JPH0112323Y2 - - Google Patents

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JPH0112323Y2
JPH0112323Y2 JP1205885U JP1205885U JPH0112323Y2 JP H0112323 Y2 JPH0112323 Y2 JP H0112323Y2 JP 1205885 U JP1205885 U JP 1205885U JP 1205885 U JP1205885 U JP 1205885U JP H0112323 Y2 JPH0112323 Y2 JP H0112323Y2
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housing
shielding plate
light
lamp
light shielding
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【考案の詳細な説明】 〈考案の技術分野〉 本考案は、車輛用灯具に関し、特に信号灯等の
ように、複数の灯室を隣接配置し、これら灯室間
を遮光板にて仕切るようにした車輛用灯具に関す
る。
〈従来技術とその問題点〉 従来、信号灯等において、一体のハウジングに
互いに色の異なるレンズ体を取付け、複数の灯室
を画成した車輛用灯具が知られている。
例えば第4図及び第5図に示す灯具では、赤色
のレンズ体1を配置したストツプランプ2と、白
色のレンズ体3を配置したバツクランプ4とを一
体に連設したものである。
前記各レンズ体1,3は互いに接合され、ハウ
ジング5の前面開口部に取付けられて灯室を画成
しており、この灯室内は、遮光板9により、さら
に2つの灯室2a,4aに画成されている。そし
て、各灯室2a,4aにはランプバルブ7,8が
配置されている。
ところで、前記レンズ体1,3は、その周縁部
を前記ハウジング5の前面外周部に形成した溝部
5aにホツトメルト剤6等を介して接着すること
により、前記灯室2a,4aを水密状態に保つと
ともに、その周面に突起11を、前記ハウジング
5の外周縁に形成した係止孔12に内側より嵌入
させることにより、ハウジング5に固定されてい
る。
ところが、このような車輛用灯具では、前記係
止孔12と突起11の嵌合部分が灯具側面より外
部に露出してしまい、この車輛用灯具の美観を損
なわせてしまうとともに、外部の物体が、この嵌
合部分に接触して突起の離脱や損傷を招く虞れも
ある。
〈考案の目的〉 そこで、本考案の目的は、灯室内に配置される
遮光板に着目し、この遮光板により、レンズ体を
ハウジングに固定することのできる車輛用灯具を
提供することにある。
〈考案の構成〉 すなわち本考案の車輛用灯具は、ハウジング前
面にレンズ体を取付けて灯室を画成し、さらにこ
の灯室内に遮光板を配置することで、複数の灯室
を画成するようにした車輛用灯具であつて、前記
遮光板の一端を前記レンズ体内壁に接合するとと
もにこの遮光板の他端に鉤部を設け、この鉤部を
前記ハウジング底壁に設けた係止部に引掛け係止
したことを特徴とする。
〈実施例の説明〉 この実施例による車輛用灯具は、第1図に示す
ように、互いに異なる色の一対のレンズ体13,
14をハウジング15の前面開口部に配置し、こ
れらレンズ体13,14とハウジング15とを、
灯室16a,17a内に配置される遮光板18を
介して互いに接合したものである。
以下、各構成について詳細に説明する。
前記ハウジング15は、耐熱性の合成樹脂等よ
りなり車体パネル19に、シール材20等を介し
て水密状態で配置され、ネジ止め等により固定さ
れている。このハウジング15の前記開口部外周
には、全周に亘る溝部15aが形成されており、
レンズ体接合のためにホツトメルト剤21等が注
入されるようになつている。
また、各レンズ体13,14も、耐熱性の合成
樹脂等よりなり、互いに接合された状態で、ハウ
ジング15に取付けられるものであり、周縁部が
前記溝部15aに挿入される帯状のフランジ部2
2となつており、このフランジ部22が前記溝部
15aにホツトメルト剤21を介して接着され、
灯室16a,17a内を外気より遮断している。
また、前記遮光板18は、各灯室16a,17
aの境界部分の形状に対応して形成されており、
各灯室16a,17a間の光の漏洩を阻止してい
る。これによつて2つの灯室16a,17aが画
成され、例えばストツプランプ16とバツクラン
プ17が構成される。なお、各灯室16a,17
aには、ランプバルブ23,24が配置されてい
る。
また、前記遮光板18は、合成樹脂等よりな
り、一端に前記レンズ体13,14の内壁にネジ
式めにより接合される取付け部18aが一体形成
されるとともに、他端に前記ハウジング15の底
壁に設けた係止部に引掛かる鉤部18bが一体形
成されている。
前記取付け部18aは、レンズ体13,14の
接合部に、一方のレンズ体13より一体に突設し
たボス部13aを、下面より覆う断面略コ字状に
形成されており、このボス部13aの端面に当接
