JPS6244378Y2 - - Google Patents

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JPS6244378Y2
JPS6244378Y2 JP18815282U JP18815282U JPS6244378Y2 JP S6244378 Y2 JPS6244378 Y2 JP S6244378Y2 JP 18815282 U JP18815282 U JP 18815282U JP 18815282 U JP18815282 U JP 18815282U JP S6244378 Y2 JPS6244378 Y2 JP S6244378Y2
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JP
Japan
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dial
watch body
watch
foot
glass
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JP18815282U
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JPS5990879U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は文字板付き時計体を時計のガラス側よ
り組込む外装構造における文字板の固定構造の改
良に関するものである。
従来、時計を薄くスリムな外観にする方法とし
て、中味の時計体を小型・薄型にする方法、外装
構造による方法等が採られてきた。すでに、時計
体を薄く小さくすることは技術的にある程度可能
になつたが、量産性、コスト面で大きな問題をか
かえた。量産性、コスト面を重視した時計体で更
に薄く見せるためには、第1図に示すように裏ぶ
た16のB寸法を文字板6のA寸法より小さくし
て裏ぶた16に斜面を多く設けることにより、時
計の横から見たシルエツトを薄く見せることが可
能である。従来例を説明すると、文字板6は時計
体1に設けられた偏心ピン10により、文字板足
7を固着することにより固定される。偏心ピン1
0は時計体を構成する地板(図示してない)に打
込まれており、ある程度の回転トルクを有してい
る。文字板取付け後、分針、時針等の針11をつ
け時計体への文字板、針付けを終了する。文字
板、針の付いた時計体1を第1図矢印方向より組
込む。この組込み方向により胴の内径を時計体の
外径まで近づけることができ、裏ぶた16にB寸
法も文字板6のA寸法より小さくすることが可能
であり、時計体の外径が小さくなればなるほど小
さくできる。更に時計体が小さくなることによ
り、裏ぶた斜面がなだらかで大きな斜面となり、
時計の厚みを感じさせない。裏ぶた16の斜面の
量は時計体を裏ぶた側より組込む場合よりも大き
くすることが可能である。裏ぶた側より組込む場
合には、裏ぶたのB寸法を文字板A寸法より大き
くせざるを得なく、裏ぶた径が大きくなつてしま
い斜面を付ける余裕がなくなる。ガラス側より時
計体の組込みを行なう外装構造を以後三ツ開き構
造と呼ぶ。時計体1は胴2に機械止めつめ8、機
械止めねじ9及び機械止めねじピン13により固
定される。機械止めねじピン13は時計体1を構
成する地板に打込み固着されている。したがつて
時計体1は図の矢印と反対方向には移動しない。
文字板6についても矢印と反対方向への移動が偏
心ピン10により阻止される。このように、平面
スペースに余裕のある時計体においては、偏心ピ
ン止め構造、機械止めつめ使用構造を採用できる
が、小型、薄型時計においては前記構造を採用で
きるスペースは全くない。更に、三ツ開きのモデ
ル面への効果は時計体が小さくなればなるほど大
きく、非常に薄く見せるモデルを可能にする。し
たがつて、デザイナーからは小型、薄型時計にお
ける三ツ開き構造の要望が非常に大きい。
本考案は、以上のような欠点を無くし小型・薄
型時計においても、三ツ開き構造の採用を可能に
して、更に薄く見せるモデルを提供するものであ
る。以下に本考案を図面に沿つて詳細に説明す
る。第2図は本考案の一実施例の断面図である。
なお第2図において第1図と同一番号は同一部材
を示すものであり、同じ三ツ開き構造を示す。文
字板6は、黄銅等の材料で作られた文字板足7を
ロー付け又は溶接により固定保持している。文字
板足7はつば7aを持ち、ねじ切り部を有してい
る。文字板6は時計体1を構成するプラスチツク
部材である回路受座14に、文字板足7を押込む
ことにより固定されている。押込み部はトラツク
穴形状になつており、トラツク穴の巾部で2/100
〜3/100mmぐらいの締代を有し、文字板6の脱着
にも耐えうるようになつている。したがつて、文
字板6は締代で固定されているので、針付けに何
ら支障はない、回路受座14は時計体1を構成す
る切換部、回路素子等(図示してない。)の位置
決めを行なうもので、弾性を有するプラスチツク
材料で構成されている。文字板6の文字板足7と
