JP3116829U - 電子機器のキャビネット - Google Patents

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正邦 小橋
嘉一 米津
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Abstract

【課題】組付けを容易に行うことができる電子機器のキャビネットを提供する。
【解決手段】フロントキャビネット11の第一内壁面近傍に凸状の受けリブ18を複数備えて該第一内壁面と該受けリブ18の間に挿入部20を形成して、バックキャビネット31には中央に中央部33aを備えた凸状の差込みリブ33を形成して、組付ける際には、バックキャビネット31の差込みリブ33の中央部33aをガイドとして、フロントキャビネット11の挿入部20に差込み、受けリブ18と第一内壁面で挟み込んで固定する。
【選択図】図6

Description

本考案は、バックキャビネットとフロントキャビネットとから成るテレビジョン受像機等の電子機器のキャビネットに関する。
従来から、テレビジョン受像機などの電子機器のキャビネットにおいては、前面を開口して内部に各種電子機器を内蔵するバックキャビネットと、このバックキャビネットの開口部を覆う枠状のフロントキャビネットから構成され、組付けに際し、分割した各キャビネットを嵌合してビス等で固着している。
このようなキャビネットの取付構造に関する技術として、特許文献1においては、テレビジョン受像機のフロントキャビネットの開口縁内側にネジ孔と凹部を有する突出部を一体形成し、バックキャビネットには、フロントキャビネットに形成した突出部と対向する位置に凹部と嵌合する凸部とネジの貫通口を形成し、凹部と凸部とを嵌合してフロントキャビネットとバックキャビネットとを位置決めした状態でネジにより固定するキャビネット装置が提案されている。
また特許文献2においては、キャビネットをフロントキャビネットとバックキャビネットにより構成し、バックキャビネットの両側面部と天板部に、中央に向って凹となる凹曲縁とした嵌合用リブを形成し、この嵌合用リブをフロントキャビネットの両側面部と天板部の内周面に重ね合わせてフロントキャビネットとバックキャビネットとを相互に位置決めした電子機器のキャビネットが提案されている。
実開昭57−119580号公報 特開2002−314901号公報
しかし、前述した特許文献1におけるキャビネット装置では、フロントキャビネット及びバックキャビネットの接合部分にそれぞれ凹部と凸部を形成して、これら凹凸部を嵌合して位置決めを行い、ネジで固定することから、例えば大型のテレビジョン受像機においては複数箇所を固定する場合、位置決めするための凹部と凸部の個数も増えるため、キャビネットの形状が複雑になるとともに、凹部と凸部との位置決め作業も複雑になり作業効率が低下する。
この点に関し、特許文献2における電子機器のキャビネットでは、位置決めのための嵌合用リブがフロントキャビネットの両側面部と天板部のほぼ幅方向に渡って形成され、特許文献1のように電子機器の大きさによってリブを増やす等の必要はないが、嵌合用リブの形状が中央に向って凹となる凹曲縁であるから嵌合用リブの両端が高くなる。このため、バックキャビネットとフロントキャビネットを嵌合して両キャビネットを位置決めする際に、嵌合用リブの両端部の二箇所をほぼ同時にフロントキャビネットに差し込まなければならないので、組み付け作業性に劣るものであって、特にキャビネットの大型化に伴ってバックキャビネットの撓み変形が増大することから、嵌合用リブをフロントキャビネットの内周部へとスムースに誘い込むように挿入することが困難となり、作業効率が低下する。
本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、バックキャビネットとフロントキャビネットの組付け時にバックキャビネットに形成する差込みリブをフロントキャビネットへとスムースに誘い込んで組付け作業の効率化を可能とした電子機器のキャビネットを提供することを目的とする。
請求項1に係る電子機器のキャビネットは、前面を開口したバックキャビネットと、このバックキャビネットの前面を覆う枠型フレーム状のフロントキャビネットとを備え、その各キャビネットの開口縁部を相互に重ね合せて内部に各種部品を収納した電子機器のキャビネットであって、前記各キャビネットを重ね合わせる開口縁部の一方に、該開口縁部から突出した平板状の差込みリブを突設するとともに、他方の開口縁部の内周面側に前記差込みリブを受け入れる受けリブを形成し、該キャビネットの内周面側と受けリブとの間に前記差込みリブを挿入して各キャビネットを相互に位置決めするとともに、前記差込みリブは、両端部から中央部に向かって凸状に傾斜させたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、フロントキャビネットには受けリブを形成し、バックキャビネットには中央に向かって凸状に傾斜させた差込みリブを形成して、組付ける際に差込みリブの中央の中央部をガイドとして受けリブと内周面側の間に差込み挟持するので、受けリブへの挿入部分が一箇所である。これにより、キャビネットを組み付ける際の固定が容易となる。また、バックキャビネットに形成する差込みリブは、両端部から中央部に向かって凸状に傾斜させてあり、両端部は低くなっているので、落下等過度の衝撃が加わった際に起こる端部の破損による故障を防ぐことができる。
