JPH0135373Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135373Y2 JPH0135373Y2 JP1985167420U JP16742085U JPH0135373Y2 JP H0135373 Y2 JPH0135373 Y2 JP H0135373Y2 JP 1985167420 U JP1985167420 U JP 1985167420U JP 16742085 U JP16742085 U JP 16742085U JP H0135373 Y2 JPH0135373 Y2 JP H0135373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- groove
- circumferential wall
- legs
- inner lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 9
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、インナーレンズおよびアウターレ
ンズを備えた車輛用灯具に関する。
ンズを備えた車輛用灯具に関する。
《従来の技術》
第2図には、インナーレンズおよびアウターレ
ンズを備えた車輛用灯具の一例が概略的に示され
ている。ハウジング1は、ポリプロピレン等の樹
脂により箱状に形成され、その前面開口周縁のフ
ランジ部2には、内周壁3、中間壁4および外周
壁5によつて二つの溝6,7が形成されている。
内溝6には、無色透明なインナーレンズ8の脚部
9が挿入され、外溝7には、有色透明なアウター
レンズ10の脚部11が挿入され、それぞれホツ
トメルトのようなシール剤12により各溝6,7
内に接合される。このようにして形成された灯室
13内には、ランプバルブ14が配置され、この
灯具はブチルゴム等の接着剤15を介して車体1
6に取り付けられる。
ンズを備えた車輛用灯具の一例が概略的に示され
ている。ハウジング1は、ポリプロピレン等の樹
脂により箱状に形成され、その前面開口周縁のフ
ランジ部2には、内周壁3、中間壁4および外周
壁5によつて二つの溝6,7が形成されている。
内溝6には、無色透明なインナーレンズ8の脚部
9が挿入され、外溝7には、有色透明なアウター
レンズ10の脚部11が挿入され、それぞれホツ
トメルトのようなシール剤12により各溝6,7
内に接合される。このようにして形成された灯室
13内には、ランプバルブ14が配置され、この
灯具はブチルゴム等の接着剤15を介して車体1
6に取り付けられる。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、このような灯具においては、レ
ンズを取り付けるための二つの溝6,7が並列に
形成されているため、その分だけインナーレンズ
8を小さく成形せざるを得なく、インナーレンズ
8の脚部9とアウターレンズ10の脚部11との
間の領域Aにおける発光部が無駄になつてしま
う。
ンズを取り付けるための二つの溝6,7が並列に
形成されているため、その分だけインナーレンズ
8を小さく成形せざるを得なく、インナーレンズ
8の脚部9とアウターレンズ10の脚部11との
間の領域Aにおける発光部が無駄になつてしま
う。
このような不具合を解消するためには、レンズ
取り付けのための溝を一つにして、この中にアウ
ターレンズとインナーレンズの脚部を一緒に挿入
して接合してしまえば良いと考えられるが、この
ようにすると、一方のシール性が悪化した場合
に、これが他方のシール性に悪影響を与えるので
好ましくない。したがつて、シール箇所が複数あ
る場合には、個個のシール箇所で確実にシールす
ることが要求されている。
取り付けのための溝を一つにして、この中にアウ
ターレンズとインナーレンズの脚部を一緒に挿入
して接合してしまえば良いと考えられるが、この
ようにすると、一方のシール性が悪化した場合
に、これが他方のシール性に悪影響を与えるので
好ましくない。したがつて、シール箇所が複数あ
る場合には、個個のシール箇所で確実にシールす
ることが要求されている。
このように、一つの溝内にアウターレンズとイ
ンナーレンズの脚部を一緒に接合することは、シ
ール性の点で好ましくなく、かといつて二つの溝
内に別々に接合することは、発光面積が小さくな
るので好ましくない。
ンナーレンズの脚部を一緒に接合することは、シ
ール性の点で好ましくなく、かといつて二つの溝
内に別々に接合することは、発光面積が小さくな
るので好ましくない。
そこで、この考案の目的は、アウターレンズと
インナーレンズの脚部を一緒に接合してもシール
性が低下することのない改良された車輛用灯具を
提供することにある。
インナーレンズの脚部を一緒に接合してもシール
性が低下することのない改良された車輛用灯具を
提供することにある。
《問題点を解決するための手段》
この考案による車輛用灯具は、ハウジングの前
面開口周縁のフランジ部に内周壁と外周壁とで一
つの溝を形成し、その中にアウターレンズの脚部
を挿入するとともに、内周壁の外側に設けた段部
にインナーレンズの脚部を係止させて、両レンズ
の脚部をシール剤により共通の溝内に共に接合す
る。
面開口周縁のフランジ部に内周壁と外周壁とで一
つの溝を形成し、その中にアウターレンズの脚部
を挿入するとともに、内周壁の外側に設けた段部
にインナーレンズの脚部を係止させて、両レンズ
の脚部をシール剤により共通の溝内に共に接合す
る。
《作用》
アウターレンズの脚部は溝内に通常の態様で接
合され、インナーレンズの脚部は、溝の内周壁に
形成された段部に係止されて確実に固定されるの
で、両者を一緒に接合してもシール性低下の相互
影響がなく、しかも発光面積が増加する。
合され、インナーレンズの脚部は、溝の内周壁に
形成された段部に係止されて確実に固定されるの
で、両者を一緒に接合してもシール性低下の相互
影響がなく、しかも発光面積が増加する。
《実施例》
第1図には、この考案の一実施例が示されてい
る。第2図の従来例の説明に用いた符号が同様な
部材に対して用いられている。ハウジング1の前
面開口周縁のフランジ部2には、内周壁3と外周
壁5とで構成される溝6が形成されている。内周
