JP2596768Y2 - 圧力センサ付き電子時計 - Google Patents
圧力センサ付き電子時計Info
- Publication number
- JP2596768Y2 JP2596768Y2 JP1080397U JP1080397U JP2596768Y2 JP 2596768 Y2 JP2596768 Y2 JP 2596768Y2 JP 1080397 U JP1080397 U JP 1080397U JP 1080397 U JP1080397 U JP 1080397U JP 2596768 Y2 JP2596768 Y2 JP 2596768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- pressure sensor
- fixing ring
- back cover
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は圧力センサ付き電子
時計に関し、詳しくはセンサパッケージの装着構造に関
する。
時計に関し、詳しくはセンサパッケージの装着構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力センサ付き電子時計に於いて
は、実開平1−160391号公報や実開平1−156486号公報に
開示されているように、外装ケースにあけた穴にムーブ
メントと平面的にオフセッ卜してセンサパッケージを挿
入していた。
は、実開平1−160391号公報や実開平1−156486号公報に
開示されているように、外装ケースにあけた穴にムーブ
メントと平面的にオフセッ卜してセンサパッケージを挿
入していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来技術に於い
ては、センサの取り付け部をムーブメントと平面的にオ
フセットしているためセンサの取り付け部を突出させた
特殊な外装ケースの形状が必要であった。このためコス
ト及びデザイン面で大きな制約を受けていた。特に指針
で時刻や圧力を指示するアナログ電子時計では、文字板
の下にセンサを取り付けられないため、本来アナ口グ時
計が持っているデザインの良さを売り物にできないとい
う致命的な問題点を持っていた。本考案は以上に述べた
課題を解決するためのもので、その目的とするところは
文字板の下にセンサを取り付け、外装ケースが突出しな
い圧力センサ付き電子時計を提供することにある。
ては、センサの取り付け部をムーブメントと平面的にオ
フセットしているためセンサの取り付け部を突出させた
特殊な外装ケースの形状が必要であった。このためコス
ト及びデザイン面で大きな制約を受けていた。特に指針
で時刻や圧力を指示するアナログ電子時計では、文字板
の下にセンサを取り付けられないため、本来アナ口グ時
計が持っているデザインの良さを売り物にできないとい
う致命的な問題点を持っていた。本考案は以上に述べた
課題を解決するためのもので、その目的とするところは
文字板の下にセンサを取り付け、外装ケースが突出しな
い圧力センサ付き電子時計を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の圧力センサ付き
指針表示式電子時計は、圧力センサ、該圧力センサをマ
ウントするセンサパッケージ、該センサパッケージを弾
着支持する弾性パッキン、該弾性パッキンを内周部に装
着したセンサ固定リング、該センサ固定リングを固着す
る胴、該胴の前記センサ固定リングが固着される部分の
近傍に設けられた圧力導入穴、前記胴に開閉自在に固着
される裏蓋、前記裏蓋側より組込まれるムーブメント部
品、指針表示のための文字板からなる圧力センサ付き指
針表示式電子時計において、前記センサパッケージは前
記圧力センサと接続されるセンサーリード板と一体に形
成され、前記センサパッケージを前記センサ固定リング
に裏蓋側より装着し前記ムーブメント部品により文字板
と裏蓋の間にバックアップしたことを特徴とする。
指針表示式電子時計は、圧力センサ、該圧力センサをマ
ウントするセンサパッケージ、該センサパッケージを弾
着支持する弾性パッキン、該弾性パッキンを内周部に装
着したセンサ固定リング、該センサ固定リングを固着す
る胴、該胴の前記センサ固定リングが固着される部分の
近傍に設けられた圧力導入穴、前記胴に開閉自在に固着
される裏蓋、前記裏蓋側より組込まれるムーブメント部
品、指針表示のための文字板からなる圧力センサ付き指
針表示式電子時計において、前記センサパッケージは前
記圧力センサと接続されるセンサーリード板と一体に形
成され、前記センサパッケージを前記センサ固定リング
に裏蓋側より装着し前記ムーブメント部品により文字板
と裏蓋の間にバックアップしたことを特徴とする。
【0005】本考案の上記構成によれば、センサを文字
板の下に固定できるため、センサ取り付け部の突出しな
いデザイン面で制約を受けない圧力センサ付き電子時計
が可能になる。
板の下に固定できるため、センサ取り付け部の突出しな
いデザイン面で制約を受けない圧力センサ付き電子時計
が可能になる。
【0006】
【考案の実施の形態】以後実施例に基づき本考案を詳細
に説明する。
に説明する。
【0007】第1図は本実施例の断面図である。以下第1
図の圧力センサ付き電子時計について説明する。
図の圧力センサ付き電子時計について説明する。
【0008】1は外装ケースの胴であり、圧力導入穴1a
を有している。2は外装ケースのガラス縁であり、パッ
キン18の締め代により胴1に固定され、こじ開け口2aを
有している。3は外装ケースの裏蓋であり、ねじ部3aが
胴1に切られたねじ部1bにかみあっている。4はガラスで
