JPH09178867A - アナログ時計 - Google Patents

アナログ時計

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Publication number
JPH09178867A
JPH09178867A JP7350841A JP35084195A JPH09178867A JP H09178867 A JPH09178867 A JP H09178867A JP 7350841 A JP7350841 A JP 7350841A JP 35084195 A JP35084195 A JP 35084195A JP H09178867 A JPH09178867 A JP H09178867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
conductive
housing
battery electrode
back cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP7350841A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Minazu
考 水津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7350841A priority Critical patent/JPH09178867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻真を介して時計内部に静電気が入っても、
LSIに高電圧が印加されないようにする。 【解決手段】 ハウジング1の下面における所定の箇所
にはスイッチ板21が設けられ、他の所定の箇所には電
池電極板22が設けられている。スイッチ板21および
電池電極板22の下面を含むハウジング1の下面には回
路基板24が設けられている。この場合、スイッチ板2
1の弾性片21bがハウジング1の上面に設けられた時
計ムーブメント5の巻真10に弾接し、電池電極板22
の電極接触片22b、22cが導電製の裏蓋に弾接する
ようになっている。また、スイッチ板21と電池電極板
22とが回路基板24の所定の配線29aによって電気
的に接続されている。したがって、巻真10を介して時
計内部に静電気が入っても、裏蓋37を腕等で接地して
おくと、時計内部に入った静電気が速やかに除去され、
LSIに高電圧が印加されないようにすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はアナログ時計に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ時計には、地板にステッ
プモータ、輪列機構、LSIチップを搭載した回路基板
等が設けられた時計ムーブメントをハウジングの時計ム
ーブメント収納孔に収納し、これらを時計ケース内に収
納した構造のものがある。この場合、時計ムーブメント
は、ステップモータの回転を輪列機構によって指針に伝
達し、指針を運針させるようになっている。また、時計
ムーブメントの側部には指針の時刻を修正するための導
電製の巻真が設けられ、この巻真の先端部には導電製の
竜頭が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアナログ時計では、導電製の竜頭および巻真
を介して時計内部に静電気が入ると、回路基板に搭載さ
れたLSIチップが高電圧に印加され、これによってL
SIチップが誤作動したり、破壊されることがあるとい
う問題があった。この発明の課題は、巻真を介して時計
内部に静電気が入っても、LSIチップに高電圧が印加
されないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
指針の時刻を修正するための導電製の巻真と、導電製の
裏蓋と、前記巻真と前記裏蓋とを電気的に接続する導電
性接続手段とを備えているものである。請求項2記載の
発明は、指針の時刻を修正するための導電製の巻真と、
この巻真に弾接する弾性片が形成された導電板と、導電
製の裏蓋と、この裏蓋に一端が弾接する電池電極板と、
前記導電板と前記電池電極板とを電気的に接続する接続
部材とを備えているものである。
【0005】請求項1記載の発明によれば、導電性接続
手段によって巻真と裏蓋とが電気的に接続されているの
で、巻真を介して時計内部に静電気が入っても、裏蓋を
腕等で接地しておくと、時計内部に入った静電気が速や
かに除去され、LSIチップに高電圧が印加されないよ
うにすることができる。請求項2記載の発明によれば、
巻真に弾接する弾性片が形成された導電板と、裏蓋に一
端が弾接する電池電極板と、導電板と電池電極板とを電
気的に接続する接続部材とによって巻真と裏蓋とが電気
的に接続されているので、巻真を介して時計内部に静電
気が入っても、裏蓋を腕等で接地しておくと、時計内部
に入った静電気が速やかに除去され、LSIチップに高
電圧が印加されないようにすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して、こ
の発明をアナログ腕時計に適用した一実施形態について
説明する。なお、図1はアナログ腕時計の要部の底面
図、図2は図1のA−A線に沿う断面図であって上下を
通常の状態とした場合を示す図、図3は同アナログ腕時
計の一部を示す図であって、図3(A)はその正面図、
図3(B)はその底面図、図3(C)はその側面図、図
4はハウジングの底面図、図5はスイッチ板の斜視図、
図6はハウジングに回路基板を取り付けた状態の底面
図、図7は回路基板を示す図であって、図7(A)はそ
の平面図、図7(B)はその底面図をそれぞれ示す。
【0007】まず、図1、図2および図4に示すよう
に、ハウジング1の中央部には時計ムーブメント収納孔
2が設けられている。ハウジング1の下面には、時計ム
ーブメント収納孔2に突出する所定の形状の突出部3が
設けられている。突出部3の所定の2箇所には円孔4が
設けられている。そして、時計ムーブメント収納孔2に
は時計ムーブメント5が上側から収納されている。時計
ムーブメント5は、地板6の中心部の上面側に筒車7等
からなる指針軸が設けられている。また、地板6の下面
側の所定の箇所にステップモータ8が設けられ、他の所
定の箇所に輪列機構9が設けられている。さらに、地板
6には、これらの他に指針の時刻を修正するための導電
製の巻真10、図示していないが水晶振動子やLSIチ
ップ等を搭載した回路基板等が設けられている。一例と
して、筒車7は、ステップモータ8の回転を輪列機構9
を介して伝達され、図示しない時針と共に、時計方向に
12時間で1回転するようになっている。なお、巻真1
0の先端部には竜頭が取り付けられるようになってい
る。そして、図1および図4に示すように、ハウジング
1の2つの円孔4に挿入されたネジ(この場合、タッピ
ングネジ)11が地板6にねじ込まれていることによ
り、時計ムーブメント5はハウジング1に固定されてい
る。
【0008】次に、図2に示すように、ハウジング1お
よび時計ムーブメント5の上面には強磁性材料からなる
薄い金属板で形成された筒車押え板12が配置されてい
る。この状態では、筒車7の歯車部は、筒車押え板12
によって地板6の上面に押え付けられ、上方への移動を
規制されている。また、筒車7の筒部は、筒車押え板1
2の所定の箇所に形成された円孔13を貫通して筒車押
え板12の上側に突出されている。筒車押え板12の上
面には可撓性を有するシート状のEL(エレクトロルミ
ネッセンス)表示素子14が配置され、このEL表示素
子14の上面には可撓性を有する印刷シート15が配置
されていて、EL表示素子14および印刷シート15で
可撓性の文字板を構成している。印刷シート15は、例
えば、透明シートの上面または下面に1〜12の時間を
示す数字等が印刷されたものからなっている。EL表示
素子14は、指針を照明するためのものである。なお、
筒車7の筒部は、EL表示素子14および印刷シート1
5の各所定の箇所に形成された円孔16、17を貫通し
て印刷シート15の上側に突出されている。印刷シート
15の上面にはリング状の文字板押え部材18が配置さ
れている。この状態では、印刷シート15およびEL表
示素子14は、文字板押え部材18によって筒車押え板
12の上面に押え付けられている。この場合、筒車押え
板12は、EL表示素子14を補強するための補強板を
兼ねている。
【0009】次に、図4に示すように、ハウジング1の
下面における所定の箇所には、金属等の導電性部材から
なるスイッチ板(導電板)21が設けられている。スイ
ッチ板21は、図5に示すように、ハウジング1に取り
付けられる取付板21aと、取付板21aの所定の箇所
から斜め上方に延出形成された弾性片21bと、取付板
21aの他の所定の箇所から側方に延出形成されたスイ
ッチバネ(可動接点)21cとが一体に形成された構造
となっている。この場合、図3(A)〜(C)に示すよ
うに、弾性片21bは時計ムーブメント5に設けられた
巻真10に弾接するようになっている。また、図4に示
すように、ハウジング1の下面における他の所定の箇所
には、金属等の導電性部材からなるほぼL字状の電池電
極板22が設けられている。電池電極板22はハウジン
グ1に取り付けられる取付板22aと、取付板22aの
隣接する2辺からそれぞれ下方に延出形成された第1お
よび第2の電極接触片22b、22cとが一体に形成さ
れた構造となっている。ハウジング1の下面における第
2の電極接触片22cに対応する箇所には、電池収納凹
部23が設けられ、この電池収納凹部23と第2の電極
接触片22cとの間にはEL駆動用の釦電池が収納され
るようになっている。
【0010】次に、図4および図6に示すように、スイ
ッチ板21および電池電極板22の各取付部21a、2
2aを含むハウジング1の下面には、回路基板(接続部
材)24が配置されている。回路基板24は、図7
(A)および(B)に示すように、一部が切り欠かれた
リング状に形成されている。回路基板24の上面には、
図7(A)に示すように、一端部に第1の電極25が設
けられ、中間部に第2の電極26が設けられている。ま
た、回路基板24の上面には、コンデンサ27、抵抗2
8等の各種の電子部品が設けられている。回路基板24
の下面には、図7(B)に示すように、複数の配線29
がパターン形成されている。このうちの所定の配線29
aの一端部にはスルーホール導通部30を介して第1の
電極25が電気的に接続され、他端部にはスルーホール
導通部31を介して第2の電極26が電気的に接続さ
れ、これによって第1の電極25と第2の電極26とが
電気的に接続されている。なお、第2の電極26の近傍
における回路基板24の側面には、スイッチ電極(固定
接点)32が形成されている。
【0011】そして、図4および図6に示すように、ハ
ウジング1の4つの円孔33に挿入されたネジ(この場
合、タッピングネジ)34が回路基板24にねじ込まれ
ていることにより、回路基板24はハウジング1に固定
されている。この状態では、回路基板24の第1の電極
25が電池電極板22の取付部22aに接触し、第2の
電極26がスイッチ板21の取付部21aに接触し、こ
れによってスイッチ板21と電池電極板22とが回路基
板24の所定の配線29aを介して電気的に接続され
る。また、スイッチ板21のスイッチバネ21cは、先
端部が回路基板24の側面に形成されたスイッチ電極3
2に接離可能に離間対向している。スイッチバネ21c
は、図1に示すように、図示しない時計ケースに設けら
れた押釦35の押圧操作によってスイッチ電極32に接
触してスイッチ信号を出力するようになっている。な
お、時計ムーブメント5の下面における第1の電極接触
片22bに対応する箇所には、電池収納凹部36が設け
られ、この電池収納凹部36と第1の電極接触片22b
