JP3333694B2 - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP3333694B2
JP3333694B2 JP28198896A JP28198896A JP3333694B2 JP 3333694 B2 JP3333694 B2 JP 3333694B2 JP 28198896 A JP28198896 A JP 28198896A JP 28198896 A JP28198896 A JP 28198896A JP 3333694 B2 JP3333694 B2 JP 3333694B2
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case band
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rim
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メイラ クレモン
ロトン ジャン−クリストフ
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ザ スウォッチ グループ マネージメント サービシーズ アクチェンゲゼルシャフト
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/04Mounting the clockwork in the case; Shock absorbing mountings
    • G04B37/05Fixed mountings for pocket or wrist watches

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時計に関し、特にム
ーブメント(clockwork movement)を内蔵したケースを有
する腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】明らかな理由によって、ムーブメントは
ケース内の固定された位置に保持されている必要があ
る。この目的のための幾つかの構成が、当業者によって
開発されている。しかし、これらの構成は比較的複雑で
高価である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ムー
ブメントをケースに固定するための、簡単で安価なシス
テムを具えた時計を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースと、周
縁の少なくとも一部にリムを有するムーブメントとを具
え、前記ケースは、前記ムーブメントを挿入するための
口と内壁とを有するケースバンドを具え、前記内壁
が、ムーブメントの挿入方向とムーブメントのためのハ
ウジングとを規定している時計に関する。この時計は、
前記ケースバンドが弾性変形可能であり、前記内壁は第
1突起部と第2突起部を具え、両突起部の間に前記ムー
ブメントの前記リムの少なくとも一部が位置し、前記第
1,第2突起部は前記ムーブメントを前記挿入方向に位
置決めし、前記第1突起部は、その隆起領域に関して前
記開口の側に設置された、前記リムに重なる第1領域
に、前記挿入方向に平行な断面で特殊形状を有する部分
を具え、該部分の任意の点における接線は前記挿入方向
に対して90°未満の所定の角度をなし、前記第2突起
部が、前記第1突起部に関して前記開口の反対側に設け
られ、前記第2突起部が、前記ケース内において前記挿
入方向へのムーブメントの動きを制限するストッパーを
形成し、前記リムは、前記第1突起部の前記隆起領域に
関して第2突起部の側に設置された前記第1突起部の第
2領域の表面に当接し、該第2領域の表面は前記挿入方
向に関して傾斜セグメントを形成する輪郭を有すること
を特徴としている。
【0005】本発明の時計のこの特徴によって、ケース
バンドに設けられた前記開口を通じてムーブメントを挿
入し、それを単に押すだけで所定箇所に位置決めするこ
とが可能となる。実際、ケースバンドの弾性変形能力と
第1突起部の特殊形状とによって、ムーブメントは充分
な圧力を加えることによってそのリムが第1突起部を通
過することができる。次にムーブメントは第1、第2突
起部によって位置決めされる。
【0006】本発明の好適実施例によれば、第1突起部
は内壁の全周には設けられていない。これによって、ム
ーブメントがケースに挿入される際に、第1突起部を局
部的に乗り越えるために使用されるケースバンド全体の
変形能力が与えられる。本出願人によって作られた種々
のプロトタイプによれば、ムーブメントの挿入時にムー
ブメントとケースバンドのいずれかを損傷することの無
い、低い弾性のみを有する充分に丈夫で固い材料を、ケ
ースバンドのために用意することが可能なことが示され
ている。
【0007】種々の実施態様によれば、ムーブメントを
裏蓋側の開口かガラス縁側の開口のいずれかを通じて挿
入することができる。更に、ムーブメントに圧力を加え
