JP4417044B2 - ライトユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動二輪等車両用のライトユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車等の車両では、メンテナンス性の向上等のために、複数のライトをユニット化してライトユニットとする場合がある。
例えば、特許文献1では、テールライトとライセンスライトを備えたテールライトユニットを、ビス等の締結手段によって車体に取り付けている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2980279号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のライトユニットでは、ビス等の締結手段を外すことによってテールライトユニットを車体から取り外し可能になるが、取り外す際には、テールライトユニットの端部外面等を掴むなどして支持しなければならない。
特に、ライトユニットを車体側から引き出すようにして取り外す構造になっている場合には、ライトユニットに引き出す方向へ力を加える必要があるが、ライトユニットの把持する部位が丸みを帯びているなどしていると、滑ってしまって力を伝え難くく、ライトユニットを取り外すのに工数がかかる。
そこで、この発明は、ライトカバーに把持用凹部を設けることによってメンテナンス性を向上させたライトユニットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、発光体であるバルブ(例えば、後述する実施の形態におけるテールライトバルブ34、リアウィンカバルブ35、ライセンスライトバルブ36)と、前記バルブを支持するベース(例えば、後述する実施の形態におけるベース40)と、前記バルブを覆うライトカバー(例えば、後述する実施の形態におけるライトカバー80,90)とを備えたライトユニット(例えば、後述する実施の形態におけるテールライトユニット30)において、前記ライトカバーの後端部には、側面視形状が嘴状に形成された外壁部(例えば、後述する実施の形態における外壁部91)と、前記外壁部から下方に延びる仕切壁部(例えば、後述する実施の形態における仕切壁部92)とに囲まれて形成され、下側を開口させた把持用凹部(例えば、後述する実施の形態における把持用凹部93)が設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、把持用凹部を利用してライトユニットを把持し、ライトユニットに力を加えることが可能になる。
【0006】
また、把持用凹部を外観上目立たなくすることができるとともに、ライトユニットを把持し易くすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記把持用凹部の開口の周囲は塞がれていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記バルブはテールライト(例えば、後述する実施の形態におけるテールライト31)とライセンスライト(例えば、後述する実施の形態におけるライセンスライト33)を備え、前記ライトカバーは前記テールライト用のライトカバー(例えば、後述する実施の形態におけるライトカバー80)と前記ライセンスライト用のライトカバー(例えば、後述する実施の形態におけるライトカバー90)を備え、前記把持用凹部は前記ライセンスライト用のライトカバーに設けられ、前記ライセンスライト用のライトカバーにおける少なくとも前記把持用凹部の周囲は濃色であることを特徴とする。
このように構成することにより、把持用凹部が透けて見えるのを防止することができる。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記ベースには、車体(例えば、後述する実施の形態におけるブラケット28)に対して挿脱することで車体への着脱を可能にする係止部(例えば、後述する実施の形態における係止突起56)が、前記把持用凹部の左右外側の左右対称な位置に設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、把持用凹部を利用してライトユニットを把持しながらライトユニットを押し込んだり引き出したりして、ベースの係止部を車体に対して挿脱することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記バルブは、テールライト(例えば、後述する実施の形態におけるテールライト31)と、該テールライトの下側に配置されたライセンスライト(例えば、後述する実施の形態におけるライセンスライト33)を備え、前記ライトカバーは前記テールライト用のライトカバー(例えば、後述する実施の形態におけるライトカバー80)と前記ライセンスライト用のライトカバー(例えば、後述する実施の形態におけるライトカバー90)を備え、前記把持用凹部は前記ライセンスライト用のライトカバーに設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記外壁部は、平面視が後方に膨出する略円弧状に形成されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記外壁部は、車体に対する該ライトユニットの着脱方向と交差する方向に延びる壁部を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るライトユニットの実施の形態を図1から図11の図面を参照して説明する。
図1は、この発明に係るライトユニットとしてのテールライトユニットを備えたスクータ型自動二輪車の側面図、図2は同背面図である。なお、以下の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」は、運転者から見た方向に従うものとする。
自動二輪車1の前輪2はフロントフォーク3の下端部に軸支され、フロントフォーク3はハンドルステム4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支されている。ヘッドパイプ6の上端部にはハンドル7が取り付けられており、ハンドル7の周囲は両端のグリップ8,8を除いてハンドルカバー9で覆われている。ハンドルカバー9の前部には、ヘッドライトおよび左右のフロントウィンカ(いずれも図示せず)が一体化されたヘッドライトユニット10が配設されている。
【0010】
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から下方に延びるダウンパイプ11と、ダウンパイプ11の下端部から後方に延びてステップフロア12とともに低床フロア13を形成するロアパイプ14と、ロアパイプ14の後端部から斜め上方に屈曲して形成される後部パイプ15とを備えている。ヘッドパイプ6およびダウンパイプ11は、ステップフロア12の前端部から立ち上がるレッグシールド16により後方から覆われ、且つ前方からはフロントカバー17により覆われている。フロントカバー17の下部は前輪2の上方を覆うように延出され、フロントカバー17の下部およびレッグシールド16の下部によってフロントフェンダー18が形成されている。
【0011】
後部パイプ15は、ロアパイプ14の後端部から斜め上方に延びる傾斜部15aと、この傾斜部15aの後端部から後方へ略水平に延びる水平部15bとを備えており、ステップフロア12の後端部に連なるリアカバー21により覆われている。リアカバー21の上部にはシート22が配設されている。シート22はその前端部がリアカバー21に枢支され、リアカバー21内に配設された物品収容室(図示せず)の上部開口を開閉する。
【0012】
ロアパイプ14の後端部にはパワーユニット24の前部が上下方向で揺動可能に枢支されている。パワーユニット24はエンジンおよび動力伝達系を一体に構成したもので、パワーユニット24後部の駆動軸には後輪25が連結されている。パワーユニット24と後部パイプ15の水平部15bとの間にはリアクッション26が配設されている。
【0013】
リアカバー21の後端部にはテールライトユニット30が配設されている。テールライトユニット30は、後部パイプ15の水平部15bの後端部に固定された斜め前上方に延びるブラケット28に、着脱可能に取り付けられている。ここで、ブラケット28は自動二輪車1の車体の一部をなす。
テールライトユニット30の下方であってリアカバー21の後部下側にはリアフェンダー27が設けられており、リアフェンダー27にはライセンスプレート29が取り付けられる。
【0014】
次に、テールライトユニット30について詳述する。図3は自動二輪車1の後方側から見たテールライトユニット30の正面図、図4は自動二輪車1の前方側から見た同背面図である。
テールライトユニット30は、テールライト31と、左右のリアウィンカライト32,32と、ライセンスライト33をユニット化して一体にしたものであり、上部中央にテールライト31が配置され、テールライト31の左右両側にリアウィンカライト32,32が配置され、テールライト31の下側にライセンスライト33が配置されている。なお、この実施の形態におけるテールライト31はストップライトを兼用しており、テールライトとして点灯させたときの輝度とストップライトとして点灯させたときの輝度とを変化させることで両者を識別させている。
【0015】
図3に示すように、テールライトユニット30の正面視形状は、テールライト31とリアウィンカライト32,32が配置された部分は、中央部で上下方向幅が最も広く、左右方向に進むにしたがって上下方向幅が狭まる略扇形をなし、ライセンスライト33が配置された部分は左右方向に細長い略長方形をなしている。ライセンスライト33が配置された部分は、テールライト31およびリアウィンカライト32,32が配置された部分よりも、左右方向幅が小さい。
