JPH0637354Y2 - 時 計 - Google Patents
時 計Info
- Publication number
- JPH0637354Y2 JPH0637354Y2 JP1988016700U JP1670088U JPH0637354Y2 JP H0637354 Y2 JPH0637354 Y2 JP H0637354Y2 JP 1988016700 U JP1988016700 U JP 1988016700U JP 1670088 U JP1670088 U JP 1670088U JP H0637354 Y2 JPH0637354 Y2 JP H0637354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- upper frame
- metal
- frame
- lower inner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は時計に関するものであって、その目的は時計の
構造固定の堅牢性を高めること、組立作業を容易にする
こと、時計の外観をよくすること、とりわけ時計の側方
を金属と樹脂の二層で形成しツートンカラーをなさしめ
ることにある。図面を用いて説明する。
構造固定の堅牢性を高めること、組立作業を容易にする
こと、時計の外観をよくすること、とりわけ時計の側方
を金属と樹脂の二層で形成しツートンカラーをなさしめ
ることにある。図面を用いて説明する。
第１図は本考案による時計の断面図である。１はムーブ
メント、２はムーブメント１を取りつける樹脂製の取付
板、３は指針である。取付板２は文字板部４、見切部
５、下枠部６が断面一層で一体で成形されたものであ
る。７は側窓であって上下金型の突き当てで形成された
ものである。側窓７は見切部５と下枠部６との間にあっ
てその個数は２個以上あればよい。この側窓７の目的は
後述するごとき締結の機能にある。８は見切部６の端面
におさまるガラス等の透明板である。９はほぼリング状
の金属製上枠であって透明板８を乗せたあと上方からか
ぶせる様に組み立てられる。10は上枠９の上方にあって
内側にカーリングされた上内屈曲であってこれは透明板
８の上縁にかかるものである。上枠９が組み立てられる
と時計の側面が形成される。この側面は下側が樹脂の下
枠部６、上側が金属の上枠９の二層で形成されてこのま
しいツートンカラーになりかつ薄型に見えるものであ
る。11は上枠９の下方にあって内側に突出した下内突部
である。下内突部11は側窓７に対応して２個以上設けら
れる。上枠９を組み立てる際、下内突部11は側窓７には
まりスムースに上方から組み立てられる。下内突部11は
上枠９の下方一体に片を設けこれを内側に折り曲げて形
成することもできる。なお、上枠９の径を大きくして下
内エッヂを円状に連結してもよい。第１図は好適な実施
例を示していてＬ字形の金属片12を上枠９の内側にスポ
ットして下内突部11を形成したものである。13は取付板
２、透明板８、上枠９を互に固定するための金属板であ
る。金属板13は下内突部11に対応て２個以上配備され
る。金属板13の一方には穴があってネジ14で取付板２の
下面に締結される。15は金属板13の端部であって下内突
部11の上側にかかる。16は取付板２の下面に設けた衝接
部である。衝接部16は金属板13の中央附近にあたる。ネ
ジ14を締めて行くと衝接部16は金属板13に対し挺子の真
の作用をして端部15に下方への移動を行わせしめる。こ
の間端部15は下内突部11を押圧しつつ進行する。この押
圧力は上枠９の上内屈曲10の端部が透明板８の上縁を押
える力に変換される。金属板13、上枠９はともに金属製
であるので充分なストレスをたくわえることが出来る。
よって堅牢な時計が形成される。力のループは衝接部1
6、金属板13、下内突部11、上枠９、透明板８、見切部
５のように構成される。この力の伝達は側窓７の通り抜
けるものである。このことを金属板13の締結状態では金
属板の端部15と下内突部11とは側窓７を介して当接する
と表現することを得る。なお、組み立てについては金属
板13を置いてネジ14を締めるだけですみきわめて簡単で
ある。又、図示していないが裏蓋を設ける場合には裏蓋
と金属板13を合わせて共通ネジしめしてもよい。又、本
考案による時計は上内屈曲10に重なるネジ等の大きな締
結部材を必要としないので上内屈曲をせまくすなわち細
縁の時計を可能にする。金属製の上枠９の下端辺は樹脂
の下枠部６でカバーしているので、使用者が取り扱い
中、金属辺で手などに傷をつけることなどなく安全であ
る。そして第１図に示すごとく時計の側面は上層が金属
色、下層が樹脂色の二層で形成されてスマートな美しい
時計を提供する。
メント、２はムーブメント１を取りつける樹脂製の取付
板、３は指針である。取付板２は文字板部４、見切部
５、下枠部６が断面一層で一体で成形されたものであ
る。７は側窓であって上下金型の突き当てで形成された
ものである。側窓７は見切部５と下枠部６との間にあっ
てその個数は２個以上あればよい。この側窓７の目的は
後述するごとき締結の機能にある。８は見切部６の端面
におさまるガラス等の透明板である。９はほぼリング状
の金属製上枠であって透明板８を乗せたあと上方からか
ぶせる様に組み立てられる。10は上枠９の上方にあって
内側にカーリングされた上内屈曲であってこれは透明板
８の上縁にかかるものである。上枠９が組み立てられる
と時計の側面が形成される。この側面は下側が樹脂の下
枠部６、上側が金属の上枠９の二層で形成されてこのま
しいツートンカラーになりかつ薄型に見えるものであ
る。11は上枠９の下方にあって内側に突出した下内突部
である。下内突部11は側窓７に対応して２個以上設けら
れる。上枠９を組み立てる際、下内突部11は側窓７には
まりスムースに上方から組み立てられる。下内突部11は
上枠９の下方一体に片を設けこれを内側に折り曲げて形
成することもできる。なお、上枠９の径を大きくして下
内エッヂを円状に連結してもよい。第１図は好適な実施
