JP2008075326A - 仮設足場などの取付金物 - Google Patents

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Abstract

【課題】締結用螺軸により開閉操作される固定爪と可動爪とを備えた仮設足場などの取付金物の操作性を改善する。
【解決手段】断面溝形の本体1、固定挟持用爪2、可動挟持用爪3、及びネジ軸部4cが可動挟持用爪3の貫通ネジ孔19aに螺合貫通する締結用螺軸4を備えた仮設足場などの取付金物であって、可動挟持用爪3には、本体1に長さ方向に沿って設けられたガイド部6と係合して当該本体1の長さ方向一定範囲内の移動のみを許す倒立T字形片16が設けられ、締結用螺軸4の遊端には、可動挟持用爪3の貫通ネジ孔19aが遊嵌する非ネジ軸部4dが設けられ、可動挟持用爪3が固定挟持用爪2から離れる方向に移動したとき、当該可動挟持用爪3の倒立T字形片16がガイド部6の端に達する前に貫通ネジ孔19aが非ネジ軸部4dに遊嵌する遊び状態になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、建造物の鉄骨などに仮設足場などを取り付ける際に活用できる仮設足場などの取付金物に関するものである。
この種の仮設足場などの取付金物として、特許文献1に記載されるように、断面溝形の本体、この本体の一端に設けられた固定挟持用爪、前記本体内に当該本体の長さ方向に移動自在に基部が遊嵌する可動挟持用爪、及び前記本体の一端に自転可能に保持され且つネジ軸部が前記可動挟持用爪の基部に設けられた貫通ネジ孔に螺合貫通する締結用螺軸を備え、この締結用螺軸の前記本体の一端から突出する部分に回転操作部と壁つなぎなどの連結部とが設けられた仮設足場などの取付金物が知られているが、この従来周知の取付金物では、前記可動挟持用爪が前記本体の底板部と重なる底板部を有する角U字形部材から構成され、この角U字形部材の底板部上にナットを固着して前記貫通ネジ孔を構成するものであった。
特開2003−343083号公報
上記のような従来構成の取付金物では、可動挟持用爪に貫通ネジ孔を構成するためのナットと当該可動挟持用爪との当接面が締結用螺軸と平行な面となるから、両者の固定手段には溶接を利用しなければならず、コスト高になる問題点があった。又、被挟持部材を固定挟持用爪との間で挟持する左右一対の爪部がそれぞれ独立して本体から突出することに成るので、そのままでは強度が不足することになり、左右一対の爪部を互いに連結一体化する連結板を溶接などで取り付ける必要もあり、この点でもコスト高になることが免れなかった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る仮設足場などの取付金物を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、断面溝形の本体1、この本体1の一端に設けられた固定挟持用爪2、前記本体1内に当該本体1の長さ方向に移動自在に基部が遊嵌する可動挟持用爪3、及び前記本体1の一端に自転可能に保持され且つネジ軸部4cが前記可動挟持用爪3に取り付けられたナット17に螺合貫通する締結用螺軸4を備え、この締結用螺軸4の前記本体1の一端から突出する部分に回転操作部22と壁つなぎなどの連結部23とが設けられた仮設足場などの取付金物であって、前記可動挟持用爪3は、前記本体1の底板部5aから垂直に立ち上がる背板部9と、この背板部9の左右両側辺から固定挟持用爪2のある側に互いに平行に延出する左右両側板部10とを有し、前記ナット17は前記背板部9の外側に固着され、前記左右両側板部10に被挟持部材を固定挟持用爪2との間で挟持する斜辺11aが形成された構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記可動挟持用爪3の左右両側板部10には、前記本体1の底板部5aに沿って固定挟持用爪2のある側へ延出して前記斜辺11aとの間で被挟持部材が嵌入する略三角形の凹入部11を形成する受け板部13を形成することができる。また、請求項3に記載のように、前記本体1の左右両側板部5bは、当該左右両側板部5bの間から前記締結用螺軸4が外側に突出する高さとすることができる。
