JPH0632632Y2 - 薄型時計枠の掛止め構造 - Google Patents

薄型時計枠の掛止め構造

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JPH0632632Y2
JPH0632632Y2 JP14991089U JP14991089U JPH0632632Y2 JP H0632632 Y2 JPH0632632 Y2 JP H0632632Y2 JP 14991089 U JP14991089 U JP 14991089U JP 14991089 U JP14991089 U JP 14991089U JP H0632632 Y2 JPH0632632 Y2 JP H0632632Y2
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Japan
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plate
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frame
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JP14991089U
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Inventor
弘行 鬼沢
Original Assignee
株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は薄型時計枠の掛止め構造に関する。
[従来の技術] 従来より薄型時計枠を壁面などに掛止めする構造とし
て、時計の後枠に一体に形成されたボスに金属の掛止め
板をねじ等で固着したものがある。時計を掛止めるに
は、この掛止め板の下部を壁面などに植設された掛け具
に掛止めている。
[解決しようとする課題] ところが上記従来のものは、薄型時計の場合、後枠の肉
厚が薄く、強度を十分にとれないために、掛止め板と後
枠とを一体に形成することができず、後枠とは別部分と
して掛止め板および後枠に掛止め板を固着する止めねじ
等が必要であり、さらに止めねじの締付代も必要となり
コスト高になっていた。また掛止め板を固着するボスを
形成してある後枠は、モデルによって専用の成形品であ
るため、ロットの少ないモデルは一型当りの型代が高く
つき、完成品としての薄型時計のコストが高くなる等の
問題があった。
そこで本考案の目的は、後枠と掛止め板等の構成を変
え、共用型を使用可能とすることにより、製品のコスト
を従来に比べ、大幅に引き下げることのできる、特にロ
ット数の少ないモデルに有効な薄型時計枠の掛止め構造
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の薄型時計枠の掛止
め構造の特徴は、時計枠の背面部には金属製の支持板が
取り付けてあり、支持板には掛け具に掛止可能な掛止凹
部を下辺部に有する掛止め板が一体に断面逆L字状に屈
成してあり、支持板にて支持される機械体取付板には掛
止凹部の両側位置で掛止め板の裏面と対向する突部が突
出形成してあり、突部と掛止め板との一方には位置決め
凸部が、その他方には当該位置決め凸部が係合する位置
決め凹部がそれぞれ形成してあるところにある。
[実施例] 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、時計枠1は木枠で形成してあ
り、時計枠1の背面部には金属性の支持板2が取り付け
てある。支持板2の前面には文字板3が設けてある。支
持板2の背面上部には、支持板2と一体に断面逆L字状
に屈成した掛止め板2aが設けてある。掛止め板2aの
下辺部には、壁面などに植設された掛け具4に掛止め可
能な掛止凹部2bが形成してある。支持板2の背面の中
央部よりやや下部の位置に、プラスチック材料で成形さ
れた機械体取付板5が支持板2に螺合した止めねじ7に
貫通された状態で締結してある。機械体取付板5には掛
止凹部2bの両側位置で掛止め板2aの裏面と対向する
1対の突部5aが突出形成してある。突部5aには位置
決め凹部5bが形成してあり、掛止め板2aには位置決
め凹部5bに対向して1対の位置決め凸部2cが形成し
てあり、各位置決め凸部2cは位置決め凹部5bとそれ
ぞれ係合している。
機械体取付板5の中央部には時計機械体6が取り付けて
ある。時計枠1の背面上部には、掛止金具8が機械体取
付板5に揺動自在に取り付けてあり、時計を掛止すると
きに鎖線図のように取り出し可能である。なお位置決め
凸部2c及び位置決め凹部5bの時計機械体6との関係
位置は所定の寸法となっており、時計のモデルが違って
も機械体取付板5が共用できるようになっている。
[効果] 以上詳細に説明したように、金属製の支持板を時計枠の
背面部に取り付け、掛け具に掛止可能な掛止凹部を下辺
部に有する掛止め板を支持板に一体に断面逆L字状に屈
成し、掛止凹部の両側位置で掛止め板の裏面と対向する
突部を支持板にて支持される機械体取付板に突出形成
し、突部と掛止め板との一方に位置決め凸部を、その他
方に当該位置決め凸部が係合する位置決め凹部をそれぞ
れ形成したので、時計枠のモデルが異なっても機械体取
付板は変更せずに共用部品として使用できる。このため
製品コストを下げることが可能となり、特に少ロットモ
デルの場合にコストダウンの効果が大きい。さらに掛止
め板を支持板と一体に設けたので、別部品として必要で
あった掛止め板を不要にでき、より一層のコストダウン
が図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は薄型掛
時計の背面図、第2図は第1図のA−A線拡大断面図で
ある。 1……時計枠、 2……支持板、 2a……掛止め板、 2b……掛止凹部、 2c……位置決め凸部、 5……機械体取付板、 5a……突部、 5b……位置決め凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計枠の背面部には、金属製の支持板が取
    り付けてあり、 上記支持板には、掛け具に掛止可能な掛止凹部を下辺部
    に有する掛止め板が、一体に断面逆L字状に屈成してあ
    り、 上記支持板にて支持される機械体取付板には、上記掛止
    凹部の両側位置で上記掛止め板の裏面と対向する突部が
    突出形成してあり、 上記突部と上記掛止め板との一方には位置決め凸部が、
    その他方には当該位置決め凸部が係合する位置決め凹部
    がそれぞれ形成してある ことを特徴とする薄型時計枠の掛止め構造。
JP14991089U 1989-12-26 1989-12-26 薄型時計枠の掛止め構造 Expired - Lifetime JPH0632632Y2 (ja)

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JPH0388187U JPH0388187U (ja) 1991-09-09
JPH0632632Y2 true JPH0632632Y2 (ja) 1994-08-24

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