また、図1および図2に示すように、テールライト31とリアウィンカライト32,32が配置された部分は、その中央から左右方向に進むにしたがって、車両前方向に回り込むような形状をなしている。
【0016】
テールライトユニット30は、図5および図6に示すように発光体としてのテールライトバルブ34、リアウィンカバルブ35,35、ライセンスライトバルブ36と、これらバルブ34〜36を支持するベース40と、これらバルブ34〜36を覆う2つのライトカバー80,90を主要構成としている。
【0017】
ベース40は樹脂成形品で一体に形成されており、正面視略扇形の部分を構成する上部ベース42と、正面視略長方形の部分を構成する下部ベース43と、上部ベース42と下部ベース43とを接続する連結壁部41を備えている。
【0018】
上部ベース42は、テールライト31およびリアウィンカライト32,32のベース部を構成するものである。図5および図6に示すように、上部ベース42の後端側は、上方に進むにしたがって後方にせり上がるように傾斜しており、その外周部には、後方を開口させた断面横U字状のライトカバ−取付用凹溝44aを備える額縁部44が形成されている。
図4および図5に示すように、上部ベース42の中央には、後端側を開口させた筒状壁部45が設けられており、筒状壁部45の開口側の上部および下部は額縁部44の内側に連結されている。筒状壁部45の前端には挿通孔46を有する前壁47が設けられており、この挿通孔46にテールライトバルブ34を保持するバルブソケット71が取り付けられている。さらに、筒状壁部45の後端開口側内周面に設けられた凹部49には、筒状壁部45の後端開口を塞ぐテールライトレンズ72が嵌合固定されている。テールライトレンズ72は、例えば赤色に着色された半透明の樹脂で形成されており、その内面に所定のレンズカットが施されている。
【0019】
図4および図6に示すように、上部ベース42において筒状壁部45を間に挟んで左右対称な位置には、後端側を開口させた筒状壁部51,51が設けられており、各筒状壁部51の開口側の上部および下部は額縁部44の内側に連結されている。各筒状壁部51の前端には挿通孔52を有する前壁53が設けられており、この挿通孔52にリアウィンカバルブ35を保持するバルブソケット73が取り付けられている。さらに、各筒状壁部51の前壁53に設けられた環状の段差部54には、リアウィンカバルブ35を覆うドーム状のリアウィンカライトレンズ74が嵌合固定されている。リアウィンカライトレンズ74は、例えば橙色に着色された半透明の樹脂で形成されており、その内面に所定のレンズカットが施されている。
【0020】
また、図4および図6に示すように、各筒状壁部51の前壁53には、前方に突出してから下方に屈曲するL字形のブラケット55が設けられており、ブラケット55の前端面には、きのこ形をなす係止突起56がその軸線を斜め下前方に向けて突設されている。この係止突起56は、前述した車体の一部をなすブラケット28に固定されたグロメット(図示せず)に挿脱可能であり、係止突起56をグロメットに挿入して係止することにより、テールライトユニット30をブラケット28に取り付けることができ、係止突起56をグロメットから引き抜くことによりテールライトユニット30をブラケット28から取り外すことができる。
【0021】
上部ベース42には、その後端側全体を覆う、テールライト31およびリアウィンカライト32用のライトカバー80が固定されている。ライトカバー80の外周部81は前方に屈曲されており、外周部81の所定領域には前方に突出する爪部82が設けられている。ライトカバー80は、その外周部81を上部ベース42における額縁部44の内壁外側に配置し、爪部82を額縁部44の凹溝44aに挿入して、爪部82をホットメルト57により額縁部44に接合することによって、上部ベース42に固定されている。
【0022】
また、図5に示すように、上部ベース42の額縁部44と連結壁部41との接続部に挿入される爪部82には、下方に突出する係止突部83と凹部84が設けられており、額縁部44に設けられた係止孔48に係止突部83が挿入され、連結壁部41の上部が凹部84に挿入されることで、係止突部83は連結壁部41の上部に係止している。
【0023】
ライトカバー80は、例えば無色透明の樹脂で形成されており、テールライトバルブ34の軸線延長上を中心とする所定領域に同心円状の模様85が形成され、各リアウィンカバルブ35の軸線延長上を中心とする所定領域に同心円状の模様86が形成されている。
