JPS6341141Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341141Y2 JPS6341141Y2 JP1983086108U JP8610883U JPS6341141Y2 JP S6341141 Y2 JPS6341141 Y2 JP S6341141Y2 JP 1983086108 U JP1983086108 U JP 1983086108U JP 8610883 U JP8610883 U JP 8610883U JP S6341141 Y2 JPS6341141 Y2 JP S6341141Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded product
- injection molded
- boss
- seat plate
- boss portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 20
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 6
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- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 1
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の分野〉
この考案は、射出成形品のヒケ防止構造に関す
る。
る。
〈従来技術とその問題点〉
例えば第1図に示すように、射出成形品1の裏
面に所定間隔を保つて相手部品2と結合する場合
には、該射出成形品本体1の裏面にボス部3を突
設し、相手部品2の裏面よりタツピングスクリユ
ー4を、該ボス部3に形成された下孔5に捩込ん
で固定するようにしたものがある。
面に所定間隔を保つて相手部品2と結合する場合
には、該射出成形品本体1の裏面にボス部3を突
設し、相手部品2の裏面よりタツピングスクリユ
ー4を、該ボス部3に形成された下孔5に捩込ん
で固定するようにしたものがある。
このような取付構造においては、一般に射出成
形品本体1の表面に、前記ボス部3と対面する位
置にヒケ6が生じ易い。
形品本体1の表面に、前記ボス部3と対面する位
置にヒケ6が生じ易い。
つまり、前記タツピングスクリユー4の呼び径
に対し、ボス部3にこれを捩込むための充分な強
度を与えるためには、少くともその呼び径に対
し、充分な肉厚を与えることが必要である。
に対し、ボス部3にこれを捩込むための充分な強
度を与えるためには、少くともその呼び径に対
し、充分な肉厚を与えることが必要である。
このために、ボス部5の肉厚を大きくとる必要
がある一方で、射出成形品本体1の肉厚に対しボ
ス部3の肉厚を大きくとつた場合には、その部分
の肉厚がボス部3側に移行する結果、射出成形品
本体1の表面にヒケ6が生じ易い。
がある一方で、射出成形品本体1の肉厚に対しボ
ス部3の肉厚を大きくとつた場合には、その部分
の肉厚がボス部3側に移行する結果、射出成形品
本体1の表面にヒケ6が生じ易い。
より具体的に通常射出成形品本体1の肉厚に対
し、ボス部3の肉厚が1/3を越えると前記ヒケ6
を生ずる結果となることが判明しており、特にポ
リプロピレンなどの材質ではこの傾向が著しい。
し、ボス部3の肉厚が1/3を越えると前記ヒケ6
を生ずる結果となることが判明しており、特にポ
リプロピレンなどの材質ではこの傾向が著しい。
そして、このようなヒケ6は射出成形品本体の
外観を著しく損ね、製品価値を減ずる結果とな
る。
外観を著しく損ね、製品価値を減ずる結果とな
る。
また逆に、前記ボス部3の肉厚を前記射出成形
品本体1の肉厚の1/3に設定して作つた場合には、
前記タツピングスクリユー4を捩込むために充分
な保持強度を有することができず、ボス部3その
ものが破壊されてしまう結果となる。
品本体1の肉厚の1/3に設定して作つた場合には、
前記タツピングスクリユー4を捩込むために充分
な保持強度を有することができず、ボス部3その
ものが破壊されてしまう結果となる。
〈考案の目的〉
この考案は、前述のごとき相手部品取付用のボ
ス部形成箇所と反対側の面にヒケを生ずることな
く、しかも、そのボス部に充分な強度を与えるこ
とを目的とする。
ス部形成箇所と反対側の面にヒケを生ずることな
く、しかも、そのボス部に充分な強度を与えるこ
とを目的とする。
〈考案の構成と効果〉
前記目的を達成するために、本考案では、ボス
部の基部に、射出成形品の裏面に突設された少な
くとも一対の薄肉状の脚片と、この脚片同士を連
接する座板を形成し、該座板上に前記ボス部を立
設したことを特徴とする。
部の基部に、射出成形品の裏面に突設された少な
くとも一対の薄肉状の脚片と、この脚片同士を連
接する座板を形成し、該座板上に前記ボス部を立
設したことを特徴とする。
前記構成によれば、薄肉状の脚片と連接部によ
つて、充分にボス部の基部を保持するに足る強度
を有することができ、しかも前記座板上に立設さ
れるボス部は射出成形品本体の外観に全く影響を
与えない部位に立設されることになるので、充分
な肉厚を与えることができ、これらにより、タツ
ピングスクリユーを捩込む、あるいはその他の結
合を、このボス部を介して行なう場合において、
充分にその接合部分の強度を得られるなどの利点
を有する。
つて、充分にボス部の基部を保持するに足る強度
を有することができ、しかも前記座板上に立設さ
れるボス部は射出成形品本体の外観に全く影響を
与えない部位に立設されることになるので、充分
な肉厚を与えることができ、これらにより、タツ
ピングスクリユーを捩込む、あるいはその他の結
合を、このボス部を介して行なう場合において、
充分にその接合部分の強度を得られるなどの利点
を有する。
〈実施例の説明〉
以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
第2図および第3図はこの考案の第1の実施例
を示すものである。
を示すものである。
図において射出成形品本体10の裏面には略U
字形に立設された薄肉状の脚片11と、この脚片
11の上面に一体に立設されたこれよりやや厚肉
の座板12と、この座板12の上面中央に一体に
立設されたボス部13とからなり、かつボス部1
3の中央にはビス挿通用の下孔14が一体に形成
されている。
字形に立設された薄肉状の脚片11と、この脚片
11の上面に一体に立設されたこれよりやや厚肉
の座板12と、この座板12の上面中央に一体に
立設されたボス部13とからなり、かつボス部1
3の中央にはビス挿通用の下孔14が一体に形成
されている。
前記脚片11の肉厚tは射出成形品本体10の
肉厚の1/3以下に設定されており、このために、
射出成形を行なつた場合にはこの脚片11の裏面
側、すなわち射出成形品本体10の表面には脚片
11に沿つたヒケなどは全く生じないことにな
る。
肉厚の1/3以下に設定されており、このために、
射出成形を行なつた場合にはこの脚片11の裏面
側、すなわち射出成形品本体10の表面には脚片
11に沿つたヒケなどは全く生じないことにな
る。
また、以上のような構造のボス部を一体に形成
するには、前記脚片11と座板12を構成する部
分における開口部に中子、あるいはスライド型の
ような部材を金型に設定することにより、前記の
