JPH0249587Y2 - - Google Patents

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JPH0249587Y2
JPH0249587Y2 JP1984090448U JP9044884U JPH0249587Y2 JP H0249587 Y2 JPH0249587 Y2 JP H0249587Y2 JP 1984090448 U JP1984090448 U JP 1984090448U JP 9044884 U JP9044884 U JP 9044884U JP H0249587 Y2 JPH0249587 Y2 JP H0249587Y2
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JP1984090448U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は時計枠体などに文字板および裏蓋を取
付ける時計の構造に関するものである。
(従来の技術およびその問題点) 従来の技術として、例えば実公昭36−32882号
公報に示されている文字板の固定装置がある。ま
た枠体などへの裏蓋の取付方法の従来技術とし
て、枠体内面より背面外方へ複数の取付柱を突設
し、この取付柱に裏蓋をねじ等により固着したも
のが知られている。
この上記第1の従来技術は第19図に示される
ようにケース21の後端の屈曲縁21aと、文字
盤22の突縁22aとの間に長目の弾片23を張
設したものである。
しかしながらこの上記第1、第2の従来技術に
おいては、枠体への文字板の取付と枠体への裏蓋
の取付は分けて別部材で行なつているので枠体へ
の文字板および裏蓋の取付が複雑で時間がかかる
という問題点があつた。
本考案は上記問題点を除去することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、枠体の後縁部に引掛部が屈成
してあり、枠体内に位置する文字板と引掛部との
間に、1対の押えバネが上下位置に圧縮状態で装
着してあり、上方に位置する押えバネと文字板と
の一方に凹部が、その他方に凹部に係合する突部
がそれぞれ設けてあり、上方に位置する押えバネ
には、時計の背面と平行に垂下する係合片を有す
る第1の止め具が固着してあり、下方に位置する
押えバネには、背面方向に突出するガイド片と、
このガイド片と直角をなす受片と、この受片に設
けてあるねじ孔とを有する第2の止め具が固着し
てあり、枠体の背面に装着される裏蓋には、係合
片が貫通可能な第1の係合凹部と、ガイド片が嵌
合可能な第2の係合凹部と、ねじ孔に螺着可能な
取付ねじとが設けてあるところにある。
(実施例) 第1〜16図において、枠体1は金属板材より
形成され、外形は円形に形成され、前部は屈成さ
れてカバー押え部1aとなつており、後縁部は鋭
角的に屈成された引掛部1bとなつている。枠体
1内にはパツキン2を介して前面カバー3が位置
しており、前面カバー3の後方に文字板4が位置
している。文字板4の外周部4aには、本実施例
では8ケ所の突部4b……が後方に向けて突出し
ている。そして突部4b……に対応させて8本の
押えバネ5……が文字板4の外周部4aと枠体1
の引掛部1bとの間に圧縮状態で装着してある。
すなわち押えバネ5……は前方の凹部5a……が
文字板4の突部4b……に係合し、後端の突起部
5b……が枠体1の引掛部1bに引掛けられて取
付けられ、文字板4および前面カバー3をパツキ
ン2を介してカバー押え部1aに押圧している。
押えバネ5……には取外し時にドライバなどを引
掛ける外し部5c……が屈成して形成してある。
上下の2本の押えバネ5,5には裏蓋6を固定す
る第1の止め具7、第2の止め具8がリベツトに
より固着され、他の6本の押えバネ5……は第6
図示のように装着されている。裏蓋6には掛孔6
a、止め孔6bが形成されるとともに上下端部に
それぞれ第1の係合凹部6c、第2の係合凹部6
dが形成されている。裏蓋6の下部には取付ねじ
9が取付けてある。上方の押えバネ5と止め具7
は第11〜13図示のように固着されており、止
め具7の時計の背面と平行に垂下する係合片7a
には裏蓋6の係合凹部6cが係合かのうである。
また下方の押えバネ5と止め具8は第14〜16
図示のように固着されており、止め具8には裏蓋
6の係合凹部6dを案内するガイド片8a,8a
と、このガイド片と直角をなす受片8bと、取付
ねじ9がねじ込まれるねじ孔8cが設けてある。
文字板4の中央部後面には機械体ケース10が設
けてあり、内蔵される時計機械体11の中心固定
ねじ(図示せず。)により固定されている。機械
体ケース10と文字板4との間には防水リング1
2が介設されている。機械体ケース10の後方開
口には機械体カバー13が密着状態に装着してあ
る。
本考案は上記構成であり、つぎに組立について
述べる。まず前面カバー3の外周にパツキン2を
嵌合して取付け、枠体1内に挿入する。このあ
と、文字板4を前面カバー3の後方にパツキン2
を介して対接させ、突部4b……に押えバネ5の
凹部5a……を係合させ、バネを圧縮状態にして
後端の突起部5b……を枠体1の引掛部1bに引
掛ける。押えバネ5……は前部が突部4b……に
係合しているとともに後部の突起部5b……が枠
体1の引掛部1b……に引掛かつているため、枠
体1に対して文字板4が回転することは少ない。
そして止め具7に裏蓋6の係合凹部6cを係合さ
せ、下部の係合凹部6aを止め具8のガイド片8
a,8aにて案内させて、取付ねじ9をねじ孔8
cにねじ込む。このように外装部分の組立は極め
て容易である。機械体ケース10は前面に防水リ
ング12を取付けて文字板4の後面に対接させ、