との間には時計駆動用の釦電池が収納されるようになっ
ている。
【0012】このようにして、ハウジング1に時計ムー
ブメント5および回路基板24が取り付けられ、これら
が時計ケース内に下側から収納される。この場合、図2
および図3(A)に示すように、電池電極板22の第1
および第2の電極接触片22b、22cは時計ケースの
金属等の導電性部材からなる裏蓋37に弾接するように
なっている。
【0013】このように、このアナログ腕時計では、巻
真10に弾接する弾性片21bが形成されたスイッチ板
21と、裏蓋37に一端が弾接する電池電極板22と、
スイッチ板21と電池電極板22とを電気的に接続する
回路基板24の所定の配線29aとからなる導電性接続
手段によって、巻真10と裏蓋37とが電気的に接続さ
れているので、巻真10を介して時計内部に静電気が入
っても、裏蓋37を腕等で接地しておくと、時計内部に
入った静電気が速やかに除去され、LSIチップに高電
圧が印加されないようにすることができる。したがっ
て、静電気によってLSIチップが誤作動したり、破壊
されないようにすることができる。
【0014】なお、上記実施形態では、アナログ腕時計
に適用した場合について述べたが、これに限らず、トラ
ベルウォッチ、置き時計、掛け時計等にも広く適用する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、導電性接続手段によって巻真と裏蓋とが電
気的に接続されているので、巻真を介して時計内部に静
電気が入っても、裏蓋を腕等で接地しておくと、時計内
部に入った静電気が接続手段を通って速やかに除去さ
れ、LSIチップに高電圧が印加されないようにするこ
とができる。また、請求項2記載の発明によれば、巻真
に弾接する弾性片が形成された導電板と、裏蓋に一端が
弾接する電池電極板と、導電板と電池電極板とを電気的
に接続する接続部材とによって巻真と裏蓋とが電気的に
接続されているので、巻真を介して時計内部に静電気が
入っても、裏蓋を腕等で接地しておくと、時計内部に入
った静電気が接続手段を通って速やかに除去され、LS
Iチップに高電圧が印加されないようにすることができ
る。したがって、静電気によってLSIチップが誤作動
したり、破壊されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を適用したアナログ腕時
計の要部の底面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図であって上下を通
常の状態とした場合を示す図。
【図3】同アナログ腕時計の一部を示す図であって、
(A)はその正面図、(B)はその底面図、(C)はそ
の側面図。
【図4】ハウジングの底面図。
【図5】スイッチ板の斜視図。
【図6】ハウジングに回路基板を取り付けた状態の底面
図。
【図7】回路基板を示す図であって、(A)はその平面
図、(B)はその底面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 5 時計ムーブメント 10 巻真 21 スイッチ板(導電板) 21b 弾性片 22 電池電極板 22b、22c 電極接触片 24 回路基板(接続部材) 29a 所定の配線 37 裏蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針の時刻を修正するための導電製の巻
    真と、 導電製の裏蓋と、 前記巻真と前記裏蓋とを電気的に接続する導電性接続手
    段と、 を備えていることを特徴とするアナログ時計。
  2. 【請求項2】 指針の時刻を修正するための導電製の巻
    真と、 この巻真に弾接する弾性片が形成された導電板と、 導電製の裏蓋と、 この裏蓋に一端が弾接する電池電極板と、 前記導電板と前記電池電極板とを電気的に接続する接続
    部材と、 を備えていることを特徴とするアナログ時計。
  3. 【請求項3】 前記導電板には、スイッチの可動接点が
    一体に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    アナログ時計。
JP7350841A 1995-12-26 1995-12-26 アナログ時計 Pending JPH09178867A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7350841A JPH09178867A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 アナログ時計

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JP7350841A JPH09178867A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 アナログ時計

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JP7350841A Pending JPH09178867A (ja) 1995-12-26 1995-12-26 アナログ時計

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100495862B1 (ko) * 2002-11-08 2005-06-20 복 권 이 정전기 제거 손목시계
JP2013040793A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Citizen Holdings Co Ltd 電波腕時計
US9488593B2 (en) 2012-05-09 2016-11-08 Seagate Technology Llc Surface features mapping

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