JPH0547432Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0547432Y2 JPH0547432Y2 JP16521688U JP16521688U JPH0547432Y2 JP H0547432 Y2 JPH0547432 Y2 JP H0547432Y2 JP 16521688 U JP16521688 U JP 16521688U JP 16521688 U JP16521688 U JP 16521688U JP H0547432 Y2 JPH0547432 Y2 JP H0547432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- watch
- case
- thin hinge
- raised
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は時計を、置時計用として、又壁掛用と
して兼用することができるように構成した時計用
スタンド装置に関するものである。
して兼用することができるように構成した時計用
スタンド装置に関するものである。
(従来の技術)
例えば自動車計器を模倣した時計のスタンド装
置としては、第4図及び第5図に示す如き構造の
ものがある。このスタント装置は、例えば断面円
柱状の棒体を、平面略U形に、また側面では略L
字となるように折曲げてなる形状の支持体1を形
成し、この指示体を時計本体2及び温度計本体3
に固定して、その支持体1によつて、前記時計本
体2及び温度計本体3を卓上用として使用するこ
とができるようにし、これにより、商品性の向上
を図つたものがある。
置としては、第4図及び第5図に示す如き構造の
ものがある。このスタント装置は、例えば断面円
柱状の棒体を、平面略U形に、また側面では略L
字となるように折曲げてなる形状の支持体1を形
成し、この指示体を時計本体2及び温度計本体3
に固定して、その支持体1によつて、前記時計本
体2及び温度計本体3を卓上用として使用するこ
とができるようにし、これにより、商品性の向上
を図つたものがある。
しかしながら、このような従来の時計用スタン
ド装置にあつては、支持体1を予め形成し、この
支持体1を時計本体2及び温度計本体3に取付け
るものであるために、上記支持体1の成形工程及
びその商品管理が必要となり、さらには支持体1
を時計本体及び温度計本体に取付ける工程が必要
となり、製品のコストが高くなるという問題点が
あつた。さらに上記構成の支持体1は卓上専用構
造であつて、壁掛用として兼用することができな
いという不便もあつた。
ド装置にあつては、支持体1を予め形成し、この
支持体1を時計本体2及び温度計本体3に取付け
るものであるために、上記支持体1の成形工程及
びその商品管理が必要となり、さらには支持体1
を時計本体及び温度計本体に取付ける工程が必要
となり、製品のコストが高くなるという問題点が
あつた。さらに上記構成の支持体1は卓上専用構
造であつて、壁掛用として兼用することができな
いという不便もあつた。
本考案はかかることに着目してなされたもので
あつて、時計のハウジングと支持体とを一体構造
となして使用部品点数の削減を図り、さらにはそ
の支持体を起伏可能に設けて時計を卓上用として
又は壁掛用として使用することができる時計用ス
タンド装置を提供することを目的とするものであ
る。
あつて、時計のハウジングと支持体とを一体構造
となして使用部品点数の削減を図り、さらにはそ
の支持体を起伏可能に設けて時計を卓上用として
又は壁掛用として使用することができる時計用ス
タンド装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
11は時計のハウジング(ケース)であつて、
第1図はその背面側からの斜視図であつて、その
正面には不図示の時計文字板、指針等を有するこ
とは説明するまでもない公知のことである。12
は時計の機械体を示す。ハウジング11は硬質樹
脂で形成されており、そのハウジング11の背面
下部には、略U字形に型取られる切欠き溝13を
形成すると共に、この切欠き溝13より囲まれる
略U字形をしたスタンド部14がその略U字形の
下辺において、薄肉ヒンジ15を介して起伏可能
に連結されているものである。16はスタンド部
14の中央部において、前記薄肉ヒンジ15軸線
上に位置させて形成される切欠き溝であつて、こ
の切欠き溝16により囲まれた一部分は、前記薄
肉ヒンジ15の軸線と直交する軸線の薄肉ヒンジ