また、請求項4に記載のように、前記本体1の底板部5aには、当該本体1の長さ方向に沿って長孔6aを設け、前記可動挟持用爪3の背板部9には、前記長孔6aに係合して当該可動挟持用爪3の浮き上がりを防止する係止爪部(倒立T字形片15)を連設することができる。この場合、請求項5に記載のように、前記固定挟持用爪2として、前記可動挟持用爪3と同一構造物を対称向きで前記断面溝形の本体1に嵌合し、その背板部9には前記締結用螺軸4が貫通する貫通孔16を設け、前記係止爪部(倒立T字形片15)を前記本体1の底板部5aに設けられた係止孔7に係合させることができる。更にこの場合、請求項6に記載のように、前記固定挟持用爪2の左右両側板部10には係合孔14を設け、前記本体1の左右両側板部5bには、前記係合孔14に嵌合係止する切り起こし舌片8を形成することができる。
上記構成の本発明に係る仮設足場などの取付金物によれば、締結用螺軸により可動挟持用爪を固定挟持用爪側に移動させて被挟持部材を挟持させるときの締結用螺軸の軸方向の挟持力は、当該軸方向に対して直交するナットと可動挟持用爪の背板部との当接面を介して当該可動挟持用爪に伝達されることになるので、従来のようにナットを可動挟持用爪に溶接しなくとも、簡単なカシメなどによりナットを可動挟持用爪の背板部に取り付けても、強度的に問題のない、強力に被挟持部材を挟持させることができる取付金具を構成することができる。また、被挟持部材を固定挟持用爪との間で挟持する斜辺が形成された可動挟持用爪の左右両側板部は、その挟持側とは反対側の後側辺が前記背板部によって一体化されて平面形状が角U字形になっているので、従来のように可動挟持用爪の左右両側板部を別部材で連結一体化しなくとも挟持反力で変形する恐れは少ない。従って、本発明の構成によれば、従来のものよりも大巾にコストを抑えて実施することができる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、可動挟持用爪と固定挟持用爪との間で被挟持部材を挟持させたとき、可動挟持用爪が締結用螺軸とナットとの螺嵌部を支点に挟持反力の方向に回倒しようとするのを、当該可動挟持用爪の左右両側板部に形成した略三角形の凹入部の下辺部と被挟持部材の下側面との当接により防止させることが可能になり、締結用螺軸の回転操作で可動挟持用爪を固定挟持用爪の方へ無理なく且つ強力に移動させ、強力に被挟持部材を挟持させることができる。
また、本発明の構成によれば、可動挟持用爪の内側、即ち、固定挟持用爪のある側にナットが配置されるものではなく、従って、被挟持部材を挟持させるときに前記ナットに被挟持部材が引っ掛かるのを防止するために、断面溝形本体の左右両側板部の高さを前記ナットよりも高くする必要がない。従って、請求項3に記載の構成を採用して、断面溝形本体の軽量化とコストダウンを図ることができる。
更に、請求項4に記載の構成によれば、可動挟持用爪が断面溝形本体内から浮き上がるのを防止することができるので、断面溝形本体に対する締結用螺軸の支承構造を簡単にすることができる。この場合、請求項5に記載の構成によれば、固定挟持用爪を断面溝形本体に一体的に連設する場合や、可動挟持用爪とは別構造に構成する場合よりも、コストダウンを図ることができる。更に、請求項6に記載の構成によれば、可動挟持用爪と同一構造の固定挟持用爪を簡単に断面溝形本体にがたつきなく固定することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は本体、2は本体1の一端部に設けられた固定挟持用爪、3は本体1の他端側に配置された可動挟持用爪、4は締結用螺軸である。本体1は、底板部5aと左右両側板部5bとから成る、全長にわたって断面が同一サイズの溝形のもので、その底板部5aには、図3に示すように可動挟持用爪3を案内するガイド部6と、固定挟持用爪2の固定手段の一部としてのT字形の係止孔7とが設けられ、左右両側板部5bには、固定挟持用爪2が設けられる側の端部において、図6及び図7に示すように、台形の切込みの内側で形成される左右一対の切り起こし舌片8が一体形成されている。
本体底板部5aに設けられたガイド部6は、図3に示すように、本体底板部5aの固定挟持用爪2が配置される領域を除く略全域にわたって本体長さ方向に沿って設けられた長孔6aと、この長孔6aの可動挟持用爪3が配置される側の端部に連設された巾広部6bとで構成されている。又、前記T字形の係止孔7は、本体底板部5aの固定挟持用爪2が配置される箇所に設けられたもので、前記ガイド部6の長孔6aと同一巾の小巾部7aと、この小巾部7aの一端に連設され且つ前記ガイド部6の巾広部6bと同一巾の巾広部7bとから構成されている。