文字板4の前面から中心固定ねじを時計機械体1
1にねじ込み固定し、機械体カバー13により密
閉する。
時計を壁面などに掛けるときは、まず裏蓋6の
みを掛孔6a、止め孔6bにより壁面に固定し、
裏蓋6に止め具7を係合させ、止め具8を取付ね
じ9をねじ込み固定する。時計機械体11への電
池の着脱や針回し操作は、裏蓋6を外し、機械体
カバー13を外して行なう。
つぎに本考案の他の実施例を第17〜18図を
参照して説明する。第17図は、文字板16に係
合部として凹部16a……が設けてあり、押えバ
ネ17……に突設した突起17a……が挿入し、
両者のスリツプを防止している。上下の2本の押
えバネ17,17には第1の実施例と同様の第
1、第2の止め具がそれぞれ固着されている。ま
た押えバネ17の後端の突起部17b……が前記
実施例と同様の枠体の引掛部に引掛かり、枠体に
対し文字板16が回転することはほとんど無くな
る。
第18図は文字板18の突部18a……が押え
バネ19……の凹部19a……に挿入する例を示
している。この実施例の場合も、前記二つの実施
例と同様の効果を有する。
(考案の効果) 本考案によれば1対の押えバネにそれぞれ止め
具を固着し、この部材で枠体への文字板の取付け
と枠体への裏蓋の取付を可能としたので、枠の組
立が簡単となり、組立時間が大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜16図は本考案の一実施例を示し、
第1図は一部破断右側面図、第2〜3図はそれぞ
れ第1図の上部および下部の底面図、第4〜5図
はそれぞれ第2図−線、第3図−線に沿
う拡大断面図、第6図は止め具のない部分の拡大
断面図、第7図は突部を示す文字板の一部拡大背
面図、第8〜10図はそれぞれ押えバネの拡大断
面図、拡大平面図、拡大正面図、第11〜13図
はそれぞれ押えバネと上方の止め具の右側面図、
背面図、平面図、第14〜16図はそれぞれ押え
バネと下方の止め具の一部破断右側面図、背面
図、平面図、第17〜18図はそれぞれ他の実施
例の要部斜視図、第19図は従来の技術の要部斜
視図である。 1……枠体、1b……引掛部、4,16,18
……文字板、5,17,19……押えバネ、4
b,17a,18a……突部、5a,16a,1
9a……凹部、6……裏蓋、6c……第1の係合
凹部、6d……第2の係合凹部、7……第1の止
め具、7a……係合片、8……第2の止め具、8
a……ガイド片、8b……ねじ孔、8c……受
片、9……取付ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体の後縁部に引掛部が屈成してあり、 上記枠体内に位置する文字板と上記引掛部との
    間に、1対の押えバネが上下位置に圧縮状態で装
    着してあり、 上方に位置する上記押えバネと上記文字板との
    一方に凹部が、その他方に上記凹部に係合する突
    部がそれぞれ設けてあり、 上方に位置する上記押えバネには、時計の背面
    と平行に垂下する係合片を有する第1の止め具が
    固着してあり、 下方に位置する上記押えバネには、背面方向に
    突出するガイド片と、このガイド片と直角をなす
    受片と、この受片に設けてあるねじ孔とを有する
    第2の止め具が固着してあり、 上記枠体の背面に装着される裏蓋には、上記係
    合片が貫通可能な第1の係合凹部と、上記ガイド
    片が嵌合可能な第2の係合凹部と、上記ねじ孔に
    螺着可能な取付ねじとが設けてある ことを特徴とする時計の構造。
JP9044884U 1984-06-18 1984-06-18 時計の構造 Granted JPS616784U (ja)

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JP9044884U JPS616784U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 時計の構造

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JP9044884U JPS616784U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 時計の構造

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JPS616784U JPS616784U (ja) 1986-01-16
JPH0249587Y2 true JPH0249587Y2 (ja) 1990-12-27

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JP9044884U Granted JPS616784U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 時計の構造

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JP2523889Y2 (ja) * 1989-02-22 1997-01-29 シチズン時計株式会社 時 計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4861866U (ja) * 1971-11-15 1973-08-06

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JPS616784U (ja) 1986-01-16

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