JP2508710Y2 - センサ―取付構造 - Google Patents

センサ―取付構造

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JP2508710Y2
JP2508710Y2 JP1988032755U JP3275588U JP2508710Y2 JP 2508710 Y2 JP2508710 Y2 JP 2508710Y2 JP 1988032755 U JP1988032755 U JP 1988032755U JP 3275588 U JP3275588 U JP 3275588U JP 2508710 Y2 JP2508710 Y2 JP 2508710Y2
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sensor
temperature sensor
cap
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case
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慎一 田中
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は腕時計等の小型電子機器におけるセンサー
取付構造に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、腕時計に組み込まれる温度センサーの取付構造
は、時計ケースの上部または時計ガラス等の平坦部に穴
を垂直方向へ設け、この穴にセンサーキャップを嵌め込
み、このセンサーキャップの内側に温度センサーを設
け、温度センサーを時計ケース内の回路部に接続した構
成となっている。
しかしながら、このような温度センサーの取付構造で
は、温度センサーをセンサーキャップに確実に接触させ
なければ、センサーキャップを介して外部の温度を温度
センサーで確実に検知することができないため、正確な
温度測定が安定してできないという問題があった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、長期間に亘って正確な温度測定
が安定してできるセンサー取付構造を提供することであ
る。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、ケース内
のハウジングに形成された弾性保持部でセンサーの一端
部を保持するとともに、この弾性保持部の弾性力でセン
サーの他端部をケースの貫通穴に取り付けられたキャッ
プに圧接させることを要点とする。
[実施例] 以下、第1図〜第3図を参照して、この考案を電子腕
時計に適用した場合の一実施例につき説明する。
図中1は合成樹脂製の腕時計ケースである。この腕時
計ケース1の上部には第2図に示すように、時計ガラス
2が防水パッキン2aを介して装着され、内部には時計モ
ジュール3が収納され、下部には裏蓋4が防水リング4a
を介して取り付けられている。また、腕時計ケース1の
上部外周には傾斜部1aが形成されており、この傾斜部1a
には後述するセンサー部5が設けられており、傾斜部1a
の下側における側壁には第1図に示すように、リューズ
6および押釦スイッチ7、7が設けられ、その前後壁に
はバンド取付部8、8が形成されている。
時計モジュール3は時計の主要部であり、第2図に示
すように、ハウジング9内にアナログムーブメント10お
よび液晶表示パネル11等を備え、ハウジング9の下面側
には回路基板12がビス17により取り付けられ、上面側に
は表面に時字13a、14aを有する文字板13および見切板14
が設けられている。アナログムーブメント10はその指針
軸10aが文字板13の中心を通って上方へ突出し、この突
出した指針軸10aの上端に時計a、分針b、秒針c等の
指針が取り付けられ、この指針を運針させて時刻を指示
表示する。液晶表示パネル11は時刻や温度等の情報を表
示するもので、回路基板12にインターコネクタ11a、11a
により電気的に接続され、文字板13の透明な窓部13bを
通して外部より情報が見えるように構成されている。な
お、リューズ6は時刻修正等の際に指針の針合わせを行
なうものであり、押釦スイッチ7、7は液晶表示パネル
11の表示を時計モードとセンサーモードとに切り換えた
り、液晶表示パネル11の時刻修正等を行なうスイッチで
ある。
一方、センサー部5は温度を検出する部分で、センサ
ーキャップ15および温度センサー16等により構成されて
いる。すなわち、センサーキャップ15は温度センサー16
を内側に収納し、温度センサー16を保護するもので、熱
伝導率の高いアルミニウム等の金属材料よりなり、腕時
計ケース1の傾斜部1aに斜めに形成された貫通穴1b内に
圧入により嵌着固定され、その上部には鍔部15aが形成
され、外周面には防水リング15bが装着されているとと
もに、係止凹部15cが形成されており、下部内側には収
納凹部15dが形成されている。この収納凹部15dは第3図
に示すように、温度センサー16の上部を収納するととも
に、温度センサー16の上端が接触する部分であり、全体
が「家形」をなし、その一方(時計ケース1の内側)の
傾斜面15eは時計ガラス2と平行な水平面に形成され、
この水平な傾斜面15eに温度センサー16が接触する。温
度センサー16は温度を検出するサーミスタで、ハウジン
グ9に形成された弾性保持部9aに保持され、その上部が
センサーキャップ15の収納凹部15d内に収納され、その
上端が収納凹部15d内の水平な傾斜面15eに接触してお
り、その下端からはリード線16aが引き出され、時計モ
ジュール3の回路基板12の電極(図示せず)に半田付け
で接続されている。
次に、このようなセンサー部5を組み付ける場合につ
いて説明する。この場合には、予め、時計モジュール3
のハウジング9に形成された弾性保持部9aに温度センサ
ー16を取り付け、そのリード線16aを回路基板12に接続
し、この状態で時計モジュール3を腕時計ケース1内に
組み付ける。すると、温度センサー16はハウジング9の
弾性保持部9aに保持されているので、第3図に1点鎖線
で示すように、その上部が腕時計ケース1の傾斜部1aに
斜めに形成された貫通穴1b内に配置される。この後、合
成樹脂製の腕時計ケース1の外部よりセンサーキャップ
15を貫通穴1b内に圧入により嵌め込むと、温度センサー
16の上部がセンサーキャップ15の下側の収納凹部15d内
に挿入するとともに、この温度センサー16の上端が収納
凹部15d内の水平な傾斜面15eに当接し、この状態で、さ
らにセンサーキャップ15が押し込まれると、その収納凹
部15d内の傾斜面15eにより温度センサー16が弾性保持部
9aの弾力に抗して第3図に実線で示すように垂直に押し
下げられる。この結果、温度センサー16はその上部が常
にセンサーキャップ15の内側下部に形成された収納凹部
15d内の水平な傾斜面15eに接触した状態で取り付けられ
る。
したがって、このような温度センサー16の取付構造に
よれば、その組み立て作業性が極めて良く、しかもセン
サーキャップ15の収納凹部15d内に水平な傾斜面15eを形
成したので、センサーキャップ15の取り付け時に、傾斜
面15eが温度センサー16を垂直に押し下げることができ
るとともに、温度センサー16がハウジング9の弾性保持
部9aで弾力的に保持されているので、取り付け後は温度
センサー16の上端を常にセンサーキャップ15の傾斜面15
eに接触させることができる。このため、外部から衝撃
などが加わっても温度センサー16がセンサーキャップ15
から離れたりすることがないので、長期間に亘り安定し
て正確な温度測定ができ、その検出結果を液晶表示パネ
ル11に表示することができる。この場合、センサーキャ
ップ15は熱伝導率の高い金属材料からなっているので、
温度センサ16はセンサーキャップ15を介して外部の温度
を良好にかつ正確に検出することができる。
また、この温度センサー16の取付構造では、腕時計ケ
ース1の上部外周に貫通穴1bが形成された傾斜部1aを設
けると共に、この傾斜部1aの貫通穴1bに温度センサー16
を収納するセンサーキャップ15を取り付けるようにした
ので、センサーキャップ15によって機器全体が大きくな
ることがなく、機器の小型化を図ることができ、しかも
機器のデザインを良くすることができる。
なお、上述した実施例では温度センサー16をハウジン
グ9に形成された弾性保持部9aで保持したが、これに限
らず、時計モジュール3を腕時計ケース1内に固定する
合成樹脂製の中枠に弾性保持部を形成し、この弾性保持
部で温度センサー16を保持するようにしても良い。
また、上述した実施例ではセンサーとして温度センサ
ー16を取り付ける場合について説明したが、この考案は
これに限らず、圧力センサー等の他のセンサーの取り付
けにも適用することができる。
さらに、この考案は上述したような腕時計に限らず、
他の時計や、小型電子機器等にも広く適用することがで
きる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案のセンサー取付
構造によれば、ハウジングに形成された弾性保持部でセ
ンサーの一端部を保持するとともに、この弾性保持部の
弾性力でセンサーの他端部をケースの貫通穴に取り付け
られたキャップに圧接させているので、センサーをキャ
ップに長期間に亘って確実に接触させることができ、こ
のため外部から衝撃などが加わってもセンサーがキャッ
プから離れたりすることがないので、キャップを介して
外部の温度をセンサーで確実に検知することができ、こ
のため正確な温度測定が長期間に亘り安定してできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案を電子腕時計に適用した場合
の一実施例を示し、第1図は電子腕時計の外観正面図、
第2図はその断面図、第3図はセンサー部のさらに拡大
断面図である。 1……腕時計ケース、1a……傾斜部、1b……貫通穴、5
……センサー部、15……センサーキャップ、16……温度
センサー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通穴が形成されたケースと、 前記貫通穴に取り付けられるキャップと、 前記ケース内に設けられ回路基板が取り付けられたハウ
    ジングと、 前記貫通穴に対向して設けられリード線を介して前記回
    路基板に電気的に接続されるセンサーと、 前記ハウジングに形成され前記センサーの一端部を保持
    しかつ前記センサーの他端部を前記キャップに圧接させ
    る弾性保持部と、 を備えたことを特徴とするセンサー取付構造。
JP1988032755U 1988-03-12 1988-03-12 センサ―取付構造 Expired - Lifetime JP2508710Y2 (ja)

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JPH01136483U JPH01136483U (ja) 1989-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034223A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Chinon Corp 熱指標測定装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380257A (en) * 1976-12-24 1978-07-15 Seiko Epson Corp Wristwatch with thermometer

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JPS59155581U (ja) * 1983-04-05 1984-10-18 シチズン時計株式会社 温度センサ−付電子時計の構造

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