JPH0127205Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127205Y2 JPH0127205Y2 JP1985012048U JP1204885U JPH0127205Y2 JP H0127205 Y2 JPH0127205 Y2 JP H0127205Y2 JP 1985012048 U JP1985012048 U JP 1985012048U JP 1204885 U JP1204885 U JP 1204885U JP H0127205 Y2 JPH0127205 Y2 JP H0127205Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- groove
- screw
- housing
- rim
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の技術分野〉
この考案は車輛用灯具に関し、詳しくは灯室内
に光源を内蔵したハウジングの開口周縁部の溝部
にレンズ又はリムをシール剤により接着した車輛
用灯具に関するものである。
に光源を内蔵したハウジングの開口周縁部の溝部
にレンズ又はリムをシール剤により接着した車輛
用灯具に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉
上述のホツトメルト等のシール剤によりハウジ
ングにレンズ又はリムを装着した車輛用灯具は広
く使用されている。そして、レンズ又はリムがハ
ウジングから脱落することを防止するために、ネ
ジ等により固着してシール剤での接着を補強して
いる。第3図に示す従来の車輛用灯具は、ハウジ
ング2の開口周縁部のフランジ22に溝部21と
ネジ3の挿通孔23を形成し、合成樹脂製レンズ
aの脚部bを前記溝部21内に充填したシール剤
4により接着すると共に、前記脚部bに設けた空
洞部cに前記ネジ3を締め付けることにより喰い
込ませて、レンズaをハウジング2に補強固着し
ている。
ングにレンズ又はリムを装着した車輛用灯具は広
く使用されている。そして、レンズ又はリムがハ
ウジングから脱落することを防止するために、ネ
ジ等により固着してシール剤での接着を補強して
いる。第3図に示す従来の車輛用灯具は、ハウジ
ング2の開口周縁部のフランジ22に溝部21と
ネジ3の挿通孔23を形成し、合成樹脂製レンズ
aの脚部bを前記溝部21内に充填したシール剤
4により接着すると共に、前記脚部bに設けた空
洞部cに前記ネジ3を締め付けることにより喰い
込ませて、レンズaをハウジング2に補強固着し
ている。
しかしながら、上記のようにレンズaの脚部b
に空洞部cを形成すると、脚部bの当該部分は厚
肉となりレンズaの表面に樹脂成形によるヒケd
が生じて、レンズaの外観を著しく損う。このこ
とは、レンズの他に合成樹脂製リムの場合も同様
である。さらに、レンズの場合は、空洞部cを有
する脚部bの部分がレンズaの前面から見ると円
形状として透けて見えてしまい、特に点灯時には
これが顕著に表われるという欠点を有していた。
に空洞部cを形成すると、脚部bの当該部分は厚
肉となりレンズaの表面に樹脂成形によるヒケd
が生じて、レンズaの外観を著しく損う。このこ
とは、レンズの他に合成樹脂製リムの場合も同様
である。さらに、レンズの場合は、空洞部cを有
する脚部bの部分がレンズaの前面から見ると円
形状として透けて見えてしまい、特に点灯時には
これが顕著に表われるという欠点を有していた。
〈考案の目的〉
この考案は上記のような従来の車輛用灯具のレ
ンズ又はリムに生じていたヒケを確実に防止して
これらの外観を損うことのない車輛用灯具を提供
することを目的とするものである。
ンズ又はリムに生じていたヒケを確実に防止して
これらの外観を損うことのない車輛用灯具を提供
することを目的とするものである。
〈考案の構成〉
そこで、本考案は上記目的を達成するために、
ハウジングの開口周縁部に溝部を形成し、該溝部
内で合成樹脂製のレンズ又はリムの脚部をシール
剤により接着すると共に前記溝部の底部に設けら
れた挿通孔に外方から挿入されたネジを前記脚部
に締め付けることにより補強固定した車輛用灯具
において、前記脚部の側面に前記レンズ又はリム
の内側面との間に隙間部を有してネジ取付用ボス
を膨出形成したことを特徴とする。
ハウジングの開口周縁部に溝部を形成し、該溝部
内で合成樹脂製のレンズ又はリムの脚部をシール
剤により接着すると共に前記溝部の底部に設けら
れた挿通孔に外方から挿入されたネジを前記脚部
に締め付けることにより補強固定した車輛用灯具
において、前記脚部の側面に前記レンズ又はリム
の内側面との間に隙間部を有してネジ取付用ボス
を膨出形成したことを特徴とする。
〈考案の実施例〉
次に本考案の1実施例について第1図及び第2
図を説明する。第1図は本考案を適用した車輛用
灯具の断面図を示すもので、アクリル等の透光性
合成樹脂材にて成形されるレンズ1に脚部12を
周設し、該脚部12の適宜カ所にネジ取付用のボ
ス6を一体に成形する。このボス6は本例では円
筒状に形成され、内部に一端開口の空洞61を有
し、且つ脚部12の側面外方に膨出した上端面6
2とレンズ1の内側面11とに間隙部tを有する
如く形成される。また、前記空洞61の内径はネ
ジ3のネジ径より若干狭くして、ネジ3の締め付
けにより空洞61に喰い込ませるようにする。
図を説明する。第1図は本考案を適用した車輛用
灯具の断面図を示すもので、アクリル等の透光性
合成樹脂材にて成形されるレンズ1に脚部12を
周設し、該脚部12の適宜カ所にネジ取付用のボ
ス6を一体に成形する。このボス6は本例では円
筒状に形成され、内部に一端開口の空洞61を有
し、且つ脚部12の側面外方に膨出した上端面6
2とレンズ1の内側面11とに間隙部tを有する
如く形成される。また、前記空洞61の内径はネ
ジ3のネジ径より若干狭くして、ネジ3の締め付
けにより空洞61に喰い込ませるようにする。
ポリプロピレン等の合成樹脂材にて成形される
ハウジング2は、その内部に光源バルブ5を適宜
固定し、上述の第3図と同様に、開口周縁部のフ
ランジ22の溝部21を周設すると共に、前記レ
ンズ1に設けたボス6と対向するフランジ22の
底面にネジ3の挿通孔23を設ける。
ハウジング2は、その内部に光源バルブ5を適宜
固定し、上述の第3図と同様に、開口周縁部のフ
ランジ22の溝部21を周設すると共に、前記レ
ンズ1に設けたボス6と対向するフランジ22の
底面にネジ3の挿通孔23を設ける。
かかるハウジング2にレンズ1をシール固定す
るには、溝部21にホツトメルト等の熱可塑性シ