請求項2に係る電子機器のキャビネットは、請求項1記載のキャビネットにおいて、前記差込みリブがバックキャビネットの左右側面と天井面から突出し、前記受けリブは前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面の内周面側に位置して複数並設され、かつ、その各受けリブの先端がフロントキャビネットの開口縁部から突出して形成されていることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記差込みリブはバックキャビネットの左右側面と天井面から突出するように形成し、前記受けリブはフロントキャビネットの左右側壁面と天井面に複数形成して、さらに該受けリブの先端がフロントキャビネットの開口縁部から突出して形成されているので、組み付ける際に受けリブが差込みリブをスムースに誘い込むことができるので、キャビネットの組付けを容易に行うことができ、また受けリブは複数形成されているので、差込みリブを複数箇所から確実に固定することができ、強度も上げることができる。
請求項3に係る電子機器のキャビネットは、請求項1、2記載のキャビネットにおいて前記各受けリブと前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面との間に前記受けリブを受け入れる挿入部を形成し、この挿入部が前記受けリブの先端部から差込みリブの挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜させて形成するとともに、前記受けリブは、先端部に向かって肉薄となるテーパ状に形成したことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、作業者はキャビネットを組付ける際に、バックキャビネットの差込みリブに形成した中央部をガイドとして、挿入部に挿入することができ、また、フロントキャビネットに形成した受けリブの先端部から差込みリブの挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜させた該受けリブと内周面側との間に形成した挿入部に挿入するので、差込みリブをスムースに誘い込むことができ、さらに各リブが強固に固定され、各キャビネットが一体化するので、キャビネット内部に配置されるスピーカー音の振動がキャビネットに伝わり、部分的に生じる振動音などを抑制することができる。また、挿入部に差し込む差込みリブは、中央部が最も高い三角形状であるから、その最も高い中央の中央部の一箇所を挿入部に挿入すればよいから、差込みリブの複数箇所を同時に挿入部に挿入する必要がなく、キャビネットの組付けを容易に行うことができる。
本考案の請求項1の電子機器のキャビネットによれば、電子機器のキャビネットは前面を開口したバックキャビネットと、このバックキャビネットの前面を覆う枠型フレーム状のフロントキャビネットとを備え、その各キャビネットの開口縁部を相互に重ね合せて内部に各種部品を収納した電子機器のキャビネットであって、前記各キャビネットを重ね合わせる開口縁部の一方に、該開口縁部から突出した平板状の差込みリブを突設するとともに、他方の開口縁部の内周面側に前記差込みリブを受け入れる受けリブを形成し、該キャビネットの内周面側と受けリブとの間に前記差込みリブを挿入して各キャビネットを相互に位置決めするとともに、前記差込みリブは、両端部から中央部に向かって凸状に傾斜させたことにより、組付ける際に差込みリブの中央部をガイドとして受けリブと内周面側の間に差込み挟持することができ、キャビネットを組み付ける際の固定が容易にできるので作業効率を上げることができる。また、バックキャビネットに形成する差込みリブは、両端部から中央部に向かって凸状に傾斜させてあり、両端部は低くなっているので、落下等過度の衝撃が加わった際に起こる端部の破損による故障を防ぐことができるため品位の向上を図ることができる。