図7に示すように、連結壁部41には、前方に突出する左右一対の筒部58,58が前方に突出して設けられており、各筒部58には、テールライトユニット30を前述したブラケット28に固定するための固定用ビス(図示せず)を挿通させる貫通孔58aが設けられている。
【0024】
下部ベース43は、ライセンスライト33のベース部を構成するものであり、図5、図7および図8に示すように、連結壁部41の下端から後方へ延びる上壁部61と、上壁部61の後端から下方に延びる垂直壁部62と、上壁部61の左右端部から下方に延び且つ垂直壁部62の左右端部に連なる側壁部63を備えている。上壁部61と側壁部63の前端部および垂直壁部62の下端部には、後方を開口させた断面横U字状のライトカバ−取付用凹溝64aを備える額縁部64が形成されている。
【0025】
垂直壁部62の中央には挿通孔65が設けられており、この挿通孔65にライセンスライトバルブ36を保持するバルブソケット75が取り付けられている。図7および図8に示すように、垂直壁部62において挿通孔65を間に挟んで左右対称な位置にはビス挿通孔66,66が設けられている。
【0026】
図5、図7および図8に示すように、下部ベース43には、その後方側全体を覆う、ライセンスライト33用のライトカバー90が固定されている。ライトカバー90の外壁部91は、図8に示すように平面視形状が後方に膨出する略円弧状をなし、図5に示すように側面視形状が嘴状をなしていて、外壁部91の後端は、テールライト31およびリアウィンカライト32用のライトカバー80の後端部よりも後方に突出している。
【0027】
ライトカバー90の内部後方には仕切壁部92が設けられ、外壁部91と仕切壁部92との間に下側を開口させた把持用凹部93が形成されている。ライトカバー90の内部であって仕切壁部92よりも左右外側には、外壁部91の後部内面から前方に突出する円筒状のステー94,94が設けられている。このステー94,94は、下部ベース43のビス挿通孔66,66に対応した位置に配置されており、その先端面が下部ベース43の垂直壁部62に突き当てられている。各ステー94にはその先端面側にライトカバー取付用のねじ孔94aが設けられている。
【0028】
ライトカバー90において、仕切壁部92よりも前方側であって両ステー94,94よりも車幅方向の内側部分は下側を開口させており(図5参照)、その開口95よりも左右両側は底壁部96によって塞がれている(図7参照)。外壁部91の前端および底壁部96の前端には爪部97が設けられており、仕切壁部92の下端部および底壁部96の縁部には開口95に面してレンズ取付溝98が設けられている。
なお、ライトカバー90は、例えば黒色のように濃色に着色された透明な樹脂で形成されている。
【0029】
このライトカバー90は、その爪部97を下部ベース43における額縁部64の凹溝64aに挿入させ、下部ベース43の前方側からビス挿通孔66,66に挿通されたビス99、99をステー94,94のねじ孔94a,94aにねじ込むことによって、下部ベース43に固定されている。
そして、ライトカバー90の開口95はライセンスライトレンズ76によって塞がれている。ライセンスライトレンズ76は、その周縁を、下部ベース43における垂直壁部62の下端部に設けた額縁部64の凹溝64aと、ライトカバー90における仕切壁部92および底壁部96に設けたレンズ取付溝98に挿入して、取り付けられている。
ライセンスライトレンズ76は無色透明な樹脂で形成されており、図5に示すように、ライセンスライトバルブ36のバルブ光はライセンスライトレンズ76を透過してライセンスプレート29を照明する。
【0030】
このように構成されたテールライトユニット30においては、テールライトユニット30を車体から取り外す必要が生じたときには、まず、ベース40の貫通孔58aに装着された前記固定用ビスを取り外し、ライトカバー90の把持用凹部93から片方の手を差し入れてライトカバー90の外壁部91を掴み、後方に引っ張ることによって、ベース40の係止突起56を車体側のブラケット28のグロメットから簡単に引き抜くことができる。したがって、片手で簡単にテールライトユニット30を車体から取り外すことができ、取り外した後もそのまま外壁部91を掴んで持ち運ぶ等の処理をすることができる。
また、テールライトユニット30を車体に取り付ける場合にも、同様に外壁部91を掴んで装着操作をすることができ、係止突起56をブラケット28のグロメットに押し込むだけで簡単に取り付けることができ、その後、前記固定用ビスを貫通孔58aに挿入してブラケット28のねじ孔にねじ込むことで、テールライトユニット30を車体に確実に固定することができる。したがって、テールライトユニット30のメンテナンス性が極めて向上する。
【0031】
また、この実施の形態では、把持用凹部93が下側を開口させているので外観からは把持用凹部93が見えず、しかも、ライトカバー90が黒色に着色されているので、把持用凹部93が透けて見えるのを防止することができる。したがって、把持用凹部93を外観上目立たなくすることができ、意匠性が向上する。
