JPH08908Y2 - 化粧棚の取付構造 - Google Patents

化粧棚の取付構造

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JPH08908Y2
JPH08908Y2 JP9921990U JP9921990U JPH08908Y2 JP H08908 Y2 JPH08908 Y2 JP H08908Y2 JP 9921990 U JP9921990 U JP 9921990U JP 9921990 U JP9921990 U JP 9921990U JP H08908 Y2 JPH08908 Y2 JP H08908Y2
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JP
Japan
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makeup
fitting groove
holder
shelf
fitting
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JP9921990U
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Inventor
順司 秋田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、棚板の表裏面を決して間違うことのない化
粧棚の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
通常、化粧棚を壁面へ取り付ける場合は、第3図に示
すように、壁面へ取り付けられる左右のブラケット1
(図面では片方のみを示す)のホルダー2に嵌合溝3を
設け、該嵌合溝3に棚板4を嵌合させて、棚板4とホル
ダー2とをビヒス等の所定の固定手段で連結するように
している。棚板4には、その表面4aの前後に凸条5a及び
5b等が設けられ、小物品等が落下しないようにしてい
る。また、前記棚板4は、合成樹脂で成形される場合が
多く、そのほとんどは射出成形である。そのため、棚板
4の裏面4bには脱型時の押出ピン孔6が痕跡として残っ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前期棚板4のホルダー2への取り付けは、
現場で行うのが一般的であり、また殆どの場合が購入し
た需要者が自らの手で行っている。そのため、棚板4の
表面4a及び裏面4bを間違って取り付ける場合があり、押
出ピン孔6が上面を向いた状態で施工される場合があっ
た。従って、見栄えが悪くなると共に、凸条5a及び5bが
下向きとなり、小物品を置いた場合に容易に落下し易
く、安全性に欠けるという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去し
たものであって、棚板の表裏面を決して間違うことのな
い取り付け構造を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本考案が採用した
手段は、壁面へ固定される左右のブラケットのホルダー
に設けた嵌合溝と、該嵌合溝へ装着される棚板の端面と
の間のそれぞれの前後に、異形の嵌合凹凸部を設けたこ
とを特徴とする化粧棚の取付構造。
〔作用〕
ホルダーの嵌合溝と、棚板の端面との間の前後には、
異形の嵌合凹凸部が設けられている。そのため、棚板
は、その前後及び表裏面を所定方向に揃えた場合しか前
記ホルダーの嵌合溝へ嵌合することができない。それ
故、棚板の表裏面を間違うことは決してない。
〔実施例〕
以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて
説明すると次の通りである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るものであ
り、第1図は化粧棚7の分解斜視図、第2図は化粧棚7
の取り付け後の状態を示す部分断面平面図である。同図
に示す如く、この化粧棚7は、壁面8(第2図参照)へ
ビス9等で取り付けられるベース部10と、該ベース部10
から直交する方向に立設された筒状の支持部11とを備え
た金属製のブラケット12を有している。このブラケット
12のベース部10には、ビス等を隠蔽するための合成樹脂
製のカバー13が外嵌装着されている。
また前記ブラケット12の支持部11には、楕円形の円柱
状をなしたホルダー14が外嵌装着されている。そして、
ホルダー14の正面側には、キャップ15が取り付けられて
いる。キャップ15の取り付けは、その二本の脚16,16が
ホルダー14を貫通して前記支持部11の前端面側に設けた
嵌合孔17,17へ無理嵌めされることで行われている。従
って、このキャップ15は、ホルダー14をブラケット12の
支持部11へ連結する機能を有すると共に、脚16,16と嵌
合孔17,17とがホルダー14の廻り止め機構を形成してい
る。
ところで、前記ホルダー14の内側面側には、棚板18を
嵌合装着するための嵌合溝19が形成されている。そし
て、棚板18の前記嵌合溝19へ装着される方の両端面に
は、それぞれその手前側に小さな凹部20が設けられ、奥
部側(壁面8寄り)に大きな凹部21が設けられている。
一方、前記ホルダー14の嵌合溝19には、その前後方向
に、前記棚板18の凹部20,21に対応する小さな凸部22
と、大きな凸部23とが設けられている。要するに、棚板
18と嵌合溝19との嵌合部分には、その前後方向に異形の
嵌合凹凸部が設けられている。
従って、このような化粧棚7にあって、棚板18の取り
付けは、棚板18の表面18aを上面にし、且つその前後方
向を予め定められた向きへ揃えない場合は、凹部20,21
がホルダー14の凸部22,23へ嵌合しない。そのため、素
人が化粧棚7の取り付けを行った場合でも、決して棚板
18の裏面18bが上向きに取り付けられることはなく、射
出成形時の押出ピン孔25が上面へ位置することはない。
勿論、棚板18の表面に形成した凸条24a及び24bが下向き
に取り付けられることもなく、棚板18から小物品等が落
下する等のことはない。
ところで、本考案は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、棚板18の凹部20,21と、嵌合溝19の
凸部22,23との関係は、逆であってもよく、また凹凸部
の大小等の位置関係も逆であってもよい。更に、異形の
凹凸部はその他の形状であっても可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にあっては、壁面へ取り付
けられるブラケットのホルダーに設けた嵌合溝と、棚板
の端面との間の前後に、異形の嵌合凹凸部を設けたの
で、棚板はその前後及び表裏面を所定方向に揃えた場合
しか前記ホルダーの嵌合溝へ嵌合することができず、素
人であっても棚板の表裏面を間違って取り付けることが
ない。つまり、棚板の射出成形時の押出ピン孔が上面へ
向いて露呈したり、棚板表面の小物品落下防止用の凸条
が下向きになる等のことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るものであ
り、第1図は化粧棚の全体を示す分解斜視図、第2図は
化粧棚の部分断面平面図、第3図は従来の化粧棚の一部
を示す分解斜視図である。 7……化粧棚、8……壁面 12……ブラケット、14……ホルダー 18……棚板、19……嵌合溝 20……小さな凹部、21……大きな凹部 22……小凸部、23……大凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面へ固定される左右のブラケットのホル
    ダーに設けた嵌合溝と、該嵌合溝へ装着される棚板の端
    面との間のそれぞれの前後に、異形の嵌合凹凸部を設け
    たことを特徴とする化粧棚の取付構造。
JP9921990U 1990-09-20 1990-09-20 化粧棚の取付構造 Expired - Lifetime JPH08908Y2 (ja)

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JP9921990U JPH08908Y2 (ja) 1990-09-20 1990-09-20 化粧棚の取付構造

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JP9921990U JPH08908Y2 (ja) 1990-09-20 1990-09-20 化粧棚の取付構造

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JPH0456045U JPH0456045U (ja) 1992-05-13
JPH08908Y2 true JPH08908Y2 (ja) 1996-01-17

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JP5331173B2 (ja) * 2011-07-28 2013-10-30 株式会社日立ビルシステム ワイヤロープ探傷装置

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JPH0456045U (ja) 1992-05-13

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