本考案の請求項2の電子機器のキャビネットによれば、電子機器のキャビネットは、請求項1記載のキャビネットにおいて、前記差込みリブがバックキャビネットの左右側面と天井面から突出し、前記受けリブは前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面の内周面側に位置して複数並設され、かつ、その各受けリブの先端がフロントキャビネットの開口縁部から突出して形成されていることにより、組み付ける際に受けリブが差込みリブをスムースに誘い込むことができるため、キャビネットの組付けを容易に行うことができ、作業効率を上げることができる。また受けリブは複数形成されているので、差込みリブを複数箇所から確実に固定することが可能となり、強度も上げることができるので品位を向上することが可能となる。
本考案の請求項3の電子機器のキャビネットによれば、電子機器のキャビネットは、請求項1、2記載のキャビネットにおいて前記各受けリブと前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面との間に前記受けリブを受け入れる挿入部を形成し、この挿入部が前記受けリブの先端部から差込みリブの挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜させて形成するとともに、前記受けリブは、先端部に向かって肉薄となるテーパ状に形成したことにより、作業者はキャビネットを組付ける際に、バックキャビネットの差込みリブに形成した中央部をガイドとして、挿入部に挿入することができ、またこの時、フロントキャビネットに形成した受けリブの先端部から差込みリブの挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜させた該受けリブと内周面側との間に形成した挿入部に挿入するので、差込みリブをスムースに誘い込むことができるので作業効率を高め、さらに各リブが強固に固定され、各キャビネットが一体化するので、キャビネット内部に配置されるスピーカー音の振動がキャビネットに伝わり、部分的に生じる振動音などを抑制することができるため、品位の向上を図ることができる。また、挿入部に差し込む差込みリブは、中央部が最も高い三角形状であるから、その最も高い中央の中央部の一箇所を挿入部に挿入すればよいから、差込みリブの複数箇所を同時に挿入部に挿入する必要がなく、キャビネットの組付けを容易に行うことができるので作業効率を上げることができる
以下、本考案の具体的実施例について、図1から図9の図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本考案を具体化する際の一形態であって、電子機器のキャビネットとしてテレビジョン受像機のキャビネットを本考案に適用したもので、本考案をその範囲内に限定するためのものではない。
図1は、テレビジョン受像機の外観を示す斜視図、図2はテレビジョン受像機の分解斜視図、図3はフロントキャビネットの背面図、図4はフロントキャビネットの断面図、図5はバックキャビネットの背面図、図6はバックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込む途中の状態を表す側面図、図7はバックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込んだ状態を示す側面図、図8はバックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込む途中の状態を示す拡大図、図9はバックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込んだ状態を示す拡大図である。
図1から図5を用いて本考案におけるテレビジョン受像機1のキャビネット2の構成を説明する。テレビジョン受像機1のキャビネット2は、前面を開口したフロントキャビネット11と、このフロントキャビネット11の開口部分である第一開口部19を覆うバックキャビネット31から構成され、フロントキャビネット11はアルミニウムなどの軽金属あるいは合成樹脂などによって枠型フレーム状に形成され、前面側に表示部12を備え前面のフレーム部13の四方周縁から後方に突設したトップフレーム部13a(天井面)、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13c(左右両側壁面)、ボトムフレーム部13dを備えている。一方、バックキャビネット31はプラスチックなどの合成樹脂から成り、筐体状に、背面部32の四方周縁から一体形成した天板面32a、右側面部32b、左側面部32c、底面部32dを備えて前面を開口した有底箱型を成している。