【0032】
なお、図11は、把持用凹部93をライトカバー90の外壁部91の上側に開口させた参考例である。
前述した実施の形態では、ライトユニットを車体に対して着脱可能にする係止部を雄部材(係止突起56)で構成したが、ライトユニットの係止部を雌部材とし、この雌部材に車体側の雄部材を挿脱するように構成してもよい。
また、前述した実施の形態ではテールライトユニットに適用した例で説明したが、この発明は、ヘッドライトユニットに適用することも可能である。また、自動二輪車に限らず、三輪や四輪等の車両にこの発明を適用することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1から請求項7に係る発明によれば、把持用凹部を利用してライトユニットを把持し、力を加えることが可能になるので、ライトユニットを取り扱い易くなり、ライトユニットの取り付け、取り外しが容易になって、メンテナンス性が向上するという優れた効果が奏される。また、把持用凹部を外観上目立たなくすることができるとともに、ライトユニットを把持し易くすることができる。
【0034】
請求項3に係る発明によれば、把持用凹部が透けて見えるのを防止することができるので、把持用凹部を外観上目立たなくすることができる。
請求項4に係る発明によれば、把持用凹部を利用してライトユニットを把持しながらライトユニットを押し込んだり引き出したりして、ベースの係止部を車体に対して挿脱することができるので、車体に対するライトユニットの着脱が容易なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るライトユニットを備えた自動二輪車の側面図である。
【図2】 前記自動二輪車の背面図である。
【図3】 前記ライトユニットの正面図である。
【図4】 前記ライトユニットの背面図である。
【図5】 図3のA−A断面図である
【図6】 図3のB−B断面図である
【図7】 図3のC−C断面図である
【図8】 図3のD−D断面図である
【図9】 図3のZ方向から見たベースのみの側面図である。
【図10】 図3のZ方向から見たライトカバーのみの側面図である。
【図11】 上側を開口させた把持用凹部の参考例を示す図である。
【符号の説明】
28 ブラケット(車体)
30 テールライトユニット(ライトユニット)
34 テールライトバルブ(バルブ)
35 リアウィンカバルブ(バルブ)
36 ライセンスライトバルブ(バルブ)
40 ベース
56 係止突起(係止部)
80,90 ライトカバー
93 把持用凹部
Claims (7)
- 発光体であるバルブと、前記バルブを支持するベースと、前記バルブを覆うライトカバーとを備えたライトユニットにおいて、
前記ライトカバーの後端部には、側面視形状が嘴状に形成された外壁部と、前記外壁部から下方に延びる仕切壁部とに囲まれて形成され、下側を開口させた把持用凹部が設けられていることを特徴とするライトユニット。 - 前記把持用凹部の開口の周囲は塞がれていることを特徴とする請求項1に記載のライトユニット。
- 前記バルブはテールライトとライセンスライトを備え、前記ライトカバーは前記テールライト用のライトカバーと前記ライセンスライト用のライトカバーを備え、前記把持用凹部は前記ライセンスライト用のライトカバーに設けられ、前記ライセンスライト用のライトカバーにおける少なくとも前記把持用凹部の周囲は濃色であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
- 前記ベースには、車体に対して挿脱することで車体への着脱を可能にする係止部が、前記把持用凹部の左右外側の左右対称な位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のライトユニット。
- 前記バルブは、テールライトと、該テールライトの下側に配置されたライセンスライトを備え、前記ライトカバーは前記テールライト用のライトカバーと前記ライセンスライト用のライトカバーを備え、前記把持用凹部は前記ライセンスライト用のライトカバーに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のライトユニット。
- 前記外壁部は、平面視が後方に膨出する略円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のライトユニット。
- 前記外壁部は、車体に対する該ライトユニットの着脱方向と交差する方向に延びる壁部を有することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のライトユニット。
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