JPH1040716A - 自動二輪車用灯具 - Google Patents
自動二輪車用灯具Info
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- JPH1040716A JPH1040716A JP21518896A JP21518896A JPH1040716A JP H1040716 A JPH1040716 A JP H1040716A JP 21518896 A JP21518896 A JP 21518896A JP 21518896 A JP21518896 A JP 21518896A JP H1040716 A JPH1040716 A JP H1040716A
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- JP
- Japan
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- lens
- license
- illumination window
- tail
- motorcycle
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テールレンズの開口周縁部の下面に照明窓を
設けると共に、この照明窓にライセンスレンズを略水平
に嵌合固定することにより、車両後方及び周囲からの自
動二輪車用灯具の見栄えの向上を図る。 【解決手段】 ライセンスプレートLを照明するライセ
ンスレンズ10を有する自動二輪車用灯具において、テ
ールレンズ6の開口周縁部の下面に照明窓9を開設する
と共に、灯具ボディ1の内面にライセンスレンズ10を
支持固定するための固定溝12を前記嵌合溝5の内周側
に形成し、ライセンスレンズ10の後端縁10aを固定
溝12に嵌合させ、かつ前端縁10b側を照明窓9の内
周縁部に当接させて照明窓9を被蓋するように構成した
ものである。
設けると共に、この照明窓にライセンスレンズを略水平
に嵌合固定することにより、車両後方及び周囲からの自
動二輪車用灯具の見栄えの向上を図る。 【解決手段】 ライセンスプレートLを照明するライセ
ンスレンズ10を有する自動二輪車用灯具において、テ
ールレンズ6の開口周縁部の下面に照明窓9を開設する
と共に、灯具ボディ1の内面にライセンスレンズ10を
支持固定するための固定溝12を前記嵌合溝5の内周側
に形成し、ライセンスレンズ10の後端縁10aを固定
溝12に嵌合させ、かつ前端縁10b側を照明窓9の内
周縁部に当接させて照明窓9を被蓋するように構成した
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の尾灯
として搭載し、同時にライセンスプレートの照明灯とし
ても使用する自動二輪車用灯具に関するものである。
として搭載し、同時にライセンスプレートの照明灯とし
ても使用する自動二輪車用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動二輪車に搭載する尾灯等
の自動二輪車用灯具は、図7に示すように、一般に光源
51を収容するための灯室52を形成する灯具ボディ5
3に対してその前端開口部を密閉する赤色に着色したテ
ールレンズ54をねじ等で着脱自在に固定したものが多
用されている。この種の自動二輪車用灯具は、夜間走行
時におけるライセンスプレートLを同時に照明するため
に、テールレンズ54の下面に略長方形状のやや大きめ
の後端側へ切り欠かれた照明窓55を形成し、この照明
窓55に透明無着色のライセンスレンズ56を被蓋する
構造に成っている。この照明窓55の内周縁にはライセ
ンスレンズ56の周縁部と嵌合する固定溝57が形成し
てあり、この固定溝57にライセンスレンズ56の側端
縁を含む前端縁側を嵌合し、後端縁側を上記灯具ボディ
53の前端開口縁の下端に形成した嵌合溝58にテール
レンズ54の嵌合脚59を同時に嵌合させて固定するも
のであった。
の自動二輪車用灯具は、図7に示すように、一般に光源
51を収容するための灯室52を形成する灯具ボディ5
3に対してその前端開口部を密閉する赤色に着色したテ
ールレンズ54をねじ等で着脱自在に固定したものが多
用されている。この種の自動二輪車用灯具は、夜間走行
時におけるライセンスプレートLを同時に照明するため
に、テールレンズ54の下面に略長方形状のやや大きめ
の後端側へ切り欠かれた照明窓55を形成し、この照明
窓55に透明無着色のライセンスレンズ56を被蓋する
構造に成っている。この照明窓55の内周縁にはライセ
ンスレンズ56の周縁部と嵌合する固定溝57が形成し
てあり、この固定溝57にライセンスレンズ56の側端
縁を含む前端縁側を嵌合し、後端縁側を上記灯具ボディ
53の前端開口縁の下端に形成した嵌合溝58にテール
レンズ54の嵌合脚59を同時に嵌合させて固定するも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテールレン
ズ54の下面に比較的大きな後方へ切り欠かれた照明窓
55を形成し、この照明窓55に対してライセンスレン
ズ56を嵌合固定した自動二輪車用灯具は、灯具全体を
自動二輪車のフェンダー表面に露出させた状態で搭載さ
れるものであり、後部位置において大きく露出した状態
で車体に搭載されるため、上記テールレンズ54自体が
略水平に支持される構造に成るものであれば、この自動
二輪車用灯具を車両後方から視認した場合の見栄え上の
問題を生ずることははない。しかし、自動二輪車用灯具
の外形が略半球状に形成され、テールレンズ54の下面
が傾斜面として形成されたものにあっては、後方から上
記傾斜面、即ちライセンスレンズ56の構成部が視認さ
れ、無色透明のライセンスレンズ56を通してこのライ
センスレンズ56と灯具ボディ53との嵌合固定部分や
灯室52の内部そのものが見えてしまい、見栄えが悪い
という問題を有していた。
ズ54の下面に比較的大きな後方へ切り欠かれた照明窓
55を形成し、この照明窓55に対してライセンスレン
ズ56を嵌合固定した自動二輪車用灯具は、灯具全体を
自動二輪車のフェンダー表面に露出させた状態で搭載さ
れるものであり、後部位置において大きく露出した状態
で車体に搭載されるため、上記テールレンズ54自体が
略水平に支持される構造に成るものであれば、この自動
二輪車用灯具を車両後方から視認した場合の見栄え上の
問題を生ずることははない。しかし、自動二輪車用灯具
の外形が略半球状に形成され、テールレンズ54の下面
が傾斜面として形成されたものにあっては、後方から上
記傾斜面、即ちライセンスレンズ56の構成部が視認さ
れ、無色透明のライセンスレンズ56を通してこのライ
センスレンズ56と灯具ボディ53との嵌合固定部分や
灯室52の内部そのものが見えてしまい、見栄えが悪い
という問題を有していた。
【0004】また、従来の自動二輪車用灯具は、テール
レンズ54の内面に所定の配光性能を得るためのレンズ
ステップ60が形成してあるが、テールレンズ54の下
面側についてはライセンスレンズ56を取り付けるため
の固定溝57が構成されると共に、この固定溝57があ
る程度のスペースを開けて形成してあるため、またテー
ルレンズ54とライセンスレンズ56の嵌合面を一致さ
せる必要上からも、この部分には何らのステップも形成
されておらず、テールレンズ54とライセンスレンズ5
6の嵌合部の見栄えが悪く成るという問題も有してい
た。
レンズ54の内面に所定の配光性能を得るためのレンズ
ステップ60が形成してあるが、テールレンズ54の下
面側についてはライセンスレンズ56を取り付けるため
の固定溝57が構成されると共に、この固定溝57があ
る程度のスペースを開けて形成してあるため、またテー
ルレンズ54とライセンスレンズ56の嵌合面を一致さ
せる必要上からも、この部分には何らのステップも形成
されておらず、テールレンズ54とライセンスレンズ5
6の嵌合部の見栄えが悪く成るという問題も有してい
た。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、テールレンズの下面にライセンスレンズ用の
照明窓を設けると共に、その照明窓にライセンスレンズ
を略水平に嵌合固定することにより、ライセンスレンズ
装着部に対する後方及び外周部からの灯具の見栄えの向
上を図ったライセンスレンズを有する自動二輪車用灯具
を提供することを目的とするものである。
のであり、テールレンズの下面にライセンスレンズ用の
照明窓を設けると共に、その照明窓にライセンスレンズ
を略水平に嵌合固定することにより、ライセンスレンズ
装着部に対する後方及び外周部からの灯具の見栄えの向
上を図ったライセンスレンズを有する自動二輪車用灯具
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動二輪車用灯具は、灯具ボディの開
口周縁部に嵌合溝を形成し、この嵌合溝にテールレンズ
の開口周部に形成した嵌合脚を嵌合密着する構造に成
