JPH0429373Y2 - - Google Patents

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JPH0429373Y2
JPH0429373Y2 JP1984186512U JP18651284U JPH0429373Y2 JP H0429373 Y2 JPH0429373 Y2 JP H0429373Y2 JP 1984186512 U JP1984186512 U JP 1984186512U JP 18651284 U JP18651284 U JP 18651284U JP H0429373 Y2 JPH0429373 Y2 JP H0429373Y2
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JP1984186512U
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JPS61102816U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築用、家庭用として使用される水
平器の構造を簡単にして、組立を容易にして量産
し得る水平器の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来の実公昭59−35766号公報の水平器は、第
1図に示すように気泡管1を内蔵した透明部材2
を取り付けるに当たり、ビス3の外にスプリング
4、敷材5、弾性板6、ゴム板7などの部材を必
要とするものであるから組立作業が容易でなく量
産出来ない上に、部材が多くなるため商品をコス
ト高にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、かかる欠点を解決したもので、部材
も少なくく、組立容易で量産に適し得る水平器を
提供することが技術的課題である。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
細長い器体8中心の垂直方向に嵌着孔9を形成
し、この嵌着孔9に嵌着止される柔軟プラスチツ
ク製で型の気泡管支持部材10の底部に、支承
上板部11と垂下連結片部19とから成るT形の
弾性支持板aを垂下連結片部19を底部に連設し
て一体に設けて支承上板部11と底部とに弾性支
承用空隙を形成し、この支承上板部11の支承上
面を左右外側遊離両端がやや上方へ突出する逆へ
字状面に形成し、この気泡管支持部材10の左右
両側壁の垂直方向に嵌着支持凹部12を形成し、
透明部材13の中に気泡管14を埋設し、この透
明部材13の上部両端部に取付片15を一体に突
出形成し、この透明部材13を気泡管支持部材1
0の嵌着支持凹部12間に嵌着支持し、透明部材
13底部を弾性支持板aの支承上板部11上で支
持すると共に取付片15のネジ孔16にネジ17
を挿通し、ネジ17先端部を気泡管支持部材10
の底部に螺着し、かかる気泡管14付気泡管支持
部材10を器体8の嵌着孔9に嵌着止したことを
特徴とする水平器に係るものである。
〔作用〕
器体8を測定しようとする水平面上にのせ、気
泡管14の気泡の動きにつて水平度を測定する。
気泡管14の水平度の調整は左右のネジ17を
ドライバーで回動させて気泡が中心に位置するよ
うに調整する。
〔実施例〕
器体8は中空アルミニウム型材を使用し、両端
開口部にプラスチツク製のキヤツプ18を設けて
いる。
気泡管支持部材10の長さを嵌着孔9の長さよ
りも大きくして斜め上方より嵌着した時に気泡管
支持部材10が器体8の天上面に係止されるよう
に設計されており、この弾性支持板aの支承上板
部11は浅いV型(逆へ字状)にして底部中心に
垂下連結片部19を介して気泡管支持部材10の
底部に工形に突設している。
気泡管14は透明部材13をプラスチツク成型
する際、長孔を形成し、この長孔の中に液体を注
入後、端部を閉塞して形成している。(20はC状
スプリングによつて形成した基準線である。) 図中21は切欠凹部、22はサイド気泡管、2
3は吊下孔である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成したから次のよう
な特長を有すものである。
1 気泡管支持部材10の内側に気泡管14を有
する透明部材13を嵌着した上、透明部材13
左右の取付片15のネジ孔16にネジ17を挿
通し、そのネジ17先端部を気泡管支持部材1
0の底部に螺着すると簡単にして透明部材13
を気泡支持部材10に支持することが出来る。
2 この透明部材13はその左右は嵌着支持凹部
12間に嵌着されている上に底部が弾性支持板
aの板状の支承上板部11上で支持されている
から確実な支持が行われている。
3 かかる透明部材13付気泡管支持部材10を
上方より器体8の嵌着孔9に嵌着止すると本案
品が完成することになり、従来品に比して部材
並びに組立工程が非常に少ないからそれだけ容
易になり、量産可能にして製品を安価に提供す
ることになる。