例を示していてＬ字形の金属片12を上枠９の内側にスポ
ットして下内突部11を形成したものである。13は取付板
２、透明板８、上枠９を互に固定するための金属板であ
る。金属板13は下内突部11に対応て２個以上配備され
る。金属板13の一方には穴があってネジ14で取付板２の
下面に締結される。15は金属板13の端部であって下内突
部11の上側にかかる。16は取付板２の下面に設けた衝接
部である。衝接部16は金属板13の中央附近にあたる。ネ
ジ14を締めて行くと衝接部16は金属板13に対し挺子の真
の作用をして端部15に下方への移動を行わせしめる。こ
の間端部15は下内突部11を押圧しつつ進行する。この押
圧力は上枠９の上内屈曲10の端部が透明板８の上縁を押
える力に変換される。金属板13、上枠９はともに金属製
であるので充分なストレスをたくわえることが出来る。
よって堅牢な時計が形成される。力のループは衝接部1
6、金属板13、下内突部11、上枠９、透明板８、見切部
５のように構成される。この力の伝達は側窓７の通り抜
けるものである。このことを金属板13の締結状態では金
属板の端部15と下内突部11とは側窓７を介して当接する
と表現することを得る。なお、組み立てについては金属
板13を置いてネジ14を締めるだけですみきわめて簡単で
ある。又、図示していないが裏蓋を設ける場合には裏蓋
と金属板13を合わせて共通ネジしめしてもよい。又、本
考案による時計は上内屈曲10に重なるネジ等の大きな締
結部材を必要としないので上内屈曲をせまくすなわち細
縁の時計を可能にする。金属製の上枠９の下端辺は樹脂
の下枠部６でカバーしているので、使用者が取り扱い
中、金属辺で手などに傷をつけることなどなく安全であ
る。そして第１図に示すごとく時計の側面は上層が金属
色、下層が樹脂色の二層で形成されてスマートな美しい
時計を提供する。
第１図は本考案による時計の断面図である。 １……ムーブメント、２……取付板、４……文字板部、
５……見切部、６……下枠部、７……側窓、８……透明
板、９……上枠、10……上内屈曲、11……下内突部、12
……金属片、13……金属板、14……ネジ、15……金属板
の端部、16……衝接部。
５……見切部、６……下枠部、７……側窓、８……透明
板、９……上枠、10……上内屈曲、11……下内突部、12
……金属片、13……金属板、14……ネジ、15……金属板
の端部、16……衝接部。
Claims (2)
- 【請求項１】ムーブメントを取り付ける樹脂製の取付板
は文字板部，見切部，下枠部が断面一層で一体成形され
たものであって、見切部と下枠部との間には少なくとも
２個以上の側窓を備えてなることと、見切部の端面にお
さまるガラス等の透明板のあることと、上方からかぶせ
たとき透明板の上縁にかかる上内屈曲を備えたほぼリン
グ状の金属製上枠のあることと、該上枠は上記側窓に対
応して下内突部を有することと、該下内突部に対応して
取付板の下面にネジで締結される金属板のあることと、
取付板の下面にあって上記金属板の中央附近に衝接すべ
き衝接部のあることと、金属板の締結状態では金属板の
端部と上記下内突部とは上記側窓を介して当接し、金属
片は上記上枠の上内屈曲部が透明板の上縁を下方に弾圧
し上枠は透明板を保持することと、上枠は上記下枠部に
対して層積するべく構成したことを特徴とする時計。 - 【請求項２】下内突部はＬ字形の金属片であって、上枠
の内側にスポットされて構成したことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第１項に於ける時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988016700U JPH0637354Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 時 計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988016700U JPH0637354Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 時 計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01121892U JPH01121892U (ja) | 1989-08-18 |
| JPH0637354Y2 true JPH0637354Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31229854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988016700U Expired - Lifetime JPH0637354Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 時 計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637354Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138786Y2 (ja) * | 1971-08-25 | 1976-09-22 | ||
| JPS5956584U (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-13 | 株式会社精工舎 | 時計などの前面カバ−取付装置 |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1988016700U patent/JPH0637354Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01121892U (ja) | 1989-08-18 |
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