JPS606785Y2 - 携帯時計のガラス部構造 - Google Patents

携帯時計のガラス部構造

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Publication number
JPS606785Y2
JPS606785Y2 JP14597479U JP14597479U JPS606785Y2 JP S606785 Y2 JPS606785 Y2 JP S606785Y2 JP 14597479 U JP14597479 U JP 14597479U JP 14597479 U JP14597479 U JP 14597479U JP S606785 Y2 JPS606785 Y2 JP S606785Y2
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JP
Japan
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metal edge
glass
cover glass
plastic
waterproof ring
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Expired
Application number
JP14597479U
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English (en)
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JPS5662586U (ja
Inventor
君夫 宮島
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラスチック胴を有する携帯時計のガラス部構
造に関する。
従来のプラスチック携帯時計におけるガラスの胴への固
定はアクリルガラスの超音波溶着や無機ガラスの接着に
よる方法のため防水機能上充分満足できるものではなく
、防水ケースとして信頼できるものではなかった。
又、プラスチック等の締め代を持たせたパツキンにより
プラスチック胴の係止壁にガラスを固定する場合、剛性
力に乏しいプラスチック胴ではパツキンの締め代による
反撥力に耐えるためにプラスチック係止壁を厚くせざる
をえなく、結果的には犬ぶりのプラスチック携帯時計に
なってしまった。
本考案は上記の欠点を除去するものであり、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ABS樹脂、アクリルなどの
プラスチック胴の係止壁に薄板金属を絞って金属縁を配
設し、合成樹脂、合皮ゴムなどのパツキンを介してより
精度の高いガラス挿入の方法が可能となることにより、
プラスチックケースの小型化及び防水性の向上を目的と
するものである。
以下図により詳細に説明する。
第1図は従来のプラスチック胴のガラス部構造であり、
ガラス2は一般に直接プラスチック胴1に超音波溶着又
は接着によって係止されているため、防水機能が充分で
なく、又外観上からも溶着又は接着部分が見えるため好
ましくなかった。
第2図はやはり従来のプラスチック胴のガラス部構造で
あり、ガラス22は締め代を持った防水リング23を介
してプラスチック胴21に固定されているため、防水リ
ングの締め代に対する反発力に耐えるようにするため係
止壁aの寸法を大きくとらざるを得なかった。
第3図は本考案の一実施例の断面図を不味ポリカーボネ
ートの胴31の上部に設けた突出壁31aに、ステンレ
ススチール、洋白、黄銅等の金属薄板の絞り又は電鋳等
により得られた金属縁34をおおいかぶせ、接着剤35
で固定し、この金属縁34の底部内方に延出する水平部
34aを胴31の前記突出壁31aの内方に設けた凹部
31bに載置している。
この水平部34aの上にプラスチックからなる防水リン
グ33を設け、前記金属縁34内方の垂直壁34bとそ
の内方に配置したカバーガラス32の外周壁との間に前
記防水リング33を締め代を持たせて配置し、カバーガ
ラス32の外周壁との間に前記防水リング33を締め代
を持たせて配置し、カバーガラス32を胴31に固定し
ている。
前記カバーガラス32はその内面32aに印刷が施され
てマークが示され見切り形状が決定されている。
又、このカバーガラス32は胴31の前記凹部31bの
内方に形成された凸部31c上に載置されており、前記
印刷された内面32aと金属縁34の前記水平部34a
との間に隙間Cが設けられている。
以上の述べてきたように、本考案によれば、金属縁を使
用することにより、従来のプラスチック成形による場合
の見切径精度(防水リング径)に比較して加工上の精度
が非常に向上する。
その結果防水リングを介してガラスを挿入する際に、防
水リング外径との締め代が安定し、信頼性の高い防水性
を得ることができる。
また、金属の剛性がプラスチックのそれより数段大きい
ので、金属縁を使用した場合の胴の係止壁すの方が金属
縁無しの係止壁aより非常に小さいので、小型のプラス
チックケースを得ることが出来る。
さらにカバーガラスの接着面又は溶着面の汚なさによる
外観低下もなく、プラスチックケースに金属縁を設ける
ことにより、従来のプラスチックケースには見られない
高級感を表出することが可能となるものである。
更に本考案は、カバーガラスの印刷面が金属縁の水平部
と接触しないため印刷面が傷ついたり剥離することがな
い。
この場合、印刷面にはやわらかいプラスチック胴の凸が
当たるため、印刷面が剥離したり傷が付くことがなく、
良好な外観が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のガラス部断面図、第3図は本考
案のガラス部断面図である。 1.21.31・・・・・・プラスチック胴、2,22
.32・・・・・・カバーガラス、23,33・・・・
・・防水リング、34・・・・・・金属縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチック胴の上部に設けた突出壁に薄板の金属縁を
    おおいかぶせて配設し、前記金属縁の底部の内方に延出
    する水平部を胴の前記突出壁内方に設けた凹部に配置し
    、前記水平部上に防水リングを設け、前記金属縁の内方
    垂直壁とその内方に配置したカバーガラスの外周壁との
    間に締め代を持たせた前記防水リングを配置し、前記カ
    バーガラスは内面に印刷面が形成されるとともに胴の前
    記凹部の内方に形成された凸部上に配置され、カバーガ
    ラスの前記印刷面と金属縁の前記水平部との間に隙間を
    持たせたことを特徴とする携帯時計のガラス部構造。
JP14597479U 1979-10-22 1979-10-22 携帯時計のガラス部構造 Expired JPS606785Y2 (ja)

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JPS5662586U JPS5662586U (ja) 1981-05-27
JPS606785Y2 true JPS606785Y2 (ja) 1985-03-05

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