JPH0961560A - モジュール取付構造 - Google Patents

モジュール取付構造

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Publication number
JPH0961560A
JPH0961560A JP7240451A JP24045195A JPH0961560A JP H0961560 A JPH0961560 A JP H0961560A JP 7240451 A JP7240451 A JP 7240451A JP 24045195 A JP24045195 A JP 24045195A JP H0961560 A JPH0961560 A JP H0961560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
section
push button
switch spring
elastic extension
Prior art date
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Pending
Application number
JP7240451A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takenaka
宏 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH0961560A publication Critical patent/JPH0961560A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な治具などを用いず、容易にモジュール
を組み込むことができるようにする。 【解決手段】 時計モジュール4の上側に位置する上板
部17、およびこの上板部17の端部より下方向に向か
って延出形成され、地板14に設けられたスイッチばね
15を覆う弾性延出部18を有するガイド部材16を備
えているので、時計モジュール4の上側にガイド部材1
6の上板部17を配置すると、ガイド部材16の弾性延
出部18が時計モジュール4のスイッチばね15を覆う
ことができる。したがって、時計モジュール4を腕時計
ケース1の収納部3内に組み込む際に、弾性延出部18
が押釦7の先端部7cをガイドするので、押釦7の先端
部7cが収納部3内に突出していても、押釦7の先端部
7cにスイッチばね15がひっかかることがない。この
ため、従来のような特殊な治具を用いなくても、容易に
時計モジュール4を腕時計ケース1の収納部3に組み込
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子時計などの
電子機器に用いられるモジュール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子腕時計においては、腕時計
ケースの側部に設けられた押釦を押圧操作することによ
り、腕時計ケース内に収納された時計モジュールの時刻
修正や表示モード切替などができるようになっている。
このような電子腕時計の時計モジュールでは、ハウジン
グに液晶表示装置などからなる表示部、回路基板、地板
などの部品が組み付けられ、押圧操作によって腕時計ケ
ース内に突出した押釦の先端で地板に設けられたスイッ
チばねが押圧されて撓み、この撓んだスイッチばねが回
路基板に設けられたスイッチ接点に接触し、これにより
スイッチングが行われ、押釦から外力(押圧力)が取り
除かれると、地板のスイッチばねが、そのばね力(弾性
復帰力)によって押釦を外側に向けて押圧して初期位置
に戻すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子腕時計の時計モジュールでは、地板のスイッチ
ばねが押釦を外側に向けて付勢する構造であるから、押
釦がスイッチばねに接触しない自然状態ではスイッチば
ねの先端が時計モジュールの外周面から突出することに
なり、このため時計モジュールを腕時計ケースに組み込
む際に、スイッチばねが腕時計ケース内に突出した押釦
の先端にひっかかり、良好に時計モジュールを組み込く
ことができないという問題がある。このようなことか
ら、従来では、スイッチばねが押釦の先端にひっかから
ないようにするための治具を用いて時計モジュールを組
み込んでいるが、このような方法では特殊な治具が必要
となり、組付作業が面倒であるという問題がある。この
発明の課題は、特殊な治具などを用いず、容易にモジュ
ールを組み込むことができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、下側が開口
され、収納部が形成されたケースと、このケースの側部
に先端が収納部に突出するように摺動自在に取り付けら
れた押釦と、この押釦が押圧操作されたときに該押釦に
押圧されるスイッチばねが側方へ突出して設けられ、ケ
ース内の収納部に下側開口から収納されるモジュール
と、このモジュールの上側に位置する上板部およびこの
上板部の端部より下方向に向かってスイッチばねを覆う
ように延出形成された弾性延出部を有するガイド部材と
を備えたことを特徴とするものである。この発明によれ
ば、モジュールの上側にガイド部材の上板部を配置する
と、ガイド部材の弾性延出部がモジュールのスイッチば
ねを覆うことになり、この状態でガイド部材を上にして
モジュールをケースの下側開口から収納部内に組み込む
と、弾性延出部が押釦の先端をガイドするため、押釦の
先端が収納部に突出していても、押釦の先端にスイッチ
ばねがひっかかることがなく、このため従来のように特
殊な治具を用いなくても、容易にモジュールをケースの
収納部に組み込むことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、こ
の発明を電子腕時計に適用した第1実施形態について説