この場合気泡管支持部材10巾を嵌着孔9巾
と略同じにし、長さを嵌着孔9の長さよりも大
きくすることにより機構管支持部材10を簡単
にして確実に嵌着孔9内に嵌着止することが出
来る。
4 気泡管14の水平度の微調整は左右のネジ1
7を回動させて締め付ければ透明部材13が下
がり、逆に緩めれば上がり、簡単にして微調整
が出来るから組立作業は勿論のこと測定作業に
おいても能率的である。
5 また、透明部材13を支承する弾性支持板a
の支承上板部11は板状であるため、透明部材
13を確実に支承でき、しかも支承上板部11
下部には弾性用空隙があるため良好な弾性を有
し、且つ支承上板部11の両端部は夫々遊離端
となつているため、左右のネジ17を締付調整
することで、容易に支承上板部11が撓み確実
に透明部材13内の気泡管14の水平度を精度
良く微調整できる構造となる。
6 また、この支承上板部11は単なる水平板状
面ではなく、左右外側の遊離端が夫々やや上方
へ突出する逆へ字状面に形成しているため、支
承した透明部材13が、夫々内側に傾斜し内側
に向かつて復帰弾圧する支承上板部11の支承
上面により支承上板部11を弾性支承するため
左右へ位置ズレせず、前記5のように左右のネ
ジ17の締付度により支承上板部11を片側へ
撓ませて透明部材13内の気泡管14の傾きを
微調整しても位置ズレしない調整精度の高い秀
れた水平器となる。
【図面の簡単な説明】
図1は従来品の要部の分解斜面図、第2図は本
案品の正面図、第3図は要部の正断面図、第4図
は要部の分解斜面図である。 a……弾性支持板、8……器体、9……嵌着
孔、10……気泡管支持部材、11……支承上板
部、12……嵌着支持凹部、13……透明部材、
14……気泡管、15……取付片、16……ネジ
孔、17……ネジ、19……垂下連結片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長い器体中心の垂直方向に嵌着孔を形成し、
    この嵌着孔に嵌着止される柔軟プラスチツク製で
    型の気泡管支持部材の底部に、支承上板部と垂
    下連結片部とから成るT形の弾性支持板を垂下連
    結片部を底部に連設して一体に設けて支承上板部
    と底部とに弾性支承用空隙を形成し、この支承上
    板部の支承上面を左右外側遊離両端がやや上方へ
    突出する逆へ字状面に形成し、この気泡管支持部
    材の左右両側壁の垂直方向に嵌着支持凹部を形成
    し、透明部材の中に気泡管を埋設し、この透明部
    材の上部両端部に取付片を一体に突出形成し、こ
    の透明部材を気泡管支持部材の嵌着支持凹部間に
    嵌着支持し、透明部材底部を弾性支持板の支承上
    板部上で支持すると共に取付片のネジ孔にネジを
    挿通し、ネジ先端部を気泡管支持部材の底部に螺
    着し、かかる気泡管付気泡管支持部材を器体の嵌
    着孔に嵌着止したことを特徴とする水平器。
JP1984186512U 1984-12-08 1984-12-08 Expired JPH0429373Y2 (ja)

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JPS61102816U JPS61102816U (ja) 1986-06-30
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ID=30743975

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069295Y2 (ja) * 1988-08-18 1994-03-09 株式会社ソキア 測量機等における気泡管の取付構造
WO2023175895A1 (ja) * 2022-03-18 2023-09-21 株式会社 エー・アンド・デイ 天びんにおける気泡式水準器の取付機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935766U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 日産自動車株式会社 歯車

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JPS4917258U (ja) * 1972-05-16 1974-02-14
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JPS5935766U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 日産自動車株式会社 歯車

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JPS61102816U (ja) 1986-06-30

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