壁3の外側すなわち溝6に対向する面には段部3
aが形成され、この段部3aにインナーレンズ8
の脚部9が係止される。外周壁5は内周壁3より
も高く、ハウジング1の前部側面を構成する。溝
6の中には、インナーレンズ8の脚部9よりも長
いアウターレンズ10の脚部11が挿入され、予
め溝6内に充填されたシール剤であるホツトメル
ト12により、インナーレンズ8の脚部9ととも
に溝6内に接合される。
る。第2図の従来例の説明に用いた符号が同様な
部材に対して用いられている。ハウジング1の前
面開口周縁のフランジ部2には、内周壁3と外周
壁5とで構成される溝6が形成されている。内周
壁3の外側すなわち溝6に対向する面には段部3
aが形成され、この段部3aにインナーレンズ8
の脚部9が係止される。外周壁5は内周壁3より
も高く、ハウジング1の前部側面を構成する。溝
6の中には、インナーレンズ8の脚部9よりも長
いアウターレンズ10の脚部11が挿入され、予
め溝6内に充填されたシール剤であるホツトメル
ト12により、インナーレンズ8の脚部9ととも
に溝6内に接合される。
灯室13内のランプバルブ14からの光は、イ
ンナーレンズ8の裏面に形成されたフレネルプリ
ズムによつて平行光化され、次いでアウターレン
ズ10の裏面に形成された拡散プリズムによつて
拡散されて外部に出射する。
ンナーレンズ8の裏面に形成されたフレネルプリ
ズムによつて平行光化され、次いでアウターレン
ズ10の裏面に形成された拡散プリズムによつて
拡散されて外部に出射する。
インナーレンズ8の脚部9は、共通の溝6内で
アウターレンズ10の脚部11と一緒に接合され
るので、両脚部9,10間の無効発光部領域Aが
小さくなり、それだけアウターレンズ10におけ
る有効発光部面積が増す。一方、アウターレンズ
10の脚部11は、溝6内にホツトメルト12に
より通常の態様で接合され、インナーレンズ8の
脚部9は、溝6を構成する内周壁3の段部3aに
係止されるとともに、ホツトメルト12によりア
ウターレンズ10の脚部11と共に溝6内に接合
される。
アウターレンズ10の脚部11と一緒に接合され
るので、両脚部9,10間の無効発光部領域Aが
小さくなり、それだけアウターレンズ10におけ
る有効発光部面積が増す。一方、アウターレンズ
10の脚部11は、溝6内にホツトメルト12に
より通常の態様で接合され、インナーレンズ8の
脚部9は、溝6を構成する内周壁3の段部3aに
係止されるとともに、ホツトメルト12によりア
ウターレンズ10の脚部11と共に溝6内に接合
される。
《考案の効果》
以上のように、この考案による車輛用灯具は、
インナーレンズの脚部を溝の内周壁外側に形成し
た段部に係止されて確実に固定したので、アウタ
ーレンズとインナーレンズの脚部を共通の溝内に
接合してもシール性低下の相互影響がなく、しか
も発光面積を増加させることができる。
インナーレンズの脚部を溝の内周壁外側に形成し
た段部に係止されて確実に固定したので、アウタ
ーレンズとインナーレンズの脚部を共通の溝内に
接合してもシール性低下の相互影響がなく、しか
も発光面積を増加させることができる。
第1図は、この考案の一実施例を示す車輛用灯
具の概略断面図、第2図は、従来の車輛用灯具の
一例を示す概略断面図である。 1……ハウジング、2……フランジ部、3……
内周壁、5……外周壁、6……溝、8……インナ
ーレンズ、9……インナーレンズ脚部、10……
アウターレンズ、11……アウターレンズ脚部、
12……シール剤、13……灯室、14……ラン
プバルブ、15……接着剤、16……車体。
具の概略断面図、第2図は、従来の車輛用灯具の
一例を示す概略断面図である。 1……ハウジング、2……フランジ部、3……
内周壁、5……外周壁、6……溝、8……インナ
ーレンズ、9……インナーレンズ脚部、10……
アウターレンズ、11……アウターレンズ脚部、
12……シール剤、13……灯室、14……ラン
プバルブ、15……接着剤、16……車体。
Claims (1)
- ハウジングの前面開口周縁のフランジ部に内周
壁と外周壁とによつて形成された溝内にアウター
レンズの脚部を挿入するとともに、前記内周壁の
外側にインナーレンズの脚部を係止するための段
部を設け、前記アウターレンズの脚部と前記イン
ナーレンズの脚部とを前記溝内に充填されたシー
ル剤により共に接合した車輛用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985167420U JPH0135373Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985167420U JPH0135373Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276403U JPS6276403U (ja) | 1987-05-16 |
JPH0135373Y2 true JPH0135373Y2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=31099330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985167420U Expired JPH0135373Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135373Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60147010U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-30 | スタンレー電気株式会社 | 車輛用灯具におけるインナ−レンズの固定構造 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP1985167420U patent/JPH0135373Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6276403U (ja) | 1987-05-16 |
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