17により左右方向へ起伏される係止舌片18が
形成されているものである。なお前記スタンド部
14の中央部には、上記係止舌片18が係止され
る突起20が突設されている。21はハウジング
11の背面中央上部に形成した掛け孔を示す。な
お22は取付片を示すが、この取付片は、自動車
用計器のハウジング形状を模倣して形成したデザ
イン的なものであつて、本実施例の構造とは無意
味のものである。
第1図はその背面側からの斜視図であつて、その
正面には不図示の時計文字板、指針等を有するこ
とは説明するまでもない公知のことである。12
は時計の機械体を示す。ハウジング11は硬質樹
脂で形成されており、そのハウジング11の背面
下部には、略U字形に型取られる切欠き溝13を
形成すると共に、この切欠き溝13より囲まれる
略U字形をしたスタンド部14がその略U字形の
下辺において、薄肉ヒンジ15を介して起伏可能
に連結されているものである。16はスタンド部
14の中央部において、前記薄肉ヒンジ15軸線
上に位置させて形成される切欠き溝であつて、こ
の切欠き溝16により囲まれた一部分は、前記薄
肉ヒンジ15の軸線と直交する軸線の薄肉ヒンジ
17により左右方向へ起伏される係止舌片18が
形成されているものである。なお前記スタンド部
14の中央部には、上記係止舌片18が係止され
る突起20が突設されている。21はハウジング
11の背面中央上部に形成した掛け孔を示す。な
お22は取付片を示すが、この取付片は、自動車
用計器のハウジング形状を模倣して形成したデザ
イン的なものであつて、本実施例の構造とは無意
味のものである。
このように、本実施例にあつては、時計ハウジ
ング11の背面に、切欠き溝13及び16により
囲まれ形成されるスタンド部14及び係止舌片1
8を、薄肉ヒンジ15及び17を介して起伏可能
に形成したものであるから、そのスタンド部14
及び係止舌片18を起立させない状態では、その
ハウジング11の背面は平坦面となり、このハウ
ジング11(時計)を、掛け孔21を利用して壁
掛けとして使用することができる。このハウジン
グ11(時計)を卓上に置いて使用するときは、
第1図で示すように、先ずスタンド部14を薄肉
ヒンジ15を軸として90度以上に起立させ、次い
で係止舌片18を薄肉ヒンジ17を軸として略90
度起立させて、その係止舌片18の下片を、スタ
ンド部14の一対の突起20間に位置せしめるこ
とにより、この係止舌片18と、スタンド部14
との係止力で、スタンド部14は、起立状態が確
保され、これにより、スタンド部14は、時計を
卓上に置くときの支えとして有効利用できるもの
である。
ング11の背面に、切欠き溝13及び16により
囲まれ形成されるスタンド部14及び係止舌片1
8を、薄肉ヒンジ15及び17を介して起伏可能
に形成したものであるから、そのスタンド部14
及び係止舌片18を起立させない状態では、その
ハウジング11の背面は平坦面となり、このハウ
ジング11(時計)を、掛け孔21を利用して壁
掛けとして使用することができる。このハウジン
グ11(時計)を卓上に置いて使用するときは、
第1図で示すように、先ずスタンド部14を薄肉
ヒンジ15を軸として90度以上に起立させ、次い
で係止舌片18を薄肉ヒンジ17を軸として略90
度起立させて、その係止舌片18の下片を、スタ
ンド部14の一対の突起20間に位置せしめるこ
とにより、この係止舌片18と、スタンド部14
との係止力で、スタンド部14は、起立状態が確
保され、これにより、スタンド部14は、時計を
卓上に置くときの支えとして有効利用できるもの
である。
このように本考案は、時計本体が取り付けられ
た時計ケース11の裏面に、略U字型の切欠き溝
13を形成すると共に、この切欠き溝13から起
立可能な略U字形の板状スタンド部14を、その
下部が水平方向の薄肉ヒンジ15を介して前記ケ
ース11と一体的かつ起伏自在に形成し、前記ス
タンド部14が起立した状態で該スタンド部14
の下部と係合する係合舌片18を前記裏面より切
り起し可能にかつ前記薄肉ヒンジ15と直交する
薄肉ヒンジ17を介して前記ケース11と一体的
かつ起伏自在に形成し、更に前記ケース11の裏
面に、壁掛け用係止穿21を穿設した時計用スタ
ンド装置であるから、これによれば、スタンド部
14係止舌片18は、ケース11と一体に成形す
ることができるので、部品点数の削減及びこれに
伴なう組立作業性が向上される効果がある。さら
に上記スタンド部14及び係止舌片18は切欠き
溝13及び16により型どられるものであるか