ることによって、ケースからムーブメントを取り出すこ
のできる第1突起部又は第2突起部の形状を与えること
が可能である。
【0008】本発明の他の特長と利点は、添付の図面を
参照して以下の説明を読めば明らかになるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1,図2を参照して、本発明の
第1実施例の時計のケースバンド2を説明する。ケース
バンド2は、四つの直線部分からなる長方形の平面形状
を有し、特に該ケースバンドの長手方向に沿って長辺
4,6を有する。通常の場合と同じく、ケースバンド2
は、ねじ孔8に挿入されるねじによって取り外し可能な
裏蓋と連携するように構成されている。ケースバンド2
は、シール用ガスケットを受け入れるための下部溝10
と、該ケースバンド内に挿入されるムーブメントと連携
するステムの通る孔12とを有する。更にケースバンド
2は、ブレスレットをケースバンドに取付けるための手
段と連携するねじの通る四つの孔14を有する。
【0010】図2に示すように、ケースバンド2は、そ
の上面18と当接する時計用透明カバー (crystal)(図
示しない)と接触するシール用ガスケットを収容するた
めの上部溝16を具えている。更に、ケースバンド2
は、ケースバンド2の第1突起部を形成する四つの突起
22,23,24,25をその内壁20に具えている。
前記内壁20には、第2突起部28も設けられている。
この実施例では、第2突起部28は時計のフランジを形
成し、後に詳述するように、ケースバンドに挿入される
ムーブメントとその文字板のためのストッパーの役目を
果たす。
【0011】ケースバンド2の内壁20は、ムーブメン
トを挿入するための開口30を形成している。更に、内
壁20は、ムーブメントをケースバンドに挿入する方向
32を規定し、又、該ムーブメントとその文字板のため
のケース即ちハウジング34を規定している。第1突起
部、特に図2の突起24は、三つの異なる領域を有す
る。構造線L3とL4との間の第1領域は、挿入方向3
2に対して角αだけ傾いている傾斜セグメント38を規
定する形状を有する。この例では、角αは15°であ
る。
【0012】第1突起部の第2領域は、構造線L1とL
2の間に位置している。この第2領域での第1突起部の
形状は、挿入方向32に対して角βだけ傾いている傾斜
セグメント40を規定している。最後に、第1突起部は
構造線L2とL3の間に位置する第3領域を有し、第1
突起部内の隆起領域を形成している。図2において、こ
の隆起領域における第1突起部の形状は、挿入方向32
に平行なセグメント42を規定している。しかし、別の
例では、この隆起領域の幅方向の寸法(height) は殆ど
ゼロであり、即ち構造線L2とLは殆ど重なってい
る。この場合、この隆起領域における第1突起部の形状
は、該第1突起部の第1,第2領域を分離する頂点にな
る。
【0013】第2突起部28には凹部44が設けられ、
この凹部は第2突起部28の下部に設けられ、時計の透
明カバー(図示しない)を通じて眼に見える面を形成し
ている表面46の後方にある。更に、この凹部44は第
1突起部22,23,24,25に対面して位置してい
る。図3を参照して、ケースバンド2のハウジング34
の内部に開口30を通じてムーブメント50とその文字
板52を挿入する手順の第1モードを説明する。
【0014】これらの模式図では、ケースバンド2,ム
ーブメント50,文字板52の中央部分は一部省略され
ている点に留意されたい。ケースバンド2の右側部分を
形成している部分4は、図1の中心面54に関して、左
側部分を形成している部分6と対称形をなしていること
にも留意されたい。前記中心面54は、ケースバンド2
の6時─12時平面に対応している。こうして、突起2
3は、図3の切断面における挿入方向32に関して、突
起24の形状と対称形をなしている。
【0015】ムーブメント50は、ムーブメント50が
ケースバンド2によって形成されたハウジング34内に
一旦収容されると第1突起部上に重なるリム56を、
ーブメント50の周縁領域の少なくとも一部に有する。
ケースバンド2へムーブメント50を挿入するこの第1
挿入モードによれば、先ず、リム56の下部がケースバ
ンド2の左側部分を形成する突起22と23の面40に
当接するように、文字板52を装着されたムーブメント
50がケースバンド2に斜めに位置決めされる。次に、
ムーブメント50に圧力58が加えられ、ムーブメント
50の右側部分がケース34の中に押し込まれる。
【0016】本発明の基本的特徴は、ケースバンド2が
弾性変形可能なことである。従って、リム56、又は該
リムに重ねられた文字板52の周縁領域は、ケースバン
ド2の右側部分の第1突起部を形成する突起24と25
に引っ張り力を加えて、ケースバンド2の左右部分4,
6の間の距離を増加させる。ケースバンド2のために選
ばれた材料によれば、前記内部距離の増加、即ち突起2
3と24の間の距離の増加は、左右部分4,6の外側面
60,62の間の距離の増加よりも大きいか、又はほぼ
