JPS6138234Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6138234Y2
JPS6138234Y2 JP1981009609U JP960981U JPS6138234Y2 JP S6138234 Y2 JPS6138234 Y2 JP S6138234Y2 JP 1981009609 U JP1981009609 U JP 1981009609U JP 960981 U JP960981 U JP 960981U JP S6138234 Y2 JPS6138234 Y2 JP S6138234Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing lid
shaft
escutcheon
shaft hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981009609U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57123470U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981009609U priority Critical patent/JPS6138234Y2/ja
Publication of JPS57123470U publication Critical patent/JPS57123470U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6138234Y2 publication Critical patent/JPS6138234Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機箱用開閉蓋軸着機構の考案に係り、
ロツク機構を有する機箱用開閉蓋の軸着に関して
その組立て工数を削減し、寸法精度を安定化し、
しかも微小部品を不要として簡易且つ的確な組立
てをなし得るようにしたものである。
各種機器における機箱ないしケースに開閉蓋を
軸着し、しかも該開閉蓋をロツクすることについ
ては従来からそれなりに実施されている。即ち第
1図はこのような機構の代表例を示すものであつ
て、機箱前面に取付けられるエスカツシヨン10
に軸受部11を形成し、一方開閉蓋5にも軸孔部
12を形成し、この軸孔部12に挿着された軸材
13を前記軸受部11に受けしめ、又開閉蓋5の
遊端側に係止ピン14を取付け、別に前記エスカ
ツシヨン10の内面に取付けられる支持部材15
に弾性ロツク部17を有するロツク部材16を固
着18するように成つているものであつて、開閉
蓋5を閉じた場合において前記係止ピン14が弾
性ロツク部17を押圧した状態で閉塞位置に保持
されるものであるが、このものの場合には別体成
形された軸材13を必要とすると共に軸受部11
を形成することが必要であることは明かであり、
その組み込みに当つてはそれら各部材の寸法的ば
らつきを夫々微調整しながら組みつけることが必
要である。特に開閉蓋5の開閉作用上基点をなす
軸材13とロツク部17を有するロツク部材1と
は別体であるから、開閉蓋5をエスカツシヨン1
0に取付けてからロツク機構の支持部材15を取
付けて切欠部19で軸受部11部分からの軸材1
3の抜出しを阻止するように組付けるに当つて弾
性ロツク部17とピン14とを適正に合致させる
ことが必要であり、このための微調整に相当の苦
心を必要とし、各部材間の寸法誤差によつて相当
の熟練を経なければ安定した的確な組み付けを得
ることが困難である。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、その具体的実施態様
は第2図以下に示す通りである。即ちエスカツシ
ヨン10部分の全般的な構成関係については前記
した第1図のものと同様であるから第2図以下に
は示してないが、第2図のものでは前記エスカツ
シヨン10の軸受部11に代えて支持部材1に軸
部3を一体に突出して形成し、又ピン4を第1図
のものと同じに該開閉蓋5に形成すると共に弾性
ロツク部7を有するロツク部材6を上記支持部材
1に固着8したものである。
又第3図に示すものは垂直的にコ字形をなすよ
うに屈曲して形成されたフレーム状の支持部材1
aを用いる場合を示すものであつて、その一側内
面にロツク部材6が設けられ、又軸部3が一体に
突出して形成されることは第2図のものと同じで
ある。なお上記したような第2、3図のものにお
いて軸部3と軸孔9に関しては、開閉蓋5に軸部
3を形成し、支持部材1又は1aに軸孔を形成し
てよいことは明かである。
上記したような本考案による組付けはエスカツ
シヨン10に設けられた上記支持部材1又は1a
と開閉蓋5を組付けることとなるものであつて、
このようにすることによつて軸部3又は軸孔9と
弾性フツク部7を有するロツク機構部材6は優先
的に一体化され枢要なヒンジ部がエスカツシヨン
10に定置されて好ましい寸法精度を簡易に得る
ことができ、又開閉蓋5は前記軸部3部分のガタ
分だけばらつくだけであつてそれなりの弾性作用
をなす弾性ロツク部7とピン4との合わせは最少
限のガタに押えることができ、結局微調整は殆ん
ど不要で、簡易に安定且つ的確な組付け状態を形
成することができる。
なお上記実施態様のものでは取付部材1又は1
