部8と曲げ部7とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部7でひねられることなく、ひねり部8でひねられるようになされているので、曲げ部7とひねり部8とを隣り合わせ状態に備えたものでありながら、曲げ部7での曲げとひねり部8でのひねりを容易、確実に行うことができ、上記のような複数種類の異なりへの対応を容易にすることができる。
特に、本実施形態では、曲げ部7を構成している線状の強度劣弱部が、金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた孔7a…の列からなっているので、ひねり部8と曲げ部7とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部7においてひねられてしまうのを構造的に確実に防ぐことができる。
また、本実施形態では、断熱材固定部3が、帯板状の金属プレートの幅方向の中央部において該プレートの長さ方向に延ばされ、先端部で外方に開かれた線状切欠き部11を挟む各側の脚部12,12で構成され、これら脚部12,12を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせることで断熱材を固定するようになされたものからなっているので、脚部12,12を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせるようにするだけで隣り合う断熱材を固定でき、断熱材15の固定を容易にしかも能率良く行っていくことができる。また、脚部12,12を異なる方向に曲げる前に、下地材への断熱材15の設置を行うことができ、断熱材15,15の設置を断熱材固定部3に妨げられることなく容易に行うことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、曲げ部7を構成する線状の強度劣弱部が金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた孔7a…の列からなっている場合を示したが、図1(ホ)に示すように、帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた1本のスリット孔7bからなっていてもよく、また、第1〜第5発明では、ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるような、各種の線状強度劣弱部で構成されていてよく、その場合に、帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において閉じられているかいないかは問わない。
また、上記の実施形態では、ひねり部8が、対のスリット状切欠き部8a,8aで形成されている場合を示したが、湾状などの非スリット状の対の切欠き部で形成されていてもよいし、対の切込み部で形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、断熱材固定部3として、幅方向の中央部の線状切欠き部11で対の脚部12,12が形成されたものを採用した場合を示したが、第4発明では、切欠き部11に代えて、切込み部で両脚を形成してもよいし、線状切欠き部や切込み部が幅方向に複数本形成されて3つ以上の脚部が形成されたものであってよいし、第4発明を除く第1〜第3発明では、その他の形態からなる断熱材固定部が備えられていてもよい。
更に、上記の実施形態では、金物が断熱材固定金物からなる場合を示したが、第4、第5発明の金物は、ひねり部と曲げ部とを隣り合わせ状態に備える各種金物に広く適用することができる。
実施形態の金物を示すもので、図(イ)は全体斜視図、図(ロ)は平面図、図(ハ)は正面図、図(ニ)は曲げ部とひねり部の部分の要部平面図、図(ホ)は曲げ部の他の実施形態を示す要部平面図である。 図(イ)は曲げの方法を示す斜視図、図(ロ)はひねりの方法を示す斜視図である。 図(イ)〜図(ハ)は、各種下地材への金物の取付け状態と、断熱材の固定状態を示す一部断面斜視図である。
符号の説明
1…断熱材固定金物(金物)
2…取付け部
3…断熱材固定部
4…中間部
5…折返し状引掛け部
6…取付け孔
7…曲げ部
8…ひねり部
10…補強リブ
12…脚部(各側)

Claims (6)

  1. 帯板状の金属プレートでつくられ、
    断熱材の厚さ方向の一方の側に備えられた下地に取り付けられる取付け部と、
    断熱材の厚さ方向のもう一方の側で断熱材を下地に沿わせた状態に固定する断熱材固定部と、
    前記取付け部と断熱材固定部とをつないで断熱材の厚さ方向に延ばされる中間部と
    を備えた断熱材固定金物であって、
    前記取付け部と中間部との間に、ひねり部と曲げ部とが、隣り合わせ状態に備えられ、
    ひねり部は、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対の切欠き部又は切込み部が幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部間又は切込み部間をひねり用の連接板部としたものからなり、
    曲げ部は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成されており、
    前記ひねり部のひねり用連接板部には長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブが設けられ、
    前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブの補強作用によって、ひねり部の連接板部で曲がることなく、曲げ部で曲がるようになされていると共に、
    前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるようになされていることを特徴とする断熱材固定金物。
  2. 前記取付け部が、取付け用の折返し状引掛け部を備えたものからなっている請求項1に記載の断熱材固定金物。
  3. 前記取付け部が、取付け孔を備えたものからなっている請求項1又は2に記載の断熱材固定金物。
  4. 前記断熱材固定部が、帯板状の金属プレートの幅方向の中間部において該プレートの長さ方向に延ばされ、先端部で外方に開かれた線状切欠き部又は切込み部を挟む各側で構成され、これら各側を異なる方向に曲げて断熱材の正面側に沿わせることで断熱材を固定するようになされたものからなっている請求項1乃至3のいずれか一に記載の断熱材固定金物。
  5. 帯板状の金属プレートでつくられた金物であって、
    ひねり部と曲げ部とが、隣り合わせ状態に備えられ、
    ひねり部は、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において側方に開かれた対の切欠き部又は切込み部が幅方向の中央側に延ばされ、これら切欠き部間又は切込み部間をひねり用の連接板部としたものからなり、
    曲げ部は、幅方向に延びる線状の強度劣弱部で形成されており、
    前記ひねり部のひねり用連接板部には長さ方向に延びる曲げ阻止用の補強リブが設けられ、
    前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えて曲げ力を付与した際、前記リブの補強作用によって、ひねり部の連接板部で曲がることなく、曲げ部で曲がるようになされていると共に、
    前記ひねり部と曲げ部とを挟む両側に力を加えてひねり力を付与した際、曲げ部でひねられることなく、ひねり部でひねられるようになされていることを特徴とする金物。
  6. 前記曲げ部を構成する線状の強度劣弱部が、前記帯板状の金属プレートの幅方向の両側部において閉じられた孔の列又は1本のスリット孔からなっている請求項1乃至5のいずれか一に記載の金物。
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