ール剤4を充填し、レンズ1の脚部12を溝部2
1に押し入れ、さらにネジ3をハウジング2の挿
通孔23に挿通すると共に、ネジ取付用のボス6
の空洞61に喰い込ませながら締め付けてシール
固定する。
るには、溝部21にホツトメルト等の熱可塑性シ
ール剤4を充填し、レンズ1の脚部12を溝部2
1に押し入れ、さらにネジ3をハウジング2の挿
通孔23に挿通すると共に、ネジ取付用のボス6
の空洞61に喰い込ませながら締め付けてシール
固定する。
上述の如く、ネジ取付用のボス6の上端面62
とレンズ1の内側面11とに間隙部tを有したこ
とにより、内側面11に連続する脚部12の基部
が一般肉厚に対して従来のように厚くなることが
ないので、樹脂成形に際してレンズ1の表面にヒ
ケが生じることがない。また、レンズ1の前面か
ら見た場合に、ボス6の上端面62は間隙部tを
有するため見えることがなく、レンズ外観に対し
て支障を来たすことがない。
とレンズ1の内側面11とに間隙部tを有したこ
とにより、内側面11に連続する脚部12の基部
が一般肉厚に対して従来のように厚くなることが
ないので、樹脂成形に際してレンズ1の表面にヒ
ケが生じることがない。また、レンズ1の前面か
ら見た場合に、ボス6の上端面62は間隙部tを
有するため見えることがなく、レンズ外観に対し
て支障を来たすことがない。
なお、リムについては不透明の合成樹脂材で成
形される以外は、上記のレンズ1と同様な構成で
あり、ヒケ防止について同様の効果を有する。
形される以外は、上記のレンズ1と同様な構成で
あり、ヒケ防止について同様の効果を有する。
〈考案の効果〉
以上詳述したように、本考案の車輛用灯具は上
記の如く構成されたものであるから、従来の車輛
用灯具のレンズ又はリムに生じていた成形による
ヒケを確実に防止できて外観を損うことがない顕
著な効果を奏する。
記の如く構成されたものであるから、従来の車輛
用灯具のレンズ又はリムに生じていた成形による
ヒケを確実に防止できて外観を損うことがない顕
著な効果を奏する。
第1図は本考案を適用した車輛用灯具の一例を
示す断面図、第2図は第1図のA方向矢視からの
レンズ一部破断斜視図、第3図は従来の取付構造
の一例を示す一部断面図である。 1……レンズ、12……脚部、2……ハウジン
グ、3……ネジ、4……シール剤、6……ネジ取
付用ボス、t……間隙部。
示す断面図、第2図は第1図のA方向矢視からの
レンズ一部破断斜視図、第3図は従来の取付構造
の一例を示す一部断面図である。 1……レンズ、12……脚部、2……ハウジン
グ、3……ネジ、4……シール剤、6……ネジ取
付用ボス、t……間隙部。
Claims (1)
- ハウジングの開口周縁部に溝部を形成し、該溝
部内で合成樹脂製のレンズ又はリムの脚部をシー
ル剤により接着すると共に前記溝部の底部に設け
られた挿通孔に外方から挿入されたネジを前記脚
部に締め付けることにより補強固定した車輌用灯
具において、前記脚部の側面に前記レンズ又はリ
ムの内側面との間に隙間部を有してネジ取付用ボ
スを膨出形成したことを特徴とする車輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985012048U JPH0127205Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985012048U JPH0127205Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129211U JPS61129211U (ja) | 1986-08-13 |
JPH0127205Y2 true JPH0127205Y2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=30494741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985012048U Expired JPH0127205Y2 (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0127205Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59220337A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | Ichikoh Ind Ltd | ボス部等を有する合成樹脂製成形品の射出成形法 |
JPS5952501B2 (ja) * | 1974-12-03 | 1984-12-20 | ゼネラルエレクトリツク カンパニイ | シンクウシヤダンキ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818078Y2 (ja) * | 1978-11-16 | 1983-04-12 | トリニテイ工業株式会社 | 熱交換部の清掃装置を備えた処理液槽 |
JPS58148804U (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
JPS5952501U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | 市光工業株式会社 | 車輌用灯具 |
JPS59124112U (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | トヨタ自動車株式会社 | ボス部ヒケ防止用金型 |
JPS59190519U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-18 | 河西工業株式会社 | 射出成形品のヒケ防止構造 |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP1985012048U patent/JPH0127205Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952501B2 (ja) * | 1974-12-03 | 1984-12-20 | ゼネラルエレクトリツク カンパニイ | シンクウシヤダンキ |
JPS59220337A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | Ichikoh Ind Ltd | ボス部等を有する合成樹脂製成形品の射出成形法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61129211U (ja) | 1986-08-13 |