り、かつテールレンズの下面にはライセンスプレート照
明部と成るライセンスレンズを有する自動二輪車用灯具
において、上記テールレンズの下面にライセンスレンズ
用の照明窓を開設すると共に、上記灯具ボディの内面に
上記ライセンスレンズを支持固定するための固定溝を前
記嵌合溝の内周側に形成し、上記ライセンスレンズの後
端縁を上記固定溝に嵌合させると共に、前端縁側を上記
照明窓の内周縁部に当接させて上記照明窓を被蓋したこ
とを要旨とするものである。
に、本発明に係る自動二輪車用灯具は、灯具ボディの開
口周縁部に嵌合溝を形成し、この嵌合溝にテールレンズ
の開口周部に形成した嵌合脚を嵌合密着する構造に成
り、かつテールレンズの下面にはライセンスプレート照
明部と成るライセンスレンズを有する自動二輪車用灯具
において、上記テールレンズの下面にライセンスレンズ
用の照明窓を開設すると共に、上記灯具ボディの内面に
上記ライセンスレンズを支持固定するための固定溝を前
記嵌合溝の内周側に形成し、上記ライセンスレンズの後
端縁を上記固定溝に嵌合させると共に、前端縁側を上記
照明窓の内周縁部に当接させて上記照明窓を被蓋したこ
とを要旨とするものである。
【0007】上記テールレンズ下面を後方へ傾斜させ、
この傾斜面に開設形成した照明窓に対して上記ライセン
スレンズを略水平に取り付け、また上記ライセンスレン
ズの前端縁側に傾斜面を形成し、この傾斜面を上記照明
窓の前側内周縁部に形成した傾斜面に当接させるように
してライセンスレンズを装着し、更に上記テールレンズ
の下面内周にローレット加工を施した構造にすることも
可能である。
この傾斜面に開設形成した照明窓に対して上記ライセン
スレンズを略水平に取り付け、また上記ライセンスレン
ズの前端縁側に傾斜面を形成し、この傾斜面を上記照明
窓の前側内周縁部に形成した傾斜面に当接させるように
してライセンスレンズを装着し、更に上記テールレンズ
の下面内周にローレット加工を施した構造にすることも
可能である。
【0008】上記構成によれば、傾斜したテールレンズ
の下面に照明窓を開設し、この照明窓にライセンスレン
ズを略水平状態に嵌合固定することができるので、車両
後方からライセンスレンズを通して灯具ボディに対する
ライセンスレンズの嵌合装着部や灯具の内部が透視され
ず、テールレンズに対するライセンスレンズの一体感が
向上し、灯具の見栄えが向上する。
の下面に照明窓を開設し、この照明窓にライセンスレン
ズを略水平状態に嵌合固定することができるので、車両
後方からライセンスレンズを通して灯具ボディに対する
ライセンスレンズの嵌合装着部や灯具の内部が透視され
ず、テールレンズに対するライセンスレンズの一体感が
向上し、灯具の見栄えが向上する。
【0009】また、赤色に着色したテールレンズに開設
した照明窓に対する透明無着色のライセンスレンズの前
端縁との接合部分が傾斜面同士であるため、テールレン
ズとライセンスレンズとの間に一体感を醸成し、接合部
分の見栄えが向上する。
した照明窓に対する透明無着色のライセンスレンズの前
端縁との接合部分が傾斜面同士であるため、テールレン
ズとライセンスレンズとの間に一体感を醸成し、接合部
分の見栄えが向上する。
【0010】また、テールレンズはその全周に形成した
嵌合脚を灯具ボディの開口周縁部に嵌合密着することが
できると共に、嵌合脚の周囲、特にライセンスレンズ装
着部近傍にローレット加工を施すことができるので、テ
ールレンズとライセンスレンズとの嵌合部分が透けて見
えたり、従来の灯具のようにテールレンズの周囲から灯
具の内部が透過されることがないばかりでなく、テール
レンズ内面に形成したレンズステップとの意匠的一体感
を醸成し、灯具外観の見栄えを向上する。
嵌合脚を灯具ボディの開口周縁部に嵌合密着することが
できると共に、嵌合脚の周囲、特にライセンスレンズ装
着部近傍にローレット加工を施すことができるので、テ
ールレンズとライセンスレンズとの嵌合部分が透けて見
えたり、従来の灯具のようにテールレンズの周囲から灯
具の内部が透過されることがないばかりでなく、テール
レンズ内面に形成したレンズステップとの意匠的一体感
を醸成し、灯具外観の見栄えを向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動二輪車用
灯具を尾灯に実施した発明の実施の形態について図面に
従って説明する。図1は本発明に係る自動二輪車用灯具
を示す側断面図であり、符号1は光源2を収容するため
の灯室3を形成するため凹状に形成して成る灯具ボディ
