JPH0216300Y2 - - Google Patents

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JPH0216300Y2
JPH0216300Y2 JP1983179964U JP17996483U JPH0216300Y2 JP H0216300 Y2 JPH0216300 Y2 JP H0216300Y2 JP 1983179964 U JP1983179964 U JP 1983179964U JP 17996483 U JP17996483 U JP 17996483U JP H0216300 Y2 JPH0216300 Y2 JP H0216300Y2
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JP
Japan
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mounting tongue
clock
space
outer peripheral
peripheral edge
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JP1983179964U
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JPS6086988U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は掛時計に関するものである。
[従来の技術] 従来から時計枠の内部に透明支持板を設け、こ
の時計枠の内周面との間に間隔をあけて時刻表示
部や時計機械体の時計主要部が取り付けてあり、
この時計枠の内面全周に亘つて連続する固定用連
続直線部分とこの直線部分の前後に付属する模様
部分とから構成された模様部であつて、この直線
部分からこの模様部分の一部となるようにした模
様が設けられた掛時計がある。この掛時計は、透
明持板の存在が全く見えず、そのため時計枠内の
時計主要部が、あたかも中空に浮上したように見
えるようになつているものである(実公昭58−
48639号)。
[解決しようとする課題] しかしこの掛時計は、時計枠の内周面と文字板
の外周との間の間〓によつて時計主要部、つまり
この文字板や時計機械体が浮上したように見える
ようにするものであるが、そのためこの時計と壁
面とは、明確に区画されているものであり、その
ため壁に違和感なく、とけ込む掛時計の選定が難
しく、また壁紙の張替えにより不調和になること
もある。その原因は、壁面をこの文字板のデザイ
ンの一部に利用されていないためである。
またこのような従来の掛時計は、搬送する時の
梱包も煩雑であつた。
そこで本考案の目的は、壁面などを文字板のデ
ザインの一部に取入れ、どのような壁とも良く調
和がとれ、材料費が少なくてすみ、軽量でかつ製
造が簡単で、さらに搬送の容易な掛時計を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] その構成の特徴は、中央部を空間部とする外周
縁部を有する時計枠と、この時計枠からその空間
部に延伸している取付け舌片と、この取付け舌片
に設けてある時計機械体および指針とよりなり、
上記取付け舌片は、上記外周縁部の内縁から上記
空間部の中心部へ向つて延伸している狭幅のもの
で、かつ時刻目盛12時を表示可能なものであると
ころにある。
[実施例] 以下本考案の一実施例について、図面を参照し
て説明する。
第1図に示すように時計枠1は、中央部を空間
部12とする外周縁部2と、この外周縁部の内縁
2aから垂下している狭幅の取付け舌片3とから
なつている。
ところで外周縁部2の空間部12は、本来は文
字板が設けられる個所であるが、本考案では、こ
の空間部に、文字板に代つて取付け舌片3が位置
し、この取付け舌片は、その基部3aに時刻目盛
12時を表示している狭幅のもので、かつこの取付
け舌片は、文字板の一部を構成しているものであ
る。
外周縁部2や取付け舌片3の断面的形状につい
て説明すると、第2図に示すように、この外周縁
部の内縁2aは、外縁2bよりも前方へ湾曲して
突出しているものであり、この内縁の上方中央
部、即ちこの舌片の基部3aに時刻目盛「12」が
表示可能な箇所から、この取付け舌片が空間部1
2の中心部へ向けて延伸している。
さらに取付け舌片3は、内縁2aに近い基部3
aで一旦後方へわずかに屈曲し、その下端は空間
部12の中心部に位置する取付け部3bとなつて
いるものである。
取付け舌片3の背面は、外周縁部2の外周2b
の背面のレベルより前方にあり、この両面間の間
隔は、時計機械体(ムーブメント)4の厚みより
も大きくなつている。ムーブメント4は、取付け
舌片3の下端の取付け部3bの背面に固着してあ
るが、このムーブメントはこの取付け部よりも小
さく、前方からは見えないようになつている。
またムーブメント4の指針軸5は、取付け部3
bを貫通して前方へ突出し、指針6,6が取り付
けてある。前面カバー7は、その外周で内縁2a
にねじ8……により固着してある。
取付け舌片3が、その基部3aにおいて屈曲す
る度合いは、前面カバー7の背面と取付け部3b
の前面との間〓に指針6,6が配設可能の大きさ
に設定してある。勿論前カバー7を用いないと
き、基部3aを屈曲させる必要はない。
外周縁部2の上部中心部には、掛止め孔9が形
成してあり、壁面10に打ち込まれた掛止め金具
11によつて掛時計を吊支する。なお掛止め孔9
はムーブメント4に設けてもよい。
このように外周縁部2に囲まれた中央部は、取
付け舌片3を除き空間部12となつているため、
壁面10が前方から透視でき、この壁面を文字板
のデザインの一部として内部にとり込んだ状態と
なつている。
また本考案にかかる掛時計を搬送する時には、
指針6を取付け舌片6内に位置させるだけで、こ
の指針は、安全に保護されるものである。
時計枠1の製造は、板材をプレス抜きと同時に
曲げ加工により、あるいは合成樹脂で射出成形に
より行なう。そしてこの時計枠1に、ムーブメン
ト4と指針6を取り付け、前面カバー7を取付け
れば掛時計が完成する。
[効果] このように本考案によれば、時計枠の空間部、
つまり本来文字板を設けるべき箇所から掛時計が
掛止されている背面に位置する壁面などの色彩、
模様が透視できるので、これが文字板のデザイン
の一部としてとり込まれた状態となり、どのよう
な壁とも調和がとれ、壁によくとけ込む。さらに
時計を搬送する時には、指針を取付け舌片内に位
置させるだけで指針を安全に保護できるため、時
計の梱包も簡単である。また空間部があるので材
料が少なくてすみ、簡単な形状であるので製造が
容易となり、コストの低減に有益である。勿論取
付け舌片には、時刻を読み易いように時刻目盛12
を表示することも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は第1図−線断面図であ
る。 1……時計枠、2……外周縁部、2a……内
縁、2b……外縁、3……取付け舌片、4……時
計機械体、5……指針軸、6……指針、12……
空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部を空間部とする外周縁部を有する時計枠
    と、この時計枠からその空間部に延伸している取
    付け舌片と、この取付け舌片に設けてある時計機
    械体および指針とよりなり、 上記取付け舌片は、上記外周縁部の内縁から上
    記空間部の中心部へ向つて延伸している狭幅のも
    ので、かつ時刻目盛12時を表示可能なものであ
    り、 上記時計機械体は、上記取付け舌片の背面に取
    り付けてあり、 上記指針は、上記取付け舌片の前面に突出する
    指針軸に取り付けてある ことを特徴とする掛時計。
JP17996483U 1983-11-21 1983-11-21 掛時計 Granted JPS6086988U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17996483U JPS6086988U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 掛時計

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JP17996483U JPS6086988U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 掛時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086988U JPS6086988U (ja) 1985-06-14
JPH0216300Y2 true JPH0216300Y2 (ja) 1990-05-02

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ID=30390328

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JP17996483U Granted JPS6086988U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 掛時計

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848639U (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 富士通株式会社 繰出し機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848639U (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 富士通株式会社 繰出し機構

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Publication number Publication date
JPS6086988U (ja) 1985-06-14

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