これに等しい。
【0017】ケース34内へのムーブメント50の挿入
の際に、該ムーブメントによってケースバンド2に生じ
る変形は、突起24と25の領域のケースバンド2を局
部的に拡大させる。ケースバンド2は比較的頑丈な剛性
材料で作られているが、ケースバンド全体はこの変形に
よって、ムーブメント50のリム56が前記突起24,
25の隆起領域を通過するのに充分な程度にケースバン
ド2の周縁に沿って弾性的に変形する。換言すれば、ケ
ースバンド2の部分4,6の間の距離の増加は、ケース
バンド2の全周にわたって補償される。このことは、前
記第1突起部分は内壁20の全周にわたって設けられて
いなくてもよいことを示している。
【0018】第1突起部22,23,24,25に対す
る第2突起部28の位置は、ムーブメント50と文字板
52がケースバンド2内の最終位置に設置されると、文
字板52がストッパーを形成している第2突起部28の
表面64に当接し、リム56の下部が第1突起部の前記
第2領域の表面に当接するように、設けられている。そ
の結果、ムーブメント50とそれに連携している文字板
52は、他の固定手段、特に当業者にとって周知の固定
ねじや取付けリング等の、時計のケース内にムーブメン
トを維持するのに使用される固定手段が無くても、ケー
スバンド2の内部に完全に固定される。
【0019】勿論、ストッパーを形成する第2突起部2
8は、第1突起部22,23,24,25に関してムー
ブメント50の挿入開口30の反対側に設置されてい
る。文字板52は、上縁部にリム56を具えたムーブメ
ント50の上部を形成するプレートの寸法より小さいか
又はこれと等しい寸法を有する。リム56が第1突起部
の上に重ねられるのは、この領域である。
【0020】凹部44の目的に関して述べると、ケース
バンド2に使用される材料によれば、文字板52とムー
ブメント50を無理に押し込んでケースバンド2の中に
入れると、内壁20の材料が千切れて、第1突起部に重
なる文字板52の周面に付着する。この付着した材料
は、ムーブメント50と文字板52が一旦ケースバンド
2内の所定位置を占めると、対面する凹部44内に入
る。従って、フランジ28の表面64は文字板52の上
面に正しく載るので、内壁20から千切れた材料が付着
して文字板52がフランジ28の表面64にぴったり適
用されずに、欠陥が生じることが防止される。
【0021】文字板52とムーブメント50をケースバ
ンド2の中に入れるための、文字板52付きムーブメン
ト50の第2の挿入モードが、図4に模式的に示されて
いる。前に述べた事項についての詳述は省略する。この
第2挿入モードと前記第1挿入モードとの差異は、第2
モードの場合にはケースバンド2内への挿入全般を通じ
て、ムーブメント50と文字板52がケースバンド2の
平面に実質的に平行になっている点である。そうするた
めに、ムーブメント50の左右両縁部に均等に圧力が加
えられる。しかし、この第2挿入モードの場合には、前
述の第1モードの場合よりもケースバンド2が大きく弾
性変形可能なことが必要とされる。
【0022】一方、第1突起部上に重なる領域における
文字板52の寸法が、ムーブメントの寸法より小さい場
合、この第2モードでは、文字板52に圧力と機械的応
力が加わらないので、リムが損傷することはない。本発
明の時計の第1実施例の一態様においては、6時─12
時方向に沿うムーブメント50と文字板52の寸法は、
ケースバンド2によって規定されるケース34のこれに
対応する寸法より小さい。前記方向に沿うムーブメント
の位置決めは、巻真を孔12(図1)に挿入することに
よって確実になる。このことは、部分4と6の間に位置
するケースバンド2の横方向部分を比較的自由に弾性変
形させる利点がある。この構成は、前記部分4,6の間
の距離、特に該部分4と6の中心部間の距離が増加した
場合に、前記横方向部分が僅かに内側にケースバンド2
の中心に向かって湾曲することを許容する。ムーブメン
トのリムが通過しなければならない突起24と25が巻
真用孔12の領域に位置している前記第1モードの場合
には、特にその通りである。実際、この孔は、それが設
けられている領域でケースバンドを変形させる際に、抵
抗を少なくする。こうして、ムーブメントが挿入される
際に部分4はケースバンド2の外側に向かって湾曲し、
その結果、前記横方向部分はケースバンド2の内側に向
かって僅かに湾曲する。しかし、本発明はこの例に限定
されるものではなく、ムーブメント50及び/又は文字
板52をケースバンド2の6時─12時の軸に沿って挿
入することも可能である。
【0023】図5、図6の符号の中で前に述べたものに
ついての詳述は省略する。図5には、ケースバンド2の
第1の実施態様が示されている。この態様においては、
リム56が第1突起部24の上に重ねられる領域におい
て、文字板52の寸法がリム56を含むムーブメント5
0の上部の寸法よりも小さい点が異なっている。その結
果、文字板52の側縁とムーブメント50の上面とケー
スバンド2とによって空間68が形成される。従って、