ような構造を具体的に実現できる。
するには、前記脚片11と座板12を構成する部
分における開口部に中子、あるいはスライド型の
ような部材を金型に設定することにより、前記の
ような構造を具体的に実現できる。
そして、このように構成されたボス部13の下
孔14には相手部品2を貫通するタツピングスク
リユー4が捩込まれる。
孔14には相手部品2を貫通するタツピングスク
リユー4が捩込まれる。
この場合におけるスクリユー4の押圧力は、座
板12および脚片11の全体で受けることにな
り、脚片11の部分が薄肉であつても、充分にそ
の押圧力に耐えることができる。
板12および脚片11の全体で受けることにな
り、脚片11の部分が薄肉であつても、充分にそ
の押圧力に耐えることができる。
また、ボス部13は充分な肉厚が取れることか
ら、タツピングスクリユー4を捩込んだ際の破壊
等の危惧は全くないものとなる。
ら、タツピングスクリユー4を捩込んだ際の破壊
等の危惧は全くないものとなる。
次に、第4図に示すものは、この考案の他の実
施例を示すもので、射出成形品本体10の裏面に
はやはり前記と同様本体10の肉厚の1/3以下に
設定された肉厚の一対の脚片21,21が立設さ
れているとともに、これら脚片21,21の上部
には座板22が一体化され、さらにこの座板22
の中央には中実円柱状のボス部23が一体に立設
されている。
施例を示すもので、射出成形品本体10の裏面に
はやはり前記と同様本体10の肉厚の1/3以下に
設定された肉厚の一対の脚片21,21が立設さ
れているとともに、これら脚片21,21の上部
には座板22が一体化され、さらにこの座板22
の中央には中実円柱状のボス部23が一体に立設
されている。
このボス部23は、例えばこの外周部に図に示
すような菊ワツシヤ状のプツシユナツト24が嵌
め付けられ、このプツシユナツト24を介してボ
ス部23との間にパネル状の相手部品(図示せ
ず)を取り付けるようになつている。
すような菊ワツシヤ状のプツシユナツト24が嵌
め付けられ、このプツシユナツト24を介してボ
ス部23との間にパネル状の相手部品(図示せ
ず)を取り付けるようになつている。
この実施例においても、やはり射出成形品本体
10の表面にはヒケが生じないとともに、プツシ
ユナツト4を押圧するときに、その座板22と脚
片21との協働により充分にその押圧力に抗する
ことができ、全体として堅牢な構造となる。
10の表面にはヒケが生じないとともに、プツシ
ユナツト4を押圧するときに、その座板22と脚
片21との協働により充分にその押圧力に抗する
ことができ、全体として堅牢な構造となる。
第1図は従来の射出成形品と相手部品との取付
けを示す部分断面図、第2図は本考案に係るボス
部の構造を示す部分斜視図、第3図は同ボス部と
相手部品との接合状態を示す部分断面図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す部分斜視図であ
る。 10……射出成形品本体、11,21……脚
片、12,22……座板、13,23……ボス
部。
けを示す部分断面図、第2図は本考案に係るボス
部の構造を示す部分斜視図、第3図は同ボス部と
相手部品との接合状態を示す部分断面図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す部分斜視図であ
る。 10……射出成形品本体、11,21……脚
片、12,22……座板、13,23……ボス
部。
Claims (1)
- 射出成形品の裏面にボス部を一体に立設し、該
ボス部を介して射出成形品を相手部品に固定する
ようにしたものにおいて、前記ボス部の基部に
は、射出成形品の裏面に突設された少なくとも一
対の薄肉状の脚片と、この脚片同士を連接する座
板が形成されてなり、該座板上に前記ボス部を立
設したことを特徴とする射出成形品のヒケ防止構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8610883U JPS59190519U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 射出成形品のヒケ防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8610883U JPS59190519U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 射出成形品のヒケ防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190519U JPS59190519U (ja) | 1984-12-18 |
JPS6341141Y2 true JPS6341141Y2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=30216051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8610883U Granted JPS59190519U (ja) | 1983-06-06 | 1983-06-06 | 射出成形品のヒケ防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190519U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0127205Y2 (ja) * | 1985-02-01 | 1989-08-15 | ||
JP4595970B2 (ja) * | 2007-07-25 | 2010-12-08 | 船井電機株式会社 | テレビジョン装置 |
JP4490475B2 (ja) | 2007-12-25 | 2010-06-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
JP2019114713A (ja) * | 2017-12-25 | 2019-07-11 | カシオ計算機株式会社 | 機器、電子楽器および金型 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438353A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | Boss holding structore of molded plastic article |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136432Y2 (ja) * | 1980-10-15 | 1986-10-22 |
-
1983
- 1983-06-06 JP JP8610883U patent/JPS59190519U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438353A (en) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | Boss holding structore of molded plastic article |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190519U (ja) | 1984-12-18 |