ら、それらスタンド部及び係止舌片18を起立さ
せない状態にあつては、ケース11裏面が平坦面
に形成されることから、このケース11を壁掛け
として使用するときに、そのケース11裏面が壁
面に密接され、吊持時の安定性が向上される効果
もある。
た時計ケース11の裏面に、略U字型の切欠き溝
13を形成すると共に、この切欠き溝13から起
立可能な略U字形の板状スタンド部14を、その
下部が水平方向の薄肉ヒンジ15を介して前記ケ
ース11と一体的かつ起伏自在に形成し、前記ス
タンド部14が起立した状態で該スタンド部14
の下部と係合する係合舌片18を前記裏面より切
り起し可能にかつ前記薄肉ヒンジ15と直交する
薄肉ヒンジ17を介して前記ケース11と一体的
かつ起伏自在に形成し、更に前記ケース11の裏
面に、壁掛け用係止穿21を穿設した時計用スタ
ンド装置であるから、これによれば、スタンド部
14係止舌片18は、ケース11と一体に成形す
ることができるので、部品点数の削減及びこれに
伴なう組立作業性が向上される効果がある。さら
に上記スタンド部14及び係止舌片18は切欠き
溝13及び16により型どられるものであるか
ら、それらスタンド部及び係止舌片18を起立さ
せない状態にあつては、ケース11裏面が平坦面
に形成されることから、このケース11を壁掛け
として使用するときに、そのケース11裏面が壁
面に密接され、吊持時の安定性が向上される効果
もある。
第1図は時計用スタンド装置を示した斜視図、
第2図はそのケースのみの裏側内側面図、第3図
はその裏側外側面図、第4図は従来例の正面図、
第5図はその右側面図である。 11……ハウジング、12……時計機械体、1
3……切欠き溝、14……スタンド部、15……
薄肉ヒンジ、16……切欠き溝、17……薄肉ヒ
ンジ、18……係止舌片、20……突起、21…
…掛け孔、22……取付片。
第2図はそのケースのみの裏側内側面図、第3図
はその裏側外側面図、第4図は従来例の正面図、
第5図はその右側面図である。 11……ハウジング、12……時計機械体、1
3……切欠き溝、14……スタンド部、15……
薄肉ヒンジ、16……切欠き溝、17……薄肉ヒ
ンジ、18……係止舌片、20……突起、21…
…掛け孔、22……取付片。
Claims (1)
- 時計本体が取り付けられた時計ケース11の裏
面に、略U字型の切欠き溝13を形成すると共
に、この切欠き溝13から起立可能な略U字形の
板状スタンド部14を、その下部が水平方向の薄
肉ヒンジ15を介して前記ケース11と一体的か
つ起伏自在に形成し、前記スタンド部14が起立
した状態で該スタンド部14の下部と係合する係
合舌片18を前記裏面より切り起し可能にかつ前
記薄肉ヒンジ15と直交する薄肉ヒンジ17を介
して前記ケース11と一体的かつ起伏自在に形成
し、更に前記ケース11の裏面に、壁掛け用係止
穴21を穿設したことを特徴とする時計用スタン
ド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521688U JPH0547432Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16521688U JPH0547432Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285387U JPH0285387U (ja) | 1990-07-04 |
JPH0547432Y2 true JPH0547432Y2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=31451501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16521688U Expired - Lifetime JPH0547432Y2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547432Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-21 JP JP16521688U patent/JPH0547432Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285387U (ja) | 1990-07-04 |
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