JP2519900Y2 - 電子時計のテストパターン構造 - Google Patents

電子時計のテストパターン構造

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JP2519900Y2
JP2519900Y2 JP1989069781U JP6978189U JP2519900Y2 JP 2519900 Y2 JP2519900 Y2 JP 2519900Y2 JP 1989069781 U JP1989069781 U JP 1989069781U JP 6978189 U JP6978189 U JP 6978189U JP 2519900 Y2 JP2519900 Y2 JP 2519900Y2
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pattern
switch
switches
circuit board
check
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山田  信一
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Citizen Watch Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は時計機能のチェックを容易化させる電子回路
のテストパターンの配置構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、クロノグラフ時計や針式のカレンダー表示時計
など表示針を多数有し、外部操作部も数個有しているよ
うな多機能時計への要求が高まりつつある。そして、こ
れらの時計の各表示部の作動はプッシュボタンなどの外
部操作部材の操作により電気的スイッチがON/OFFするこ
とにより行なわれる構造が多く、また、電池交換などに
際して時計回路を初期化すための動作を行うオールリセ
ット機能を備える必要がある。このような時計において
は外部操作部材を有する外装の装着前に前述の数個の電
気的スイッチを同時にONすることで時計機能のチェック
を行わなければならないことが多い。
次に従来技術を図面を用いて説明する。
第2図は従来の完成時計の裏ブタを取りはずした状態
の平面図であり、第3図がその断面図、第4図が完成時
計の上面図、第5図が第2図の状態とくらべ、外装部材
をいまだ取りつけていない状態を示す平面図である。第
2図、第3図において1は回路基板であり、回路基板1
には時計用電子部品である水晶振動子20やトリマーコン
デンサー21あるいはチップコンデンサー22とともにIC6
が搭載され、その電極部(図示せず)が回路基板1の上
に形成されたパターンAスイッチ部3、パターンBスイ
ッチ部4、パターンCスイッチ部5とそれぞれ電気的に
導通するようにパターン配置されている。なお、3ケの
プッシュボタン8は1つ1つが第4図に示すA表示部2
3、B表示部24、C表示部25をそれぞれ作動させる機能
をもつ。第2図、第3図において、外装9に支持され、
押し込み可能であるプッシュボタン8を押し込む操作を
すると(+)電極に導通しているそれぞれの戻しばね2
のばね曲げ部2′を押すこととなり、これを前記各パタ
ーンスイッチ部に接触させることで(+)電極へ導通さ
せスイッチONさせることになる。そしてプッシュボタン
8を押す操作を終えると戻しばね2のばね力により、プ
ッシュボタン8が押し込み状態からもとの位置へもどさ
れることになる。なお、各パターンスイッチ部よりIC6
へつながっているパターンにはそれぞれパターンAチェ
ック部3′、パターンBチェック部4′、パターンCチ
ェック部5′が設けられ、この各パターンチェック部を
(+)電極に導通させると前述のようにプッシュボタン
8を操作しなくてもそのスイッチがONすることになる。
また、前記戻しばね2は後述の下受11に植設される位置
決めピン7によりおのおのの平面方向が支持され、断面
的には下受11とモジュール部13とによって挟持されてい
る。なお、モジュール部13には電池、歯車列、ステップ
モーター、切替機構等の時計として必要な機構が収納さ
れており、下受11とモジュール部13と回路基板1はネジ
止め等の方法で一体に固定されており(図示せず)これ
を文字板14とともに外装9の中へ収納することで前述の
プッシュボタン8の有効な操作が可能となる。そして、
このような多機能時計においては第5図に示すように外
装部品を装着する前の段階で行なう各種機能の検査のう
ちで、例えばオールリセット機能の検査として前述のパ
ターンチェック部(3′、4′、5′)の3つを同時に
スイッチONさせて、第4図におけるA表示部23、B表示
部24、C表示部25を作動させることで、電気的な機能チ
ェックを行なうことが多い。パターンチェック部が必要
な理由は、第2図の如く外装9に組込んだ状態では3ケ
のプッシュボタン8を同時押しすれば良いが、第5図の
如き回路基板1単体の状態では3ケのパターンスイッチ
部3、4、5を同時に触れることは困難だからである。
尚、10は裏ブタである。
〔考案が解決しようとする課題〕
検査等の理由により外装9が装着される前の状態で前
述の3つのスイッチをONさせるためにはパターンAチェ
ック部3′、パターンBチェック部4′、パターンCチ
ェック部5′の3箇所を同時に(+)電極に導通すれば
よいのであるが、これをやるには3箇所のテストパター
ンをそれぞれ(+)電極へ導通させる端子のようなもの
が3つ、あるいはその3つが1セットになっているよう
なものが必要であり、またこのため検査作業等が複雑に
なるという欠点がある。
本考案は上記欠点を解消させ、数個のスイッチを容易
な方法で同時にONさせることができるような電子時計の
テストパターン構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の要旨は、複数のス
イッチと、ICを搭載し前記複数のスイッチの各々に対応
するスイッチパターン並びに該スイッチパターンと前記