ムーブメント50が挿入される際にケースバンド2の内
壁から千切れた材料が前記空間68内に収容されるの
で、ムーブメントのケースバンド内への正確な位置決め
が妨害されることなく、文字板52とリム56の下部が
それぞれ接触面64と40に当接して位置決めされる。
【0024】図5では、ムーブメント50の挿入を容易
にすると共に、ムーブメントの挿入時に内壁20から千
切られる材料の量を減少させるように、リム56の上部
57は面取りされている。本発明のケースバンド2の第
2実施例が図6に示されている。この実施例では、文字
板52の寸法はリム56を含むムーブメント50の上部
の寸法より小さい。更に、第2突起部28が設けられ、
ムーブメント50の上方にあるその底面65によってス
トッパーとしての機能を果たしている。従って、文字板
52の表面に加わる圧力を回避することが可能となり、
ケースバンド2内に挿入された後にムーブメント50と
文字板52が急に停止した場合、フランジの圧力によっ
て文字板が損傷するリスクを避けることができる。この
第2実施例の場合、フランジ29はケースバンド2と別
の部材で形成されるか、又はケースバンド2と一体に形
成されてもよい。前述と同じ理由によって、凹部44を
設けることが望ましい。
【0025】本発明の時計の第1実施例の透明カバー70
の固定方法を、図7及び図8を参照して以下に説明す
る。図7において、文字板52は、時刻のアナログ表示
72と補助的なデジタル表示74を具えている。腕時計
76は、バー78とこれに連携する固定手段によってケ
ースバンド2に固定される。該固定手段は上部プレート
80と二つの固定用ねじ82を具えている。図8に示す
ように、プレート80は二つの機能、即ち、バー78を
所定位置に保持する機能と、透明カバー70を所定位置
に保持する機能を有する。ねじ82はプレート80をケ
ースバンド2にしっかりと固定する。
【0026】こうして、文字板52付きのムーブメント
50を挿入した後に、透明カバー70を組み付けること
ができる。その結果、特に割れ易い透明カバーの場合、
ケースバンド2内へのムーブメント50の挿入による透
明カバー70の損傷が回避される。図8には、裏蓋84
と図2に示した溝10,16に設置された二つのシール
用ガスケット86,88も図示されている。
【0027】しかし、本発明の他の実施例によれば、透
明カバーを所定箇所に設置した後に、文字板52付きの
ムーブメント50を挿入することも可能である。しか
し、このやり方は、特にガラス製の透明カバーの場合に
はリスクを伴う。従って、この実施例は、或る程度の機
械的応力に耐え得る、弾性変形可能なプラスチック製の
透明カバーに適している。
【0028】本発明の時計の第2実施例のケースバンド
の底面図が図9に示されている。ケースバンド3は完全
には円形でないが、円形のムーブメントのための円形の
ハウジング34を形成している。内壁20は、互いに1
20°ずつずれた三つの突起90,92,94を有す
る、前記第1実施例と同様な形状をなしている。これら
三つの突起は第1突起部を構成し、一方、第1実施例と
同じく、第2突起部28が内壁20の全周に沿って設け
られている。
【0029】裏蓋を固定するために四つのねじ孔8が設
けられ、シール用ガスケットを収容するために円形溝9
6が設けられている。ケースバンド3は、ケースバンド
3を時計バンドに固定するための手段98も具えてい
る。プラスチック製の透明カバーが、ケースバンド3と
一体化されたガラス縁に熱融着、接着、又は圧入等によ
って固定されている。
【0030】三つの突起90,92,94を設けたの
で、図3に関連して説明した挿入モードと類似のやり方
で、円形のムーブメントを斜めに挿入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の時計のケースバンドの底
面図である。
【図2】図1の線II-II に沿うケースバンドの側断面図
である。
【図3】図1及び図2のケースバンドにムーブメントを
挿入する第1モードを示す模式図である。
【図4】図1及び図2のケースバンドにムーブメントを
挿入する第2モードを示す模式図である。
【図5】図1及び図2のケースバンドの第1変形を示す
同様の断面図である。
【図6】図1及び図2のケースバンドの第2変形を示す
同様の断面図である。
【図7】図1及び図2に部分的に示された時計の平面図
である。
【図8】図7の時計の部分断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の時計のケースバンドの底
面図である。
【符号の説明】
2…ケースバンド 4,6…直線部分 20…内壁 22,23,24,25…第1突起部 28…第2突起部 30…開口 34…ムーブメントのハウジング 38…傾斜セグメント 44…凹部 50…ムーブメント 52…文字板 56…リム 84…裏蓋 90,92,94…第1突起部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−112270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 37/04 - 37/05