であり、その開口周縁部4の全周に嵌合溝5を形成した
ものである。また、符号6は灯具ボディ1の開口部に被
蓋する赤色の機能色で着色し、略函形に形成して成るテ
ールレンズであり、その開口周縁部7の全周には上記灯
具ボディ1側の嵌合溝5に対応した嵌合脚8を形成し、
両者5,8を嵌合させることにより灯室3を密閉する構
造に成っている。このテールレンズ6の下面には、本発
明に係る自動二輪車用灯具を車体に搭載した状態でその
下方に装着したライセンスプレートLを照明するための
照明窓9を開設すると共に、この照明窓9に無色透明の
ライセンスレンズ10を嵌着してある。このテールレン
ズ6は上記照明窓9にライセンスレンズ10を装着した
状態でその嵌合脚8を灯具ボディ1側の嵌合溝5に嵌め
合わせた後、図2に示すように、テールレンズ6の表面
側から裏面側へ透設したねじ挿通孔を介し、灯具ボディ
1に形成したねじボスに向けてねじ11,11を螺合さ
せて一体化するものである。
灯具を尾灯に実施した発明の実施の形態について図面に
従って説明する。図1は本発明に係る自動二輪車用灯具
を示す側断面図であり、符号1は光源2を収容するため
の灯室3を形成するため凹状に形成して成る灯具ボディ
であり、その開口周縁部4の全周に嵌合溝5を形成した
ものである。また、符号6は灯具ボディ1の開口部に被
蓋する赤色の機能色で着色し、略函形に形成して成るテ
ールレンズであり、その開口周縁部7の全周には上記灯
具ボディ1側の嵌合溝5に対応した嵌合脚8を形成し、
両者5,8を嵌合させることにより灯室3を密閉する構
造に成っている。このテールレンズ6の下面には、本発
明に係る自動二輪車用灯具を車体に搭載した状態でその
下方に装着したライセンスプレートLを照明するための
照明窓9を開設すると共に、この照明窓9に無色透明の
ライセンスレンズ10を嵌着してある。このテールレン
ズ6は上記照明窓9にライセンスレンズ10を装着した
状態でその嵌合脚8を灯具ボディ1側の嵌合溝5に嵌め
合わせた後、図2に示すように、テールレンズ6の表面
側から裏面側へ透設したねじ挿通孔を介し、灯具ボディ
1に形成したねじボスに向けてねじ11,11を螺合さ
せて一体化するものである。
【0012】本発明に係る自動二輪車用灯具は、そのテ
ールレンズ6の上面が車体の後方へ突出した形状と成
り、また下面が車体の後方に向けて前傾するように傾斜
させた形状を有しており、自動二輪車の後部フェンダー
に搭載したときに、灯具全体が車体の後方へ突出した状
態に成るものである。即ち、本発明に係る自動二輪車用
灯具は、その側縦断面形状において略菱形に成り、同様
に灯具ボディ1も上記テールレンズ6の開口部に対応し
てその上部が前方へ突出し、かつ下部へ向けて傾斜した
開口周縁部4を具備している。
ールレンズ6の上面が車体の後方へ突出した形状と成
り、また下面が車体の後方に向けて前傾するように傾斜
させた形状を有しており、自動二輪車の後部フェンダー
に搭載したときに、灯具全体が車体の後方へ突出した状
態に成るものである。即ち、本発明に係る自動二輪車用
灯具は、その側縦断面形状において略菱形に成り、同様
に灯具ボディ1も上記テールレンズ6の開口部に対応し
てその上部が前方へ突出し、かつ下部へ向けて傾斜した
開口周縁部4を具備している。
【0013】上記ライセンスレンズ10は、テールレン
ズ6に開設した照明窓9に対して略水平姿勢で取り付け
るように成るため、図1又は図5に示すように、灯具ボ
ディ1の内面に嵌合溝5より内側に位置して、ライセン
スレンズ10の後端縁10aを嵌合支持するため、水平
方向に延設した固定溝12を形成してある。この固定溝
12は、その前傾している照明窓9の前側内縁と水平位
置において対応しており、この前側内縁と上記固定溝1
2間にライセンスレンズ10が支持されるように成って
いる。また、ライセンスレンズ10を装着する上記照明
窓9の外周部下面における左右両側と後側から下方へ垂
下する立壁13が枠状に形成してあり、この立壁13上
にライセンスレンズ10の外周部下面が支持されるよう
に成っている。このときライセンスレンズ10の前端縁
10bの2個所に突設した係合爪14,14と、照明窓
9の縁端に形設した係止爪15,15とでライセンスレ
ンズ10の位置決めをするように成っている。而して、
ライセンスレンズ10は、灯具ボディ1側の固定溝12
にその後端縁10aを嵌合させた状態でテールレンズ6
を灯具ボディ1に嵌め合わせることにより、灯具ボディ
1とテールレンズ6との間に挟持固定され、特別に他の
