JP3328461B2 - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP3328461B2
JP3328461B2 JP07374995A JP7374995A JP3328461B2 JP 3328461 B2 JP3328461 B2 JP 3328461B2 JP 07374995 A JP07374995 A JP 07374995A JP 7374995 A JP7374995 A JP 7374995A JP 3328461 B2 JP3328461 B2 JP 3328461B2
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雅文 山本
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Seiko Clock Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の時計では図4に示すように、前面
開口の凹部11aを有する時計枠11に前面カバー13
を装着するために、凹部11aの底部11cの前面に文
字板12を設け、凹部11aの側面に係合穴11bを設
け、前面カバー13の側面に係合爪13aを設けてい
る。そして、前面カバー13の後端面を文字板12の前
面に当接させ、係合爪13aを係合穴11bに係合させ
ることにより、前面カバー13を時計枠11に装着する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】時計の場合、モデル数
を増やすために、時計枠の形状はそのままで、文字板の
種類を増やすことが多く用いられている。すなわち、各
種のプラスチック材、鉄材、アルミニウム材等からなる
文字板が使用される。ところが、一般的に、文字板はそ
の材質が変わるとその厚さも変わるようになっている。
このため、上記従来の構成では、所定の時計枠および前
面カバーに厚さの異なる文字板12を取り替えて用いる
と、係合爪13aと係合穴11bとの係合の度合いが変
わり、文字板12が薄いと係合が緩くなって、前面カバ
ーの後端面と文字板とが離れたり、逆に文字板12が厚
いと係合がきつくなって係合爪が入らなくなったりする
という不都合が生じる。そこで、厚さの異なる文字板を
使用したいときには、それにあわせて前面カバーを取り
替える必要があり、係合爪の規格の異なる前面カバーを
別に用意しなければならないのでコスト高となってい
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、文字板の板厚に
影響されずに、前面カバーを時計枠に安定して取り付け
ることができる構造の時計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る時計では、前面開口の凹部を有する時
計枠と、この時計枠の凹部の前面に位置する文字板と、
この文字板の前方に位置するとともに時計枠の凹部に装
着される断面略椀状の前面カバーとよりなる。前面カバ
ーの側面には、外方に突出する係合爪が設けてあり、時
計枠の凹部の側面には、係合爪が係合する係合穴が設け
てある。凹部の底部の外周部には、底部よりの高さが文
字板の厚さ以上に設定されて、上記前面カバーの後端部
に当接して上記係合爪が上記係合穴に係合する位置に上
記前面カバーを保持する位置決め用突起が設けてある。
文字板の外周縁部には、位置決め用突起が嵌合する切欠
部が設けてある。
【0006】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は、本実施例に係る時計の全体
構成を示すものであり、時計枠1、文字板2、透明な前
面カバー3及び指針4を具備し、時計枠1の背面には図
示しない時計機械体を設けている。
【0007】図2及び図3は、この時計の前面カバー3
の取付構造を示すもので、この取付構造は3箇所設けて
ある(図1参照)。図3に示すように、時計枠1には、
前面を開口する凹部1aが形成してある。凹部1aの前
面には文字板2が設けてあり、文字板2の前方には、時
計枠1の凹部1aに装着される断面略椀状で後部を開口
する前面カバー3が設けてある。
【0008】前面カバー3の前面周縁部は湾曲面に形成
されている。前面カバー3の側面の3箇所には、外方に
突出する係合爪3aが設けてある。時計枠1の凹部1a
の側面の3箇所には、係合爪3aが係合する係合穴1b
が設けてある。係合穴1bの前面側の端面1cに係合爪
3aの前端面3bが係止するようになっている。
【0009】図2に示すように、凹部1aの底部1dの
外周部には、係合穴1bに隣接して位置決め用突起1e
が設けてある。位置決め用突起1eは、図3に示すよう
に、底部1dよりの高さh1が、文字板2の厚さ以上に
設定されている。このために、位置決め用突起1eの前
面と、係合穴1bの前面側の端面1cとの間隔h2は、
文字板2の厚さに関係なく常に一定となる。したがっ
て、前面カバー3に設けられる係合爪3aの高さ、すな
わち、前端面3bと後端面3cとの高さは、この間隔h
2に安定して係合し得る高さに設定されるものである。
すなわち、前面カバー3の後端面3cは位置決め用突起
1eの前面に当接し、係合穴1bの端面1cに係合爪3
aの前端面3bが係合する。このように位置決め用突起
1eは、前面カバー3を所定の位置に保持するためのも
のである。
【0010】文字板2の外周縁部の3箇所には、位置決
め用突起1eが嵌合する切欠部2aが設けてある。
【0011】以上のような構成であるので、前面カバー
3を時計枠1に装着するに際しては、まず、時計枠1の
凹部1aの前面に文字板2を取り付ける。このとき、文
字板2は、その切欠部2aが位置決め用突起1eに嵌合
するように取り付け、両面テープあるいはねじ止め等の
手段により底部1dに固定する。次に、凹部1aに前面
カバー3をその後端面3cが位置決め用突起1eに当接
するまで押し込むと、係合爪3aが係合穴1bにぴった
りと係合するので、前面カバー3は時計枠1に強固に固
定される。つまり、位置決め用突起1eの前面と端面1
cとの高さh2が常に一定であり、係合爪3aはこの高
さh2内で係合されているので、文字板2の板厚に影響
を受けることはなく、前面カバー3を常に同位置に安定
して装着することができる。
【0012】本発明は、上記した実施例の構成に限定さ
れるものではない。前面カバー3の取付構造は必ずしも
3箇所設けなくともよい。また、位置決め用突起1eは
嵌合穴1bの位置から離して設けてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明では、前面
カバーを時計枠に取り付けた状態で所定位置に保持する
ための位置決め用突起を時計枠の凹部内に設け、その高
さが文字板の厚さ以上となるように設定しているので、
文字板の板厚の変化に関わりなく前面カバーを取り付け
ることができる。また、板厚の異なる文字板のために別
に前面カバーを用意する必要もないのでコストを軽減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】図2のBーB線断面図である。
【図4】従来例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 時計枠 1a 凹部 1b 係合穴 1d 底部 1e 位置決め用突起 2 文字板 2a 切欠部 3 前面カバー 3a 係合爪
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 19/14 G04B 37/00 G04B 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口の凹部を有する時計枠と、この
    時計枠の上記凹部の前面に位置する文字板と、この文字
    板の前方に位置するとともに上記時計枠の上記凹部に装
    着される断面略椀状の前面カバーとよりなり、 上記前面カバーの側面には、外方に突出する係合爪が設
    けてあり、 上記時計枠の上記凹部の側面には、上記係合爪が係合す
    る係合穴が設けてあり、 上記凹部の底部の外周部には、上記底部よりの高さが上
    記文字板の厚さ以上に設定されて、上記前面カバーの後
    端部に当接して上記係合爪が上記係合穴に係合する位置
    に上記前面カバーを保持する位置決め用突起が設けてあ
    り、 上記文字板の外周縁部には、上記位置決め用突起が嵌合
    する切欠部が設けてあることを特徴とする時計。
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