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、周縁の少なくとも一部にリム
    (56)を有するムーブメント(50)とを具え、前記
    ケースは、前記ムーブメントを挿入するための開口(3
    0)と内壁(20)とを有するケースバンド(2,3)
    を具え、前記内壁が、ムーブメントの挿入方向(32)
    とムーブメントのためのハウジング(34)とを規定し
    ている時計であって、 前記ケースバンドは弾性変形可能であり、前記内壁は第
    1突起部(22,23,24,25;90,92,9
    4)と第2突起部(28)を具え、両突起部の間に前記
    ムーブメントの前記リムの少なくとも一部が位置し、前
    記第1,第2突起部は前記ムーブメントを前記挿入方向
    に位置決めし、前記第1突起部は、その隆起領域(L2
    −L3)に関して前記開口の側に設置された、前記リ
    重なる第1領域(L3−L4)に、前記挿入方向に平
    な断面で特殊形状を有する部分(38)を具え、該部
    分の任意の点における接線は前記挿入方向に対して90
    °未満の所定の角度(α)をなし、 前記第2突起部(28)が、前記第1突起部(22,2
    3,24,25;90,92,94)に関して前記開口
    (30)の反対側に設けられ、前記第2突起部が、前記
    ケース内において前記挿入方向(32)へのムーブメン
    ト(50)の動きを制限するストッパーを形成し、 前記リム(56)は、前記第1突起部の前記隆起領域
    (L2−L3)に関して第2突起部(28)の側に設置
    された前記第1突起部の第2領域(L1−L2)の表面
    に当接し、該第2領域の表面は前記挿入方向に関して傾
    斜セグメントを形成する輪郭を有する ことを特徴とする
    時計。
  2. 【請求項2】 前記第2突起部(28)がフランジを形
    成し、前記ムーブメント(50)上に文字板(52)が
    設けられ、該文字板は、前記リム(56)が前記第1突
    起部(22,23,24,25;90,92,94)に
    重なる領域において、前記ムーブメントの寸法より小さ
    いか又はこれと等しい寸法を有し、前記文字板は前記フ
    ランジの底面(64)に当接することを特徴とする請求
    に記載の時計。
  3. 【請求項3】 前記第2突起部(28)に凹部(44)
    が設けられ、該凹部は、前記第1突起部(22,23,
    24,25;90,92,94)の反対側に位置し、前
    記ムーブメント(50)の前記リム(56)の外縁に
    なっていることを特徴とする請求項又はに記載の時
    計。
  4. 【請求項4】 取外し可能に設置された裏蓋(84)を
    具え、前記挿入開口(30)が該裏蓋の側に設けられて
    いることを特徴とする請求項又はに記載の時計。
  5. 【請求項5】 前記ケースバンド(2)が互いに対面し
    て設置された二つの直線部分(4,6)を有し、前記内
    壁(20)が該両直線部分に沿う真っ直ぐな面によって
    形成され、前記第1突起部(22,23,24,25)
    が前記両直線部分のみに沿って設けられていることを特
    徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の時計。
  6. 【請求項6】 前記第1突起部(22,23,24,2
    5)が、ケースバンド(2)の前記両直線部分(4,
    6)のそれぞれの内壁上に規則的に配置された四つの別
    の突起で構成され、前記真っ直ぐな面に平行な軸に沿う
    前記ムーブメント(50)の寸法が、前記ケース(3
    4)のこれに対応する寸法より小さいことを特徴とする
    請求項に記載の時計。
  7. 【請求項7】 前記ケースバンド(3)の前記内壁(2
    0)が円形であり、前記ムーブメントのリムも円形であ
    ることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載
    の時計。
  8. 【請求項8】 前記第1突起部(90,92,94)
    が、120°の分角で配置された三つの異なる突起で構
    成されていることを特徴とする請求項に記載の時計。
  9. 【請求項9】 前記ケースバンド(2)がガラス縁と一
    体化されていることを特徴とする請求項1からのいず
    れか1項に記載の時計。
JP28198896A 1995-10-27 1996-10-24 時 計 Expired - Fee Related JP3333694B2 (ja)

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