固定手段を用いることなくテールレンズ6の照明窓9に
装着することができるため、灯具の組み付け作業性を向
上することができる。
ズ6に開設した照明窓9に対して略水平姿勢で取り付け
るように成るため、図1又は図5に示すように、灯具ボ
ディ1の内面に嵌合溝5より内側に位置して、ライセン
スレンズ10の後端縁10aを嵌合支持するため、水平
方向に延設した固定溝12を形成してある。この固定溝
12は、その前傾している照明窓9の前側内縁と水平位
置において対応しており、この前側内縁と上記固定溝1
2間にライセンスレンズ10が支持されるように成って
いる。また、ライセンスレンズ10を装着する上記照明
窓9の外周部下面における左右両側と後側から下方へ垂
下する立壁13が枠状に形成してあり、この立壁13上
にライセンスレンズ10の外周部下面が支持されるよう
に成っている。このときライセンスレンズ10の前端縁
10bの2個所に突設した係合爪14,14と、照明窓
9の縁端に形設した係止爪15,15とでライセンスレ
ンズ10の位置決めをするように成っている。而して、
ライセンスレンズ10は、灯具ボディ1側の固定溝12
にその後端縁10aを嵌合させた状態でテールレンズ6
を灯具ボディ1に嵌め合わせることにより、灯具ボディ
1とテールレンズ6との間に挟持固定され、特別に他の
固定手段を用いることなくテールレンズ6の照明窓9に
装着することができるため、灯具の組み付け作業性を向
上することができる。
【0014】また、ライセンスレンズ10とテールレン
ズ6との接合部分には、該部の見栄えを向上するため
に、従来構造のようなテールレンズ54側の固定溝57
を形成することなく、図4又は図6に示すように、ライ
センスレンズ10の前端縁10bに傾斜面16を形成
し、該傾斜面をテールレンズ6側の照明窓9の前側内縁
に形成した傾斜面17に当接係合させるように構成して
ある。而して、傾斜面16,17同士の接触面を広くし
てテールレンズ6とライセンスレンズ10との一体感を
醸成して接合部分の見栄えを良くすると共に、その気密
性を高める構造に成っている。
ズ6との接合部分には、該部の見栄えを向上するため
に、従来構造のようなテールレンズ54側の固定溝57
を形成することなく、図4又は図6に示すように、ライ
センスレンズ10の前端縁10bに傾斜面16を形成
し、該傾斜面をテールレンズ6側の照明窓9の前側内縁
に形成した傾斜面17に当接係合させるように構成して
ある。而して、傾斜面16,17同士の接触面を広くし
てテールレンズ6とライセンスレンズ10との一体感を
醸成して接合部分の見栄えを良くすると共に、その気密
性を高める構造に成っている。
【0015】本発明に係る自動二輪車用灯具は、下面に
開設した照明窓9にライセンスレンズ10を嵌め合わせ
て成るテールレンズ6を灯具ボディ1の開口周縁部4に
嵌合密着するものであるため、テールレンズ6の下面、
即ち開口周縁部7の下部側にローレット加工18を施す
ことができる。このようにテールレンズ6の開口周縁部
7にローレット加工18を施すことにより、テールレン
ズ6とライセンスレンズ10との嵌合部分が透けて見え
ることもなく、従来の灯具のようにテールレンズ6の周
囲から灯室3内が透視されることもない。
開設した照明窓9にライセンスレンズ10を嵌め合わせ
て成るテールレンズ6を灯具ボディ1の開口周縁部4に
嵌合密着するものであるため、テールレンズ6の下面、
即ち開口周縁部7の下部側にローレット加工18を施す
ことができる。このようにテールレンズ6の開口周縁部
7にローレット加工18を施すことにより、テールレン
ズ6とライセンスレンズ10との嵌合部分が透けて見え
ることもなく、従来の灯具のようにテールレンズ6の周
囲から灯室3内が透視されることもない。
【0016】図6はライセンスレンズ10を示す平面図
である。本発明に係るライセンスレンズ10は、固定溝
12に嵌合する前端縁10bに、やや右寄りに位置して
位置決め用の切欠19が形成してあり、固定溝12内に
設けた位置決め用の突起20に嵌合して、ライセンスレ
ンズ10の表裏面を誤って裏返しに取り付けることを防
止し得るように構成したものである。
である。本発明に係るライセンスレンズ10は、固定溝
12に嵌合する前端縁10bに、やや右寄りに位置して
位置決め用の切欠19が形成してあり、固定溝12内に
設けた位置決め用の突起20に嵌合して、ライセンスレ
ンズ10の表裏面を誤って裏返しに取り付けることを防
止し得るように構成したものである。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る自動二輪車用灯具は、以上
のように構成したから、ライセンスレンズをテールレン
ズの照明窓に略水平姿勢で取り付けた構造に成るため、
テールレンズの下面を傾斜面として形成したものであっ
ても、車体の後方から灯具を視認した場合、ライセンス
レンズを通して灯具ボディの嵌合部や灯具内部が透視さ
れることがなく、後方からの見栄えが良い。
のように構成したから、ライセンスレンズをテールレン
ズの照明窓に略水平姿勢で取り付けた構造に成るため、
テールレンズの下面を傾斜面として形成したものであっ
ても、車体の後方から灯具を視認した場合、ライセンス
レンズを通して灯具ボディの嵌合部や灯具内部が透視さ
れることがなく、後方からの見栄えが良い。
【0018】また、灯具ボディとテールレンズとの間で
ライセンスレンズを挟持固定する構造であるため、灯具
ボディに対するテールレンズの嵌合装着作業により、同
時にライセンスレンズも固定することができ、灯具の組
立作業性を向上すると共に、ライセンスレンズの確実な
固定を可能にする。
ライセンスレンズを挟持固定する構造であるため、灯具
ボディに対するテールレンズの嵌合装着作業により、同
時にライセンスレンズも固定することができ、灯具の組
立作業性を向上すると共に、ライセンスレンズの確実な
固定を可能にする。
【0019】更に、テールレンズの開口周縁部の下面周
囲にもローレット加工を施してあるので、テールレンズ
とライセンスレンズとの嵌合部分が透けて見えることも
なく、ライセンスレンズ構成部の見栄えを向上すること
ができる等、本発明の実施により得られる効果は極めて
大きい。
囲にもローレット加工を施してあるので、テールレンズ
とライセンスレンズとの嵌合部分が透けて見えることも
なく、ライセンスレンズ構成部の見栄えを向上すること
ができる等、本発明の実施により得られる効果は極めて
大きい。
【図1】本発明に係る自動二輪車用灯具の発明の実施の
形態を示す側断面図である。
形態を示す側断面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく底面図である。
【図4】同じく分解側断面図である。
【図5】灯具ボディの正面図である。
【図6】ライセンスレンズの平面図である。
【図7】従来の自動二輪車用灯具を示す側断面図であ
る。
る。
1 灯具ボディ 4 開口周縁部 5 嵌合溝 6 テールレンズ 7 開口周縁部 8 嵌合脚 9 照明窓 10 ライセンスレンズ 10a 後端縁 10b 前端縁 11 ねじ 12 固定溝 13 立壁 14 係合爪 15 係止爪 16 傾斜面(ライセンスレンズ) 17 傾斜面(テールレンズ) 18 ローレット加工 L ライセンスプレート
Claims (4)
- 【請求項1】 灯具ボディの開口周縁部に嵌合溝を形成
し、この嵌合溝にテールレンズの開口周部に形成した嵌
合脚を嵌合密着する構造に成り、かつテールレンズの下
面にはライセンスプレート照明部と成るライセンスレン
ズを有する自動二輪車用灯具において、 前記テールレンズの下面にライセンスレンズ用の照明窓
を開設すると共に、前記灯具ボディの内面に前記ライセ
ンスレンズを支持固定するための固定溝を前記嵌合溝の
内周側に形成し、前記ライセンスレンズの後端縁を前記
固定溝に嵌合させると共に、前端縁側を前記照明窓の内
周縁部に当接させて前記照明窓を被蓋したことを特徴と
する自動二輪車用灯具。 - 【請求項2】 前記テールレンズ下面を後方へ傾斜さ
せ、この傾斜面に開設形成した照明窓に対して前記ライ
センスレンズを略水平に取り付けたことを特徴とする請
求項1の自動二輪車用灯具。 - 【請求項3】 前記ライセンスレンズの前端縁側に傾斜
面を形成し、この傾斜面を前記照明窓の前側内周縁部に
形成した傾斜面に当接させるようにしてライセンスレン
ズを装着したことを特徴とする請求項1又は2の自動二
輪車用灯具。 - 【請求項4】 前記テールレンズの下面内周にローレッ
ト加工を施したことを特徴とする請求項1,2又は3の
自動二輪車用灯具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21518896A JP3165039B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 自動二輪車用灯具 |
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