JPS5839435Y2 - 時計用部品の固定構造 - Google Patents

時計用部品の固定構造

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JPS5839435Y2
JPS5839435Y2 JP17901878U JP17901878U JPS5839435Y2 JP S5839435 Y2 JPS5839435 Y2 JP S5839435Y2 JP 17901878 U JP17901878 U JP 17901878U JP 17901878 U JP17901878 U JP 17901878U JP S5839435 Y2 JPS5839435 Y2 JP S5839435Y2
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JP
Japan
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screw
parts
main plate
fixed
screws
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Expired
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JP17901878U
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JPS55100186U (ja
Inventor
正 佐久間
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計用部品を地板または、基材に固定する構
造に関するものである。
従来、地板などの表や裏に部品を配置・固定する場合、
第1図に示すように1つのネジ穴を共用する方法があっ
た。
この方法は、婦人用の比較的スペースの限られた時計や
、複雑な機能を有する時計においてよく用いられていた
が、時計の薄型化に対応できない欠点があった。
すなわち、時計に限らず、ネジによる締結は、ネジユル
ミ・ネジバカを防止するため、実効3〜3.5山のくい
つきを確保する必要がある。
第1図の従来例で、ネジ径を0.8 tnx (受を固
定するネジで最も多く使われている寸法)とした場合、
ネジのピッチは0.2121であるから、不完全ネジ部
(メネジの端や、オネジの先端の、完全なネジが形成さ
れていない部分)を1山として、ネジくいつき長さは称
呼で0.8關必要となり、ネジとネジのスキマを考慮し
て、地板の厚みは、最低でも1.7imとなってしまう
したがって、時計を薄くするためには、表と裏の部品を
固定する場所を別々にしたり、JIS規格にない特殊な
ネジを使用するなどの便法をとらざるを得なかった。
これは、加工増によるコスト高、メインテナンスの難し
さ、レイアウト上の無理から他の部品へのしわよせがあ
るなどの欠点を生じた。
本考案は、上記欠点を除去するもので、以下第2図、第
3図の実施例に基づいて説明する。
1は地板、2は表輪列または他の部品(図示せず)を保
持する受で、3は裏輪列の歯車、4は受2を地板1に固
定するネジで、その先端は地板1の反対側につき出てお
り、歯車3を固定するナツト5とネジ嵌合する。
第3図の6は、地板1にたてられ、受2の位置決めとな
るネジピンである。
第1図の7,8は夫々部品固定用のネジである。
組立順序は、地板1に受2をセットし、ネジ4で固定す
る。
つぎに地板な裏がえし、歯車3をセットして、ナツト5
で固定する。
第2図の実施例では、第1図の従来例に比べ、片側のネ
ジくいつき長さ分、0.8 mm薄くなり、地板1の厚
みは1山を切ることができる。
ネジ4の有効ネジ径を2段にしであるのは、ネジ締め作
業を合理化(受2を固定するとき、ネジ4の回転が少な
くてすむ)するためである。
また他の実施例の第3図は、地板1にピン6をたてるこ
とによって、ネジ長さが確保できるので、さらに地板1
を薄くすることができる。
なお、歯車3のかわりに、裏物を押える部材におきかえ
ても、その効果は変わらないし、また、10部品を地板
として説明したが、全電子式時計における回路の基材に
おきかえても同様である。
以上述べたごとく、本考案によれば、地板の表と裏側の
部品を固定するとき、同一のネジ穴を共用しても、時計
ムーブメントを薄くできるので、小型時計や複雑機能時
計においても極薄型が容易に可能になり、その実用効果
は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、部品のネジ締め固定における従来の方法の断
面図、第2図は、本考案による部品のネジ締め固定の断
面図で、第3図は、本考案の他の実施例の断面図である
。 1・・・・・・地板、2・・・・・・受、3・・・・・
・歯車、4・・・・・・ネジ、5・・・・・・ナツト、
6・・・・・・ネジピン、7・・・・・・ネジ、8・・
・・・・ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計用の部品を地板または基材にネジ締め固定する構造
    において、地板または基材にメネジを有するピンを固定
    、又はネジ穴を設け、前記地板または基材の一方の側の
    部品を前記ピンまたはネジ穴にネジ締め固定し、他の側
    の部品は、前記ネジの先端とネジ嵌合するナツトによっ
    て固定することを特徴とする時計用部品の固定構造。
JP17901878U 1978-12-29 1978-12-29 時計用部品の固定構造 Expired JPS5839435Y2 (ja)

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JP17901878U JPS5839435Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 時計用部品の固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS55100186U JPS55100186U (ja) 1980-07-12
JPS5839435Y2 true JPS5839435Y2 (ja) 1983-09-05

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ID=29190037

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