あリパッキン17の締め代によリガラス縁2に固定されて
いる。5はガラス縁1に固定されたダイヤルリングであ
る。6は金属製のセンサ固定リングであり、胴1にろう付
けされている。7はセンサリード板7aと一体成型された
樹脂製のセンサパッケージであり、パッキン20の締め代
によりセンサ固定リングに弾着支持されるとともに、セ
ンサパッケージの装着時の押し込み方向のガラス縁側は
胴の一部が度当たりとなり図示してないが裏蓋側はムー
ブメント部品でバックアップ(位置決め)される。ムー
ブメント部品としてはムーブメントの基枠やムーブメン
ト機構の歯車軸を支持する軸受け基板や回路を構成する
基板またはセンサパッケージを挟持する部分を設けたム
ーブメント部品等を用いることができる。胴を度当たり
とする代わりにセンサ固定リングの内径側に突出部を設
け度当たりとすることもできる。8は半導体圧力センサ
チップであり、センサパッケージ7にマウントされワイ
ヤボンディングによリセンサリード板7aに接続されてい
る。9はフレキシブルリード基板であり、センサリード
板7aにはんだ付けされており、図示されていないがムー
ブメントの回路ブ口ックと圧接されている。10はムーブ
メン卜の基枠となる樹脂製の地板である。11はコイン形
のリチウム電池であり、図示していないがムーブメント
部品によリムーブメン卜に積み重ねて固定されている。
12は文字板、13は小秒針、14は時針、15は分針、16は圧
力指示針である。17,18,19,20はパッキンであり、ケー
ス内への水の侵入をふせいでいる。なお、図示していな
いがムーブメントは胴1にねじ締め固定されている。
を有している。2は外装ケースのガラス縁であり、パッ
キン18の締め代により胴1に固定され、こじ開け口2aを
有している。3は外装ケースの裏蓋であり、ねじ部3aが
胴1に切られたねじ部1bにかみあっている。4はガラスで
あリパッキン17の締め代によリガラス縁2に固定されて
いる。5はガラス縁1に固定されたダイヤルリングであ
る。6は金属製のセンサ固定リングであり、胴1にろう付
けされている。7はセンサリード板7aと一体成型された
樹脂製のセンサパッケージであり、パッキン20の締め代
によりセンサ固定リングに弾着支持されるとともに、セ
ンサパッケージの装着時の押し込み方向のガラス縁側は
胴の一部が度当たりとなり図示してないが裏蓋側はムー
ブメント部品でバックアップ(位置決め)される。ムー
ブメント部品としてはムーブメントの基枠やムーブメン
ト機構の歯車軸を支持する軸受け基板や回路を構成する
基板またはセンサパッケージを挟持する部分を設けたム
ーブメント部品等を用いることができる。胴を度当たり
とする代わりにセンサ固定リングの内径側に突出部を設
け度当たりとすることもできる。8は半導体圧力センサ
チップであり、センサパッケージ7にマウントされワイ
ヤボンディングによリセンサリード板7aに接続されてい
る。9はフレキシブルリード基板であり、センサリード
板7aにはんだ付けされており、図示されていないがムー
ブメントの回路ブ口ックと圧接されている。10はムーブ
メン卜の基枠となる樹脂製の地板である。11はコイン形
のリチウム電池であり、図示していないがムーブメント
部品によリムーブメン卜に積み重ねて固定されている。
12は文字板、13は小秒針、14は時針、15は分針、16は圧
力指示針である。17,18,19,20はパッキンであり、ケー
ス内への水の侵入をふせいでいる。なお、図示していな
いがムーブメントは胴1にねじ締め固定されている。
【0009】本実施例のセンサ付き電子時計は、圧力セ
ンサ、該圧力センサをマウントするセンサパッケージ、
該センサパッケージを弾着支持する弾性パッキン、該弾
性パッキンを内周部に装着したセンサ固定リング、該セ
ンサ固定リングを固着する胴、該胴の前記センサ固定リ
ングが固着される部分の近傍に設けられた圧力導入穴、
前記胴に開閉自在に固着される裏蓋、前記胴に前記裏蓋
と対向する側より嵌装されるガラス縁及び前記胴に前記
裏蓋側より組み込まれるムーブメント部品からなる圧力
センサ付き電子時計において、前記センサパッケージを
前記センサ固定リングに裏蓋側より装着し前記ムーブメ
ント部品によりバックアップしたため、外装ケースがガ
ラス縁,胴,裏蓋の三体に分かれるいわゆるスリーピー
ス構造となっており、文字板12とセンサパッケージ7を
反対方向から組み込むことができる。従って、外装ケー
スを部分的に突出させた特殊な形状にすることなく、セ
ンサパッケージ7を文字板の下に組み込むことができ
る。
ンサ、該圧力センサをマウントするセンサパッケージ、
該センサパッケージを弾着支持する弾性パッキン、該弾
性パッキンを内周部に装着したセンサ固定リング、該セ
ンサ固定リングを固着する胴、該胴の前記センサ固定リ
ングが固着される部分の近傍に設けられた圧力導入穴、
前記胴に開閉自在に固着される裏蓋、前記胴に前記裏蓋
と対向する側より嵌装されるガラス縁及び前記胴に前記
裏蓋側より組み込まれるムーブメント部品からなる圧力
センサ付き電子時計において、前記センサパッケージを
前記センサ固定リングに裏蓋側より装着し前記ムーブメ
ント部品によりバックアップしたため、外装ケースがガ
ラス縁,胴,裏蓋の三体に分かれるいわゆるスリーピー
ス構造となっており、文字板12とセンサパッケージ7を
反対方向から組み込むことができる。従って、外装ケー
スを部分的に突出させた特殊な形状にすることなく、セ
ンサパッケージ7を文字板の下に組み込むことができ
る。
【0010】
【考案の効果】以上実施例により詳細に説明したよう
に、本考案によれば、圧力センサ、該圧力センサをマウ
ントするセンサパッケージ、該センサパッケージを弾着