前記フレーム部13の背面にはネジ孔15や各種スイッチ部16などを挿通する部品挿通孔17が形成されるともに、ボトムフレーム部13dを除く、トップフレーム部13a、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13cの内壁である第一内壁面13e(内周面側)に沿って複数の受けリブ18が一体形成されている。前記受けリブ18は細長い帯板状であり、これら受けリブ18とトップフレーム部13a、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13cの内壁である第一内壁面13eとの間には後述するバックキャビネット31の差込みリブ33を挿入する挿入部20を設けている。なお、前記各受けリブ18の先端はフロントキャビネット11から後方に突出して設けられているとともに、バックキャビネット31の差込みリブ33を挿入する挿入部20は各受けリブ18の先端部18aから差込みリブ33の挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜しており、その傾斜によって前記差込みリブ33を誘い込むようにしている。
バックキャビネット31は、該バックキャビネット31の一部を構成する天板面32aと右側面部32b、左側面部32cの内壁である第二内壁面32eからバックキャビネット31の前方に突出する凸状の差込みリブ33を備えるとともに、背面部32には前記ネジ孔15と対応するネジの挿通孔34を備えている。前記差込みリブ33はバックキャビネット31の天板面32aと右側面部32b及び左側面部32cの内壁である第二内壁面32eの3方からバックキャビネット31の前方に向かって一体形成されている。この各差込みリブ33は中央部33aが最も高い凸状であって、その中央部33aから差込みリブ33の両端に向かって直線的に傾斜した三角形状である。さらに、各差込みリブ33は、中央部33aに向かって肉薄となるテーパ状である。
次に図6から図9を用いて、バックキャビネット31とフロントキャビネット11の組付け手順について説明する。バックキャビネット31とフロントキャビネット11の組付けに際し、バックキャビネット31の天板面32a、右側面部32b及び左側面部32cに形成した凸状の差込みリブ33をフロントキャビネット11のトップフレーム部13a、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13cの第一内壁面13eと受けリブ18との間に形成する挿入部20に挿入する。この際、挿入部20に差し込む差込みリブ33は、中央部33aが最も高い三角形状であるから、その最も高い差込みリブ33の中央部33aから挿入部20に挿入すればよいから、従来のように差込みリブ33の両端を同時に挿入部20に挿入する必要はない。さらに、差込みリブ33は中央部33aに向かって肉薄となるテーパ状であり、他方、挿入部20は、挿入部20を構成する各受けリブ18の先端部18aから差込みリブ33の挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜しており、挿入部20に差込みリブ33を挿入する際、挿入部20内に差込みリブ33がスムースに誘い込まれる。このようにして受けリブ18によって形成される挿入部20にバックキャビネット31の差込みリブ33をそれぞれ挿入してフロントキャビネット11とバックキャビネット31とを相互に位置決めすることによってフロントキャビネット11とバックキャビネット31の各開口部19,35を重ね合わせた後、バックキャビネット31の背面部32に形成する挿通孔34からフロントキャビネット11のネジ孔15にねじを螺着して各キャビネット11,31を固定する。
以上のように、本実施例のテレビジョン受像機1のキャビネット2によれば、フロントキャビネット11に細長い凸状の受けリブ18を、トップフレーム部13a、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13cの第一内壁面13e近傍に第一開口部19から突出するように複数形成し、各第一内壁面13eと受けリブ18の間に挿入部20を設け、バックキャビネット31の天板面32aと右側面部32c及び左側面部32dの第二内壁面32eに中央に中央部33aを備えた肉薄な凸状の差込みリブ33を各面32a、32b、32cに一つ形成して、組付ける際にはバックキャビネット31の差込みリブ33の中央部33aをガイドとして順次フロントキャビネット11に備えられた複数の挿入部20に誘い込んで各キャビネット11,31を位置決め固定した後、バックキャビネット31の背面部32に形成する挿通孔34からフロントキャビネット11のネジ孔15にねじを螺着して各キャビネット11,31を固定するので、テレビジョン受像機1の大きさによって各リブ18、33を増やす必要がない。また、挿入部20に差し込む差込みリブ33は、中央部33aが最も高い三角形状であるから、その最も高い差込みリブ33の中央部33aの一箇所を挿入部20に挿入すればよいから、差込みリブ33の複数箇所を同時に挿入部20に挿入する必要がない。さらに、差込みリブ33は、中央部33aに向かって肉薄となるテーパ状であり、他方、挿入部20は、挿入部20を構成する各受けリブ18の先端部18aから差込みリブ33の挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜しているため、挿入部20に差込みリブ33を挿入する際、挿入部20内に差込みリブ33をスムースに誘い込むことができ、極めて効率的にフロントキャビネット11とバックキャビネット31とを組付けることができ、作業効率を向上することができる。
