JPH0346396Y2 - - Google Patents

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JPH0346396Y2
JPH0346396Y2 JP18143786U JP18143786U JPH0346396Y2 JP H0346396 Y2 JPH0346396 Y2 JP H0346396Y2 JP 18143786 U JP18143786 U JP 18143786U JP 18143786 U JP18143786 U JP 18143786U JP H0346396 Y2 JPH0346396 Y2 JP H0346396Y2
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side plate
plate
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hole
recess
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は時計などの外装ケースの結合構造に関
するものである。
(従来の技術) 従来における上板と側板との結合は、上板に形
成したボスに向つて側板に設けた孔を貫通するね
じをねじ込むことにより、または上板の孔と側板
の孔とにねじを貫通させこのねじにナツトをねじ
合せることにより結合していた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のように側板に孔を形成する構成による
と、側板とプラスチツクで成形する場合には成形
型にスライドコアが必要となり、構成が複雑とな
つてコストの上昇を招く問題があつた。
本考案の目的は、スライドコアを不要としてコ
ストの低減を達成し、かつ簡単な構成によつて確
実な結合を得ることにある。
(問題点を解決するための手段) 外装ケースの側板の上端部に、内方に開口する
U字状の溝と、この溝の回りの上面に側板の上端
面より突出する突部とが形成してあり、側板の上
端面に当接する外装ケースの上板の内面に、突部
が嵌合する凹部と、溝に対向する透孔とが形成し
てあり、そして溝および透孔を貫通するねじが、
上板の上面に設けた飾りにねじ込まれて側板と上
板とが結合されるように構成されている。
(作用) ねじが側板のU字状の溝と上板の透孔とを貫通
して飾りにねじ込まれると、側板の突部が上板の
凹部内に嵌合した状態で締め付けられる。結合さ
れた後では、もはや突部が凹部からはずれること
はなく、上板と側板とは確実に結合される。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、時計機械体1が外装ケースに取付け
られた状態を示している。外装ケースは、上板2
と側板3,3と底板4とによつて外周を囲み、第
3図示のように前面にガラス5と背面に裏蓋6と
を取付けて構成されている。第2図に拡大して示
すように、側板3の上端部には、内方に開口する
U字状の溝31,31が形成してあり、溝31の
回りの上面に、側板3の上端面より突出する突部
32,32が形成してある。また側板3の内面に
は、時計機械体1の取付板11のガイド溝33
と、ガラス5のガイド溝34と、裏蓋6のガイド
溝35とが形成してある。上板2の内面には側板
3の上端面が当接する。上板2に溝31に対向す
る透孔21が形成してある。上板2の内面には、
突部32が嵌合する凹部22と、時計機械体1の
取付板11のガイド溝23と、ガラス5のガイド
溝24と、裏蓋6のガイド溝(図示せず。)が形
成してある。透孔21の回りの上面には、第3図
示のように非円形の凹部25が形成してあり、第
4,5図に示した飾り7の軸部71の非円形の先
端部71aが嵌合している。ねじ8は溝31およ
び透孔21を貫通し、飾り7の軸71にねじ込ま
れる。側板3と底板4との結合は、第1図示のよ
うに側板3に下方に突出して設けられた柱36
に、底板4の脚41の底面からタツピングネジ9
がねじ込まれて結合される。
なお飾り7は各部品で作られるものに限られ
ず、上板2と一体に形成されたものでもよい。
外装ケースを結合する際には、第4図示のよう
に側板3のU字状の溝31と上板2の透孔21と
を対向させ、ねじ8を貫通させ、軸71の先端部
71aを凹部25内に嵌合させて回転不能として
ある飾り7にこのねじ8をねじ込んでゆく。ねじ
込まれるにつれて、突部32は凹部22内に嵌合
してゆき、遂には強固に結合する。一旦この結合
状態になると、突部32と凹部22との嵌合によ
り、溝31がU字状をしていても、もはや上板2
と側板3がはずれることはない。このようにして
側板3,3を上板2に結合し、ガイド溝23,2
3によつて時計機械体1の取付板11を支持し、
ガイド溝24,34によつてガラス5を支持し、
ガイド溝35によつて裏蓋6を支持し、最後に底
板4をねじ9によつて側板3,3に結合する。
(考案の効果) 本考案は以上の構成を有するものであり、側板
に透孔を設けることなく強固な結合を得られ、側
板をプラスチツク成形する場合でも成形型にスラ
イドコアを必要とせず、コストを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部切欠正面図、第2図は側板の拡大平面図、
第3図は一部切欠平面図、第4図は結合部分の拡
大展開断面図、第5図は飾りの拡大底面図であ
る。 2……上板、21……透孔、22……凹部、3
……側板、31……溝、32……突部、7……飾
り、8……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外装ケースの側板の上端部に、内方に開口する
    U字状の溝と、この溝の回りの上面に上記側板の
    上端面より突出する突部とが形成してあり、 上記側板の上端面に当接する外装ケースの上板
    の内面に、上記突部が嵌合する凹部と、上記溝に
    対向する透孔とが形成してあり、 上記溝および上記透孔を貫通するねじが、上記
    上板の上面に設けた飾りにねじ込まれる ことを特徴とする外装ケースの結合構造。
JP18143786U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0346396Y2 (ja)

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JP18143786U JPH0346396Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6387592U JPS6387592U (ja) 1988-06-07
JPH0346396Y2 true JPH0346396Y2 (ja) 1991-09-30

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