時計体1を構成する地板(図示してない。)とは
遊嵌しており、文字板の位置決めをしている。文
字板6、針11を有する時計体1は従来と同様矢
印方向より組込まれる。時計体1の断面方向の位
置決めは、胴2に設けられたサライ部2a及び時
計体1に設けられている1a部により決められ
る。時計体1の平面方向は胴2の内径及び時計体
1の外径により位置決めされる。胴2は時計体1
のC寸法より大きい断面形状を有しており、必ら
ず時計体と段差が生ずるように設定されている。
次に機械止めつめ8は、スチール等のばね材で構
成されており、機械止めねじ9と文字板足7の締
結により時計体1を胴2に固定する。時計体に衝
撃力が加わつた場合にも、機械止めつめの弾性に
より機械止めねじ9のねじ緩み等は生じない。
機械止めねじ9のねじ締めにより、文字板足の
7a部は地板(図示してない。)のサライ部に度
決めされて、それ以上は移動しない。したがつて
文字板への応力等ひずみが加わらないため、ねじ
締めによる外観ひずみ、変形等の問題は皆無であ
る。
第3図は、他の実施例の断面図である。大きな
特徴点は、ねじ締結方式を回転ピン方式にしたも
ので、回転ピン15を文字板足7の中心部にトル
クを有して固定されており、時計体1のセツト後
に回転させ固定する。したがつて、ねじ締め工程
等を廃止でき低コスト化を可能にする。
以上のように、小型時計においても、機械止め
つめを設けるスペースがあれば、三ツ開き構造を
採用でき、更に薄く見せるモデルを提供できる。
更に、文字板止めも兼用できるため、文字板止め
工数が大巾に低減できコストダウンが可能であ
る。又、文字板とねじ固定することにより固定力
が向上して、落下衝撃による文字板浮き、変形が
無く安定した品質を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の断面図である。第2図
は本考案の一実施例の断面図である。第3図は本
考案の他の実施例の断面図である。 1……時計点、2……胴、3……ガラス、6…
…文字板、7……文字板足、8……機械止めつ
め、9……機械止めねじ、13……機械止めねじ
ピン、16……裏ぶた。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス、ガラスリング、ガラス縁が装着される
    胴と、前記胴に前記ガラス側より組込まれ前記胴
    のサライ部に保持される時計体と、前記時計体に
    保持される文字板と、前記文字板に固着され前記
    時計体に位置決めされるつばと前記時計体と遊嵌
    し中心部に係止部とが形成されている文字板足
    と、前記時計体に装着され前記文字板足が係合す
    る押込み部を有する回路受座と、前記文字板足に
    ねじ係合する機械止めねじと、前記機械止めねじ
    と前記回路受座との間に配設される機械止めつめ
    とを有してなり、前記文字板足は前記回路受座の
    前記押込み部に圧入係止されると共に前記時計体
    を前記胴にねじ係止させることを特徴とする小型
    時計の文字板固定構造。
JP18815282U 1982-12-13 1982-12-13 小型時計の文字板固定構造 Granted JPS5990879U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18815282U JPS5990879U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 小型時計の文字板固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18815282U JPS5990879U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 小型時計の文字板固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5990879U JPS5990879U (ja) 1984-06-20
JPS6244378Y2 true JPS6244378Y2 (ja) 1987-11-21

Family

ID=30405967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18815282U Granted JPS5990879U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 小型時計の文字板固定構造

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JP (1) JPS5990879U (ja)

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JPS5990879U (ja) 1984-06-20

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