明する。図1は電子腕時計の要部を示す組付け途中の状
態での拡大断面図である。この電子腕時計では、下側が
開口された腕時計ケース1を備えている。腕時計ケース
1の上部には時計ガラス2が気密状態で装着され、内部
には収納部3が設けられ、この収納部3内には時計モジ
ュール4が収納され、下部には防水リング5を介して裏
蓋6が取り付けられ、側部には押釦7が設けられてい
る。押釦7は、軸部7aと頭部7bとからなり、腕時計
ケース1の側部に設けられた軸孔8a内に軸部7aが摺
動自在に挿入され、軸孔8aの外端側に設けられた大径
部8bに頭部7bが移動自在に配置され、腕時計ケース
1内の収納部3に突出した先端部7cに押釦7の外部へ
の抜けを阻止するためのEリング9が取り付けられた構
造になっている。
【0006】時計モジュール4は、図2および図3に示
すように、ハウジング10を備え、このハウジング10
内に回路基板12および表示部13が配置され、ハウジ
ング10の下面にステンレスなどの金属薄板からなる地
板14が配置され、この地板14の周縁部から垂直上方
に向けて延出されたフック部14aが図2(b)に示す
ようにハウジング10の側面に設けられた係止突起10
aに係止され、これにより回路基板12および表示部1
3をハウジング10地板14とにより挟み込んで取り付
けられた構造になっている。
【0007】表示部13は、液晶表示装置などからな
り、時刻などの情報を表示するものであり、回路基板1
2の上方に配置され、インターコネクタ(図示せず)に
より回路基板12と電気的に接続されている。回路基板
12の左右両側の縁部における「2時」、「4時」、
「8時」、「10時」の各位置に対応する個所付近に
は、図3に示すように、それぞれスイッチ接点12aが
設けられている。また、地板14に設けられたフック部
14aのうち、「3時」と「9時」に位置するフック部
14aには、それぞれ回路基板12の各スイッチ接点1
2aに接離可能に接触するスイッチばね15が回路基板
12の外周に沿って延設されている。
【0008】ハウジング10の上面には、図4に示すガ
イド板16が粘着テープなどにより取り付けられてい
る。このガイド板16は、金属製の薄板であり、ハウジ
ング10の上面に取り付けられる上板部17と、この上
板部17の端縁から垂直下方に向けて延出されて図3に
示すようにスイッチばね15を覆う弾性延出部18とか
らなっている。この場合、弾性延出部18に対応するハ
ウジング10の上部周縁部には、図1に示す傾斜面10
bが形成され、この傾斜面10bに沿って弾性延出部1
8が屈曲された状態で配置されている。なお、上板部1
7の中央には、図2(a)に示すように、開口部17a
が表示部13に対応して設けられている。また、地板1
4の下面中央には図3に示す電池19が挿通する開口部
14bが設けられており、この開口部14b内には電池
19をハウジング10内に押える電池押え板20が配置
されている。
【0009】このような電子腕時計を組み立てる場合に
は、まず、時計モジュール4を組み立てる。すなわち、
ハウジング10内に回路基板12および表示部13を配
置するとともに、ハウジング10の下面に地板14を配
置し、この地板14のフック部14aをハウジング10
の係止突起10aに係止させることにより、ハウジング
10と地板14とにより回路基板12と表示部13を挾
み込んで取り付け、ハウジング10の上面にガイド板1
6の上板部17を粘着テープなどで取り付け、ガイド板
16の弾性延出部18で地板14のスイッチばね15を
覆う。これにより、時計モジュール4がユニット化され
る。
【0010】この時計モジュール4を腕時計ケース1内
に組み込む場合には、図1に示すように、腕時計ケース
1の下側から開口を通して時計モジュール4を腕時計ケ
ース1の収納部3内に挿入する。このときには、ハウジ
ング10に取り付けられたガイド板16の弾性延出部1
8が地板14のスイッチばね15を覆っているととも
に、弾性延出部18に対応する上部ハウジング10の周
縁部に形成された傾斜面10bに沿って弾性延出部18
が屈曲されているので、このガイド板16を上にして時
計モジュール4を腕時計ケース1の下側から挿入する
と、押釦7の先端部7cが収納部3に突出していても、
図1に示すように、押釦7の先端部7cがガイド板16
の弾性延出部18に当接し、この弾性延出部18に押釦
7の先端部7cがガイドされる。
【0011】すなわち、押釦7の先端部7cは、まず、
上部ハウジング10の周縁部の傾斜面10bに沿って屈
曲された弾性延出部18に当接し、この弾性延出部18
により円滑にガイドされ、さらに時計モジュール4が挿
入されると、スイッチばね15を覆っている弾性延出部
18にガイドされる。したがって、時計モジュール4を
腕時計ケース1内に組み込む際には、押釦7の先端部7
cが収納部3内に突出していても、押釦7の先端部7c
がスイッチばね15にひっかかることがない。このた
め、従来のように特殊な治具を用いなくても、容易に時
計モジュール4を腕時計ケース1内の収納部3に組み込
むことができる。
【0012】このような時計モジュール4では、押釦7
を押圧操作して押釦7の先端部7cを腕時計ケース1内
に突出させると、押釦7の先端部7cにより弾性延出部
18が押圧されて弾性変形し、この弾性延出部18の弾
性変形に応じてスイッチばね15が撓み、この撓んだス
イッチばね15が回路基板12に設けられたスイッチ接
点12aに接触し、これによりスイッチングが行われ
る。
【0013】次に、図5〜図7を参照して、この発明を
電子腕時計に適用した第2実施形態について説明する。
この場合、図1〜図4に示された第1実施形態と同一部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。ハウジン
グ10上に取り付けられたガイド板16の上板部17に
は、時計ガラス2の下面に向けて斜めに屈曲された接触
片21が切起し加工により形成されている。また、時計
ガラス2の下面には、図5に示すように、接触片21の
先端が接触する導電膜22が上板部17に対応して形成
されている。この導電膜22は、導電インクなどの導電
性材料からなり、時計ガラス2の下面に印刷または塗布
により形成されている。また、地板14には、腕時計ケ
ース1の下部に取り付けられた裏蓋6の内面に接触する
接触端子23が切起し加工により形成されている。な
お、裏蓋6の内面には圧電ブザー24が設けられてい
る。この圧電ブザー24は、電子音を発生するものであ
り、時計モジュール4の回路基板12とコイルばね25
により電気的に接続されている。
【0014】このような電子腕時計では、ガイド板16
の弾性延出部18により地板14のスイッチばね15が
覆われているので、第1実施形態と同様の作用効果があ
るほか、特にガイド板16に形成された接触片21の先
端が時計ガラス2の下面に形成された導電膜22に接触
し、ガイド板16の弾性延出部18がスイッチばね15
に接触し、このスイッチばね15が形成された地板14
の接触端子23が裏蓋6に接触しているので、時計ガラ
ス2に静電気が帯電しても、導電膜22、ガイド板1
6、および地板14を介して裏蓋6に静電気を流すこと
ができ、時計モジュール4内の回路基板12への静電気
の侵入を防ぐことができる。
【0015】なお、上記第1、第2実施形態では、電子
腕時計に適用した場合について述べたが、これに限ら
ず、トラベルウォッチなどの電子時計や、その他の電子
機器に広く適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、モジュールの上側にガイド部材の上板部を配置する
と、ガイド部材の弾性延出部がモジュールのスイッチば
ねを覆うことになり、この状態でガイド部材を上にして
モジュールをケースの下側開口から収納部内に組み込む
と、弾性延出部が押釦の先端をガイドするため、押釦の
先端が収納部に突出していても、押釦の先端にスイッチ
ばねがひっかかることがなく、このため従来のように特
殊な治具を用いなくても、容易にモジュールをケースの
収納部に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を電子腕時計に適用した第1実施形態
の要部を示す組付け途中の状態での拡大断面図。
【図2】図1の時計モジュールを示し、(a)はその平
面図、(b)は側面図。
【図3】図2の底面図。
【図4】図2のガイド板を示し、(a)はその平面図、
(b)は側面図。
【図5】この発明を電子腕時計に適用した第2実施形態
の要部を示す拡大断面図。
【図6】図5の時計モジュールの平面図。
【図7】図6のガイド板を示し、(a)はその平面図、
(b)は側面図。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 4 時計モジュール 7 押釦 7c 押釦の先端部 12 回路基板 12a スイッチ接点 14 地板 15 スイッチばね 16 ガイド板 17 上板部 18 弾性延出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側が開口され、収納部が形成されたケ
    ースと、 このケースの側部に先端が前記収納部に突出するように
    摺動自在に取り付けられた押釦と、 この押釦が押圧操作されたときに該押釦に押圧されるス
    イッチばねが側方へ突出して設けられ、前記ケース内の
    前記収納部に下側開口から収納されるモジュールと、 このモジュールの上側に位置する上板部およびこの上板
    部の端部より下方向に向かって前記スイッチばねを覆う
    ように延出形成された弾性延出部を有するガイド部材
    と、 を備えたことを特徴とするモジュール取付構造。
JP7240451A 1995-08-28 1995-08-28 モジュール取付構造 Pending JPH0961560A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7240451A JPH0961560A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 モジュール取付構造

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JP7240451A JPH0961560A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 モジュール取付構造

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JPH0961560A true JPH0961560A (ja) 1997-03-07

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JP7240451A Pending JPH0961560A (ja) 1995-08-28 1995-08-28 モジュール取付構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007104146A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Tokai Rika Co Ltd リモートコントローラー
JP2013195121A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Citizen Holdings Co Ltd 電子式腕時計用ムーブメント及び電子式腕時計
CN106292261A (zh) * 2016-08-30 2017-01-04 歌尔股份有限公司 一种智能手表及其物理按键组件的安装方法

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