aをエスカツシヨン10と別部材として成形した
が、この取付部材1又は1aとエスカツシヨン1
0を共に合成樹脂成形体とするような場合におい
てはこれらを一体として形成してよい。
上記したような本考案によるときは前記したよ
うに微小部材を必要とせず、支持部材1又は1a
をベースとして簡易に組立て得ると共に特別な微
調整の如きを必要としないで的確な組付け関係を
形成することができ、機箱又はエスカツシヨン側
において軸受部を形成する必要がなく、開閉蓋に
おいて切欠部19の如きを特別に設ける必要がな
くなつて構成が簡易化されコスト的及び組立て工
数上において頗る有利な開閉蓋軸着機構を提供し
得るものであつて実用上その効果の大きい考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は従来の開閉蓋軸着機構についての分
解状態を示した斜面図、第2図は本考案によるも
のの1例を示した開閉蓋及びロツク機構部分の斜
面図、第3図はその別の実施態様を示した第2図
と同様な斜面図である。 然してこれらの図面において、1及び1aは支
持部材、3は軸部、4はピン、5は開閉蓋、6は
ロツク部材、7はその弾性ロツク部、9は軸孔、
10はエスカツシヨンを示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性ロツク部を有するロツク部材を支持部体に
    固着し、該支持部体に軸部又は軸孔部を一体的に
    形成し、前記弾性ロツク部に係脱されるピンを設
    けた開閉蓋に上記した軸部又は軸孔部と係合する
    軸孔又は軸部を一体に形成し、前記支持部体を機
    箱又はそのエスカツシヨンに設けたことを特徴と
    する機箱用開閉蓋軸着機構。
JP1981009609U 1981-01-28 1981-01-28 Expired JPS6138234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981009609U JPS6138234Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981009609U JPS6138234Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57123470U JPS57123470U (ja) 1982-07-31
JPS6138234Y2 true JPS6138234Y2 (ja) 1986-11-05

Family

ID=29807726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981009609U Expired JPS6138234Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6138234Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423018B2 (ja) * 1977-09-06 1979-08-10
JPS5551031U (ja) * 1978-09-27 1980-04-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847755Y2 (ja) * 1977-07-18 1983-10-31 松下電器産業株式会社 蓋開閉装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423018B2 (ja) * 1977-09-06 1979-08-10
JPS5551031U (ja) * 1978-09-27 1980-04-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57123470U (ja) 1982-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6138234Y2 (ja)
JPH0413839Y2 (ja)
JPH0542254Y2 (ja)
JP2506707Y2 (ja) 計器装置
JP2525540Y2 (ja) パイプフアイル
JPS635562Y2 (ja)
JPS6042425Y2 (ja) プツシユスイツチ操作装置
JPH0122154Y2 (ja)
JP2517666Y2 (ja) カセット蓋・カセット蓋ホルダーの取付構造
JPS5827861Y2 (ja) 収納ボツクスの開閉蓋
JPS6145004Y2 (ja)
JPS635071Y2 (ja)
JP2562221Y2 (ja) キャビネットへの照明カバーの取付構造
JPS6044829U (ja) 車輛用のフユ−エルリツドオ−プナ
JPH0546993Y2 (ja)
JPH0448304Y2 (ja)
JPH056567U (ja) 回路遮断器のインターロツク装置
JPH0316302Y2 (ja)
JPS5895715U (ja) 腕時計ケ−スのバネ棒取付部の構造
JPH0220368Y2 (ja)
JPS6325815Y2 (ja)
JPS5916961Y2 (ja) ダストカバ−開閉装置
JPH0434777U (ja)
JPS582757Y2 (ja) ハンドル支持装置
JPS5824171Y2 (ja) パネル用メ−タ