また、バックキャビネット31の天板面32a、右側面部32b及び左側面部32cの第二内壁面32eに備えられた差込みリブ33とフロントキャビネット11のトップフレーム部13a、ライトフレーム部13b、レフトフレーム部13cの第一内壁面13eに備えられた受けリブ18は、組付けた際に、バックキャビネット31の差込みリブ33の傾斜に沿ってフロントキャビネット11の第一内壁面13eに押し付けられ、受けリブ18と第一内壁面13eとで強固に挟持され、差込みリブ33とフロントキャビネット11の第一内壁面13eとが一体化するため、キャビネット2内部に配置されるスピーカー音の振動がキャビネット2に伝わり、部分的に生じる振動音など抑制することができるので、より高品質な電子機器1のキャビネット2を提供することができる。
さらに、バックキャビネット31に備えた差込みリブ33は中央に中央部33aを設けた凸状から成り、その端部は低くなっているので、落下等過度の衝撃が加わった際に起こる端部の破損による故障を防ぐことができるので、品位の向上を図ることができる。
本考案の一実施例を示すテレビジョン受像機の外観を示す斜視図である。 同上、テレビジョン受像機の分解斜視図である。 同上、フロントキャビネットの背面図である。 同上、フロントキャビネットの断面図である。 同上、バックキャビネットの背面図である。 同上、バックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込む途中の状態を表す側面図である。 同上、バックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込んだ状態を示す側面図である。 同上、バックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込む途中の状態を示す拡大図である。 同上、バックキャビネットの差込みリブをフロントキャビネットの挿入部に差し込んだ状態を示す拡大図である。
符号の説明
1 電子機器(テレビジョン受像機)
2 キャビネット
11 フロントキャビネット
13a 天井面(トップフレーム部)
13b、13c 左右側壁面(ライトフレーム部、レフトフレーム部)
13e 内周面側(第一内壁面)
18 受けリブ
18a 先端部
19 開口縁部(第一開口部)
20 挿入部
31 バックキャビネット
32a 天井面
32b、32c 左右側面(右側面部、左側面部)
33 差込みリブ
33a 中央部
35 開口縁部(第二開口部)

Claims (3)

  1. 前面を開口したバックキャビネットと、このバックキャビネットの前面を覆う枠型フレーム状のフロントキャビネットとを備え、その各キャビネットの開口縁部を相互に重ね合せて内部に各種部品を収納した電子機器のキャビネットであって、前記各キャビネットを重ね合わせる開口縁部の一方に、該開口縁部から突出した平板状の差込みリブを突設するとともに、他方の開口縁部の内周面側に前記差込みリブを受け入れる受けリブを形成し、該キャビネットの内周面側と受けリブとの間に前記差込みリブを挿入して各キャビネットを相互に位置決めするとともに、前記差込みリブは、両端部から中央部に向かって凸状に傾斜させたことを特徴とする電子機器のキャビネット。
  2. 前記差込みリブがバックキャビネットの左右側面と天井面から突出し、前記受けリブは前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面の内周面側に位置して複数並設され、かつ、その各受けリブの先端がフロントキャビネットの開口縁部から突出して形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器のキャビネット。
  3. 前記各受けリブと前記フロントキャビネットの左右側壁面と天井面との間に前記受けリブを受け入れる挿入部を形成し、この挿入部が前記受けリブの先端部から差込みリブの挿入方向に向かって幅狭となるように傾斜させて形成するとともに、前記受けリブは、先端部に向かって肉薄となるテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器のキャビネット。
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