支持する弾性パッキン、該弾性パッキンを内周部に装着
したセンサ固定リング、該センサ固定リングを固着する
胴、該胴の前記センサ固定リングが固着される部分の近
傍に設けられた圧力導入穴、前記胴に開閉自在に固着さ
れる裏蓋、前記裏蓋側より組み込まれるムーブメント部
品からなる圧力センサ付き電子時計において、前記セン
サーパッケージは前記圧力センサと接続されるセンサー
リード板と一体に形成され、前記センサパッケージを前
記センサ固定リングに裏蓋側より装着し前記ムーブメン
ト部品によりバックアップしたことにより、圧力センサ
をマウントしたセンサパッケージをセンサ固定リングに
固着し、ムーブメント部品で固定できるため、組立が容
易にできる圧力センサ付き電子時計を提供できるもので
ある。更に、センサを文字板の下に固定できるため、外
装ケースを特殊な形にする必要がなく、コストが安く、
デザイン面でも制約を受けない圧力センサ付き電子時計
が可能である。
に、本考案によれば、圧力センサ、該圧力センサをマウ
ントするセンサパッケージ、該センサパッケージを弾着
支持する弾性パッキン、該弾性パッキンを内周部に装着
したセンサ固定リング、該センサ固定リングを固着する
胴、該胴の前記センサ固定リングが固着される部分の近
傍に設けられた圧力導入穴、前記胴に開閉自在に固着さ
れる裏蓋、前記裏蓋側より組み込まれるムーブメント部
品からなる圧力センサ付き電子時計において、前記セン
サーパッケージは前記圧力センサと接続されるセンサー
リード板と一体に形成され、前記センサパッケージを前
記センサ固定リングに裏蓋側より装着し前記ムーブメン
ト部品によりバックアップしたことにより、圧力センサ
をマウントしたセンサパッケージをセンサ固定リングに
固着し、ムーブメント部品で固定できるため、組立が容
易にできる圧力センサ付き電子時計を提供できるもので
ある。更に、センサを文字板の下に固定できるため、外
装ケースを特殊な形にする必要がなく、コストが安く、
デザイン面でも制約を受けない圧力センサ付き電子時計
が可能である。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
1………胴 1a………圧力導入穴 1b………ねじ溝 2………ガラス縁 2a………こじ開け口 3………裏蓋 3a………ねじ溝 4………ガラス 5………ダイヤルリング 6………センサ固定リング 7………センサパッケージ 7a………センサリード板 8………半導体圧力センサチップ 9………フレキシブルリード基板 10………地板 11………コイン形リチウム電池 12………文字板 13………小秒針 14………時針 15………分針 16………圧力指示針 17,18,19,20………パッキン
Claims (1)
- 【請求項1】圧力センサ、該圧力センサをマウントする
センサパッケージ、該センサパッケージを弾着支持する
弾性パッキン、該弾性パッキンを内周部に装着したセン
サ固定リング、該センサ固定リングを固着する胴、該胴
の前記センサ固定リングが固着される部分の近傍に設け
られた圧力導入穴、前記胴に開閉自在に固着される裏
蓋、前記裏蓋側より組込まれるムーブメント部品、指針
表示のための文字板からなる圧力センサ付き指針表示式
電子時計において、 前記センサパッケージは前記圧力センサと接続されるセ
ンサーリード板と一体に形成され、前記センサパッケー
ジを前記センサ固定リングに裏蓋側より装着し前記ムー
ブメント部品により文字板と裏蓋の間にバックアップし
たことを特徴とする圧力センサ付き指針表示式電子時
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1080397U JP2596768Y2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 圧力センサ付き電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1080397U JP2596768Y2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 圧力センサ付き電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10267U JPH10267U (ja) | 1998-11-13 |
JP2596768Y2 true JP2596768Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11760509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1080397U Expired - Lifetime JP2596768Y2 (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 圧力センサ付き電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596768Y2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP1080397U patent/JP2596768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10267U (ja) | 1998-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990316 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |