JPS6324373B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324373B2 JPS6324373B2 JP25129283A JP25129283A JPS6324373B2 JP S6324373 B2 JPS6324373 B2 JP S6324373B2 JP 25129283 A JP25129283 A JP 25129283A JP 25129283 A JP25129283 A JP 25129283A JP S6324373 B2 JPS6324373 B2 JP S6324373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheathed heater
- groove
- holding jig
- heater
- pot body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一般家庭において使用される電気鍋の
シーズヒータ取付装置に関するものである。
シーズヒータ取付装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来のこの種の電気鍋は第1図および第2図に
示すように、鍋本体1と、シーズヒータ2とを備
えており、前記鍋本体1はアルミダイカストで成
形し、その表面にフツ素樹脂を塗布するのが一般
的であり、またシーズヒータ2の取付けは、鍋本
体1のダイカスト成形時に一体に鋳ぐるまず、第
2図に示すように後刻咬めにより取付けるのが一
般的である。このシーズヒータ2の咬めは、シー
ズヒータ2の全域にわたつて咬めを行なうのがよ
いが、そのためには、通常使用する材料である
ADC10またはADC12ではなく、展伸性の良
い材料を使用しなければならない。この場合、小
物の鍋であれば、展伸性のよい材料を使用しても
さほどコストアツプにはならないが、電気鍋のよ
うにある程度大形のものになると、コストアツプ
の占める割合が大きくなるので、一般に使用され
ている比較的安価なADC10またはADC12を
使用するのが好ましい。
示すように、鍋本体1と、シーズヒータ2とを備
えており、前記鍋本体1はアルミダイカストで成
形し、その表面にフツ素樹脂を塗布するのが一般
的であり、またシーズヒータ2の取付けは、鍋本
体1のダイカスト成形時に一体に鋳ぐるまず、第
2図に示すように後刻咬めにより取付けるのが一
般的である。このシーズヒータ2の咬めは、シー
ズヒータ2の全域にわたつて咬めを行なうのがよ
いが、そのためには、通常使用する材料である
ADC10またはADC12ではなく、展伸性の良
い材料を使用しなければならない。この場合、小
物の鍋であれば、展伸性のよい材料を使用しても
さほどコストアツプにはならないが、電気鍋のよ
うにある程度大形のものになると、コストアツプ
の占める割合が大きくなるので、一般に使用され
ている比較的安価なADC10またはADC12を
使用するのが好ましい。
このADC10またはADC12の場合は、シー
ズヒータ12の全域咬めができないため、第2図
に示すように部分的な咬めを行なつていた。そし
てこの咬める部分は、シーズヒータ2の全周近く
を覆うようにすればよいが、そうした場合は、第
3図に示すようにその咬め部分3が破断してしま
うという問題があつた。したがつてこの破断の問
題を解消するためには、第4図に示すようなわず
かな咬めとなり、この場合は、シーズヒータ2と
壁4との間に隙間5ができてシーズヒータ2の耐
久力が短くなるという問題があつた。
ズヒータ12の全域咬めができないため、第2図
に示すように部分的な咬めを行なつていた。そし
てこの咬める部分は、シーズヒータ2の全周近く
を覆うようにすればよいが、そうした場合は、第
3図に示すようにその咬め部分3が破断してしま
うという問題があつた。したがつてこの破断の問
題を解消するためには、第4図に示すようなわず
かな咬めとなり、この場合は、シーズヒータ2と
壁4との間に隙間5ができてシーズヒータ2の耐
久力が短くなるという問題があつた。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
耐久力がすぐれ、かつ破断の問題がないシーズヒ
ータの取付装置を提供することを目的とするもの
である。
耐久力がすぐれ、かつ破断の問題がないシーズヒ
ータの取付装置を提供することを目的とするもの
である。
発明の構成
上記目的を達成するために本発明は、シーズヒ
ータ取付用の溝を有する鍋本体を備え、前記溝に
シーズヒータを挿入し、次いで溝の開口部側から
ヒータ押さえ治具によりシーズヒータを押しつぶ
し、さらにこのヒータ押さえ治具によりシーズヒ
ータを押さえつけたまま前記溝の開口部両側の壁
を、前記ヒータ押さえ治具に触れない位置まで浅
溝を有する壁押さえ治具により内側に押しつぶす
ようにしたもので、この構成によれば、鍋本体に
シーズヒータを咬めるとき、シーズヒータをヒー
タ押さえ治具により押しつぶして鍋本体の溝に密
着させ、その状態のままで溝の開口部両側の壁を
壁押さえ治具により押しつぶすため、シーズヒー
タの耐久力を高めることができ、また壁押さえ治
具により押しつぶされた溝は、壁押さえ治具の浅
溝により鍋本体の壁があまり内側に移動しないた
め、咬め部分が従来のように破断するようなこと
はなくなり、したがつて鍋本体の材料としては一
般的な材料であるADC10またはADC12を使
用することができ、その結果、コスト的にも安価
にして得ることができるものである。
ータ取付用の溝を有する鍋本体を備え、前記溝に
シーズヒータを挿入し、次いで溝の開口部側から
ヒータ押さえ治具によりシーズヒータを押しつぶ
し、さらにこのヒータ押さえ治具によりシーズヒ
ータを押さえつけたまま前記溝の開口部両側の壁
を、前記ヒータ押さえ治具に触れない位置まで浅
溝を有する壁押さえ治具により内側に押しつぶす
ようにしたもので、この構成によれば、鍋本体に
シーズヒータを咬めるとき、シーズヒータをヒー
タ押さえ治具により押しつぶして鍋本体の溝に密
着させ、その状態のままで溝の開口部両側の壁を
壁押さえ治具により押しつぶすため、シーズヒー
タの耐久力を高めることができ、また壁押さえ治
具により押しつぶされた溝は、壁押さえ治具の浅
溝により鍋本体の壁があまり内側に移動しないた
め、咬め部分が従来のように破断するようなこと
はなくなり、したがつて鍋本体の材料としては一
般的な材料であるADC10またはADC12を使
用することができ、その結果、コスト的にも安価
にして得ることができるものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第5図a,b,cは本発明の一実施
例におけるシーズヒータ取付装置を示したもの
で、この取付けは、まず第5図aに示すように、
鍋本体11の溝12にシーズヒータ13を挿入
し、次いで第5図bに示すように、溝12の開口
部14側からヒータ押さえ治具15によりシーズ
ヒータ13の一部を押しつぶしてシーズヒータ1
3を溝12に密着させ、さらに第5図cに示すよ
うに、前記ヒータ押さえ治具15によりシーズヒ
ータ13を押さえつけたまま前記溝12の開口部
14両側の壁16を、前記ヒータ押さえ治具15
に触れない位置まで浅溝17を有する壁押さえ治
具18により内側に押しつぶすことにより完了す
る。この実施例の構成によれば、壁押さえ治具1
8により押しつぶされた溝12は、第6図の拡大
図で示すように壁押さえ治具18の浅溝17によ
り鍋本体11の壁16があまり内側に移動しない
ため、咬め部分が第3図に示した従来例のように
破断するということはなくなるものである。
て説明する。第5図a,b,cは本発明の一実施
例におけるシーズヒータ取付装置を示したもの
で、この取付けは、まず第5図aに示すように、
鍋本体11の溝12にシーズヒータ13を挿入
し、次いで第5図bに示すように、溝12の開口
部14側からヒータ押さえ治具15によりシーズ
ヒータ13の一部を押しつぶしてシーズヒータ1
3を溝12に密着させ、さらに第5図cに示すよ
うに、前記ヒータ押さえ治具15によりシーズヒ
ータ13を押さえつけたまま前記溝12の開口部
14両側の壁16を、前記ヒータ押さえ治具15
に触れない位置まで浅溝17を有する壁押さえ治
具18により内側に押しつぶすことにより完了す
る。この実施例の構成によれば、壁押さえ治具1
8により押しつぶされた溝12は、第6図の拡大
図で示すように壁押さえ治具18の浅溝17によ
り鍋本体11の壁16があまり内側に移動しない
ため、咬め部分が第3図に示した従来例のように
破断するということはなくなるものである。
発明の効果
以上のように本発明によれば、鍋本体にシーズ
ヒータを咬めるとき、シーズヒータをヒータ押さ
え治具により押しつぶして鍋本体の溝に密着さ
せ、その状態のままで溝の開口部両側の壁を壁押
さえ治具により押しつぶすため、シーズヒータの
耐久力を高めることができ、また壁押さえ治具に
より押しつぶされた溝は、壁押さえ治具の浅溝に
より鍋本体の壁があまり内側に移動しないため、
咬め部分が従来のように破断するようなことはな
くなり、したがつて鍋本体の材料としては一般的
な材料であるADC10またはADC12を使用す
ることができ、その結果、コスト的にも安価にし
て得ることができるものである。
ヒータを咬めるとき、シーズヒータをヒータ押さ
え治具により押しつぶして鍋本体の溝に密着さ
せ、その状態のままで溝の開口部両側の壁を壁押
さえ治具により押しつぶすため、シーズヒータの
耐久力を高めることができ、また壁押さえ治具に
より押しつぶされた溝は、壁押さえ治具の浅溝に
より鍋本体の壁があまり内側に移動しないため、
咬め部分が従来のように破断するようなことはな
くなり、したがつて鍋本体の材料としては一般的
な材料であるADC10またはADC12を使用す
ることができ、その結果、コスト的にも安価にし
て得ることができるものである。
第1図は従来の電気鍋の斜視図、第2図は同電
気鍋にシーズヒータを取付けた状態を示す底面
図、第3図および第4図は同電気鍋に対するシー
ズヒータの咬め部の断面図、第5図a,b,cは
本発明の一実施例における電気鍋のシーズヒータ
取付工程を示す断面図、第6図は同拡大断面図で
ある。 11……鍋本体、12……溝、13……シーズ
ヒータ、14……溝の開口部、15……ヒータ押
さえ治具、16……壁、17……浅溝、18……
壁押さえ治具。
気鍋にシーズヒータを取付けた状態を示す底面
図、第3図および第4図は同電気鍋に対するシー
ズヒータの咬め部の断面図、第5図a,b,cは
本発明の一実施例における電気鍋のシーズヒータ
取付工程を示す断面図、第6図は同拡大断面図で
ある。 11……鍋本体、12……溝、13……シーズ
ヒータ、14……溝の開口部、15……ヒータ押
さえ治具、16……壁、17……浅溝、18……
壁押さえ治具。
Claims (1)
- 1 シーズヒータ取付用の溝を有する鍋本体を備
え、前記溝にシーズヒータを挿入し、次いで溝の
開口部側からヒータ押さえ治具によりシーズヒー
タを押しつぶし、さらにこのヒータ押さえ治具に
よりシーズヒータを押さえつけたまま前記溝の開
口部両側の壁を、前記ヒータ押さえ治具に触れな
い位置まで浅溝を有する壁押さえ治具により内側
に押しつぶしたことを特徴とする電気鍋のシーズ
ヒータ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25129283A JPS60142816A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 電気鍋のシ−ズヒ−タ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25129283A JPS60142816A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 電気鍋のシ−ズヒ−タ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60142816A JPS60142816A (ja) | 1985-07-29 |
JPS6324373B2 true JPS6324373B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=17220633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25129283A Granted JPS60142816A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 電気鍋のシ−ズヒ−タ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60142816A (ja) |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP25129283A patent/JPS60142816A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60142816A (ja) | 1985-07-29 |
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