ICとを接続する配線パターンを有する回路基板とを備
え、前記複数のスイッチの同時押しにより前記ICの初期
化動作を行う電子時計において、前記各々のスイッチパ
ターンと導通する同時押しパターンを前記回路基板上に
近接して設け、前記同時押しパターンを一つの接触端子
で同時に接触させることにより前記ICの初期化動作を行
うように構成したことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によって外装装着前の状態で多数のスイッ
チを同時にONさせるに際して、近接させて配置したテス
トパターンの集合である同時押しパターンに1つの
(+)電極に導通した接触端子を接触させることで、多
数のスイッチパターンを同時に(+)電極へ導通させる
ことができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図は本考案の実施例による平面図であり第2図同
様に時計の裏ブタを取りはずした状態の図である。第6
図は本考案の回路基板を示し、(A)は平面図、(B)
は検査状態を示す断面図である。第2図、第3図と同一
の部番については説明を省略する。第6図(B)はスイ
ッチONの際の操作を示すものであり、19は接触端子であ
る。第1図において回路基板上に形成された3つのパタ
ーンスイッチ部3、4、5からそれぞれIC6の対応する
電極部(図示せず)に導通する配線パターンを形成し、
さらにこれらのそれぞれの配線パターンから枝分かれさ
せて形成したテストパターンであるパターンAチェック
部16、パターンBチェック部17、パターンCチェック部
18の3つを近接させた位置に配置して、同時押しパター
ンであるパターンチェック部12を形成する。IC6からは
従来技術と同様に水晶振動子20やトリマーコンデンサー
21、あるいはチップコンデンサー22へ各2本づつの配線
パターンが形成されている。また、3個のパターンスイ
ッチ部のうちパターンAスイッチ部3とパターンCスイ
ッチ部5は、プッシュボタン8の操作性の関係で、IC6
とチップコンデンサー22を結ぶ配線パターンに対し互い
に反対側に配設されている。しかし、3個のパターンチ
ェック部16、17、18を1ケ所にまとめて配設したので、
本実施例においてはパターンCスイッチ部5とパターン
Cチェック部18の導通はスルーホール15を介し、IC6と
チップコンデンサー22を結ぶ配線パターンをまたぐよう
にして、一部回路基板1の裏面上のパターンを形成して
実現している。尚、スルーホール15でなくても、配線パ
ターンの上に絶縁膜を形成しそのうえをまたぐようにし
てパターンを形成して実現しても良い。
本実施例のようにすれば第6図(B)に示すように多
数のスイッチのテストパターンの集合であるパターンチ
ェック部12を1つの接触端子19で同時に触れることがで
きるため多数のスイッチを同時にONさせることができ、
回路基板1単体の動作チェックが非常に容易となる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く、複数のスイッチパター
ンから分岐させてテストパターンを設け、これらテスト
パターンを近接させて配置したことで、プッシュボタン
を有する外装を装着する前の状態において、1つの接触
端子を使用するだけで多数のスイッチを同時にONさせる
ことができ、検査作業等も簡単にすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子回路のスイッチパターン配置を示
す平面図、第2図は従来の電子回路のスイッチパターン
配置を示す平面図、第3図は第2図の断面図、第4図は
完成多機能時計の上面外観図、第5図は外装装着前の平
面図、第6図は本考案の回路基板を示し、(A)は平面
図、(B)は検査状態を示す断面図である。 1……回路基板、2……戻しばね、2′……ばね曲げ
部、3……パターンAスイッチ部、3′、16……パター
ンAチェック部、4……パターンBスイッチ部、4′、
17……パターンBチェック部、5……パターンCスイッ
チ部、5′、18……パターンCチェック部、6……IC、
7……位置決めピン、8……プッシュボタン、9……外
装、10……裏ブタ、11……下受、12……パターンチェッ
ク部、13……モジュール部、14……文字板、15……スル
ーホール、19……接触端子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスイッチと、ICを搭載し前記複数の
    スイッチの各々に対応するスイッチパターン並びに該ス
    イッチパターンと前記ICとを接続する配線パターンを有
    する回路基板とを備え、前記複数のスイッチの同時押し
    により前記ICの初期化動作を行う電子時計において、前
    記各々のスイッチパターンと導通する同時押しパターン
    を前記回路基板上に近接して設け、前記同時押しパター
    ンを一つの接触端子で同時に接触させることにより前記
    ICの初期化動作を行うように構成したことを特徴とする
    電子時計のテストパターン構造。
JP1989069781U 1989-06-16 1989-06-16 電子時計のテストパターン構造 Expired - Lifetime JP2519900Y2 (ja)

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JPH0310292U JPH0310292U (ja) 1991-01-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0642589B2 (ja) * 1985-02-14 1994-06-01 キヤノン株式会社 プリント基板
JPH0743672Y2 (ja) * 1987-03-05 1995-10-09 セイコーエプソン株式会社 電子時計

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