する部分にネジ挿通孔が形成されている。一方、
前記ボス部13aには、その端面よりネジ取付孔
が形成されており、前記ネジ挿通孔より挿入され
た固定ネジ25が、嵌入するようになつている。
これによつて、遮光板18は、レンズ体13,1
4の内面に接合されている。
また、前記鉤部18bは、第2図に示すよう
に、遮光板18の他端縁に連続して設けた係合片
18cの一側面に突設されている。一方、前記ハ
ウジング15の底壁には、前記遮光板18の他端
縁に沿うようにして、一対のリブ26,27が並
列に形成されており、これらリブ26,27の間
に前記遮光板18の他端縁が配置されるようにな
つている。そして、このリブ26,27の中間に
位置する底壁には、前記鉤部18bが引つ掛け係
止される係止部が形成されている。この係止部
は、前記リブ26,27のうち、一方のリブ26
の基端から切込まれた切欠孔28と、前記一方の
リブ26の上端より連設され、底壁側に湾曲して
先端が前記切欠孔28に臨むバネ片29とからな
つている。
前記鉤部18bは、第3図に示すように、前記
係合片18cを、切欠孔28に挿入することによ
り、この切欠孔28の前記リブ27側の係止縁部
28aに引つ掛かる。このとき、前記バネ片29
の先端部は係合片18cにより押され、リブ26
側に後退することとなり、その弾発力によつて、
前記鉤部18bをリブ27側に付勢し、鉤部18
bを、前記係止縁部28aに引つ掛つた状態に保
持する。
このようにして、前記レンズ体13,14と、
ハウジング15とは、遮光板18を介して接合さ
れ、しつかりと固定される。
なお、前記鉤部18bと係止部とは、遮光板1
8の幅方向に複数形成されており、充分な強度を
もつて、レンズ体13,14とハウジング15と
を接合する。
以上、本考案の一実施例について述べたが、本
考案は、前記実施例に限定されることなく、種々
変形が可態である。例えば、鉤部と係止部は、一
定の強度をもつて互いに引つ掛かる構造であれば
良い。また、前記遮光板のレンズ体への接合構造
は、ネジ止めに限らず例えばリベツト止め等によ
つても良い。
〈考案の効果〉 本考案によれば、ハウジングとレンズ体とを固
定するため、その外側部で係合する、突起と係止
孔を設ける必要がない。従つて、この突起と係止
孔との係合部分が外部に露出することもなく、こ
れによつて灯具の美観が損なわれることも解消で
き、係合部分の離脱や損傷による、ハウジングと
レンズ体との離脱等も回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略断面図、
第2図は遮光板に設けた鉤部とハウジングに設け
た係止部を示す拡大分解斜視図、第3図は前記鉤
部が係止部に引つ掛つた状態を示す拡大断面図、
第4図は従来技術の一例を示す灯具の外観斜視
図、第5図は第4図のA−A線断面図である。 13,14……レンズ体、15……ハウジン
グ、16a,17a……灯室、18……遮光板、
18b……鉤部、25……固定ネジ、28……切
欠孔、28a……係止縁部、29……バネ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング前面にレンズ体を取付けて灯室を画
    成し、さらにこの灯室内に遮光板を配置すること
    で、複数の灯室を画成するようにした車輛用灯具
    であつて、前記遮光板の一端を前記レンズ体内壁
    に接合するとともにこの遮光板の他端に鉤部を設
    け、この鉤部を前記ハウジング底壁に設けた係止
    部に引掛け係止したことを特徴とする車輛用灯
    具。
JP1205885U 1985-02-01 1985-02-01 Expired JPH0112323Y2 (ja)

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JP1205885U JPH0112323Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JP1205885U JPH0112323Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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JPS61131004U JPS61131004U (ja) 1986-08-16
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FR3110673B1 (fr) 2020-05-25 2022-08-26 Valeo Vision Dispositif lumineux avec prévention des fuites de lumière

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JPS61131004U (ja) 1986-08-16

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