固定挟持用爪2と可動挟持用爪3とは、図2、図4〜図7に示すように、同一構造のものを対称向きに配置したもので、何れも本体1の底板部5aから垂直に起立する背板部9と、この背板部9の左右両側辺から互いに相手側に向かって本体1の長さ方向に沿って延出する左右両側板部10とから成る平面形状が角U字形のものであって、両挟持用爪2,3の左右両側板部10には、被挟持部材を挟持する斜辺11aを有する上側爪部12と、本体1の長さ方向と平行な下側辺11bを有する下側受け板部13とから成り、上側爪部12と下側受け板部13との間に略三角形の凹入部11が形成されている。また、左右両側板部10の下側受け板部13には係合孔14が設けられ、背板部9の下側辺には、倒立T字形片15が下向きに突出するように一体に連設されている。
固定挟持用爪2と可動挟持用爪3との相違点は、固定挟持用爪2の背板部9には、締結用螺軸4を挿通させることができる貫通孔16が設けられるのに対し、可動挟持用爪3の背板部9には、締結用螺軸4が螺合貫通するナット17が取り付けられている点にある。このナット17は、可動挟持用爪3の背板部9の外側に当接する状態で、そのカシメ用筒状部17aを背板部9に設けられた貫通孔に内向きに挿通させ、当該カシメ用筒状部17aを背板部9の内側で拡径させることにより背板部9に固着されている。
固定挟持用爪2は、下側受け板部13を含む下端部が本体1の両側板部5b間に嵌め込まれるが、このとき倒立T字形片15の巾広先端部15aを本体底板部5aのT字形係止孔7の巾広部7bに差し込む。そして下側受け板部13の下側辺が本体底板部5a上に当接した状態で固定挟持用爪2を本体1に沿ってスライドさせることにより、倒立T字形片15の小巾首部15bをT字形係止孔7の小巾部7aに嵌合させる。このとき左右一対の係合孔14が本体両側板部5bに形成された左右一対の切り起こし舌片8の内側に位置することになり、係る状態で当該舌片8を、図7に示すように、それぞれ内側に折り曲げて係合孔14に圧入させることにより、固定挟持用爪2が本体1の一端部に固定される。即ち、この実施形態では、前記T字形係止孔7、舌片8、倒立T字形片15、及び係合孔14によって固定挟持用爪2の本体1への固定手段が構成されているのである。
締結用螺軸4は、本体1の全長より所要長さだけ長いもので、一端には短いネジ軸部4aが設けられ、この短ネジ軸部4aから適当距離だけ離れた位置に直径方向両側に突出する一対の突出片4bが一体成形され、更にこの突出片4bから適当距離だけ離れた位置と他端との間に長ネジ軸部4cが設けられたものである。
組み立てに際しては、締結用螺軸4の長ネジ軸部4cを前以って可動挟持用爪3のナット17に左右両側板部10間の側から螺合貫通させておくと共に、締結用螺軸4の突出片4bと短ネジ軸部4aとの間に座金18を遊嵌させておく。この状態で、可動挟持用爪3は、下側受け板部13を含む下端部が本体1の両側板部5b間に嵌め込まれるが、このとき倒立T字形片15の巾広先端部15aを本体底板部5aのガイド部6の巾広部6bに差し込み、下側受け板部13の下側辺が本体底板部5a上に当接した状態で可動挟持用爪3を固定挟持用爪2のある側へスライドさせ、倒立T字形片15の小巾首部15bを前記ガイド部6の長孔6a内に嵌合させる。
そして、更に締結用螺軸4と共に可動挟持用爪3を固定挟持用爪2のある側へスライドさせることにより、固定挟持用爪2の背板部9の貫通孔16に締結用螺軸4の短ネジ軸部4aを挿通させ、座金18が固定挟持用爪2の背板部9と締結用螺軸4の突出片4bとの間で挟まれる状態とする。係る状態で、固定挟持用爪2の背板部9から突出した締結用螺軸4に筒状体19を外嵌させる。この筒状体19は、当該筒状体19の内端と前記座金18との間で固定挟持用爪2の背板部9を前後から挟持させたとき、当該背板部9から締結用螺軸4の短ネジ軸部4aまでの領域をカバーし得る長さを有する。従って、筒状体19から締結用螺軸4の短ネジ軸部4aが突出する状態になるから、この短ネジ軸部4aに長ナット20を螺嵌し、両者を直径方向に貫通してカシメられる固定ピン21などにより当該長ナット20を短ネジ軸部4aに固着する。このとき筒状体19は、締結用螺軸4の長さ方向に若干の遊びがあって、長ナット20を利用して締結用螺軸4を回転操作することを妨げない。又、長ナット20は、締結用螺軸4の回転操作部22を構成するだけでなく、その全長の半分程度が締結用螺軸4の短ネジ軸部4aから突出しており、この長ナット20の短ネジ軸部4aから突出しているネジ孔部が、壁つなぎなどの連結部23を構成している。
以上のように構成された仮設足場などの取付金物では、図1などに示すように、本体1から固定挟持用爪2及び可動挟持用爪3の下側受け板部13の上辺部と締結用螺軸4の上半部とが本体1内から外側に突出するように、本体1の左右両側板部5bの高さが低く構成されている。また、固定挟持用爪2及び可動挟持用爪3の下側受け板部13の上辺、即ち、略三角形の凹入部11の下側辺11bが、側面視において締結用螺軸4の長ネジ軸部4cの上辺と略同一レベルに位置するように構成されている。而して、以上のように構成された仮設足場などの取付金物は、先に引用した特許文献1に記載のものと同様に使用することができる。即ち、締結用螺軸4の回転操作部22(長ナット20)を反締結方向に逆回転操作して、締結用螺軸4の長ネジ軸部4cにより可動挟持用爪3を固定挟持用爪2から離間する方向に本体1に対し移動させ、固定挟持用爪2と可動挟持用爪3との間に必要な空間を確保しておく。
次に、建造物の鉄骨、例えば水平向きに架設されているH形鋼の下側エッジ部の下側面に、固定挟持用爪2と可動挟持用爪3との間の締結用螺軸4を当接させた状態で、締結用螺軸4の軸方向に取付金具全体をスライドさせて、固定挟持用爪2の略三角形の凹入部11内にH形鋼下側エッジ部の一側辺を嵌め込む。係る状態で、締結用螺軸4の回転操作部22(長ナット20)を締結方向に回転操作して、締結用螺軸4の長ネジ軸部4cにより可動挟持用爪3を固定挟持用爪2に接近する方向に本体1に対し移動させる。このとき可動挟持用爪3の倒立T字形片15の小巾首部15bが本体1側のガイド部6の長孔6a内をスライドし、長孔6aの両側辺と倒立T字形片15の巾広先端部15aとの係合により、この可動挟持用爪3が本体1から浮き上がることは完全に阻止されている。而して、締結用螺軸4に当接状態のH形鋼下側エッジ部の下側に可動挟持用爪3の下側受け板部13が入り込み、可動挟持用爪3の略三角形の凹入部11内にH形鋼下側エッジ部の他側辺が嵌入することになる。そして更に締結用螺軸4を締結方向に回転操作し、H形鋼下側エッジ部の左右両側辺を固定挟持用爪2及び可動挟持用爪3の略三角形の凹入部11の斜辺11a間で挟み付けて、取付金具をH形鋼下側エッジ部の下側に固定する。
尚、固定挟持用爪2及び可動挟持用爪3は、その上側爪部12の下側斜辺11aでH形鋼下側エッジ部の左右両側辺を挟持するので、図1Aに仮想線で示すように、挟持する被挟持部材であるH形鋼下側エッジ部の厚さに関係なく、固定挟持用爪2及び可動挟持用爪3の略三角形の凹入部11の下側辺11bがH形鋼下側エッジ部の下側面に当接する状態、即ち、締結用螺軸4がH形鋼下側エッジ部の下側面と平行になる姿勢で確実に取付金具を取り付けることができる。
このようにして取付金具(本体1)をH形鋼の下側エッジ部に対し直交する向きで取り付けたならば、本体1から突出している締結用螺軸4の端部の連結部23、即ち、長ナット20の外側半分程度のネジ孔に壁つなぎの取付用螺軸をネジ込んで当該壁つなぎを本体1に連結し、この壁つなぎに仮設足場などを結合することにより、当該仮設足場を前記建造物の鉄骨(H形鋼)に支持させることができる。
尚、基本的には、固定挟持用爪2を本体1と一体に形成することができるし、上記実施形態のように本体1とは別構成の固定挟持用爪2を使用する場合でも、本体1に対する固定挟持用爪2の固定手段は、上記実施形態のものに限定されない。また、上記実施形態の構成では、本体1に固着された固定挟持用爪2を介して締結用螺軸4を本体1に対し自転のみ可能に支承したが、締結用螺軸4に設けた突出片4bを無くして、固定挟持用爪2に対し締結用螺軸4を、可動挟持用爪3が固定挟持用爪2に接近する方向に移動させることができる状態に構成しても良い。この場合は、可動挟持用爪3のナット17に対し締結用螺軸4をその短ネジ軸部4a側から螺合貫通させることができるので、当該締結用螺軸4の長ネジ軸部4cの遊端に、可動挟持用爪3の抜け止め用加工部を設けることができる。
A図は側面図、B図は平面図である。 本体を除く構成部材の分解側面図である。 本体の平面図である。 A図は可動挟持用爪側の側面図、B図は固定挟持用爪側の側面図である。 可動挟持用爪側の縦断側面図である。 固定挟持用爪側の縦断側面図である。 図6のX−X線断面図である。
符号の説明
1 本体
2 固定挟持用爪
3 可動挟持用爪
4 締結用螺軸
4a 締結用螺軸の短ネジ軸部
4b 締結用螺軸の一対の突出片
4c 締結用螺軸の長ネジ軸部
4d 締結用螺軸の非ネジ軸部
5a 本体底板部
5b 本体両側板部
6 ガイド部
6a ガイド部の長孔
6b ガイド部の巾広部
7 係止孔(固定挟持用爪の固定手段)
8 切り起こし舌片(固定挟持用爪の固定手段)
9 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の背板部
10 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の左右両側板部
11 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の略三角形の凹入部
11a 凹入部の斜辺
11b 凹入部の下側辺
12 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の上側爪部
13 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の下側受け板部
14 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の係合孔
15 固定挟持用爪及び可動挟持用爪の倒立T字形片
16 貫通孔
17 ナット
17a ナットのカシメ用筒状部
18 座金
19 筒状体
20 長ナット
21 固定ピン
22 回転操作部
23 壁つなぎなどの連結部

Claims (6)

  1. 断面溝形の本体、この本体の一端に設けられた固定挟持用爪、前記本体内に当該本体の長さ方向に移動自在に基部が遊嵌する可動挟持用爪、及び前記本体の一端に自転可能に保持され且つネジ軸部が前記可動挟持用爪に取り付けられたナットに螺合貫通する締結用螺軸を備え、この締結用螺軸の前記本体の一端から突出する部分に回転操作部と壁つなぎなどの連結部とが設けられた仮設足場などの取付金物であって、前記可動挟持用爪は、前記本体の底板部から垂直に立ち上がる背板部と、この背板部の左右両側辺から固定挟持用爪のある側に互いに平行に延出する左右両側板部とを有し、前記ナットは前記背板部の外側に固着され、前記左右両側板部に被挟持部材を固定挟持用爪との間で挟持する斜辺が形成された、仮設足場などの取付金物。
  2. 前記可動挟持用爪の左右両側板部には、前記本体の底板部に沿って固定挟持用爪のある側へ延出して前記斜辺との間で被挟持部材が嵌入する略三角形の凹入部を形成する受け板部が形成されている、請求項1に記載の仮設足場などの取付金物。
  3. 前記本体の左右両側板部は、当該左右両側板部の間から前記締結用螺軸が外側に突出する高さとしてある、請求項1又は2に記載の仮設足場などの取付金物。
  4. 前記本体の底板部には、当該本体の長さ方向に沿って長孔が設けられ、前記可動挟持用爪の背板部には、前記長孔に係合して当該可動挟持用爪の浮き上がりを防止する係止爪部が連設されている、請求項1〜3の何れか1項に記載の仮設足場などの取付金物。
  5. 前記固定挟持用爪は、前記可動挟持用爪と同一構造物が対称向きで前記断面溝形の本体に嵌合されたものであって、その背板部には前記締結用螺軸が貫通する貫通孔が設けられ、前記係止爪部が前記本体の底板部に設けられた係止孔に係合している、請求項4に記載の仮設足場などの取付金物。
  6. 前記固定挟持用爪の左右両側板部には係合孔が設けられ、前記本体の左右両側板部には、前記係合孔に嵌合係止する切り起こし舌片が形成されている、請求項5に記載の仮設足場などの取付金物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017089272A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 株式会社国元商会 仮設用手摺り組立て用具

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